社畜が恋をしてみたら

shachiku ga koi wo shitemitara

社畜が恋をしてみたら
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×210
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
107
評価数
25
平均
4.3 / 5
神率
44%
著者
今井ささる 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
enigma COMICS
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784775527375

あらすじ

毎日終電、朝は7時に家を出る……そんな社畜の服部が寂しくひとり酒をしているところに、イケメン男・伊賀が突然同席。
しかも調子に乗ってカミングアウトまでしちゃって!?

表題作社畜が恋をしてみたら

伊賀あきら、36歳
服部ゆうじ、26歳

レビュー投稿数7

ちょいネタバレあり

村上キャンプ先生の推薦文が面白くて購入してみましたが、
なんか新しい! 読んで良かったです!!
私自身も半社畜なので、恋愛に対して奥手になる服部くんの気持ちもよ~くわかる。
別部署の(あまり忙しくない部署)の同僚が昼休みに
「私と仕事とどっちとるのって言ってやった!」って言ってるの聞いて、
イマドキ! と思ってたんですが、いるんですね(笑)
最初は、伊賀が「こいつド天然の皮を被ったドSか!?」と思ってましたが、
うまいこと調教(ゲフンゲフン
そんなわけで、是非オススメです♪

7

社畜系BLですがラブラブ。スパダリ×一生懸命なエロい受=尊い

今井先生この本が初めての作品なのでしょうか。
絵もストーリーもとても上手で大変面白かったです。

カップルはお互い恋愛感情が強くあったわけじゃない、受けの方がふんわりと好意を持っていたにすぎないのに、なぜか攻めの方がグイグイ押します。
攻めは何を考えているか分からないのに、いつも楽し気で飄々としていて余裕があってカッコいいです。
受けの子は社畜で真面目で・・・トロトロにエロいというギャップがステキです。

お仕事BLの中でも社畜系BLのジャンルに入るこの作品、仕事がBのLをはばみます。
一生懸命都合つけて、旅行へ行って初めてのセックスをする二人が尊いです。
やがてお互いが大好きになった所で、別れがきたりしますが最終的にハッピーエンドでラブラブです。
なんだかんだ、攻めはスパダリだよな~。いいなぁ…と攻めの独特のキャラにあやうくリア恋しそうになります。
社畜は同棲して一秒でも一緒にいられるようにすればいいのです。お幸せに!!!

5

パン屋なんだ

今井先生の「ごほうび」「恋は地表〜」既読です。この2作はCPの片方の視点だけで話が展開していきますが、この作品は双方の思考が分かる仕様でした。3作品の中で1番好きです!

今井先生の作品はBLであることおいておいて、漫画としてまず面白いです。説明的ではないモノローグなんかで、登場人物の性格を読み取らせるの上手いなぁと思う。「いまなら言えるのにな…大好きな(略)あっでもいまはちょっと無理かな 忙しいし」とかね。結局服部くんは今も休むって言えないんだろうな、とか。「甘いの飲みたいって言ったら〜」から伝わる伊賀さんの世渡り上手さというか人懐っこさとか。
ジョージ・クルーニーが好きなら元々年上好きかな。グルテンって名前は父親がパン屋だからかな。

飄々とした年上ノンケの伊賀さんが服部くんに落ちる飛行機の中の一瞬、素晴らしいです。こういう瞬間の描かれ方に心沸き立つ。
ストーリーがしっかりしてる上にエッチ描写もしっかりなのがより嬉しい!すけべなゲイ服部くん。

社畜レベルはまぁまぁ高いけど、上司や同僚が下衆いタイプの職場環境ではないのが救いです。

2

デートのリスケはダメ、絶対

決断力と実行力ある人懐っこいデザイナー×過労死まっしぐらなガチ社畜

服部くんのあまりの社畜っぷりに、その会社のコンプラどうなってんのさwとツッコミながら読みました。

リスケ後のお泊まりデートで今度は伊賀にお仕事が…。

考古学のほうにも書いたけどこちらも各エピソードが秀逸。

とくに社畜ならではのすれ違いエピソードは、展開が一味違って良かった。

体の描きかたも好き。
人体でデッサンしてるのか体勢と頭の位置が正しく見える。
伝わらない気がするけどもっと言えば頭の重さと重力を感じる。
マネキンっぽさがないから初見は(///)ヒャー

最後まで悪い所が見つからない良作なので神評価

1

すけべギャップがすごい!

ノンケおじ×社畜ゲイで、始まりはとっても軽~い。でもお互いちゃんと付き合おうと向き合っていくのが良かったです。
初Hまではスピーディ。このときの服部のギャップにびっくりでした!いきなりスイッチ切り替わったみたいに積極的になっちゃって、そういうキャラだったの!?って。後半で悩む伊賀が(あの子すけべだし)ってさらっと思ってるのに笑いました。
社畜と仕事が決まったばかりのおじは当然すれ違います。その後の話し合いが結構刺さりました。ちゃんと自分の要求を伝えつつ相手の言い分に耳を傾けて。身も蓋も無い言い方をすればお互いに妥協点を探す作業ではあるんだけど、それでもBLのキラキラ感?は失っていないというか。リアルさの織り交ぜ方がちょうどツボにはまるラインでした。
落としどころはすっごく恋愛中の二人だなあと実感できる感じで良かったです。笑って泣いてほっこりな素敵作品でした。

1

ミニシアター系映画にして欲しい!

単話「こぼれる」を読んで痺れた今井ささる先生。単行本作品は初めて読みました。
社畜リーマン(ゲイ)が飲み屋で陽気なノンケにナンパされてそこから始まるストーリー。

特別な事件が起こる訳でも派手な展開がある訳でもエッチが濃厚な訳でもないです。
ただ、誰しもに起こりうる日常の出来事の積み重ねが共感を呼びました。

両親がずっと不仲で居心地の悪い実家、なのに離婚しない親にモヤモヤしたり、可愛がってくれたおばあちゃんが危篤で家族から帰省するよう連絡があった時現実逃避で仕事を理由に帰らなくておばあちゃんの最後に立ち会えなくて後からずっと後悔したり。

日常を丁寧に描いてくれているから本当にどこかにこの二人がいそうな感じがしました。

シーモアで購入
白抜き修正

0

新しい感覚

社畜の服部くんが、飲み屋で出会ったノンケの伊賀くんと付き合うお話。

最初は、モテないと連発していた服部くんですが、ものすごくHなんです。経験豊富な感じがしてきて、読み始めの服部くんの印象が徐々に変わってきました。
それと同時に、前半さほど引き込まれなかったのですが、面白さが出てきて、それぞれの人間臭さみたいのが見えて、ページを追うごとに良さが出てました。

場面展開がいきなりで、わかりづらいなぁと感じる所がいくつかありました。
初めてのHの時に、服部くんが伊賀くんに本当に大丈夫なのかを聞いている最中、伊賀くんがキスをするのです。それにより服部くんのスイッチが入るのですが、『プチッ』という文字だけでいきなりガッつく服部くんだったので、ちょっとビックリしました。ええ?!こんなコなの?!みたいな。
でも、逆に考えると、この意外さを出す為に場面展開を早くしているのかなと。
なので、読んでいて何度も新しい感覚だなぁと思いました。

あと、ずっと気になっていた、服部くんが時折見せる不思議な目つき。
なるほど!!と最後でわかるのが、伊賀くん同様気持ちが燃え上がりました。

2

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