花椿秘恋唄~100年先まで【BLCD】

hanatsubaki hirenka

花椿秘恋唄~100年先まで
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×24
  • 萌0
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
125
評価数
30
平均
4.3 / 5
神率
70%
著者
媒体
CD
作品演出・監督
にっちにっち
音楽
株式会社ブラックフラッグ
脚本
プロットライト
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
niche(にっち)
収録時間
108 分
枚数
2 枚
ふろく
アニメイト:描き下ろしアフレコレポート/コミコミスタジオ:特典トークCD/ステラワース:ブロマイド/オフィシャル通販:ブロマイド
フリートーク
あり
発売日
JANコード
4580368391607

あらすじ

時は江戸時代、入れ墨彫り師・桐生(きりゅう)の夢は、
みんなに喜ばれる美しい浮世絵を描くこと。
そんな桐生に、ある日、一晩百両の超売れっ子男花魁・白鷺(しらさぎ)に
刺青を彫る仕事が舞い込む。
白鷺の夢は愛する人と添い遂げること。
同じ時を過ごすうちに、次第に深い仲になっていく二人だったが、
ただ生きることさえ難しい時代の中、二人の想いはままならず……。
夢を追う若者たちの運命の出逢いを描いたラブストーリー。

表題作 花椿秘恋唄~100年先まで

白鷺 → 立花慎之介

桐生 → 佐藤拓也

リバ有
その他キャラ
女将[鈴木れい子]/ 鶴彦[森本勝海]

レビュー投稿数5

この作品の深い部分を味わっていただきたい。

原作未読。
久々の遊郭調BLでした。
花降楼シリーズの大ファンなので、その手のお話は大好きなのですが、リバ表現があると聞き、手を出せずにいました。
ただ、私自身、このCDでは、あまり嫌悪感は生まれず、それよりも作品の世界観に引き込まれる方が早かったような気がします。
なんとなく、リバシーンで想像していたのは、挿入したから、挿入し返す…みたいな展開だったのですが、この作品は、最初流れのまま佐藤さん演じる桐生が受け側になりますが、途中から立花さん演じる白鷺が受け側になる流れです。絡みシーンは、立花さんが受けの方が濃いなぁ~と感じました。
ただ、やはり時代背景と、遊女との恋なので、悲恋に終わります。
その終わり方がなんともあっけない。最後のシーンでの、小さい子供の「土に埋めてあげたんだよ。」というセリフがなんとも、無情ではなく。
そこに子供ながらの無邪気な思いやりがあることがわかりつつの、桐生の白鷺を失った虚無感が痛いほど伝わってきて、涙を抑えきれませんでした。
こういう悲恋はきっと数え切れないほどあったのだろうと思うとなんとも言えず、自分はこの時代に生まれて良かったと思えるほど、役者さん、スタッフさん、勿論、原作者様のつくりが素晴らしかったです。
主人公ふたり以外の、遊郭の女主人と浮世絵師の師匠の役者さん方はベテランの方なのか…演技に脱帽致しました。
そういう部分でも、BL色がありつつ楽しめた作品でした。
最終的に、タイトルの〜100年先まで〜というのは、輪廻転生、比翼連理を表現しているのでしょうか。
生まれ変わった2人が幸せな日常を育んでいるシーンがまたぐっとくるものがありました。
悲恋が好きな方や遊郭ものが好きな方は、1度手に取っていただきたいCDです。

6

また泣いた…

原作既読です。
2枚組なのですが、充分に時間を取って作られていた印象です。
原作を既に読んでいる場合は、私は原作も見ながらドラマCDを聞くことにしています。
この作品はそれ程ややこしくはないと思うのですが、音だけだと場面展開が分かりにくいかもと思う箇所が何カ所かあったので、原作を知らない方には少し掴みにくい状況があるかもしれません。

時代は江戸時代の設定なのですが、言葉遣いがほぼ今の言葉遣いです。
遊郭が主な舞台で、そこの太夫と入れ墨の彫り物師が主人公。
タイトルからもなんとなく切ないお話というのが感じられると思います。
私は時代物や遊郭モノは結構好きなのですが、この作品に取り上げられているテーマは実際の遊郭でもよくあった出来事にも拘らず、BLではこれまで余り取り上げられなかったのではないかと思います。
ハッピーエンドな遊郭モノも多くてそれはそれで好きなのですが、こういう切ないけれど気持ちは熱い作品も大好きです。
主人公を演じられたお2人のお声もキャラによく合っていたと思いますし、2人からこみ上げる感情に涙しました。
お気に入りの作品になりそうです。

1

久しぶりに泣きました・゚・(。>д<。)・゚・

原作未読。
佐藤さんも立花さんも大好きなので、キャスト買いです。
遊郭系の雰囲気があまり好きじゃないので購入を躊躇っていたのですが、買って大正解!!
ストーリー性もしっかりしていて、すごい感動ものです!ガッツリ泣きました・゚・(。>д<。)・゚・
2枚組で100分くらいなのですが全て一気に聴いてしまいました。
そして、リバ有りです。苦手な方は聴くのを辞めた方がいいかもです…。。(私はリバ全然OKなので、チョー萌えました♡)



ネタバレ注意⚠↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

割と早い段階で白鷺が死病にかかっていること、身請けをしなければならないことがハッキリします。ここからは遊郭ものの王道と行くか?と思いきや、珍しいアンハッピーエンド。女の子が桐生に『男(白鷺)が死んでたから埋めてあげたんだよ』と無邪気に言うシーン、その少し後で桐生が堪えきれずに叫ぶようにして泣くシーン。全てが心に響いて、こちらも涙です。
普通はハッピーエンドの方が好きですが、この作品は綺麗に仕上がってるからいいですよ♡

~立花慎之介@白鷺(攻?)~
ツンデレというか、ツンツンしてるけど、自分の気持ちを言う時は『好きだ』とはっきり言うような性格です。
でも、『これからは会えなくなる』という肝心なことは結局言わずじまいになってしまうので、ヤキモキしてドキドキな展開になります!
そして、リバ後!!!!
やはり立花さんはどちらもいいですねーー!
リバしてもあまり違和感と癖がなくて、聴きやすいと思います。
転生する前の最後の絡みはリバなのですが、白鷺が病気なのも相まって、とても必死さが伝わってきます。

~佐藤拓也@桐生(受?)~
基本はこちらが受けですが、転生する前の最後の絡みと短い夢の2回だけ攻めになります。
私は佐藤さんの攻めよりも受けの方が好きなのですが、どっちも必死で可愛い♡
そして白鷺のことを想っているのがわかりやすく、とても健気です。
誰かのために頑張るのっていいですよね!


エロさの中にメッセージ性も有り、とても感動できる1枚です!1人で寝る前に聴くのがおすすめです!!

1

作風が掴みづらい

男娼(立花)×彫師(佐藤)の転生もので、リバるという知識のみで聴いた。
乙女系のようなタイトルだけど、原作アリのBLで2枚組。
タイトルコールにBGMがつくCDは久々に聴いた。古き良き…かな。

遊郭ならではのあけすけな下ネタもそれっぽいね。
当初昼ドラかと思ったが、開始5分でコミカルなノリになる。
挙げればキリがないが「シコってきて」「ボコられる」「どこのニートだよ」で設定が相当ふんわりだと悟る。
作風が掴みづらいし、シリアスorコミカルどちらかに振ったほうがよいのでは…。

最初の絡みが佐藤×立花で、表記を確信したら、夢オチ。
からの、立花×佐藤。
時間の経過(逢瀬を重ねたこと)を伝えるためか、濡れ場が3回続く。

夢で、カラッと強気な立花さんの「ち○こだけ舐めさせてくれるだけでも♡」は有り難いが、
「だけ」が重複しているのはダメですね。

現代の言葉が沢山出てくる反面、肝心の病名「老咳」(ろうがい=結核)は老咳のままなんですよね。
普通に逆のほうがいいと思う。

想いをぶつけ合うシーンは、佐藤さんがさすがの瞬発力。
そしてリバ。
状況が過酷だから、求めてしまう切迫感が濡れ場を連続することで伝わってきた。

最後約8分が転生後の現代。前世の記憶ナシ。
医者(佐藤)×モデル(立花)で同棲中。
即濡れ場に突入するが、この立花さんが男前で最高。
「そうなの?」の佐藤さんがナチュラルすぎる。
最後、「ずっと会いたかった」と泣く立花さんの声が、低く掠れるのがたまらない。

巻末フリト。
自分の花魁写真を佐藤さんに見せる立花さん。自信作なんだねw
お二人の関係性はよく知らないけど、この佐藤さんのノリは珍しいと思う。
喋り方がラフ。
もしかしたら相性が悪いのかもしれない。

特典フリト。
そんなに感動する話か?
テンプレだし、役者殺しだと思ったけど…。

総括。
演者は内容があるので2枚組が妥当と言うが…正味95分でも長いと思った。
設定以上のことは起きない。
佐藤さんがうるっとくるほどの原作?本当に?
逆に気になるので読もうと思った。

4

リバだった!!

男花魁:白鷺(立花慎之介さん)×入れ墨彫師:桐生(佐藤拓也さん)です。

原作は未読で完全に声優さん目当てです。
声優さんの演技は文句なしで素晴らしい演技でした。本当に好きです。
ですが、ストーリーが、ん??というのが多々あったのが残念でした。(ごめんなさい)

過去はおそらく江戸時代だと思うのですが、その時に「ニート」だの「ボコられる」だの言ってて、ん?と思ったし、まず江戸時代にそんな言葉ないと思うので、できれば時代背景はしっかりしてほしいなぁと思いました。
正直、今現代の話だっけ?と何回か思いました。
あと、白鷺が労咳(結核)になっても普通にお客をとっていたり、桐生と寝ていたりするしで、これ普通に大迷惑よね?と思っちゃいました。
ていうか、女将さんもさっさと対処するのが常識なのに知っていて、身請け先に白鷺を送り出すし、めちゃくちゃ共犯者じゃんと…。
そりゃ送り返されるし、身請け金返せって言われますよ…。

結局、白鷺は亡くなり、桐生は殿様と謁見できるくらいの人気絵師になりました。
そして現代になり、桐生は医者、白鷺はモデルになっていました。
桐生は東南アジアで医療ボランティアに行くと白鷺に伝えると、白鷺は着いていくということでストーリーは終わったのですが、個人的には不完全燃焼でした。現代の話が短すぎて、出来れば過去と現代の話は半々にして欲しかったです。(ごめんなさい)

あと、リバは大好物なんですが、あまりリバな感じがしなかったです。
最初は桐生が受けで、白鷺が労咳になったあたりから白鷺が受けで現代でも白鷺が受けでした。正直、リバなら現代の桐生の受けも聞きたかったですし、もう少し長くして欲しかったですね。多分1巻分では色々足りなかったのかな?と思いました。

そして、フリートークは立花さんとサトタクさんのお二人でした。
立花さんは実際に花魁のコスプレをしたことがあるらしく、今作品で男花魁の役をするということでファンの間では運命と言われていたそうです。
ちなみに立花さんの花魁姿を拝見しましたが、本当に美しかったです。

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