永遠じゃなくても、好き。

eienjanakutemo suki

永遠じゃなくても、好き。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
25
評価数
9
平均
3 / 5
神率
0%
著者
宇野リッカ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
enigma COMICS
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784775526507

あらすじ

ユキは、事故で亡くなった父親のアシスタントだったカメラマンの圭祐を、兄として慕い同居している。だけどそれは、父親の代わりとして、もしくは恋愛感情として見ているのではないかと親友に言われ、反発するが……!?

表題作永遠じゃなくても、好き。

乾圭佑 カメラマン
呉村雪峰 大学生

その他の収録作品

  • 恋と鍛錬
  • あとがき
  • カバー下おまけマンガ

レビュー投稿数2

同居の他人

亡き父親の助手だった攻めと同居している大学生の受け。肉親に対するような想いだと思っていたのが恋愛感情だったと気づくが、攻めが父のことを想っていたと知り…。


受け→攻め→受けの父親というベクトルなので、泥々シリアスな話なのかと思いきや、実際はほのぼのとした可愛らしいお話でした。
でも、それぞれが自分の気持ちに気づくのがあっさりというか、脇キャラからの助言により気づくパターンが多く、ちょっと展開が安易というか、ご都合主義みたいな気はしました。受けは攻めのことをよく相談している親友に「それは恋愛感情なのでは」と言われたり、合コンで出会った女の子に攻めとの関係に背中を押されたり。
攻めのほうにも、受けとの関係に悩んでいたら都合よく引っかき回してくれる友人がいるし。どちらも人の意見に惑わされすぎ&脇キャラも他人の恋愛に口を出しすぎだと思いました。

イラストは、ちょっと懐かしい感じというか古い少女マンガぽい感じというか…。それでも最初は丁寧に描かれている印象でしたが、あとの方はちょっと粗かった気もします。
1冊すべて同じ話です。帯の推薦文を夏目イサクさんが書かれていました。

2

死んだお父さんがライバル⁈

大学生のユキは、事故死した写真家の父の弟子だった圭佑が大好きで憧れていて、押しかけ同居をしていた。
ある時、圭佑が父の蓮に恋ほどの強い想いを抱いていた事を知り、それで自分の憧れ、想いが圭佑への恋心だと気付く。
恋の自覚と同時に失恋…
複雑な想いにグルグルし、思わず告白してしまうユキ。
頭を冷やそうと家を出て一人暮らしを選ぶユキですが、ここにデリカシーの無い人間登場。
圭佑と同じく蓮の弟子の写真家・タケさん。
ユキの気持ちや圭佑の戸惑い、圭佑の蓮への想いも皆知っていて、わざと引っ掻き回す。
確かにこの人のお節介のおかげで、遠回りと誤解はありつつも圭佑がユキを受け入れる展開になるわけですが…うぜぇ………
ユキはともかく、圭佑は師の「呉村蓮」に恋に近いほど心酔してはいてもゲイではないわけで、可愛いユキの本気にほだされたのかな…という印象を受けました。
一方ユキの方はまっすぐで真面目で一途で。逃げずに真剣で。いい子だねぇ…って感じです。
本編では圭佑からユキへの言葉とキスで終わりです。
ユキは真っ赤になって…可愛いねぇ…。

「番外編」
あれから4ヶ月。キス止まりでまだ先に進んでない2人。
ですが、お邪魔虫のタケさんが撮影旅行帰りに転がり込んでくる。そしてまたとんでもないウソで2人を引っ掻き回してくれちゃいます。
せっかくの2人のはじめてがバカらしいHになっちゃった。

「恋と鍛錬」
圭佑はかなり絶倫。
ユキ「オレも圭佑くらい体力あったら もっといっぱいできるのに」
…とジムに通ってハードワークを頑張るユキと、その可愛さに悶絶の圭佑です。


基本的に可愛いらしくていい話だと思いました。
でも、憧れの人の息子と恋愛⁉︎というのが根本的に肯けない気がして「萌」で。

1

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