MODS【BLCD】

mods

MODS
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神85
  • 萌×215
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない3

193

レビュー数
12
得点
503
評価数
111
平均
4.6 / 5
神率
76.6%
著者
媒体
CD
作品演出・監督
菊田 浩巳
音楽
小山 健二
脚本
青嶋みお
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
東京漫画社RECORDS(marble records)
シリーズ
MODS
収録時間
73 分
枚数
1 枚
ふろく
メーカー特典:フリートークCD・漫画小冊子
フリートーク
なし
発売日
JANコード
4589489040043

あらすじ

妹の借金を返済するため、ゲイ向けデリヘル「Rain」の人気男娼・シロの付き人として働くことになった信虎。
信虎の顔と体が好みだと言い、セクハラを繰り出してくるシロに対して一線を引いて仕事をする日々だったが、ある夜、客からの暴行で傷ついたシロの姿とふいの言葉が忘れられなくなってしまい……。
欠けて凍えた心の奥底には、愛への狂おしい呻きがあった。

新鋭・ナツメカズキ先生の新境地コミックスが待望の音声化!

表題作 MODS

中田信虎 → 八代拓

シロ → 斉藤壮馬

その他キャラ
春[野島裕史]/ 時雨[森川智之]

レビュー投稿数12

新旧融合の集大成

故インターさん時代を思い出させる音楽や演出が脇で華を添えるベテラン二人の存在感と相俟って、どことなく懐かしい雰囲気を醸し出していると思ったら、スタッフ表記を見て納得。
ひたむきで真っ直ぐな虎と赤子のような脆さを持ってるシロ。そんなほっとけない二人の危うさと純粋さを見事に表現した若手二人のチョイスが素晴らしい。
壮馬くんの演技力と色気がここに来てまた進化するとは思ってなくて、久々に度肝を抜かれた。15歳と25歳のシロ、客に抱かれる時と虎に抱かれる時の反応の違いなど、絶妙な演じ分けも必聴です。

14

期待どうりの出来ばえでした。

私の若手声優一推し、斉藤壮馬くん。最高でした。
シロの哀愁というか、悲壮感というか、そういうのを見事に表現されておりました。
少しワイルドな感じのお声がシロっぽくて素敵でした。

最近よくBLCDに出演されている八代拓くん。
低めのお声で八代くんお得意のへたれ感が無く、男らしさがあって信虎のイメージに合ってました。

アダルトチームの野島裕史さん、森川智之さんも脇役ながら存在感のある演技で、あの2人のスピンオフあったらやっていただきたいなぁ~。

特典のフリートーク、最近にしては珍しく4人でされていました。
すっごく面白くて、1人で大声で笑ってしまいました。
さすが、帝王森川さんだなと。
内容は、好きなキャラクターやお酒にまつわるお話でした。
もっとこういう大人数でのフリートークが増えたら嬉しいな!

13

田代美雪

久しぶりのレヴューでめちゃ緊張しました。
しかし、レヴューしたくなるほどの良い作品でした。
壮馬くんホント色っぽいお声ですなぁ。

キャストがぴったり

原作既読です。

ゲイ向けデリヘルで働くシロと、妹の借金を返すために働く付き人の信虎、デリヘルのオーナーの春、昔親に捨てられたシロを預かる時雨
キャストの皆さんそれぞれが役にぴったりで、きちっと原作の世界を再現してくださっていて、良かったです。
ストーリーにあまり関係ない部分はカットされてますが、概ね原作通りです。

物語の最初と最後に言葉でのみ書かれていた歌にも曲がついていて、CDの最初と最後に流れていて丁寧に作られているのがよくわかりました。

デリヘルで働くシロとその客との濡れ場は沢山あるのですが、中には辛そうなプレイもあったりするので、モブとしている方が多く苦手な方はいるかもしれませんが、その分最後信虎としている時は好きな人とHするの初めてと嬉し泣きしちゃうシロがもう今までと全然違って感動です。

斉藤壮馬さんのシロさんは時にエロく寂しそうで人生諦めている風に投げやりな部分とか、ぴったりだし。
信虎の八代さんは、最初イメージと違うかなと思ってましたが、今回は低音でしっかり信虎らしく頼りがいのある感じが出てました。
ベテラン勢の春の野島さんは大人の男のちょっとずるい感じとか飄々としているところがそのままで、時雨さんは出番少なかったですが、森川さんさすがという感じでこちらも大人の懐の深い包容力のある感じがぴったりでした。

特に好きな場面は、信虎がシロを海に誘って自分の額の傷について子供時代のおバカなエピソードを話した時にシロが初めて無邪気に笑った場面が、こんなふうに笑うんだとちょっとほっこりしました。

前半は辛すぎて泣きそうになるのですが、最後は幸せになれるのがわかっているので乗り切ることができました。なかなか人を信じることができなかったシロが信虎によって徐々に変わっていく様子が声にもでていて本当に素敵な1枚です。

11

グッとくる一枚(※ピアノ以外)

役者さんの素晴らしい演技で神評価なのに、ラジオから流れる曲のバックのピアノがあまりにも残念すぎて、真逆のふたつの評価が気持ちの中にあります。
若手二人とベテラン二人のそれぞれの存在感は、他の姐さん方のレビューにもあるようにとても魅力的です。
ある意味無垢なシロが唯一笑う場面を音声で聞けるのも、うれしい気持ちになれました。
なのに!せっかく原作に合わせて作られた曲のピアノが・・・。
バッキングパターンは安っぽくチャチで、コードのポジションもテンション使いのセンスもいまいちで、本当に本当に本っ当に残念。
いつもはドラマCD内の音楽に対しては、極端に合っていないというのでない限り流して聴けるし、合っていると感じればそれは良い意味でスルーできるし、細かく言えばあれこれ思うことがあってもとりあえずうっちゃり、置いといて、ドラマを楽しんでいます。
が、今回はどうしても残念でやっすい感じが耳についてしまいます。
こういうことを思ったのは初めてです。
レビューをあんまり「残念」という言葉で埋めるのもアレなので、声優さん賛辞を。
本編の演技は素晴らしくて、大好きな原作「MODS」がそこにあるといったふうです。
冒頭でタイトル「モッズ」って言うところは、短いのですがとても素敵です。
信虎がシャワーの中で言う「もうこの仕事やめましょう」は、なんでかジワジワと後を引きました。
森川さんのこの作品での声は、他の作品で聴く声よりも好みです。

11

ストーリーよし、キャストよしの感動ものでした

2016年に話題になった作品だったので気になっていたのですが、ちょっと薄暗くて精神的に痛そうな感じだったので少し敬遠してしまいました。
ドラマCD化されたので勇気を出して聴いてみました。

声優さんがイメージにぴったりで大変聞きごたえがある作品でした。
斉藤壮馬さんの低音でシロの無気力で生命力が希薄なところをよく演じられていると思います。
『妓楼の軍人』での低音で凛とした声に新たな魅力を感じファンになりましたが、こちらでは低音でも怠惰で退廃的な声のなかに弱さや哀愁を感じ、壊れかけた人間の危うさが演じられますます好きになりました。
15歳の無垢な少年時代と色々あった25歳の現在のシロの演じ分けや、濡れ場での斉藤さんエロさが秀逸です。

八代拓さん演じる信虎は妹思いの普通の青年です。
妹の借金返済のために高額のバイトを探していたけれど、ヤバそうな仕事はやりたくなかったのにいかにもヤバそうなシロに出会ってどんどんハマって行くところをあたふたジタバタ…
気弱じゃないけど流されてるだけのような気もしたけれど、段々とシロの壊れ具合を受け止められる強さを感じられるようになって、遂には(男娼の仕事は)やめましょうよと言えた時にはやっと言ってくれたと嬉しくなりました。

野島さんと森川さんの艶のある声は出番は多くないのに印象的で聴いていて安心する素晴らしい声です。
さすがはベテランの安定感でした。

勝手なイメージで原作を読まなかったのが悔しいくらいいい作品です。
手に取りにくいと思っている未読未聴の方がいたら強くお勧めしたい作品です。

9

引き込まれる

キャストさん皆さんとてもキャラに合っていて、原作の雰囲気通りでした。
八代さんはあまり低い声を聴いたことがなかったのですが、驚くほど自然…!
かっこよかったです。
斉藤さん演じるシロの感情表現が素晴らしくて、特に悲痛に声を荒げるところは
胸が締め付けられました。
キャストさんたちも言っておられましたが、本当にシロをほっとけない…という気持ちに。
オトナ組のお2人もさすがの色っぽさでした。

絡みシーンは客×シロが大半で展開的には聴いていて辛い部分も多いのですが
その分いろんなお声が聴けていいな…と思ったり。
最後の虎×シロは甘々…とはいかないまでも、優しい雰囲気。
シロの反応も客相手のときとはまた違って、可愛かったです。

原作のシナリオ・雰囲気をそのまま音声にした…という感じで、すごく引き込まれるCDでした。
辛い展開もありますが、最後は前向きな気持ちになれる作品です。
書き下ろし曲もとてもムードがあって素敵な曲でした。

難があるとするなら、所々SEが足りない(もしかしたら音が小さい?)部分があるので
原作未読だともしかしたら少し伝わり難いかな…?と思います。

特典フリートークはメイン4人がご参加で、なごやかなムードで楽しかったです。
若い二人の可愛さと、先輩お二方のあったかさを感じました。
作品についてもいっぱい語ってくれていて嬉しかったです。


8

聴いて良かった!

まず、虎役の八代さん、凄く良かったです。個人的に、別の作品で高い声で演じられていた八代さんのイメージが強くて、正直あまり好みではなかったのですが(すみません)、このCDを聞き始めてすぐに考えが改まりました。抑えた感じの中に若いまっすぐさや人の良さそうな雰囲気があり、シロに惹かれていく所、最後はばっちり攻める所も堪能しました。
最後の絡みでシロの本名を呼ぶシーンは、心が揺さぶられました。

もちろん、シロ役の斎藤さんの影と艶のある、でも可愛らしい声も素敵でした。

私も、春さんと時雨さん、お二人の若い頃とか…もっと知りたくなりました。

とにかく、聴いて良かったと思います!神評価です!

2

不安定なシロさんの表現が上手い!

原作既読。

ジャケットは描き下ろしなのかな?すごくカッコいいです。
前面の信虎×シロも良いですが、裏面の時雨×春が萌える!!!
サングラスしてないレアな時雨さんがここで見られるなんて///
ベッド上に横たわる2人のイラストに妄想が掻き立てられます(∩´///`∩)ハァハァ

原作からのCD買いでしたらメーカー通販がオススメです。
特典の描き下ろし漫画が見逃せません♪
シロが最高に可愛くてニヤニヤします♡♡


さて、肝心のCDの内容ですが。
シロ役の斉藤壮馬くんがすごくすごく良かったです。

【斉藤壮馬が低音で吼える!】というちるちるさんの記事がありましたが、まさに!といった感じ。
危なっかしくて目が離せないシロさんを低めの声でイメージ通りに表現してくださってます。

ベースとなる無気力で気怠げな声から、信虎から情をかけられ揺らぐ心の移り変わり、客との最中にちょっと高く喘ぐ声etc.本を手にしてなくてもシロの心が流れ込んできて…(;ω;)

格別に良かったのは、シロさん15歳の回想シーン。
心を殺してしまった現在とは違う、まだ純粋さと幼さが残る声の差が切なくもキュンときます。
時雨さんと一緒に過ごし癒されていく時間から一転、客から酷い扱いを受ける場面は苦しくて涙が出ました。幼いシロさんが傷つく姿は音声がつくと更にキツイです。
ですが、現在と過去に差をつけながら演じきった壮馬くんが素晴らしい!

ラストの本音を語るシーンもちょっと震える声も沁みます。
シロさんを演じてくれたのが壮馬くんで良かったなとシミジミ思いました。

そんな危なっかしいシロさんを見守る時雨さん&春さん。
言わずと知れた帝王&野島兄さんなので安定感抜群(・∀・)b

帝王の元ヤクザ役は想像通りでハマるけど、野島兄さんはちょっと意外。
(フリトでご本人も珍しい配役で新鮮だとおっしゃってました)
春さんはヤクザにしては優しすぎる一面を持ったお人なので、
個人的には野島兄さんのお声でピッタリだと思いました(﹡´◡`﹡ )

・・・ただ。辛口スイマセン。
信虎役の八代さんがちょっと浮いてる気がしました。
なんというか、ストーリーに馴染んでないお声というか。。。
信虎という役のせいもあると思うのですが空回ってる感じが聴いてて落ち着きませんでした。
あと、エチシーンの攻め息がゼーゼーと聞こえて残念( ;´Д`)
でもシロさんを必死で探す後半の方は良かったです。


シナリオは原作に沿ってそのまま。
エッチなシーンはほぼ客との行為になるのですが、クズ客が多くて凹みました。
漫画だとあまり気にならなかったけど音声だと違いますねぇ(泣)

時雨さんのその後はハッキリ「葬儀」という言葉が使われたのが少々グサっと。
あれ?やっぱそうなの…(´・ω・`;)?
Cab46に掲載されたアフターストーリーの謎が深まる…。

このお話のキーワードになる「Memory of Dear Sky」
ドラマCD用に曲が作られていました!おおお…!

22

壮馬くんの演技力の高さを堪能できます

冒頭、ラジオから流れる曲も世界観にぴったり。
大事ですよ~こういうの!

低音で口の悪い壮馬くんが壮絶に色っぽいです。
粗暴というか、普通に態度が悪いだけなんだけど。とてもいい。
八代さんも落ち着いたトーン。
二人の雑な言葉使いに躍動感と若い勢いを感じる。

客との行為を見せるシーンの壮馬くんの艶やかなこと!
健気受け以外の役が聴けるのがうれしい~!
はすっぱな役もやっぱり上手。

海で怪我の理由を訊いて笑うシーンは貫禄すら感じる。
表現力がある…。
台詞(言葉)じゃなくても。
声色に滲む。間や息が自在。

再び客との行為を見せるシーンは、
こんなに扇情的かつ自然な「俺を滅茶苦茶にして」は初めて聴いた。
リアルではまずないだろう台詞が、全く違和感がない。
キャラと一体化しているなあ…。イタコ芸かな。
自分で感じ入る役にピッタリ。素晴らしい。

15才役も最高。
無理に声を作るのではなく、自然に、幼さが加味されている。

現在の役で「理解できなかった」と入るモノローグが地を這う声。
余程凄惨な半生だったのだと一発で理解させるような。最高…。

15才の子が「俺はずっとこれしかできないんでしょうか」と泣くのが不憫で可愛い…。
料理を作って帰宅を待つのも可愛いよ…。
葬儀で春に言い募るのは不憫で切ない…。

もうシロへの好感度が青天井。

「それが嫌ならお前が辞めろ」と怒鳴るというより唸るのも凄みがあった…。
「お前がいると苦しい」「なあ虎、しよ…」への落差もマーヴェラス。

再会して怒鳴り合うのも男子同士の良さがあった。
全体的に荒っぽくヒリヒリした話。暴力性が色気になるのもBLの良さ。

時間的には短いが、客×4回(複数含む)、父×1回の絡みがあり、
攻めとは最後に1回。4分弱。
最中に泣いちゃうのが可愛いね。幸せだね。
濡れ場の内容や台詞的には特筆すべきものはないので、
エロ目当てで聴くのはおすすめしない。
けど、壮馬ファンは他の演技で充分楽しめると思う。

トークは4人。
「入れ替わり立ち替わり、入れられ、咥え…掘られ、掘り掘られ」
ああ、そうだった。壮馬くんも自分から特攻するタイプのトークだった。
攻めしかやったことがないという八代さんに、
森川さん「どう?受けは?やりたい?」
これはやりたいですと答えるしかないような…w

BLCD仕事についての話がたくさん聴けて、
お酒の話で盛り上がり、
森川さんからスピンオフを希望する話も出て、充実のフリト。

総括。
壮馬くんの演技力の高さを堪能できます。
どんどん役幅を広げていってほしい。
ご本人的に珍しい役ではないのでほとんど触れていないけど、
通常運転の八代さんも悪くないですよ。

12

ただいま世代交代中

オープニングのラジオDJからエンディングも同じ曲で終わるとか、コミックの絵の雰囲気そのままに、なかなかスタイリッシュでかっこよかったです。
信虎役の八代さんもシロ役の斉藤さんも、BLCDでこんな風にガッツリ演じているのを聞いたのは、多分ほぼ初めて。
キャスティングを見て、試聴を聞いただけだと、微妙に想像が付かなくて、特に八代さんは某訳ありアイドルや某財閥アイドルのイメージが強くて、ちゃんとこんな雰囲気も出せるのか声優さんすごーいと感心しました。
野島さんや森川さんが脇を固めてらっしゃるのも嬉しかったです。

3

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