おはよう楽園くん(仮)

ohayou rakuenkun

おはよう楽園くん(仮)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神25
  • 萌×29
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
9
得点
176
評価数
40
平均
4.4 / 5
神率
62.5%
著者
中村明日美子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
楽園コミックス
発売日
価格
¥800(税抜)  
ISBN
9784592710806

あらすじ

「楽園」の人気イメージキャラクター・三白眼メガネ男子の楽園くん(仮)待望のコミックス化。描きおろしに加え、これまでのカラーイラストも完全収録。真ん中分け美少年の密着24時間、なコミックです。

表題作おはよう楽園くん(仮)

レビュー投稿数9

可愛すぎる…

BLじゃないとのことだったので買おうかどうしようか悩んだのですが、明日美子さん作品なら読んでみようかなと思って手に取ってみました。

うん、BLではない。ではないが、しかし萌える!
白泉社出版の雑誌「楽園」のイメージキャラクターとのことですが、黒髪・真ん中分け・メガネ、ということで、もうね彼ですよ、佐条くんですwww
めっちゃかわいいです☆

このコミックは楽園くん視点で描かれたストーリーではありません。楽園くんのお友達視点で描かれていて、友達と楽園くんが会話する、といった構成なのですが、「お友達」の性別も容姿も初めは一切出てきません。

でも、会話の内容とか、徐々に出てくる「お友達」の手とか後姿で、この二人の秘めた感情が少しずつわかってくるのです。
確かにBLではないのですが、におい系っていうんでしょうかね、うっすらと見え隠れする二人の感情に激しく萌えてしまいました。

表紙はちょっとクールな感じの表情の楽園くんですが、中身はすんごく可愛いです。
ニキビができてるからと言って指で隠す仕草とか。
ブロッコリーを涙目になりながら食べるとか。
目が悪くて、メガネなしだと相手が誰なのかわからなくて「???」てなる表情とか。
良い!めちゃ可愛いです。

初めにカラーのイラストが何枚か載っているのですがこれも可愛かった…。少年から大人の男性に移行する、あの年頃ならではの可愛さとかアンニュイさとかが上手に表現されていて、さすが明日美子さんと思ってしまった。表紙の裏側を切手風にしたのもおしゃれ。センス良いよなあ…。

漫画も、読み切りになっているので一話一話短いのですが、あの短さの中でぴっしり話をまとめ切れるのもすごいと思ってしまった。

明日美子さんファンの方や、におい系に萌える方にはぜひ読んでいただきたい、そんな神作品でした。

6

非BLと言うなかれ

十分にBLです。

明日美子さんが「萌え男子ものがたり」でも語られていた「非おしゃれメガネ男子」。
代表格は何と言っても佐条利人ですが、その次に続くのは楽園くん(仮)です。
圧倒的非おしゃれメガネ。なのに妖艶。
潔癖と妖艶という相反する魅力が混在する、明日美子さんの技の見せどころを十分に味わえます。

冒頭のカラーイラストからもう楽園くん(仮)に夢中。
「同級生」シリーズを読んだ後だと余計に愛が高まるのが早いかもしれません。
16話(3話編成含む)、楽園くん(仮)と友人の日常をのぞき見できます。
登下校や昼食時のたわいない会話、バレンタインデーのチョコをもらった楽園くん(仮)、ホワイトデー、体育の授業、クラス替え、新しい友人の存在、年が明けて季節はまたバレンタイン。
「美少年の密着24時間」という帯のコピーに「1時間ごとの楽園くん(仮)を24話分見られる!」と思っていたのですが、楽園くん(仮)の1年間です。

友人の姿も性別も見えない。
もしかして女の子?それとも?と思いながら読み進めると、ところどころに現れる友人の髪や靴、袖口。
袖口の時点で男子と女子の制服をもう一度遡って確認してしまうこと必至。
ふわふわの髪の毛をした後ろ姿に、ふわふわ×眼鏡で「あのひと」の気配すら感じられます。

とにかく楽園くん(仮)が可愛くて。
鋭い眼光に似合わない鈍感さ。幼さの中に覗く艶っぽさ。少年の持つアンバランスな美しさのすべてがここに集結しています。

一時期は全セリフ記憶済みの「同級生」シリーズより好きと言い切れる時期もあったほどのこの作品。
今は「同級生」シリーズと並んで大好きです。
まだ読んでいない方は少ないと思うけれど、日本国民いや全人類に読んでほしい。
みんなで楽園くん(仮)の魅力にどっぷり浸りたい。
国民の休日的に「楽園くん(仮)を愛でるデー」を作ってもいいと思うくらい愛おしい作品です。

5

画力とアイデアの勝利。

楽園くんかわいい、楽園くんかわいい、はー楽園くんかわいい! …読後はもれなくこんな具合でしょ!?

「私」は楽園くんのクラスメイトで、たぶん仲がよくて。
読み手と対話するようなスタイルで進む珍しいスタイルの一冊です。楽園くんに話しかけている「私」は、最初は「クラスメイトだろう」ということ以外は性別すら分かりません。しかし会話が進む中で、少しずつ関係性や何かが窺えてきて。

こういったスタイルを思いついたとしても、こんな素敵な作品に仕上げられたのは明日美子さんの「世界を表現する画力」があるからこそですよね。ラストに向けて少しずつ明かされていく感じがたまりません。

3

おはよう楽園くん(仮)が、ついにデータベースに!!

思いきりBLに×印ついてるのが笑えるw
データベースに登録ありがとうございます。

真ん中分け色白眼鏡の楽園くん(仮)表紙では、冷たい印象ですがカラー口絵ではキュートな顔を見せてくれてます。
カラー口絵も16ページもあり、明日美子さんの美麗イラスト堪能できます。
ニキビの話、下駄箱での待ち合わせ、休憩時間、跳び箱、保健室、猫等、楽園くん(仮)の言動行動表情に、萌えます(*´∀`*)

そしてラストで萌え禿げる(≧◇≦)

明日美子さん凄い!!

2

エロは無いけどキュンキュンします

電子にて。
全140ページ中漫画部分は110ページほどで、あとはイラストと楽園くん(仮)が生まれるきっかけの前書きなど。

イラストはビビッドな原色の色味だけど水彩タッチでとても柔らかい印象です。楽園くん(仮)の色んなショットが大変可愛い。

漫画の方は佐条くん(同級生)のちょっと幼いバージョンみたいな楽園くん(仮)と友達の会話形式。
ただ友達の顔は見えなくて台詞もふきだしではなく四角枠のモノローグみたいになってます。
…説明が下手ですが汗、楽園くん(仮)の一人芝居にナレーションで相槌が入ってるみたいな?感じかな。

なんて事ない二人の会話の中に度々覗くお互いへの好意がたまりません!
たまに楽園くん(仮)の意味深き流し目もいただけたりしますが、さすが作者さんの描く佐条くんタイプの男の子は本気出すとスゲーなっていう…小悪魔感…

ラスト、柔らかそうなくちびるがチュッとくっつくのですが、、、
キュンッとして萌え転がりました。
可愛いーーー!!

非BLですって!?
いいえ、これはBLです!笑

1

楽園くんのお友達気分を錯覚できます

最初、とても不思議な読み心地でした。
読者に楽園くんが話しかけているのかな?って思っていました。
でも違うんですね。
楽園くんの同級生の男の子視点で進んでいくんですよね。
その子の目が写した“楽園くん”なんですよ。
で、少しずつ交流していくので(短編形式)…なんだか読んでいる側が楽園くんとお友達になったかのような錯覚を抱いちゃいますw

なんてことはない男子高校生の日常なんですよね。
でもでもじわっじわきます。
お友達と楽園くんの距離感がなんとも言えず…最後にはニマニマさせられました。

可愛かったぁ…!
ごちそうさまでした(*´艸`*)

3

ゆるキャラ!?

清廉さと妖艶さの共存!!

瑞々しくって可愛くて可愛くて、伏せ目や挑戦的な目は色っぽく、真ん丸な時は可愛さや茶目っ気があり、表情豊かで、それをこちらに向けてるので、よりグッときます。最初は独り言?楽園くんに話しかけてるのはナレーション?あ、友人と対話してる!と、少しづつ見せ方が変化していくのや、友人視点で楽園くんに触れるのが面かったです。この友人との距離感も淡泊なのに特別で、ほんわか、ドキドキでした!!

明日美子先生の色合い大好きなので、カラーイラストたくさん見れたのも嬉しかったです。カラーになるとぐっと色気匂い立つ。

0

無題

見た目は某同級生シリーズのキャラとほぼ一緒ですが中身は大分違います、
もう少し明るい世界線での佐条君というか。

ちなみに主人公自体はこの作品では描かれてないけど自分は勝手に黒髪の光を想定しています、既刊も大好きなのですがあの二人にはもう少しのんびりさせてあげたいなと思っていたので。

値段は結構張るので紙で買った方がお得感あるかもしれません、今でこそこういうジャンル珍しくないけど作画が中村さんというだけで個人的神です。

科白少なめでどこか画集っぽい雰囲気。

0

楽園くんをどうにかしたい

 非BLだけど淡々とBLっぽさを匂わせてくる雰囲気があって、腐女子なら十分楽しめる作品だと思います。楽園くんに話しかける主人公の姿が描かれず、常に主人公目線で楽園くんを見れるところが、普通のBL作品にはない斬新なポイント。お互い女子からバレンタインにチョコをもらって気持ちがそわそわする男子でありながら、楽園くんのふとした時の色っぽさに主人公がどきっとする瞬間もあり。2人とも好きな子がいるようで、それってもしかして…?と読者を期待させてくれます。BL初心者、中村先生初心者にも薦められる作品ですね。

1

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