差別されるはずの存在がエリートとして君臨――

狂い鳴くのは僕の番

kuruinakunowa boku no ban

狂い鳴くのは僕の番
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神258
  • 萌×298
  • 萌52
  • 中立21
  • しゅみじゃない57

--

レビュー数
50
得点
1859
評価数
486
平均
4 / 5
神率
53.1%
著者
楔ケリ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス アメイロ
シリーズ
狂い鳴くのは僕の番
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784801956612

あらすじ

一流企業に転職し、新天地へ希望を馳せるサラリーマンの高羽。
だが入社早々、直属の上司である烏丸の秘密“人を惑わし、劣情を煽る特異体質"を知ることに。
烏丸は自らの体を武器に、大企業のキャリアの地位におさまっていたのだった…。

今宵も股を開き、サカる男たちを受け入れる姿に嫌悪感を覚える高羽だったが
からかうように、烏丸の標的は高羽へ――?

俊傑・楔ケリが描く凄艶のオメガバース!

表題作狂い鳴くのは僕の番

高羽 慧介(α),部下,Ω嫌い,25歳
烏丸 雅(Ω),上司,α嫌い,自称28歳

同時収録作品たまらないでしょ?

蒼井・紺野,美術系大学(教え子)
白 綾司,美術系大学教授

その他の収録作品

  • 一生ぶんの約束

レビュー投稿数50

救済系オメガバ

続編が出たのではじめから読み返し。もう何度もリピートしてるのですが、物覚えが悪いので毎回すごく新鮮な気持ちで読めます笑。

烏丸の生い立ちやら、入社してからの努力や我慢を想像すると、光属性としては手放しに楽しめない=神評価はつけられないんですが、オメガバース初期作品?ながら、その世界観を生かし切ってるな、と毎回感動します。

高羽くんが本当にまっすぐで救いで!彼がいるからこの物語が読める!!

高羽くんの過去もそれなりに痛々しく。オメガだけが可哀想ではないところも好きです。

0

ほんっとうにだいすき

別作品でケリ先生にドハマりして手に取った作品。

オメガバーズ自体は元々好きでいろんなものを読んでたけど大体みんなほのぼのいちゃらぶ系が多かったので深い作品というか、難しいというか、ここまで番の二人に感情移入できた作品は初めてでした。

仄暗くてきらきらした独特な世界観も大好きです。何回読んでも結末が分かっていてもふたりとも幸せになってくれ頼む……………になってしまう それくらい何度も何度も新しい発見があって読むたびにますま大好きになっていく、多分私の人生で片手に入る作品でした。

0

気持ちの変化についていけなかった

本当はアルファが嫌いだけど、オメガである自分の身体を餌に仕事をばんばんとってくる烏丸(上司)。
アルファなのに、オメガが苦手、できれば関わりたくなかった高羽(新人、転入組)。
という二人の恋愛を描く、ちょっと変わったオメガバースのお話。
二人とも家庭環境や生い立ちから、二次性に対する嫌悪感を募らせています。
これらの設定に破綻はなかったと思うのですが、途中で烏丸が宗旨替えして高羽に言い寄る展開が理解できなくて、盛り上がれませんでした。
どうして急に? なにが要因なんですか?
高羽の方はわかるんですよ。烏丸が危なっかしくて、守らなきゃみたいな気持ちになるところからの恋愛感情へのシフト。でも、烏丸の気持ちの変化についていけませんでした。
当て馬キャラというか、以前好きだった元上司の飛永さん。烏丸が彼と会っているとき、気持ちが揺れているように見えたので、余計に高羽とのあれこれが唐突に思えたのかもしれません。
それに高羽を番にしちゃったら、もうこれまでの方法では仕事が出来なくなるし、どうするんだろうと。
絵については、時々、これは誰の手? などと首をかしげる箇所もあり、残念でした。

1

今読んでも凄い

続編が出たのでこれを機に電子で購入しての再読です。2016年当時はちるちるさんを知りたての時でしたので、評価もレビューもしておりまけんでした。

7年以上経った今でも凄いです。この作品でもってオメガバの残酷さを知ったと言っても過言ではないです。

高羽と烏丸の生い立ちとの残酷さ、お互いの第一印象は最悪なのに惹かれあって行く過程が堪らないです。特に烏丸が高羽の良さを知って、諦念から期待へも変化する様子が良いです。

BLはファンタジーとはいえ、この会社のコンプライアンスどうなってんの?とか、こんなαしか居ない世界観なら幻滅してしまうなとか、再読すると突っ込み所満載でした。www

10年一昔とは言い得て妙で、最近の作品と比べると懐かしさと古臭さを感じることも確かでした。

間に鵜藤と雀部編3冊を経ての「狂い鳴くのは僕の番 :Re 1」を、これから楽しみに読みたいと思います。

1

涙なしでは見られない

とにかく泣ける作品です
攻めでも受けでもキャラが苦しむ様子を見るのは辛いけど最後に幸せそうな顔が見られたら全てが救われた気がして涙腺が崩壊しました笑
何度見返しても気づいたら涙が流れてきています笑笑
大好きな作品です!

1

ドストライク

烏丸さんと高羽くんの関係性が大好き。包容力抜群な大型犬スパダリα攻めと、色気たっぷり美人で強気でちらっと脆さが覗くΩ受け。お互いの腹の内を探るような最初の距離感が徐々に近づいて、求めて止まない気持ちが決壊しかける深夜のオフィスでのシーンは悶絶でした。オメガバースの世界における理不尽な境遇を逆手に取り、己の身体ひとつでのし上がっていった烏丸さんの、痛々しくも強く美しく良い匂い立つ色香にあてられる。そうして誰のものにもならず孤高に生きてきた彼の全てを丸っと包み込んでしまった高羽くんは、顔よし身体よし仕事もできて人当たりもよくちょっぴり腹黒で家事能力◎の絶倫という最強で最高のαです。もっと自分を大事にしろって怒った高羽くんと、本当はその言葉が欲しかった烏丸さん…出会うべくして出会った二人がついに番になる場面は感動もひとしおでした…。甘やかしぃと甘やかされな二人が6歳差の年下×年上カップルっていうのもなお良し。この作品に出会えて良かった!

1

絵は好きだったけど…

最後まで読んだら気持ちが変わるかもと思い、頑張って最後まで読みましたが結局ダメなままでした。
ここまでビッチ受けに拒否反応が出るのは初めてなのでびっくりです。
絵はすごく好みなので、合わなくて残念です…。

1

オメガバースもの

黒髪受けの流し目がセクシーでエロいんだけど、こういうオメガバースもので複数の人間を受け入れるΩ、見ていて心が重くなるので苦手かもしれない

2

きつい場面がちらほら

続刊が出た時、ツイッターでよく見かけたので興味本位でこちらを試しに読みました。

烏丸と高羽がどうしようもなく惹かれ合うのはわかった。
対照的なΩとαで毛嫌いし合うも、運命とも言えるような、お互い抗うことができない存在になっていくのはいいと思った。

ただ、やっぱり、烏丸が望んでしていることとは言え、複数のαを相手にする場面が何度も出てきたのはきつかった。
Ωに対してのαが理性が効かなくなるとは言え、企業の役職ある男たちが烏丸に群がるのは気持ちのいい絵面じゃない。

オメガバは、Ωの発情期や運命の番はBLにおいて、おいしい設定だとは思うけれど、αが上位、Ωが下位みたいな社会的に区別する設定は必要なのかなといつも思ってしまう。
その身分の違いみたいなものも含めて恋愛の障害として描く材料なんでしょうけど。
ま、オメガバと言ってもいろいろあるみたいなので自分なりに楽しめる作品に出会えたらいいなと思った次第です。

4

心から幸せになって欲しい

オメガバース…あれ?これってレイプ物ってジャンルか…?と思ってしまうほど、烏丸の姿が痛々しい。

体を武器にするのは、立派なやり方だと思うけれどとても辛そうで見ていられませんでした…。薄目にして読みたくなる…。
しかし、レイプまがいのことをされてもそれで仕事を勝ち取る烏丸さんのプライドを見たら、不謹慎ながらも心底かっこいいと思いました。

お相手のα高羽くんは、スパダリという言葉の具現化のような人物なので!
これから死ぬほど烏丸さんを甘やかして愛して欲しいです〜。゚(゚^ω^゚)゚。言われずともすると思いますが。゚(゚^ω^゚)゚。

オメガバースの代表作と言われるだけあると思います。でもほのぼのBLを読み漁る私にはつらすぎる展開でした(><)

烏丸さんの生き様に、神評価です!!!
幸せになってください!!!!!!!!

3

泣ける

私が初めて読んだオメガバースがこの作品でした。
友達にオススメされたので貸してもらい読んでみたのですがぶっちゃけ最初は拒否反応がすごかったです。
元々、誘い襲い・淫乱受けがとても苦手だったので最初は引いてしまいましたがとりあえず最後まで読むと案外、淫乱受けも悪くないなと思えるようになりました(笑)
そして絵がとにかく綺麗です!!
私的にはどストライクでした!!!
あとは烏丸(受)の襟足がものすごくエロくて大好きです(番後は切ってしまいましたが...泣)
ちなみに私の理解力が疎いせいか1度読むだけでは内容を完璧にはわかりませんでしたが、何度か読み返すとちゃんと理解することができました。


まず一言で言うととにかく切ない!!
お互いのトラウマのせいでお互いを嫌って拒絶していき前半〜中盤はものすごく切なく、苦しかったです。ですがその分、分かり合えて番になった時は本当に涙が止まりませんでした。
こんなにもΩ嫌いな人とα嫌いな人が果たして本当にくっつくのだろうか...と思いましたが最後はちゃんとハッピーエンドでした。
番になった後の2人の表情が柔らかくて、とてもほっこりとしました。
特に烏丸(受)がとてもかわいらしかったです。


切ないシーンが多く、読むのが辛くなったりもしますが、私はオメガバース初心者の方でも全然楽しめるのでは!と思います!
なので文句なしの神評価です!!

2

ここからスタートなんだなぁ。

スピンオフのβ鵜藤&雀部が完結したので、読み直ししました。

しょっぱなから、なかなかハードなシーンから始まり。
1話に1回は肌色シーンがあったようなイメージです。

受け様は、オメガである自分のカラダを武器にのしあがってきた烏丸。

攻め様は、そんな烏丸の部下として配属された新人アルファの高羽。

初めからオメガに対して、近寄らないと壁を作ってるような高羽に、なんだよ〜!Σ( ̄□ ̄;)とムカッ腹立。

それでも読み進めていくと、オメガを嫌悪というより、自分のアルファ性に怯えているのかな。


2人がギスギスとした関係の時は、うーん、好みじゃないかも(´・ω・`)だっのですが、切ないムード漂ってきたら、俄然萌えメーターが上がりました(*´∇`*)

烏丸の元上司の飛永が出た時は、初めこそなんだこの最低アルファ野郎は(`□´)だったのですが、スピンオフ最終巻を読んだ後の今は、また違う気持ちになりますね。


2人の気持ちの勢いについていけず、唐突感もあったのですが、それでも、これまでを振り切って、2人で生きていく覚悟を決めた姿に、あぁよかった(*´ω`*)でした。

初えっちの時の、にっこり笑ってイジワルしちゃう高羽の姿に、嫉妬やら独占欲が透けて見えてにまにまです。










1

うーーーーーーーーーーーーん

人気シリーズということでとりあえず1作目から読んでみました。結論からいうと残念ながら合わず。評価を下げて申し訳ないです。
だいぶ辛口なので、作品ファンの方は注意して下さいね。

いきなりですが、烏丸の魅力が最後まで分からず。
まず、高羽との初対面でいきなり高圧的な発言で煙草の煙を相手に吹きかける序盤から「んん?」でした。
あそこまで枕営業しまくりでしかも社内でも公言してそれが許容されてるってどんな会社なんだ。ギョーカイ界隈の広告代理店だからOKなの?
しかも普通に考えてセクハラパワハラしまくってるし、Ωとかどうとか以前に常識的に考えて社会人として軽蔑されて当たり前の言動だと思うんだが…。
本来なら違和感覚えるべきそうした所にトラウマをぶっこんでΩというフィルターで相殺させて、強引に切ない方向へ舵取りしてるように見えました。

そのトラウマに関して。
二人ともバース性によるトラウマを抱えてるんだけど、分かりやすく台詞で教えてくれるんですよね。打ち明け合って理解し合っちゃう。そこはエピソードで昇華させてくれよ~と。その安易な回収の仕方も萌えない要因でした。

恋愛面でも、トラウマが共鳴し合った以外に、高羽はいったい烏丸のどこに惹かれたんだろう。毛嫌いしていた上司に恋愛感情を寄せるまでの高羽の心理の変化についていけるだけの説得力が足りないように思いました。

全体的に感じたのが、主役二人を始め登場人物皆があまりにもバース性に促われすぎてないかい?と。そりゃあオメガバースが題材なんだからある程度は理解できるし、実社会に潜む偏見や障害とかなら共感できる。でもここまでくると、人権とか社会問題のレベルなんじゃないの?と野暮な突っ込みをしたくなってしまった。
作品の根底に流れる価値観として、バース性への差別や偏見を描いているのか、バース性による明確な能力差による不均等で歪な社会構造への鬱屈を描いてるのかがちょっと分からなかったです。

個人的にビッチ受けは嫌いじゃないので、ここまで仕事を絡めてなかったら、あるいは体使う以外のお仕事描写や烏丸の魅力を伝えてくれるエピソードがもう少しあればなぁと。
描きたい切ない雰囲気は十分伝わってくるんだけど、全体的に掘り下げ不足な印象でした。

20

最後まで読めてよかった…

転職先の一流企業でαの高羽が出会ったのは
自らの体を武器にキャリアの地位にまで登りつめたΩの烏丸でした。

複雑な生い立ちからΩに対する嫌悪を抱く高羽。
Ωへの嫌悪を押し隠そうとするものの、上司である烏丸は
やたらと高羽に絡んできて、彼の感情を逆撫でするばかり。

そんなとき、高羽は同行した営業先で烏丸が
男たちに犯される姿を目の当たりにしてしまいます。

烏丸が行っているのは所謂、〝枕営業〟なのですが
これが暗に会社の公認で行われているというのがものすごく胸糞。
確かに始めたのは烏丸かもしれませんが、それを止めることなく
烏丸の犠牲をいいように利用している会社もひどすぎる…

高羽もそんな烏丸を嫌悪するのですが、烏丸という人間を知るほどに
他の男たちに好き勝手される彼の姿を見ることに苦痛を感じ始めます。

烏丸もまた自分を〝Ω〟としてではなく、初めて〝ひとりの人間〟として
まっすぐに自分を見ようとしてくれた高羽に惹かれ始めます。

辛い過去を抱え孤独に生きてきた二人が、
唯一無二と信じられる相手に出会えて本当に良かった…

個人的にオメガバースにおける醍醐味は
この〝うなじを噛む瞬間〟だと思っています。
望んで結ばれたカップルのその瞬間って抗えない動物的な本能が
溢れていて、でも、ロマンチックで、多幸感に包まれているんですよね。
正直、このラストがなければ評価が変わっていたと思います。

両想い後には烏丸が予想以上に高羽に夢中で、
年下の恋人に甘える姿が色っぽいのに可愛く見えてしまいました。
この幸福感、たまりません♥

悲しい過去を背負ってきた二人だからこそ、
せめてこれから先の人生はいつも二人で笑っていられますように。

繰り返されるモブ姦描写に正直、幾度となく目をそらしたくなることも。
しかも、攻めの目の前で受けが複数から犯されるという中々の容赦のなさです。
そういう描写が苦手な人は耐え難いかもしれません…

『たまらないでしょ?』
美術大学の学生と大学教授とその一番弟子による三角関係のお話です。
今はまだ3人で、けれど、いつの日か、決着がつく日がくるのかな?
3人の恋の行く末が気になります。

1

その啼く声は切なくて。心が咽び泣く様で。

痛々しい。ずーっととにかく痛々しかったです。
Ω 性である事を利用して、権力を得ているかの様に振る舞っている烏丸は、その細い身体を壊しそうなくらい、乱暴に抱かれて陵辱されて。自分にはそれしかないと思い込んでいる。
高羽は、自分を産んだΩ 性の父が、番いと寄り添う事など無く、乱れた生活をしていた事で、不遇な子供時代だった。その事で、Ω 性を苦手に思ってもいるし、そんなΩ のフェロモンに本能で惹きつけられる自身のα 性を疎ましく思っている。
烏丸の性接待を見て『地獄絵図』だと嫌悪しながらどうしても惹かれてしまう。
烏丸の有能さは本物で、尊敬していたとしても。高羽が烏丸にそんなにも惹かれているのは、α だからなのか。戸惑いながらも、人として魅かれているのだというのが、唐突な気もしました。自分が嫌悪されていると思い込み、煽る様に襲いかかる高羽。彼の方から烏丸に堕ちた様にも見えなくもない。

烏丸がこんな風になってしまったのも。裕福だったけれど、愛情を注がれる事のない家庭環境にあったことも。クズの部長を信じて翻弄された事も。全部悔しくて悲しい。
それにずーっと引き摺られてしまって、高羽とめでたく番ったことも、甘い後日談も何だか楽しめませんでした。
この物語の中では、常に傍観者で、烏丸の理解者でもあり、ピンチを助けてくれる鵜藤だけがホッとさせてくれます。彼はスピンオフ β の主人公になる。飄々として、秘めた男前。
この中では一番好きかも。

同時収録はデビュー作だという「たまらないでしょ!」
こじらせ片想いの歪な三角関係。短かすぎて説明不足は否めないけれど、この後3人がどういう道を辿るのか、は気になります。私の希望は永遠の三角関係ですが、いずれ2人になりそうな予感。

5

ビッチ受けが苦手で。。

ビッチ受けが好きな人にはオススメ
でも私にはやっぱり趣味じゃなかった。。。

3

オメガはビッチ!は固定観念?

ずいぶん前に読んだ作品です
今はいろいろお話がすすんでますよね
オメガバーズ初心者向けに待ったのレビューが多くて、興味深く拝読

言われてみれば、私自身もこの作品でオメガバーズの設定理解した人間なのでオメガはビッチなイメージが知らずのうちにあったかも

けど、逆にこれがなかったらオメガバーズはわかりにくかったかなとも‥
それくらいステレオタイプな作品なのではないかなと思います

今読むと少し物足りないと感じるので、設定理解には良いのかな
ハッピーエンドですし、絵は綺麗ですし、読んで損は無いお話だと思います

2

もうひとひねり欲しかった

“オメガバース初心者はまずここから!”という文言に惹かれて拝読しました(初心者というわけではありませんが…)。

Ω嫌いのαの攻めと、Ωを武器にして強かに生き抜く受けが、お互いに惹かれあい、最終的に番になるというお話です。

絵柄はとても丁寧で綺麗です。受けの匂い立つような色気が余すところなく表現されている絵の力は素晴らしく、評価が高いのもうなずけます。
エロもふんだんに散りばめられていますし、番になるときのセックスシーンや、番になったあとを描いた描き下ろしの甘い雰囲気もとても素敵でした。
だからこそ、もったいないなあ…という印象がぬぐえませんでした。

攻めがこの作品の世界で言うところの「普通のα」とは違う存在であるということを納得させるに足るような、説得力のある描写がもう少し欲しかったです。
攻めが受けのどんなところに惹かれたのか、どのタイミングで好きになったのか…今ひとつ理解できませんでした。
性に奔放なΩや、Ωを性欲処理の道具として扱うαたちを嫌悪しながらも、結局はαの本能に逆らえなかったのかな…という感想になってしまいました。
確かに、受けはΩを武器に枕営業で社内でのキャリアを積み上げてきましたが、きっとそれだけではないはずです。対外的な人当たりの良さや部下への指示の的確さ、渉外力の高さなどが垣間見える描写もありましたので、α・Ωにとらわれない人間的な魅力についてもっと言及しても良かったのかなと思います。
また受けについても、攻めのどのようなところが「普通のα」とは違う、と思えたのかが腑に落ちませんでした。
もし本当に攻めが性急に性的なつながりを求めてこないことに魅力を感じたのであれば、この世界には「Ωをモノとしてしか見ていない」αしかいないということになり、それはそれで恐ろしい世界だな、と思ってしまいました。

それと、これは単純に描き分けの問題だと思いますが、アップになっているコマなどは、攻めか受けかどちらか分からないものがいくつかあり、混乱して勢いを削がれてしまいました。

このように重箱の隅をつつくような評価をするのもどうかな、とは思いましたが、いち個人の感想として書かせていただきました。
全体的には完成度の高い作品で読み応えもありましたので、これだけ有名なのですから読んでみて損はないと思います。
ただ、先の方のレビューにもありましたが、オメガバース初心者にはすこしハードルが高いように思いました。

4

オメガバース初心者にここからはオススメしません

若干トラウマな作品なのでレビューも評価もしていなかったのですが、ちるちるさんのシリーズ紹介のコピーを見て、いても立ってもいられずレビューを書くことにしました。

オメガバース初心者は、絶対にここから入ってはいけませんよ!

わたし自身、初オメガバース作品がこの作品でした。
おかげでしばらくオメガバースは倦厭したくらい衝撃が強いです。
とにかくΩというものが悲惨に描かれていて、後半に入るまでがきついです。
初心者は初恋で幼馴染同士がしあわせな運命の番になりました!的な作品や、もう番って家族!みたいな作品から徐々に慣らしていった方がいいと思う次第です。

ビッチしんどい
複数無理
オメガバースを読むのは初めて

という方には絶対オススメしません。

後半はしあわせ展開になるものの、前半〜中盤終わりまでの衝撃が本当にきついので、これから読むという方はどうぞお気をつけてください。
ラストはハピエンだし、攻めは後半にいくにつれ見た目もどんどんイケメンになるし、受けも美人なので、きついシーンがあそこまで長くはっきり描かれていなければ良かったのですが…。

わりと前の作品なので、まだ読んでいないという方の方が少ないとは思いますが、トラウマ防止になれたら幸いです。

11

ビッチ受オメガバース

オメガバース物の異常な性倫理が許容出来る方にはオススメの作品です。ビッチ受けも複数も好きなので、エロ特化型としては楽しめました。

ストーリーと絵には今ひとつハマらなかった。
高羽と烏丸が互いに惹かれる理由がよく分からず、烏丸ほどの器量なら今までも"そのままの君が好き"的な王子様が現れてもよいのでは?と思ってしまった。
絵はキラキラした今時の雰囲気ですが、単純に好みではなく。

◾︎たまらないでしょ? 同時収録の読み切り
どこにも落ち着かない理屈抜き3P、その生産性の無さが凄く好きです。読み切りならではの潔さ。

※電子書籍 ひかり/カバー裏有り
電子限定おまけ漫画は攻め拘束ハメ撮り3頁

3

ビッチオメガ

この発想は斬新だった、ということで星一つアップしました。

オメガであることを逆に武器にして、体でのしあがってきた烏丸。そんな上司に対して、体の反応を恥ずかしく思う真面目なアルファ、高羽。

烏丸がピッチすぎて、なんか逆に引いてしまった。本来嫌いな設定じゃないんですが、流れがわかりにくいコマなどもあっていまいち乗り切れませんでした。

一応仕事もできることになっているのですが、そういうお仕事面はほとんど出てこず、枕のシーンばっかりだったからかな?

3

初めてオメガバースを受け入れられた思い出の作品

紫を基調とした美しい色使い、怪しげな雰囲気を醸し出す右側の男性、そしてタイトル。
完全に表紙買いでした。まだBLに戻って間もない頃に読んだので、この分かりやすいタイトルに気付かず、手元に届いた本のページを捲ってショックを受けたのを覚えています。
あー、苦手なオメガバースものだった~。

オメガバースの何が苦手かと言うと、Ωが虐げられているところ。そして、社会的にも高い地位につけず、時には子供を産む道具や性欲処理の道具として見られてしまう。
これって、一昔前の女性差別とほぼ一緒なんですよ。
だから、BL読んでるはずなのに、男尊女卑のお話読まされているみたいで非常に気分が悪い。
「いいα見つけていつか幸せになってみせる」的発想も好きじゃない。「給料高い男性つかまえて玉の輿のるわ」的発想の他力本願女子を彷彿とさせるから。

この作品は、自分がΩであることを逆手に取って、体使ってでも会社でのし上がってやるという烏丸の意地というか、一種の狡さが見ていてとても潔くて好きでした。
何と言ってもこの烏丸の気だるげな感じと、色気ダダ漏れなところが魅力的。
そしてふと見せる切なげな表情も。

かつて番って欲しいと本気で思ったαの上司に裏切られ「αは酷い奴じゃないといけない」と心に叩き込みαを利用し出世する道を選んだ烏丸。その前に現れた「αらしくない」性格の高羽。自分を性的対象として見ず、ひとりの人間として接する高羽にペースを乱され、自分の弱い部分を思い出してしまう。
一方、誰とも番にならず男娼まがいの方法でお金を得ていたΩの父を嫌悪し、今でもΩを嫌い続ける高羽。αやΩである前に、同じ人間なんだからもっと自分を大切にしろよ、と烏丸に言うシーン。この段階で烏丸はもう高羽に魅かれていたのではないかと私は思いました。

仕事を取るために、好きでもない沢山の相手に抱かれる烏丸。その度に体も心も酷使し、見えない何かを失っていく。本人ですら自覚していなかった烏丸の悲鳴のようなものを高羽は感じ、救ってあげたいと思った。自分だけのものにしたいと思った。
トキメキから入った甘い恋じゃないけど、この2人が番うには十分過ぎる理由だと思う。

暗いトーンの中に、妖艶で魅力的なキャラが光るこの作品。
烏丸雅に出会わなければ、私は今でもオメガバースを嫌っていたかもしれない。
それほど艶やかで美しく、オメガバースの魅力が目一杯詰め込まれた素晴らしい1冊です。

7

烏丸さんに萌えてください!

初のオメガ作品です! この本を読んで最初に思った事は受けの烏丸さんがエロくてカッコイイことですね笑 いい感じの最初の性格の悪さに萌えます
絵もとても綺麗でつい読み込んでしまいました!
世界観も感情入りしてしまいます! 出てくるキャラもみんなカッコイイですししっかり濡れ場もたくさんあります笑 ここまでハマった漫画は久しぶりですね

5

受けが無理

ごめんなさい。
受けのキャラが苦手で、この評価です……。
Ωを利用して身体を使ってのしあがっていった受けという設定は好きなんですが、なんか、性格悪すぎる気が…。
表紙見て、大人っぽい美人系クール雌お兄さんかな?と思ったらただの口悪いだけのパワハラ上司でした。

初対面から攻めに「頭かるそう」とか言ったり煙草の煙吹きかけたり。こんなに挑発的ならΩとか関係なく嫌われる気がします。
初日から上司のオフィスセックス見せられたり軽口叩かれたら生理的に無理にもなるでしょう。
作品インタビューで攻めが腹黒と紹介されてるけど、それは違うんじゃないかな~。

漫画というファンタジーにこういうのも何ですが、普通にパワハラですよね…。ギャグっぽかったら流せるんですけど、ひっかかってしまってどうにも楽しめませんでした。

攻めも、受けのどこに好きになる要素があって、どこに惹かれたのかよくわからない。
気づいたらいきなり好きになっててくっついてました。それは同情心からきているのか?わからない…。
正直、最初から最後まで攻めが可哀想だと思ってしまいました。

飛永さんの問題も放置だし、鵜藤さんというキャラも不完全燃焼。

なんだかよく分からないまま終わっていました。
表紙買いでしたが、私には合わなかった。

絵はきれいでした。

9

ただ暗いだけの話ではない

地雷がたくさんあったので評価厳しめとなってしまいました。

Ωが割りきって自分の体を使ってのしあがっていくと言うのは珍しいし、清々しくもあるのですが複数で相手が社内と言うのももう少しもったいぶったらいいのにと思いました。

それと、高羽くんがどのタイミングで上司の烏丸さんに恋心を抱き始めたのかがわかりませんでした。くっつくときが物凄く急じゃありません?

よくある運命の番ではなかったんでしょうか?“一目見たときからズキンときた”みたいな“お互いにだけ通じるフェロモンが”と言うものではなかったから、普通の番なんだなぁと解釈しています。

飛永が最悪中の最悪なくず男で最後まで改心もしなければ、仕返しも無かったのがもやっと残りました。

しかし、高羽くんて、社内中の男性と関係があるような上司をよくも番にしましたねぇ。心が広いです。

5

オメガバースの世界観が見事

CDのほうに興味があり、原作も電子書籍で購入しました。
オメガバースものは特別萌えるというわけではないのですが、作品前半(2/3くらい?)が暗くて切なくて、読んでいて苦しくなり、その反動もあって烏丸課長と高羽くんが結ばれた時の喜びが大きく感じました。烏丸課長が体を使ってのし上がっていく、というのは分かるんですが、だいたいが複数相手だし、そういうのが好きじゃない人にはキツイかもしれません。個人的には、烏丸課長が、出世のためで好きでヤッてるわけじゃない、という割り切りの中にも気持ちよさを感じているような部分があるとビッチ感が凄くてもっとハマっていたかもな、と思いました。
とはいえ、ストーリーは読ませてくれる、大作だと思いますし、絵柄も綺麗で丁寧な描写で、素晴らしい作品だと拍手です。

1

初オメガバースでしたが

オメガバース物は初めて読みました。
地獄絵図という表現がありましたが私もマンガでの複数プレイ、しかも愛情が全くない便器がわりはダメでした。引きまくりました。

高羽と烏丸の過去からの葛藤やトラウマ、烏丸がなんとか体を使ってのしあがってやっているのや高羽がΩを生理的に受け付けないのはわかります。
しかししつこいですが複数プレイの描写がキツかった。

高羽と烏丸がとうとう番になりますね。そこは救われた気持ちでした。二人とも何かを乗り越えた感じで。

烏丸にもっと自分を大切にしてほしいと思います。
番になったからもう大丈夫ですよね。
二人とも幸せになってほしいです。
甘える烏丸が可愛いです。

短編の方はよくわかりませんでした。
愛弟子と白先生は恋愛感情があるの?二人の絵はそっくりなの?なんで?蒼井はいつ白先生をそんな対象に見るようになった?

よくわからないのにレビューしてすみません!

3

攻めの気持ちの描写が足りない

 攻め受けのキャラの背景にはそれなりに重厚感があったように思いますが、2人の距離の縮め方について、あれだけお互いαとΩを嫌っていたにしては結構あっさりくっつくなぁと感じました。Ωの烏丸にとっては、高羽は他のαとは全く違い、単純に烏丸を見て発情したりΩというだけで蔑んだりしないので特別に想う気持ちは分かります。一方高羽にとって烏丸は、最も毛嫌いしているタイプの、本心から望んでしているわけではないにしろ誰彼構わず誘う典型的Ωなわけです。自分は他のαとは違うと言いながら結局フェロモンに耐えきれず序盤の方で行為に及んでしまいますし、烏丸に気持ちが向いていくのも彼の過去を他人から聞かされたことがきっかけなので何だか後付けのように感じてしまいました。高羽が本当に烏丸の今までの苦悩を理解して、身体で仕事を掴んできたΩらしからぬ強かさもひっくるめて愛せているのか少し疑問です。まだ飛永の方が烏丸を本質から理解し好意を持っていたんじゃないかと思いました。その飛永も、なぜ急に烏丸を突き放したのか謎でしたが…。個人的には鵜藤に一番好感が持てたので彼メインの話に期待したいです。

3

めっちゃ好き!

普段は優しくてニコニコしてる高羽さんが、烏丸さんに煽られて男になる瞬間がホントにたまらない!!
烏丸さんも、はじめは高羽に対して冷たい感じだけど、関わっていくうちに段々と心を開いてく姿が、細かく描写されていて、読んでいてニヤニヤしちゃいます笑
他のメンバーも個性豊かで、どのキャラクターも愛せます笑

オメガバースなので、乗り越えなければ行けない困難が沢山で、次はどんな展開になるのか、いつもハラハラドキドキしながら読み進めます!

3

絵が綺麗

非常に良い!!!!!
オメガバースは元々大好物な私ですがこれは群を抜いて良かったと思います。
黒髪美人で淫乱受けと言うだけでもクるものがありますがそれだけでなく、オメガとしての葛藤であったり、烏丸さんの過去が個人的にグッと胸が締め付けられて本当に好きなキャラクターです。不憫と言うのでしょうか。
また絵が非常に綺麗。
スラスラっと読めてしまいます。
嫉妬イベントもあったり、濡れ場のシーンも多かったり、何かと最高が詰まっている一冊だと思います。

2

オメガバース

この作品を読んでオメガバースにどハマりしてしまった者です。

こちらの作品の受、Ωの烏丸は上昇企業のキャリアで、たくさんのαの上にたっています。この世界でΩがαの上にたつのは珍しいことで烏丸は自分の体を武器にしてこの地位を手に入れていました。

ここまで読んで烏丸の魅力にやられました。

部下に手を出す烏丸や昔番になりたかったのに中々なってくれず裏切られた男の話など荒れていた、いやずっと荒れてますが、烏丸が最後に幸せになってくれて本当にBLというジャンルからオメガバースを知れてよかったと感動しました。

4

大大大好きなんです!!

この作品、ストーリー的には王道なんです!過去のしがらみでアルファが嫌いになったオメガと、オメガが嫌いになったアルファが色々あった後に惹かれあい付き合う、って。

でも、キャラの性格や生い立ちがオメガバースにしてはとても個性的で、王道な展開になるんだろうなと分かっていても本当に読んでいると面白くて。受け攻め両方とも (特に受けの烏丸) が魅力的すぎて、何度も何度も気が向く度に読み返しています。

アルファを嫌いながらも自身の身体を使って会社内の高い地位までのし上がって来た烏丸。でも本当はオメガや性欲の捌け口ではなく一人の人間として見て欲しくて、そんなセックス三昧な毎日に自ら溺れながらも心のどこかでは助け(?)を求めていたんじゃないかな、と思いました。そしてそんな彼に最終的に手を差し伸べて、自分を大事にしろと言ってあげたのが攻めなんで、もうとにかく自分の解釈ですが萌えました。

とにかく楔ケリ先生は感情表現が上手いというか、二人の気持ちや特に烏丸の過去がとても上手く表現されていて分かりやすいです。そしてだからこそ、両方にどうしても幸せになってほしいって応援しながら読めます。

7

一瞬で落ちる恋もいいけれど…

一目で恋に落ちたり、ふと嗅いだ香りで運命の番をみつけるのはオメガバースの醍醐味で、それはそれですごくいいし、萌えポイントなんですが、この作品はそういった動物的ともいえるフェロモンでおちる性行動に真っ向から抵抗し、これまで歩んできた過去とか生き様といった人として持っている「心」に惹かれていくところが斬新でドキドキさせられました。

その上、キャラも個性的。
Ωといえば疎まれ、誰かに守られ生きているといった設定が多い中、雅は自らの唯一持てるΩという体をエサにαを手玉に取りのし上がっていく姿は圧巻。
一方の高木はαながらその能力を活かして強気に生きている訳でも、傲慢な態度をとるでもなく、むしろΩの前では種馬に成り下がってしまうαという存在の自分に嫌悪感を抱いているところが今までにはないキャラ。

全く逆ともいえるベクトルを持った二人が上司と部下という状況で出合い、最悪の状態から徐々にお互いに惹かれていながらも反駁していく過程はもどかしくもあり、せつなくもあり、萌え萌えポイントでもあり(笑)

中でも、高木の目の前で雅が自らの体を開き高木の失態を埋め合わせる場面は、Ωとして生きてきた雅の矜持を見せつけられるすごいシーンでした。
やめさせたい気持ちをぐっと堪え、騒がずじっと見つめ、雅の矜持を目の当たりにした高木の姿はぐっと胸に迫るものがあり、そんなすごい場面の後に訪れる告白シーンは、う〰ん、たまりません‼

クライマックスの歯形を付ける場面は、あたかも激しい誓いのキスのようで、きゅ〰ん‼
しかしながら…欲を言えば、それまでのエロシーンが濃厚だっただけに、ややあっさり終わってしまった感が否めないのがちょっと残念。もどかしい二人がやっと結ばれる場面なので、これでもかっとばかりにもっともっとネットリしててもよかったなぁ~(笑)

ツンデレ雅の恥ずかしそうに咬み跡の絆創膏に触れる姿、本作一番の可愛さでした。きゅ〰ん…、次巻も楽しみです‼

9

オメガバース初心者でも!

オメガバースの社会がはっきりと見える作品です。説明も細かいのでオメガバース初心者でも楽しめました!
αとΩは性別的には求め合う存在ですが、その中でお互いを嫌悪し合っていた2人がαやΩとしてではなく、1人の人間として惹かれ合っていく姿がとても素敵です。
周りとは全く違うαと他とは一味違うΩのカプですが、典型的なαや複雑な想いを抱えるβなど、様々な角度からオメガバースの世界を見ることができます。
広告代理店の営業部が舞台なので登場人物のスーツ姿も個人的な萌ポイントです!
スーツ好き、オメガバース好き、ビッチ好き、スパダリ好き、イケ(ワル)オジ好き、元ヤン好き?w
などなど色々な人に好きになっていただけると思います!

3

愛が欲しいと心が叫んでる

オメガバースに苦手意識はなく、一口にオメガバースといっても作者さんごとに細かい設定や世界観が異なることがあるのも特に問題ありません。
最近のオメガバース作品の中でも人気の本作は、レビューに神評価が凄いですね…
エロいエロいとありますが、私の考えるエロとは違うみたい。
オメガバースだから「発情」という設定があるのは納得しています。で、その発情がきて、赤い顔をして息遣い荒く挿入挿入、というのは別にエロくはないような。
エロはペ○スや擬音や体液にあるとは思わない。エロは心の動きから感じるものだと思っています。
最近感じるようになったのは、オメガバースはある種NLのバリエーションなのかも、という事。
特に基本のαxΩのカップリングものは、発情と本能で結びついて番に、というパターンがあって、男同士がどうこうよりもαとΩの関係性の方が重要。何よりそれがなければオメガバース設定にする意味がなくなってしまうわけで。
でも、この2人が結ばれる過程は発情とは直接は関係なく、高羽が烏丸に惹かれ、烏丸が高羽の気持ちを信じることができて何もかも委ねる、それは真っ当な「恋愛」ですね。
前半烏丸のビッチな生き方は悲惨だったけど、高羽と幸せになれる結末はかなり良いです。

「たまらないでしょ?」
美術大学が舞台で、教授x一番弟子の2人に学生が割り込む3P話?
絵が、「狂い鳴くのは〜」と見分けがつきにくくて、ちょっと読みにくかったです、すみません。

6

男同士で孕ませられるなんて✨なんて素敵な世界なのでしょう

ずーっとオメガースものを読んでみたいなとは思ってたんです!そしてたまたま、
表紙が綺麗だな~ん?オメガース…だと!?w
という感じで早速購入w
初めてオメガースものを読んだので他の作品は分かりませんが、Ωβαの説明などがのっていてとても助かりました(´ω`)(しかもわかりやすい!!

男性同士で孕ませられるなんて✨
なんて素敵な世界なのでしょう( ^P^)

~~~~~~それでは本題に(前置き長い)~~~~~~

表紙作(本編6話完結)+3pもの(短編)と、表紙作の書き下ろし番外編という形になっていました。

|ω・`)セックスシーンが多めです!複数でのプレイシーンも多いので苦手な人はダメかもしれません

烏丸さん(受け)の心情などは書かれていましたが結構謎が多いですね…まあ可愛いのでいいでしょう((
あの誘い受けビッチ感もたまらんな(^q^)

本当に初めて読んだオメガースがこの作品で良かったな~と思いました!
もっとオメガース読みたいなあ…ԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)←

ではではこれ以上しゃべるとネタバレしかねないのでこの編で…

あ、質問なのですが、違う表紙のイラストで狂い鳴くのは僕の番というコミックがでているようなのですが…何が違うのでしょうか?βは鵜藤の話ですよね??
どなたかわかる方がいらっしゃいましたら教えてください

5

Secrett

えっと、質問が少し前のものなのでもう知っているかもしれませんが、狂い鳴くのは〜βは鵜藤さんと別のオメガの話です。でも烏丸と高羽もちゃんと登場して二人の間のストーリーも進んでいるので、かなり面白いです!もしまだでしたらどうぞ読んでみて下さい!
失礼しました。

茎わかめな茎わかめ

おお~そうなんですね!!
後日談…気になりますねw(^q^)
コメントわざわざありがとうございます(´ω`)

いるいる

茎わかめな茎わかめ様

違うイラストは電子連載されてた時の表紙ですよ♪
電子版単話の7話だけ(現段階で)紙本に収録されていない後日談になります(^^)

狂僕、面白いですよね!
私も大好きです(﹡´◡`﹡ )

受けの子の綺麗さが半端ないです

良すぎた。本当に良すぎた。
自分が読んだオメガバースの中で一番良かったです!
受けの子の育った環境がかわいそうで泣きそうになった。お父さんに向かって「そんなに僕の声聞こえない?」ってセリフがもう!もう!切ない!
お父さんに怒られたい、自分を見てほしい、という感情から家庭教師誘ったり生徒誘ったりしてる雅さんほんとに痛々しいけどすごく綺麗。
攻め君と番になれてほんとに良かった!幸せになってほしい!
攻め君のお父さんも綺麗で好きでした。一瞬しか写ってないけども。
受けの体に屈したくないのにαの本能はΩを求めてしまうっていう葛藤しているところも攻め君素敵でした。いやいや言ってるのに急に攻め始めたりするところも◎ギャップがよかった!
攻めてても受けへの気遣いが残ってて優しさに惚れそう!
ほんっとにおもしろい作品でした!ウトウさんの次回作もはやく書籍化しないかな
楽しみに待ってます!

4

よかった...

表紙が好みだったので購入
思った以上に良かったです!
オメガの設定は初めて読んだのですが読みやすかったと思いました〜
繰り返し読みたくなります

0

オメガバース

絶倫年下わんこ×ビジネスビッチ最高です!

0

幸せなオメガバース♡

楔先生の初コミックス!!読者としては、初と思えないほどの満足度でした☆ オメガバースシリーズの特徴を上手く得ていて、エロさも絵もストーリーも文句なしです♡
個人的な意見ですが、私は暗い系のオメガバースBLが苦手で… この作品もそうなのかな、と思って躊躇しながら読みましたが、想像以上の幸福感に溢れたカプのお話でした♡
攻め、高羽くんのΩ嫌いが逆に良い方向に出て、無理やりシーンが無かったのもこの作品が好きな理由です。
新しいオメガバースBL作品を探している方には特にオススメです☆

楔先生、狂い鳴くのは僕の番2楽しみにしております!

3

う~ん……補足希望

表紙買いしました。
…私はあまりハマれなかったです(;´Д`)

1番は高羽の同情から始まった烏丸への感情が、唯一無二の愛情に変わったポイントについての説明が足りないこと。
それが知りたかったのに『気づいたら……なんでだろ』という一言で省略されてしまい消化不良でした。
想像ですが…高羽父もΩであることを武器にしてたと思うんですよね。
誰とも番ってもらえず毎日違う知らない男とヤッてお金をもらっていたのは事実だけど、だれが父親かわからない子供を2人も養うのは相当な苦労があっただろうと。
息子である高羽には言わないだけで、おそらく高羽父もΩであることを武器にしてただろうなと考えると、高羽父と烏丸はΩということだけでなく、生き方とか根本的な部分が似ているだろうと思うんです。
だからこそ高羽の烏丸個人を愛した瞬間や惹かれたポイントがものすごく大事だと思っていたので、より一層残念だったのかもしれません(´-ω-`)
最初から好きだったなら、それでもいいので描いて欲しかったなと。

他にも、烏丸の過去を本人以外(飛永)から聞いて鵜呑みにするトコとか…いろいろと疑問に思う部分がないわけではないですが(苦笑)

もし今回の補足的な話があれば、是非とも読みたいです!

13

※ネタバレ これぞオメガバース

オメガバース作品が大好きで、オメガバース/絵が好み ってだけで購入しましたがこれは…当たりです。

久々に自分好みのオメガバース作品に出会ったなぁって感じです(*'ω' *)↑↑


↓↓ここからネタバレ↓↓

この作品の魅力を語るに当たって3つのポイントが存在します!順追って説明しますね…

①綺麗な絵
自分の長所でもあり短所でもある“表紙で選ぶ”ワザ!!まず色合いが好みでした。表紙に紫陽花が描いてあるのですが、すごい綺麗ですね…

②オメガバース独特のストーリー構成
α×Ω…これはオメガバースにとって最大の魅力です。しかしこの漫画では他のオメガバース作品とはひと味違います。

αの高羽は新しい会社に転職して早々、Ωである上司 烏丸がおエライさん方にマワされているのを目撃します。
高羽(α)は幼少期、父(Ω)がお金を貰うため自分の体を売っていた事を知り Ωに対して嫌悪感を抱きます。
一方、烏丸(Ω)は幼少期 αである父が自分を人として扱わずまるで存在しないかのような扱いを受けてきました。αに対して嫌悪感を抱き、“自分の体を売ることでαもβも屈服できる”と思い 枕営業をし業績を上げています。

このお互いを嫌いあっている2人がどのように番になるのかが、この作品の見どころです…!

③ボリューム感のあるページ数
やっぱり同じ値段を出しているのに薄い漫画と厚めの漫画じゃ購入意欲が違います…よね…?(あくまで個人的な意見です)
圧巻の200ページ超えです\(^^)/読み応えがありました~~!

↑↑以上↑↑


以上になります!長くなりましたが、語彙力不足の私のレビューで気に入ってくれた方がいましたら光栄です(*'ω' *)

20

淫乱と純粋な心って、紙一重なのね…

絵が好みだったので、購入しました。

オメガバースは今まで沢山読んできましたが、これほど胸が切なくなったオメガバースは初めてです。

受けの烏丸は、Ωである自分の身体を昇進の道具として上手く利用しており、その描写が多く見受けられますが、それが容赦なくエロくて切ない…
一方、攻めの高羽は、Ω嫌いでありながら、Ωである烏丸に欲情してしまうαの自分を嫌っている、一風変わったαだが、高羽に一言言うならば「よくやった」と言いたい…

乏しい語彙力で申し訳ありません。

ただ、これがオメガバースの世界なんだ!って、どこかリアリティーを感じれて、なおかつエロくて、甘い描写が泣ける漫画はなかなかありません。

この作品で、楔ケリ先生を知りましたが、単純に他の作品も読んでみたいって思いました。(買います)
全体的にカワイイよりキレイめの絵で、エロい描写がとにかく どエロいので、絵にこだわりがある方にもオススメです!

10

何度も読み返したくなる!

弱々しかったり、可愛くて淫乱な受けくんがあまり好きではなくて、オメガバもピンとくるものが無くただキャラ萌えしたので購入してみました

そして期待をすっかり裏切られとても楽しむことができました!

モブ和姦?的なものが殆どで、攻めくんとのおセックスが少し足りなんいんじゃない…?と思うくらいのなので(いちゃいちゃする場面はたくさんあります)
苦手な方はいらっしゃると思います。でもそこが絶妙な具合にお話を引き立たせていているようで…、難しい事はわかりませんが構成とかそういったものが上手く出来上がっているんだろうなと思います

受けくんの心持ちと言いますか、俺なんて…とか言い出したりせずに、男らしくグッと胸に秘めて、どうしても明かさなくてはならない時には俯かずむしろ笑い話みたいに辛く暗い過去を語る彼の性格が個人的に好きです

裏表紙にキャラの設定が書いてあって、それを踏まえたうえで読み返すとまた違った楽しみ方もできます!

絵に多少クセがありますが、表紙も中身も足並みのそろった上質な漫画でした!

5

ハマりました

表紙に一目惚れして電子書籍で試し読みして更に気になりました。
内容は多少苦手な部分はありましたが、そこもあまり気になりませんでした。
少しづつ惹かれあって最後にヤるということが私にとっては一番重要なのでとても良かったです。
オメガバース作品は他にも色々読んだことはありますが、この作品もお気に入りです^^

4

「切なさ」の後の、「甘さ」にほっこり

ちるちるさんの作家インタビューでお見掛けして、面白そうだなと思って購入。

オメガバースものって最近はやりというか数多く出ていますが、妊娠がメインなもの、運命の番がメインなもの、身分差がメインなもの、等々、同じオメガバースでも設定は様々ですが、これはなんだろ、「身分差」がメインになるのかな。

生物学上の父親は誰なのかわからず、様々な男と関係を持つものの番になってくれる人は現れなかった(自分を産んでくれた)父親を持つαの高羽(攻め)。
セックスに依存するΩと、そのΩを玩具のように身体だけを求めるαを毛嫌いするようになった彼。

一方の受けはα至上主義の父親を持ち、ゆえに自分の存在を否定され続けてきたΩの烏丸。
親からも愛されなかった彼が、自分の身体でαを陥落できることを知り、それによってのし上がることを選んで生きてきた烏丸。

二人ともゆがんでいて、けれどそれが幼いころからの家庭環境であったため、というのがなんとも哀しかった。

はじめはセックスで仕事を取ってくる烏丸を軽蔑していた高羽くんが、烏丸の過去や本音を知り徐々に恋心を募らせていく過程がとても良かった。

セックスシーンはかなり多いのですが、そのほとんどが自分の身体を武器にのし上がっていく烏丸と彼に群がる最低なαとの濡れ場なので甘いとかエロいというよりも痛々しい。楔さんの絵柄がきれいなだけに、より一層切なさが増した気がします。

あと、なかなかの存在感を示していたのが烏丸の同僚であり彼の少ない理解者である鵜藤くん。彼というクッションのおかげで高羽くんと烏丸の関係がうまくいったのだと思うし、シリアス一辺倒なこのストーリーをもマイルドにしていた気がします。

終盤に短編が1話収録されています。タイトルは『たまらないでしょ?』
美大生と、その美大で教鞭をとる先生と、その先生が想いを寄せるもう一人の学生のお話。
こじれているようで、実はラブラブな3P。な感じ。

このお話もなかなか良かったのですが、表題作だけで1冊まとめてほしかったな、というのが正直な感想。表題作がとても良かったのと、この作品をもう少し掘り下げて長編にしてほしいなと思ったから。

あと忘れちゃいけないカバー下。

登場人物紹介もよかったし、高羽くんに甘える烏丸も可愛かったし、おしゃれに気を使ってそうな烏丸の意外な一面が見れたのもよかった。
あと、楔さんの手の描き方。
すんごい色っぽいなあ、と改めて思ったりしました。

オメガバースものであること、複数のモブたちと受けの絡みがあること、等、もしかしたら地雷な方もいるのかなと思うのですが、個人的にはとってもツボな作品でした。

13

初オメガバーズ

電子書籍の試し読みで気になっていて、初コミックということで買わせていただきました。

初読みの作家さんなうえに、オメガバーズの商業誌を読んだことがなかったので、期待はあまりしていなかったのですが、これは買ったことを後悔しないよい作品でした。

オメガバーズの設定をちゃんと活かしつつ、番になるまでの過程が本当によかったです。なにより淫乱受けっていいですね\( ˙-˙ )/

イラストも好みが分かれるような独特な絵ではなく、綺麗な絵でなによりも、表情がとても良かったです。(涙が綺麗)


これは、続編欲しいです…今回のCPの今後の話でも、二人それぞれの過去の話でも、脇役との話でも…続編でたら必ず買うと思えるようなお気に入りの作品になりました。

オメガバーズ大好き!受けが淫乱大好き!イラストが大好き!という方にはもちろんですが
オメガバーズはちょっと苦手かもとか、読んだことないという方にもオススメしたい作品です
(ただ、CP同士以外にも受けが他の人と身体の関係を持っています。)

3

待ってた////

電子版試し読みしてて、すごく気になってコミック出るの待ってました!!!!表紙イラストすごく綺麗で書店でも輝いてました✨

烏丸さんの色気がヤバすぎたし、それに抗い続けた高羽…自分の体を武器にしてのし上がってきたってのがまた…/////
そういうのからの番って良いですね(^O^)

モブ姦されて涙流しながら高羽を見てた烏丸さんが最高に可愛かったです!
最後はハッピーエンドで、烏丸さんが料理失敗して言い訳してたのとか、記念日って言ってたのとか…!初めの頃の烏丸さんとは違って、それはそれですごく可愛かった…!!(可愛かったばっかり言ってる………

二人が永遠に幸せでラブラブでいて、と心から願います\(^o^)/

12

色っぽーい。オメガバはまりそうです。

いやぁ。今までオメガバース苦手で避けておったのですがなんですか、これは。
ハマった。
Ωの烏丸さんの色気半端ねー。
これほんと、実在されてたらみんなイチコロですね。
Ωの親を持つ、Ω嫌いのα高羽。
最初は烏丸に嫌悪むきだしだけどどんどん、ひかれていく。その過程がなんとも切なく丁寧。
Ωゆえの差別、それを逆手にとって貪欲に生きる烏丸を愛おしく身体だけでなく心も欲しくなる高羽。
もう泣いちゃいます。

とにかく、楔先生絵が素敵で綺麗で色っぽい。
出てくる人みんなイケメン。

烏丸の良き理解者、元々は先輩だったが今は部下の鵜藤くんもいい味だしてます。
次回は特別編で鵜藤くんのお話しだとか。
楽しみすぎるー。

ハッピーエンドでおわり、烏丸と高羽の極上の笑顔も見られたまりません。

是非是非よんでみてください(^^)

14

ガッツリエロいオメガバース╭( ・ㅂ・)و ̑̑

ガッツリエロいオメガバースを読めただけでもかなり満足!
(一言目に情緒がない言葉で申し訳ない^^;)
結構分厚くほぼ1冊マルっと表題作です。(他短編1作同時収録有り)
ボリューミーで読み応えがあって面白かったです。

冒頭にオメガバースについての説明有り。ふゅーじょんのオメガバースプロジェクトシリーズほど細かい設定はなかったです。妊娠・出産などのシーンはなく発情メインです。(ヒートはナシ)

蔑みの対象で弱者に描かれることの多いΩですが、この作品に登場するΩは特性を最大限に生かしαを翻弄して枕営業で仕事を取り、社内幹部にも体を開いて出世街道にのり、開き直って強かに生きてます。そんなΩ上司にドン引きしつつ、自分だけはフェロモンに振り回されないぞ!とあがらうα部下とのお話です。

受け・烏丸(Ω)は魔性系美人さん。
アンニュイな雰囲気と視線で相手を誘う姿がまぁエロいこと。
基本複数プレイで毎話モブにヤられまくり。
歪な家庭環境・トラウマを植え付けたα元カレの過去回想が有り、したたかな強さ身につけるまでにどれだけ傷ついてきたのか窺い知ることが出来ます。Ωを最大限に生かすことが烏丸なりの防衛だったのかなぁ…(;ω;)

攻め・高羽(α)はαらしくないと言われる人。
というのも、幼少からΩの親がαの喰い物にされてた姿を見て育ち、性フェロモンを発するΩにもそれに翻弄されるαにも嫌悪してます。なので烏丸の生き方には否定的。
烏丸の枕営業色が濃く描かれてるので、登場人物の中では一番優しくて健全な考えの持ち主です。

当て馬ではないですが中々いい働きをしてたのが、烏丸の理解者・鵜藤(β)
飄々としたノリの軽い部下なのですが、枕営業を否定せず受け入れ、烏丸のピンチには駆けつける人です。体の関係有りで、発情期に入った烏丸のお相手をして沈めてあげるコトもあり(^w^)美味設定w
烏丸にとって、生き方否定せず助けになってくれた存在は有難かっただろうなぁ。

α嫌いとΩ嫌いの組み合わせで駆け引きめいた体の接触は何度かあるものの、お互い絶対的に相手を傷つけることはせず。その過程で、強かに生きてると思ってた烏丸の弱さを垣間見て守りたいと思うようになる高羽と、他のαとは全く違う高羽の真っ当で優しい言葉に頑なな心が解れてく烏丸にジンワリ。

クズ元カレの策略にハマった高羽のミスのせいでの枕営業では、烏丸は「気にすんな」と高羽に言いながらモブに犯され、高羽は辛そうな顔でジッと見守り続けてて……。お互い気持ちが通じ合いつつある中でのこの行為は切なキュン(;ω;)1話目の烏丸は高羽にセックスの最中を見られても平然としてたのが、そのセックスではツーっと涙を流すのが印象的でした。

最初からずっとモブ姦続きだっただけに、最後の愛あるセックスは最高です\(^o^)/
番になって魔性さが抜けて幸せそうに抱き合う2人の笑顔にウルっときた。
巻末の書き下ろしは甘々ベッタベタで、カバー下書き下ろしは甘えたになってる烏丸と甘やかしたがりの高羽にニヤニヤ楽しめました(∩´///`∩)

他、1本短編が入ってました。
オメガバースではないですが、こちらも魔性系美人受け。
攻め2人の3P。。。この本は複数プレイがデフォですねw
芸術大学の学生と教授のお話です。
(表題作が濃かっただけにサラリと読了。)

評価は、したたかなΩのガッツリエロという読みたかったタイプのオメガバースだったので神寄りの萌え×2です。 烏丸の淫猥さが強くて、ちょっと高羽の存在感が弱かったのが残念だったかな。でも満足度は神並です(﹡´◡`﹡ )

電子発だと白抜きが多い修正ですが、こちらは白ペンでグシャグシャっとした消しでした♪エロ濃いお話はやはりこうでなくては!

16

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