ヴァンパイア・ベイビーズ

vampire babies

ヴァンパイア・ベイビーズ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
22
評価数
7
平均
3.3 / 5
神率
14.3%
著者
一文字鈴 

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イラスト
ケイト 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784774729732

あらすじ

古い歴史を持つ高級ホテルのベルボーイの真樹はまだ新米ながらも日々、一生懸命仕事に励んでいた。ある日、ひとりでロビーにいる幼い外国人の子供を見つけ仲良くなる。驚いたことにその子はホテルのCEO・アルベルトの息子でグループホテルの視察についてきたのだという。探しに現れたアルベルトは際立つ魅力にあふれていて、真樹は見惚れるばかりだった。彼ら親子には重大な秘密がありーー。

表題作ヴァンパイア・ベイビーズ

アルベルト・ウィンザー,ホテルCEO,326
雪永真樹,ホテル新米ベルボーイ,23

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

テンポが早くて読みやすい

古い歴史を持つ高級ホテルのベルボーイの真樹はまだ新米ながらも日々、一生懸命仕事に励んでいた。
ある日、ひとりでロビーにいる幼い外国人の子供を見つけ仲良くなる。
驚いたことにその子はホテルのCEO・アルベルトの息子でグループホテルの視察についてきたのだという。
探しに現れたアルベルトは際立つ魅力にあふれていて、真樹は見惚れるばかりだった。
しかし彼ら親子には重大な秘密があり――

表紙イラストにひかれて購入。アクションがあり、軽快でコメディタッチにテンポよく話が進み、あっという間に読めました。
ヴァンパイアものなので、全体的にファンタジーっぽい世界観で独自のルールっぽいところがあります。
男が××するのは、同出版社のチビタくんシリーズを読んでいるので、個人的には違和感なしで読めました。
頭を空っぽにして読んだのでファンタジーとしておもしろく、萌えの部分とのバランスもよかった。
最後のほうでヘタレっぽくなったけれど、あやしい魅力のある攻がすごくカッコイイ。
で、オススメはHシーンとその後ですね。
行為自体は普通なんだけど、描写が濃かった。
結ばれた後に二人がすれ違うところもジレジレしてよかった。

4

ぶっ飛んだ展開のヴァンパイアもの

高級ホテルのベルボーイの受け。ある日、ロビーで1人でいる外国人の子供を保護したところ、その子供はホテルのCEOである攻めの息子だった。誘拐しようとしていたと誤解され、疑いを解こうとしていたところ、展示品のガラスが突然割れる。とっさに子供をかばって怪我をしたことで誤解も解け、親子と行動を共にすることになるが…。


ヴァンパイアものです。
受けの勤めるホテルのCEO攻めと、その息子と知り合った受け。直後事件に巻き込まれます。
しょっぱなからバイオレンスな展開で、あれよあれよという間に物語のメイン部分に入るのですが、その分受けと攻めの出会いがあっさり。攻めの息子であるルークと受けとの出会いはこってり描写されていて、カタコトの会話がなかなかに可愛いのですが、肝心の攻めの印象が弱い。
それから、出会いのシーンで展示品のガラスが破壊されたのですが、その後に出てきた悪役が「俺がやったんじゃない」と言っていたので、結局なぜガラスが割れたのか理由がはっきりしないまま終わりました。これが明らかにならないと、身近にまだ隠れた悪者がいるような錯覚がして落ち着かない。
受けの同僚の、お客に対して暴言を吐くマネージャーの処遇もされないままだったし、書きっぱなしのエピソードが回収されず終わった箇所がちらほら。

受けの突然の大事故も疑問。いくら何でもこのタイミングで大事故に巻き込まれるという展開は天文学的な確率すぎます。せっかく人間を恨んでいる悪役がいるんだから、悪役か、悪役の頭領が受けを害した、という設定にすべきだったと思います。
こういう伏線や設定は、編集さんがもっとまともにチェックされていれば良くなったのでは、と思うので非常にもったいなかった。

ラストのほうは、思ってもいなかった展開が見られて楽しかった反面、ご都合展開なところも。攻めの手のひら返しっぷりもすごいし、悪役の身内の顛末もそうだし…。受けの妊娠・出産にはびっくりしました。ああ、だからタイトルが複数形だったのか…と思いました。
子煩悩すぎる攻めの執事さんが面白かったです。ちみっこが大きくなってから執事×ちみっこ、あるいはちみっこ×執事なんてカプも面白いかも、と妄想。

2

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