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レシピとお話で二度美味しい!!

BLには珍しく、小説内に出てくる料理を再現するというこの企画。
榎田先生の数々の名作に登場する料理を、まんまるさんという料理研究家にして
榎田先生の大ファンという方が素敵に再現しています。
それにしても、文字であった料理を現実に再現するって、結構大変な作業だったのでは
ないでしょうか。 
そのことはまんまるさんがあとがきで触れていますが、どのお料理も美味しそうで、
一見の価値は大いにある本です。
大好きな交渉人シリーズをはじめとして、「ああ、あの話のあの場面に出てきた料理だよね」とお話を思い出しながら、そして実際にもう一度読み返しながら楽しむことができます。
また、榎田先生が手づからテーブルのフラワーアレンジメントや、料理の盛り付けをされた作品も掲載されており、そんなところも見所となっています。
そして、何といっても兵藤と芽吹のショートストーリーが!!
今回は、とあるアニバーサリーのストーリー。
それも兵藤にとっての、アニバーサリー。ここがポイント!
(芽吹は知らない、いや、本当はうっすら気づいているかも?)
兵藤視点で描かれており、普段寡黙で表情も硬い彼が、いかに芽吹を大切に、熱く想っているかがわかります。 
くすぐったいくらいに、いや、こっちが恥ずかしくなる程に兵藤の芽吹LOVEが伝わってきます!!
本当に甘〜い!!!
お祝いのディナーをなんと兵藤が自ら作るというシチュエーション。
料理のレシピは舎弟松本の新婚の嫁(フレンチシェフ)提供!!
これに、奈良さんのカラーのイラストによるストーリー「oneday」
こちらはセリフは一切無いのですが、二人のとある一日のストーリーで、交渉人ほぼオールキャストが出演しています!!
この他、ペットシリーズのショートストーリーもあり、お話の方も料理に負けず美味しくいただけて実に満足!!
本当にお腹いっぱい、ごちそうさまでした!!

いやですよ、忍さんたら(笑)

ついにです、ダブルバインド進藤×羽鳥メインのお話出ました〜
というか一冊丸ごと忍ちゃん祭り!! どこを開いてもいろんな忍が見られます。
本編ではサブキャラ?だった忍の人気ぶり、スゴイですね!
この容姿で、このハチャメチャキャラで、床上手で(笑)、でも一途に健気に進藤を思っていてって、最強の受けキャラじゃないですか!?
いつの間にかダブルバインド一のキャラに成長しましたね。

今回は小説キャラに掲載の「名もなき花は」と書き下ろしの「アウトフェイス」の2本立て
英田先生、ありがとう!!
大好きな進藤×羽鳥ペアのこんな幸せなところを見たかった!!
どちらの作品も忍の進藤さん命なところは変わらないんだけと、「アウトフェイス」の方は進藤の忍に対する半端ない愛情が溢れていて、本当に読んでいて幸せな気分になりましたよ。
忍、しょっちゅうおふざけで交ぜっ返すけど、忍子って(笑)
途中ちらっと出てくる瀬名が蛇女って(笑)
進藤とラブラブでも、相変わらず瀬名には本能的に逆毛を立てまくる忍が可愛いよ。
思わず、家政婦の清子さんのように「いやですよ、忍さんたら」ってツッコミを入れてしました(笑)  清子さん、ナイス!!

今回「アウトフェイス」では本編同様緊迫する事件が発生するのですが、なんとしてでも進藤のために解決しようとする忍の健気さにはホロリとさせられます。
その忍を思う進藤もまた、忍への愛情がダダ漏れで、こんなに深く愛されてるのを気づいてないのは忍本人だけという感じです。
忍はその生い立ちから人を、自分を信じることができず、生きる為にあらゆることをしてきたゆえに刹那的で自分の命さえなんとも思わないような投げやりな生き方をしてきたのですが、進藤と出会い拾われて(押し掛けて?)愛人となり、愛娘葉奈の人生に大きく関わる存在になったことで、次第に人間として悩み、成長して行くのですが、その忍を大きな愛情で支え見守っているのが進藤なのです。忍でなくとも惚れるわ〜
忍の小悪魔的魅力といい、進藤の懐の深い漢っぷりといい、本当にナイスなカップルですね。
ラストの○○○○○、本当に忍の幸せを心から願わずにはいられません。
ダイヤのピアスの件など、進藤の気持ちが語られていて、そんな思いのこもったものだったのね、って羨ましくなります。
全編に溢れる二人のあまあまぶり、本当にご馳走さまです!!
外で読まれる方は、ニヤけ顔にくれぐれもご注意ください。
それにしても、イラストの葛西リカコ先生の描く忍、本当に魅力的!!
忍の危ういところ、色っぽいところ、蓮っ葉なところなど余すことなく表現していて
素晴らしいです。 今回の口絵の忍、惚れます・・・
また、「名もなき花は」に登場の本妻美津香も納得の美しさ。
ベリーショートにスタイル抜群で極道育ちの一筋縄ではいかない女。
こんな人、もし今も生きていたら忍、大変そう!!!(笑)
色々な意味でまだまだ続きを読みたいお話です。

碧のお弁当~

一穂さんの描く年の差カップルが結構すきです。
シュガーギルドもそう。
職業や仕事の描写がかなりリアルできちんと描かれているところや独特な表現の上手さにいつも脱帽です。
しかも今回は主人公碧の作るお弁当ったら!
本人は至って普通のどこにでもある珍しくもない弁当と謙遜していますが、主婦歴だけは無駄に長い私にとってはもう、参りました〜って感じです。
家事も淡々とソツなくこなして、それが全く当たり前で特別なことと思っておらず、全てにおいて几帳面に丁寧に日々を過ごしている、しかも謙虚に。
西口じゃないけど、どうしたら今どきこんな青年が育つんでしょうね。
碧の作る料理は、まるで本人を表すように派手さは無いけど、文字で読むだけでもおいしさが伝わってくるようでした。地味な作業にも愛着を持って手を抜かず丁寧に仕上げてゆく。こんなところも目立つことが好きではない碧の人柄を上手く表しているなと感心します。
西口がうんと年下の碧に安らぎと愛しさを感じ、時に甘えたり、鼻の下を伸ばして締りのない顔をしてるところがかわいいな、と。
つい二人の幸せを祈ってしまいました。
続きのお話をまた書いて欲しいです。

なみだボロボロ〜

秀良子さん初読みです。
他の作品を読むついでに(失礼な言い方でごめんなさい)買ってみましたが、
やられました、完全に。
絵柄はあっさり、淡々としているのにこのノスタルジックでメランコリックな感じ。
まったく予備知識も無く読み始めたのでうっかりぼろぼろ泣けてしまったことに驚きました。
いやぁ、素晴らしかった!! 偶然出会った作品なのにこんなに感動できて本当に良かった。素敵な作品でした! また秀さんの作品読みたいです。