笑わなくていいのに

warawanakuteiinoni

笑わなくていいのに
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神28
  • 萌×222
  • 萌22
  • 中立8
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
10
得点
302
評価数
81
平均
3.8 / 5
神率
34.6%
著者
相野ココ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
価格
¥699(税抜)  
ISBN
9784866690117

あらすじ

6年間、待たせてごめん
失恋しがちなリア充大学生x一途に恋するモテメン
純度100%のハッピーエンド

「痛くしてもいいから、最後まで…っ」
橘の下で涙を浮かべそう懇願するのは中学からの同級生であり、アイドルさながらのモテメン・足立慎。
数時間前、「足立くんが好きだから」とフラれたばかりの橘はヤケ酒をあおり酔いつぶれていた。居合わせた足立に家まで送り届けられたところで、ついこぼしてしまった"お前ばっかり"と言うぼやき。それは足立の長年秘めていた恋心を打ち明けさせるきっかけとなり、そのまま互いをなぐさめ合うように一夜を過ごしてしまう。
翌日、当てつけのように足立を抱いてしまったことにもやもやとした気持ちを抱える橘だったが、それはまた罪悪感とは違うものに変わっていってーーー…。

ばか、全部覚えてるーー。
苦しくて、切なくても、平気な顔をした。
この恋は健気な恋でできている。

表題作笑わなくていいのに

橘(大学生)
足立 慎(大学生・複数ストーカーがいるほどモテる)

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下おまけマンガ「気がきく友人」

レビュー投稿数10

このパターンも…


平凡×モテすぎる受けの大学生同士の二人。
攻め←←←受けで一途すぎる思いによって、攻めがほだされて両想いになるまでのお話。

攻めが酔いつぶれたある日、同級生で彼女を何度もとられた受けに「抱いてほしい」と誘われ、体を重ねます。
それから受けのことを意識してしまい、一緒に居るように…。

彼女をとられた過去があるのに、モテるけれど純情というギャップに沼った攻め。
「あいつ俺のこと好きなのに…!」と攻めが嫉妬したりするところも良かったです。

読み進めるにつれ、攻めの人の良さが増していきます。
これは受けが好きになる理由も頷ける。

受けの片思いが成就するものも面白いなぁと思えた作品でした。

0

鼻水まで愛せるか

相野先生の作品は「南くん〜」と「むかいの部屋のねこ」既読です。描きたい話がしっかりある作家さんという印象で、この作品も丁寧でした。惜しむらくは絵柄が若干今風ではないところか。「南くん〜」が売れてよかった!

ほんっとに失礼な話なんだけど、誰もが認める美形たる受けの足立くんが、セックス中に鼻垂らしてるの見てちょっと引いてしまった自分…こういうところまで見せてなお愛せるのがセックスすべき相手なんですよね。自分はそこまで足立にハマれてなかったからなぁ。正直作画からは彼がそこまで女性にモテるところは想像しにくい。なよっとしてるし。見る目ある人からは橘の方がモテて然るべきでは…まぁ足立くんは見る目があったってことで。

0

なんでモテるの?

うーん…最初の設定でつまづいちゃって。
この足立がなんで女子にモテるの?と考え続けてしまいました。
イケメンに見えない絵だし、
プラスのステータスもないし、
大人しくて笑顔なだけで橘よりモテるって無理があるよ…。
そこスルーすると恋する可愛い乙女です。
えっちのときは意外に激しいアヘ顔にびっくりしますがw

お話は男女の恋愛漫画そのまんま。
足立に男みありません。

足立が常に笑顔を心がけるようになったきっかけのエピソードはすごく好きでした。

0

6年の想いが報われて本当に良かった!

初買いの作者様です。
絵柄は少し癖があるので好みは別れるかなと思います。
個人的には可愛くて好みでした!

明るく気さくだがフラれてばかりのノンケ攻×男女問わずモテまくる美青年ないつでも笑顔なゲイ(?)受というカプです。

お話は橘(攻)は何時も何時も「足立くんが好きだから」とフラれてしまう。
そんな足立(受)とは中学の時から大学までの腐れ縁の友人。
その日も良い感じだと思っていた女の子に足立が好きだからとフラれた橘は友人達と自棄酒して潰れてしまう。
偶然居合わせた足立が橘を送り届けて……という感じで始まります。


ハピエン!圧倒的ハピエンで最高でした。
いやね、このお話下手したらめちゃくちゃシリアスで橘が嫌な奴になりかねない設定なんです。
でも橘が圧倒的に良い奴!!
この一言に尽きる!!
なので甘切ないって感じはあるけれども痛い展開もしんどい展開も辛い展開も無いです!
圧倒的光のBL!!
足立ちゃんも可愛くて健気で一途で萌える!!
6年の想いを今度は橘が返していくとか最高だよー!!!
えんだー!!!いやあー!!!と叫び出したくなる読後感!!
きっとこの後の二人は最強のバッカプルな日常を送るんだろうなとにやにやモエモエ(笑)
でも足立を幸せに出来るのは橘だけだよ!!と大満足な一冊でした。
デフォも可愛いしお話の作り方も好きな作者様なのでまた黒髪受を描いてくれる日を心待にしたいと思います。

ハピエン
擦れ違い
光のBL
上記が好きな方は楽しめるとおもいますのでおすすめです。

2

足立の女性っぽさが気になる…

他人の苦しみは、周囲の人間には分かりません。
よほどの察してちゃんじゃない限り、周囲に分かるような素振りは見せないものですよね。
特に「イケメン/美人」ともなると恵まれている面ばかりが目について、やっかまれることもあるわけで。

中学から大学まで、ずっと同じ学校に通う足立と橘。
知り合ってからの期間は長いけれど、そこまで親しいわけじゃない。
そんな微妙な距離感ながら、橘にとって足立は因縁の相手でもあって…。

足立がモテモテキャラです。
「ザ・イケメン」という感じではなくて、作画的にはどちらかというと女性的な雰囲気漂う美人に分類されるのかな?
大変申し訳ないことに、作画ではそこまで足立がモテるようには見えません。
ただ目が大きくて、まつ毛も長めに描かれているので、周囲とはちょっち違うなと思える感じ。
「彼氏にしたい!」っていうよりも「愛でたい」っていう感じに見えます。

足立のビジュアルに関してはちょっと置いておいて、中学から大学までずっとこのモテ男が同じ学年にいたら、同性は悲劇ですね。
顔が良いだけじゃなくて、性格も優しいとなると、恋に夢見るお年頃の女子には格好の「理想の王子様」。
おかげさまで橘は中学で初めてできた彼女に、「足立に近付くためのダシに使った」とフラれたことを皮切りに、悉く好きになった女子は「足立が好き」という悲運。
足立が悪いわけじゃない、けど…という気持ちもわからないでもない。

足立が酔った橘を介抱したときに、強引に抱いてもらったことから物語が始まります。
切ないし、もどかしい!
橘目線で始まるので、最初は足立がよく分かりません。
足立を抱いたことで、自分をフってきた女子たちに優越感を得られるというよりも、「足立が自分を好き!?」って方に意識が行っちゃうところも分かるなあ。
それくらい衝撃だったわけで。

足立が一筋縄じゃいかない人物なおかげさまで、拗れに拗れます。
家庭の事情、周囲の目、自分がどう振る舞えばいいのか悩んでいたときに、助けてくれた橘。
回想の橘の行動がイケメンすぎて、惚れないわけがない!んですよね。
橘に彼女ができたとき、自分の思いとは裏腹に、橘と自分の間に溝が出来てしまったとき、どんどん足立の仮面が厚くなっていくのが悲しい。
恨まれていても、そばにいたい。
健気じゃないですか。しあわせになってほしいじゃないですか。
だけど素直になれないんだ…。橘のことを第一に考えてしまうんだ…。
ますます健気でございます。

足立を守りたい橘と、橘を守りたい足立。
思いは同じなのに、すれ違う。じれったい。切ない。どうにかして。
そう思いつつも読み進めると、さらに切ない場面が。
相野先生、わたしたちを切なさで事切れさせるおつもりかと。

ストーリーには満足です。
ストーカーの存在は微妙ではあったけれど、あの子の思いがあったから橘も踏み出せたわけで。
ただやっぱりわたしは足立のビジュアルが気になってしまったんだなあ。
すごくフェミニン過ぎて、女性にモテるように見えない…。
性格的にもわりとおどおどしているような場面が多くて、バイト先での客あしらいの様子もちょこっとしか出て来なかったから、コミュニケーション能力が高い子にも見えにくかったんですよね…。
そこが引っかかってしまったせいで、萌えが削られる結果に。
無念です。

0

めちゃくちゃ面白い

今年一番かも

0

女子のアイドルが好きなのは…

アイドルのようなルックスといつも笑顔の優しい性格で、女の子からモテモテの足立。
好きになる女の子はいつも足立の方が好きで、フラれてばかりの橘。
2人は中学からの同級生。
ある飲み会の後酔った橘は、足立に『好きなんだ橘 抱いてほしい』と懇願され…
…という出だし。
驚き戸惑うが、それ以来足立が気になって仕方ない橘。
足立のせいでフラれた経験から足立とはそれほど親しくなかった橘だが、いざ目で追ってみると足立は寄ってくるイロイロに対してなんだか無防備で、放っておけない橘はどんどん足立にのめり込んでいく…

…と、ごく健全な男子・ 橘と、男だけれどなんとも可愛くて橘の一挙手一投足に真っ赤になって反応する足立のメロキュンなBLです。
ただ、本作はBLというより、橘が女の子を好きになるように可愛らしい足立を好きになる感じのようにも思えました。
一方、足立の方の本心が見えてこない。
挙句に、ストーカーから自分を護ろうとする橘に別れを告げたりして。この辺は特に足立の心境がわかりづらかったです。直前にすっごくエロく抱き合ってたのになんで?橘が傷つけられると思ったから?
続いて足立の過去。橘を好きになる過程は理解できるとして、それが「抱かれたい」になるのはあまりにもBL前提かなぁ。
Hシーンはお互い全裸でgood!描写もエロいです。足立はずっと泣いててちょっと泣きすぎのような気もするけど、恋が叶ってよかったね。

0

タレ目好きなら

受けの足立くんが健気です。中学の時から片想いをしている橘の彼女に告白されてから、自分は嫌われていると思って、高校に入ってまた橘に話しかけられたときに涙じわりしてしまうような控えめな子です。

初っぱなの酔った勢いの過ちはちょっとどうなの?とも思いますが、そんな健気な足立くんに思われ続けた橘がほんといいヤツですね。特に中学時代の後輩とのエピソードなど、足立くんが好きになってしまうのも無理はないです。

足立の大きなタレ目は、好き嫌いが分かれそうです。

1

笑顔の理由

中学からの友人である足立が好きだと、歴代彼女からフラれてきた橘。
そんな橘を足立は好きだったらしく「抱いてほしい」と言われ…。

モテ男の足立は自分の事が好きなんだぞー、と女達への当てつけで足立を抱く橘なんですが、以後足立の事を意識して惹かれていきます。
足立は6年前から橘の事が好きで、高校も大学も橘と同じ所にするくらい一途。
どうして足立が橘を好きになったか描かれてるんですが、そりゃ惚れてまうやろーって感じな行動イケメンなんです、橘って。
橘の歴代彼女は見る目無いな…(´・ω・`)

足立はいつもニコニコして雰囲気も柔らかいので、ちょっと女の子っぽく見える所がある点が少し好きなキャラとは外れてました。
しかし足立の笑顔は、橘の影響であり自分を守るためだったんです。
女の子っぽいかと思いきや、強い子だ…!

両想いなったかと思えば足立のストーカーのせいで離れたり…とありましたが、お互い好きあってるのが分かるので、特にハラハラもなく解決した印象です。
それもこれも行動イケメン橘が、ちゃんと行動したから。
やっぱ橘いいわ〜。足立見る目あるわ〜。

それはさておき、一番良かったのが書き下ろしです!
6年後の26歳、足立の誕生日の様子。
付き合ってるんだから当たり前なんですが、2人が「慎」「歩(橘の名前初出)」と名前呼びなのに萌えました(//∇//)
相変わらずモテ男の足立に、牽制のための指輪を贈ったら、橘の方こそ牽制のため付けてくれという足立の可愛さ!
エロはありませんが、2人がずっとラブラブでいるのが垣間見れて幸せな気分になる内容でした。

5

一途で健気な美青年は最強

表紙が可愛くて購入。期待どおり可愛い作品でした。

大学生の攻めは、付き合う女の子全員に受けのことが好きだと言われ振られてきました。受けが悪いわけではない、と思いながらもムカつく日々を送っていたのですが、ある日受けに「好きだった、抱いてほしい」と言われます。


モテるタイプではないけれど、人たらしで老若男女に好かれる攻めと、絶世の美青年でモテまくり、ストーカーや痴漢に目を付けられやすい受けのお話です。
攻めは、高校の時に付き合っていた女の子から「本当は足立くん(受け)が好きだった、足立くんと近づけるかと思ってあなたと付き合った」と言われ、それがずっとトラウマになっています。大学生になり、告白した女の子にまた「足立くんが好きなの」と振られたので失恋の憂さ晴らしに友人たちとヤケ酒。
泥酔した攻めは、介抱してくれた受けに「抱いてほしい」と言われ、今まで自分を振った女の子に対して当てつけのような優越感を覚え、そのまま受けを抱いてしまいます。

気持ちはわかりますが、女子への当てつけで友人を抱いた攻めに萌えられず、ちょっとモヤモヤしました。でもそれ以降は、受けに対して当てつけ以外の気持ちを覚え始め、受けのことが好きになっていきます。
受けのほうは、ずっと攻めが好きで、抱いてもらえて天にも登る気持ち。でも攻めの気持ちは信じきれないし、迷惑をかけるのも嫌だしで、寄りかかることはできません。

受けの健気さとエロ可愛さ、攻めの(当てつけ云々以外の)男前さがとても良かったです。エッチシーンがなかなか肉感的でエロかったし、受けの「たひばにゃあああ」にちょっとたぎりました。(攻めの名前が橘くんです)
絵は表紙は良かったですが、粗いところやデッサンおかしいところが多々ありました。でも雰囲気のある絵でした。
次作も楽しみです。

26歳になった2人の描き下ろしマンガが載っていました。受けの幸せそうな様子にきゅんきゅんしました。

2

この作品が収納されている本棚

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