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いつまでも変わらない可愛い二人

リミット編完結おめでとうございます。

BLに限らず恋愛漫画にすれ違いネタは付き物ですが、ここまで"互いを想い合う"からこそのすれ違いに焦点をあてた作品はなかなかないのではと思います。
太一と航平だけでなく、千葉さんとリュウ君、犀さんと大学時代の聾の女性。
航平もリュウ君も犀さんの元恋人相手も相手が大事だからこそ、"聴こえない側"に巻き込みたくない。相手の負担になりたくないと思ってしまい、距離を置く選択肢を選んでしまうのが切ないです。
リミット2巻での「こんな迷惑ならいくらだってかけろよ」の太一の台詞にある通り、太一は航平のことを負担だなんて思ったことないんですよね。むしろ、距離を置かれその"迷惑"から蚊帳の外にされてしまうのを寂しい(人工内耳の相談をされなかったこと、フットサルサークルに参加したことを知らなかったこと)と思っているんです。太一がここまで航平のこと想ってるのに〜!!とかなりヤキモキしてしまうんですけど、航平が距離を置いてしまう理由も分かるからとても辛い。
また、太一のおじいさんとの会話で「自分も太一の支えになれていた」と気付き泣いてしまう航平が本当に可愛いです。そうだよ!太一は「航平がいるから頑張れる」って思ってるんだよ…。物理的なものではなく、航平の存在は太一のこと精神的に守ってるんだよ…。航平が少しずつ「太一のそばにいるのが当り前」と思えるようになることを祈っています。

あと私は、太一が航平の笑顔が好きな設定がものすごく好きで、無印本編の「航平がすごく良い顔して笑うのをみんな知らずに置いてけぼりにしたんじゃないか(意訳)」とか幸福論の「航平が笑える世界にしたいからsignに入社した(意訳)」とかリミット2巻の久しぶりに笑った航平を見て嬉しさを感じ「もっと見たい」と思うシーンが滅茶苦茶お気に入りなので、今巻の「あいつが笑ってくれたら(傷なんか)一瞬で治る」で萌が爆発しました。
描きおろし最後の航平の笑顔が私の粗末な語彙力では表せないぐらい可愛くて、本当に航平の笑顔の破壊力はヤバイな〜!と太一に共感しつつ更に萌が爆発しました。描きおろしは普通にBがLしてましたし、航平と太一がいちゃいちゃしてる…と腐女子なのに親みたいな目線で読んでしまいました。

続編も決定してるそうで本当に楽しみです。リミット編は太一のもぐもぐ顔を見て頬を緩める航平が少なかったので、次作は二人で仲良くお弁当つついてほしいです!やっぱりこの二人といえばお弁当なので!!