シャレード文庫番外編SS集3

charade bunko bangaihen

シャレード文庫番外編SS集3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
楠田雅紀 雛宮さゆら ゆりの菜櫻 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

シャレード文庫の人気作品、珠玉の番外編SS集第3弾!

■ 楠田雅紀『龍の妻恋い~うそつき龍の嫁取綺譚~』番外編
  龍の連れ舞い~新婚旅行余話~
  仔虎の夜更かし~新婚生活余話~

■ 雛宮さゆら『楽園の疵』番外編
  嗜虐

■ ゆりの菜櫻『愛に耽る鷹』番外編
  仔猫は意地悪な鷹に愛される


本編では読むことのできない、おいしい番外編を電子限定配信!

表題作シャレード文庫番外編SS集3

蒼玉宮光雅、四天王家筆頭蒼玉宮家一の君25歳
紅玉院清伊、没落して久しい紅玉院家の一人息子17歳

同時収録作品仔虎の夜更かし~新婚生活余話~『龍の妻恋い~うそつき龍の嫁取綺譚~』番外編

蒼玉宮光雅、四天王家筆頭蒼玉宮家一の君25歳
紅玉院清伊、没落して久しい紅玉院家の一人息子17歳

同時収録作品嗜虐『楽園の疵』番外編

涼夜、高校生
健太、大学生で涼夜の兄

同時収録作品仔猫は意地悪な鷹に愛される『愛に耽る鷹』番外編

サフィール、ファルジャ王国第三王子、27
真斗、CIA工作員、26

レビュー投稿数1

いいとこ取りの短編集です

こちら、楠田雅紀さん、雛宮さゆらさん、ゆりの菜櫻さん、それぞれの番外編を集めた短編集になります。
お値段安めではありますが、紙にして36ページしかないんですよね。
が、それぞれ美味しいどこ取りしたような萌える短編ばかりだったので、個人的には満足してます。
以下、それぞれのレビューになります。


・楠田雅紀『龍の妻恋い~うそつき龍の嫁取綺譚~』番外編
  龍の連れ舞い~新婚旅行余話~
  仔虎の夜更かし~新婚生活余話~

こちらが一番長くページ数がとってあります。
で、龍の連れ舞いが、本編での攻め・光雅の弟である敦隆視点。
人間界に新婚旅行に行くと言う兄夫婦を「今は大人しく反省すべき時です」と止めようと・・・と言うお話。
そして、仔虎の夜更かしが仔虎である安里視点。
清伊と一緒に寝たいのに、夜になると何故か光雅に追い出されてしまう安里。
今日こそはと、清伊の寝所に忍び込み・・・と言うお話です。

それぞれサブキャラの視点ながら、やたらニヤニヤきちゃうお話なんですよ。
人間界に行くのを諫めようとしたのに、「そなたの言うとおりだ。しかし、清伊はとても楽しみにしていたのに・・・」と光雅に寂しげに言われ、「そうですよね・・・。おれ、浮かれて・・・」と清伊は懸命に笑顔を見せると言う健気な態度を取られる敦隆。
結局、「行ってはいけないなど申しておりません」と二人の新婚旅行を認める羽目になる・・・。

また、寝所に忍び込もうとした安里ですが、そこで聞こえてきたのは清伊の悩ましい声-。
光雅に苛められてるのか?
でも、何故か清伊の所に行ってはいけない気がする、みたいな。

2編とも、光雅の腹黒ぶりが読者に印象付けられる結果になってんですよね。
そしてニヤニヤしちゃう内容。
いや、こうゆう短編って、大変楽しいです。



■ 雛宮さゆら『楽園の疵』番外編
  嗜虐

こちらだけ本編未読です。
ガチ兄弟で弟×兄って感じですけど。
ザックリ言うと、二人がエッチしてるだけです。
が、弟君の執着ぶりと言いますか、ヤンデレぶりが大変楽しいです。
出来上がってるカップルのイチャラブは大好物でございます。



■ ゆりの菜櫻『愛に耽る鷹』番外編
  仔猫は意地悪な鷹に愛される

本編が、最後の最後でどんでん返しで終わったこちらの作品。
その後の二人が大変気になっておりまして!!
どんなもんかな~と、この短編を一番楽しみにしてました。

内容としましては、本編終了後、リムジンで半ば強引に連れ去られた真斗のその後になります。
で、事後の二人がイチャついてると言うもの。

起きて早々に、真斗に腰を擦りつけてくるサフィール。
「ちょっと、貴方は思春期の少年ですか」と真斗の文句に、「仕方ない。お前を前にすると思春期の少年のようになってしまうからな」とのうのうと言うサフィール。
そこにCIAの同僚・マークから電話が掛かってくる真斗。
通話している彼に、サフィールがイタズラを仕掛け・・・と言った感じになります。


これも甘い。ひたすら甘い・・・!!
くっ、もうちょっとページ数が欲しいよ!!
二人のイチャラブをもっと読みたいよ!!!
ところで、相変わらず真斗より、サフィールの方が一枚上手でした。


と、ページ数のわりに充実していて楽しめた短編集でした。

2

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