気まぐれなジャガー (2)

kimagure na jaguar

気まぐれなジャガー (2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神193
  • 萌×247
  • 萌21
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
29
得点
1217
評価数
263
平均
4.6 / 5
神率
73.4%
著者
ウノハナ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
シリーズ
気まぐれなジャガー
発売日
電子発売日
価格
¥763(税抜)  
ISBN
9784866691275

あらすじ

音楽雑誌編集者の新と天才ギタリスト(現在休業中)の椎名は、長い付き合いの恋人同士。
自由奔放で長期間新を放っておくかと思えば、可愛く甘えてエッチを強請る椎名を、その気まぐれごと愛する新だが、圧倒的なギターの才能への微かなコンプレックスを抱いてもいた。
かつて新は、そのコンプレックス故、椎名へ別れを告げた―?
まだふたりが高校生だった頃、若さゆえの焦燥とがむしゃらで一途な恋情、無軌道な性欲で、どうしようもなく傷付け合い、一度は別離を選んだ。けれど、離れられるわけがなかった…。

大人の男ふたりの複雑で官能的な恋、待望の第2巻は彼らの馴れ初めを描いた過去編を大ボリュームで収録!

表題作気まぐれなジャガー (2)

麻生新,音楽雑誌の編集者
椎名宗純,ギタリスト

その他の収録作品

  • bitter kiss(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数29

2人共かっこよ

現在の2人が動き出すところと、過去回想の宗純大学生上京編が上手い具合に調和されてます。
違和感なく読めるのは、ウノハナ先生の漫画が上手だからなんだろうな。
たまに、え?これ現在の話じゃないの?ん???って混乱しちゃう話もあるんですが、こちらは何のひっかかりもなく読める良作です。

私、この2人のルックス好きなタイプなんですよね。特に宗純は中学生時代が可愛くて好きでしたが、今も人懐っこくて人たらしで堪らんなと思う。
マキちゃん宗純に甘過ぎんだろ。どんだけ好きなんだよ。
そんなマキちゃんとの出会いが3巻にあるのかな?
もうすぐ出会うようなシーンで終わったもんね。
バンド結成の話楽しみにしてます。

アラタの事
クリエイティブな世界で好きな人にコンプレックス抱きながら近くにいるのってめちゃしんどいと思う。だからと言って離れてもやっぱり囚われたままだったから、自分はギターから離れた場所に行くって逃げてはないよ、アラタは自分と宗純が一緒に居られる為のいい選択したと思う。

宗純からしたら何で?!ってなるだろうけど仕方ないよ。私にはアラタの気持ちわかる。

シーモアで購入
完全白抜き

0

俺と勉強と音楽と俺

近所の悪い兄ちゃんに弄ばれた可哀想な子ってのがなかなか生々しい。本編だとそこまでじゃないのに…いや、朝からエッチとか割と快楽に流されまくりか?初回特典の「まぁ…もう少しいいか…」など見るとアラタって性欲に弱いよな。危うく大学落ちるとこ踏みとどままれるし、もはやエッチに備えて早起きしてるのではってところとか、性欲に溺れきらないで冷静なところは面白い男。
一方今のところ宗純に面白さはあまり感じてないので、魅力を見つけたい。

0

ドラマがある

高校〜大学編。
青くて甘酸っぱくて、切なさもキュンもてんこ盛りな第2巻でした。

大人になったふたりは迷うことなく愛を伝えあって、本当にラブラブなのだけど
そこに至るまでにはこんなドラマがあったのですね…
幸せなだけじゃなかったその過去を思って苦しくなる場面はありましたが、後先考えずに一緒に居ることを選ばなかった新の葛藤があったからこそ
東京での再会が素晴らしいものになったのだろうなと感じました。

いよいよPegのメンバーも登場し、どんな風にバンドがカタチになっていくのか次巻も楽しみです…!

1

苦しい

コンプレックスと劣等感と無邪気さに付き合い続けることが出来なくて別れたけれど…。

離れていても変わらなくて忙しくしてもタバコやお酒でも紛れなくて…。

宗純が可愛くて無邪気で一途で。ひたすら新が好きで一緒に東京に行ってバンド組みたくて。でも新は愛しさと苦しさで宗純を傷つけて。

2年間ずっと忘れなくて好きで好きで。
だけど新はもう絶対にバンドは組まない。ギターもひかない。宗純といるためには。

うーん、もどかしい。ところでなんで宗純は海外行っちゃうんだっけ?武者修行的な?

それにしてもウノハナさんの絵はセクシーですね。そうかといえば宗純が可愛くて!
最初は苦手だったんですけど今はトリコです。

0

才能とプライドの葛藤


一巻では現在のお話が少しと、過去に少し触れたくらいですが、二巻では学生時代の二人が中心です。
二巻も引き続き攻め視点。

ここで結構、攻め新がヘタレなことが判明します(笑)

宗純のことを想うとはいうものの、ギターの才能を羨ましく思うと同時に自分と比べて落こみ…。
一途に想ってくれる宗純を受けれたいけど、プライドが邪魔をして逃げている新。

キスはするくせに、完全には手は出さないし、それなのに突然別れを告げる身勝手さには、さすがに受けが可哀想だなぁと同情。
ですが、その行動や新の気持ちがより現実味が増して葛藤がリアルでした。

それでも数年後。
ギターも勉強も励んで、新を追いかけ都会へ来た受けがカッコ良かった…!男前だよ!

あと学生の頃の宗純が短髪ではないので可愛い…!
幼さとイケメン度はこちらの方が高い気がします。

二巻まで読み終えたら、続きが断然気になります。
一巻から二巻までより、二巻から三巻への間隔がより短いです。

0

もう絶対離れないでッ!

2巻は丸ごと新と椎名の過去編でした。
「つらっ…」からの「よかった~( ;∀;)」への振れ幅がすごかったです…!

前巻で想いが通じ合い、付き合い始めた新と椎名。
キスをして、触れ合って、けれど、その先はまだ。
自分だけを一途に想い、抱かれたいとせがむ椎名を可愛く思い、
新もまた感情を昂らせるも、椎名の才能へのコンプレックスが
それを邪魔をします。

家族のことや椎名と生きていく覚悟、椎名への愛情と劣等感、と
混ざり合う複雑な感情に囚われた新は椎名に背を向けることを選びます。

別れたくないと縋る椎名を前に上っ面だけの
理由を並べ立て、椎名を一人置き去りにして逃げた新。

え、新、ひどすぎる…
椎名に対する葛藤があるのはわかるけれど、椎名にしてみれば
なんの予兆もなく新の都合で一方的に捨てられたわけで…
子どもみたいに泣きじゃくる椎名が可哀想で、辛くて、胸が痛みました。

それから2年が経ち―
新は未だに椎名を忘れられず、
音楽に触れる度、頭をよぎるのは椎名のことばかり。

そんな新の前に突然、椎名が現れます。
2年間、新と一緒にいるために努力を重ね、追いかけてきたという椎名。
昔と変わらない目を向け、「俺だけ見てろよ!」とまっすぐ
想いをぶつけてくる椎名に新の葛藤もふきとんでしまいます。

普通なら恨んで忘れて、で終えるところですが、
そこで終わらせなかった椎名がすごいですよね…もはや執念。
それなのに、新が冗談で恋人の存在を匂わせると途端に
「…そんなのやだ」と泣き出してしまう椎名がもうたまりません!
やだってさぁ…もう可愛すぎか///

椎名が動かなければ終わっていた二人の恋。
そりゃ、甘やかしちゃうよね、と現在の新の献身っぷりに合点がいった。

そして、数年越しで“続き”に至る二人。
痛がって大騒ぎしながらも最後までしたがる椎名にキュン♡
やっと結ばれてよかった…!
もう二度と離れちゃいけないんだからねっ!

その後、同棲を開始し、イチャ甘な日々を送る二人ですが、
この辺りからウブで可愛かった椎名から色気が漂い始めます。
新に愛されている証かな…♥

一方、音楽面では椎名がライブハウスで演奏活動を始めます。
多くのバンドからスカウトを受けるもいつも断ってしまう椎名。
けれど、それには理由がありました。
椎名は未だに新とバンドを組むという夢を見続けていたのです。
けれど、新は椎名と一緒に生きていくためにある決意をしていて…

今度こそ逃げなかった新。
椎名にとって新が一番であるように、新にとっても椎名が全て。
皮肉にもそのせいで夢が絶たれてしまった椎名が不憫だけれど、
二人の未来のため、なんて言われたら何も言えないよね…複雑です。

そうしてすれ違いながらも想いが重なった二人の前に
現pegのメンバーたちがやってきたところで次巻へ!

0

萌え死ぬかと思ったw

宗純にいくらねだられても最後までしないアラタえらいな〜あの年齢でよく抑えられるなと思ったら、そりゃ葛藤があるわね。
宗純にギターは続けてほしい、でも一緒にいるのは辛い。
子どもみたいに泣く宗純がかわいそうで。一途にアラタが好きな宗純がかわいくて仕方ないわ。

アラタを追って東京に来たくて一生懸命勉強した宗純!
やっとアラタを見つけて
「なあ 怒ってんの?俺 押しかけてきたから?」
と子どもみたいな顔する宗純かわいいかよっ!!

2年も経っててアラタに彼女いるとか考えもしなかった宗純。
「…そんなの やだ」
と泣いちゃうの、かわいいかよっ!!

また、ちゅうをねだる宗純もかわいすぎかよっ!!
もう、萌えメーターふっきれそうなんですけどw こっから先があるんですもんね。
大丈夫かしら私。

もうね、お互いのことが大好きすぎる2人がめちゃくちゃ性癖なんですよ。
なので、2人ともイケメンでモテるのにお互い一途なのがたまらんたまらん萌えでして。
なかなか先に進めないw

痛いけど、絶対する!と言う宗純。
好きと言って、の宗純。
もうちょい こうしてて。朝も昼も夜もアラタとしていたい、の宗純。
たまらんたまらん!!

「逃げるのをやめて 選んだんだ」
いいセリフだなぁ、さすがアラタ。

一緒にバンドできないと泣く宗純が、アラタの気持ちを変えられないとわかっているのもえらいですよね。
すぐ泣いちゃうのがもうかわいいんですけど。

で、ずっと一緒にいるというアラタの言葉に
「もうどこにも行ったりしねぇ?」
がまたかわいい(もう、かわいいしか出てきませんすみません)

アラタも腹くくって、一生一緒にいると言ってあげられて良かった。

はぁ。萌え死ぬかと思った。
萌えツボ突かれまくりですもん。
改めてすごいなウノハナ先生。
これからもついて行きます!

1巻でも思ったけど、宗純がギターを弾くシーンが必要以上にキラキラしていたり、かっこよすぎないところがいいんですよ!!
これ、私にとってめっちゃ重要ポインツなんです。

なぜなら、ギターを弾いている、ギターが上手い、しかも天才的に、てだけでかっこいいんです。
なんなら宗純はギターを弾いていなくてもかっこいいんですからw

だから、あれ以上、かっこいい演出をしてしまうと小っ恥ずかしくなって、私は引いてしまうんです。
そこをウノハナ先生はうまいこと抑えて描いて下さるから、バンドもので恐れていた恥ずかしい思いをすることなく、ほお〜宗純かっけえぇぇぇ〜と純粋に思えて萌えさせてもらえておるのです。すばらしい!!

現在、アラタが宗純のことを椎名と呼ぶのは仕事柄かな。
呼び方を変えたきっかけが今後出てくるといいな。

3巻はPegの結成秘話ですかね。

あ、アラタのバイト先のライブハウスの店長、いい人ですね。

1

涙の音

ネタバレです。
2巻はですね、二人が別れるシーン、そこがもう素晴らしすぎてその部分だけのために買っても損はないというくらいにツボに入りました。

本当に音がしそうな宗純の大粒の涙が辛くてもらい泣き。夜の田舎道に取り残された宗純も、新も両方の気持ちが痛かった…。
二人はまた会えるよって分かっていても、すれ違いが悲しかったです。
もうすぐ遠距離になってしまうんだから、今だけでも一緒にいたらいいじゃないか!という気持ちになってしまいます。
新が大学進学のために東京に行く日、電車の中で聴いた宗純の初作詞作曲のカセットテープ。
普段冷静な新の涙とモノローグも泣かせてくれました。
この場面だけで何度も泣ける切なさ。

再会のシーンもね、良かったです。
新に会いたいがために、東京のライブハウスを一軒一軒まわるなんていじらしいよね涙
2年越しの熱い交わりも…♡2年間妄想してきたのと違うって言う宗純萌え!

さりげない一生の誓いの場面、一生一緒にいるために新が選んだ道を複雑な気持ちで受け止めた宗純の涙の浮かんだ表情とか良かったです。

4

2人しか無かった世界

年の差があるから、どうしても見てる景色は違うけど深いところでは繋がってるとお互いに思ってるのかな

けど、完璧な関係のようで決定的なものが何もない不思議な2人

ギターだけが2人をつないでるのかもしれないなと思う反面
そのギターでは宗純に敵わないと感じてしまうアラタの切なさ
宗純はただアラタに見て欲しいだけなのかしらと思いつつ、音楽は好きなんだろうなと考えると
やっぱりアラタが切ない

単純なようで、すごく繊細な2人の関係が動き出していく2巻でした

3巻が出て、次で終わりらしいのでまとめて読みたいから次をいつ読むか思案中

1

シリーズ第二巻

この巻は完全に過去編ですね。

宗純を受入ながらも、その才能に嫉妬し、受験に専念すると宗純を突き放す新。東京の大学に進学し、そつ豪語は編集の道を歩む。

一方の宗純は、ギターを追求しながらも、新を追いかけて東京へ出てくる。そして、pegのバンドメンバーと出会うまでが2巻に収録されています。

宗純をかわいく想い、才能に惚れながら、自分自身の道を追求しようとする新にフォーカスが当たった2巻でした。

それにしても、まず1巻冒頭が現在から始まったせいか、どうしても過去編何時終わるのかなー、と頭で思いながら読んでしまう。

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