かなしいどうぶつ

kanashii doubutsu

かなしいどうぶつ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×212
  • 萌16
  • 中立13
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
8
得点
129
評価数
47
平均
3.1 / 5
神率
8.5%
作画
湖水きよ 

作家さんの新作発表
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原作
松田美優 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784813030645

あらすじ

トラック運転手の永地は、友達のソウタが好きだ。幼い印象は高校時代から変わらず、押しに弱くて周りに都合よく使われているのに、それを指摘すれば周りを庇う。そんなソウタが心配で、つい干渉してしまう永地。しかしある日、ソウタが友達に悪趣味な悪戯をされたことを知った永地は、怒りのままにソウタの体を奪い…!?

表題作かなしいどうぶつ

田村永地,トラック運転手,高校時代からの友人22歳
平野奏太(ソウタ),スーパー勤務,22歳

その他の収録作品

  • かわいいどうぶつ(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数8

雰囲気漫画の魅力

良くも悪くも独特の空気を漂わせた雰囲気漫画という印象。
物語の表面をサラリと撫でるような感覚なので読了後も当然モヤモヤ感は残りますが、自身の見解で深読みフォローすると面白いかもしれません。
雰囲気作品の魅力はそこにあるような気がします。
こちらの作品は湖水きよさんの絵柄が更なる魅力を引き立ててくれていますね。

ライオンみたいな髪型の永地の言葉足らずのせいでやたらと遠回りしております。
遣る瀬無さや嫉妬で強引にソウタ抱いちゃうのはどうかと思ったりもしますが、それは理性を失って本能のままに動くといことでは、動物に擬えた永地らしい行動かなとも思います。
戒めなんて物があってもそんなもので抑えられる程に簡単な衝動ではなかった、永地の馬鹿みたいに真っ直ぐな心の現れなのかもしれないと思うとちょっと切ないです。
ソウタは、目がパッチリ、薄倖そうな幼く可愛い印象の男性で幼少期に何らかの原因があったのかは知りませんが、僅かでも心に苦しみを抱えているようです。
姉や母親に言われた「触ったら汚れる」、汚れると分かっていてもチョコレートだけは我慢できなかった…だから、永地のことが好きでも触れたら汚れると思って何も出来ずに、あんなゴミ屑みたいな主任と関係を持っちゃうのかな><
主任がほんと最低すぎて苛々しまくりです。
それはさておき、幼少期のソウタがいじらしくて可愛くてぽわわってなっちゃいました(*´ω`*)
紆余曲折してしまった二人ではありましが、最後はちゃんと結ばれてホッとしました。
チョコレートを前にして戸惑うソウタにちょっぴり切なさを覚えずにはいられません。

私見だらけで好き勝手書いてしまいましたが、やはり気持ちを伝え合った後の二人が好きですし、湖水きよさんの美麗な口絵カラーや表紙にも萌をいただいたので萌×2評価にさせていただきました。

7

連載終了から三年

この本が出る事は、10月に買った雑誌の告知でしりました。
本当はこれ、三年前に発売予定だったものなんですよね。
2010~2011年に連載していて。
確か、原作小説とコミックを同時発売するはずでして。
湖水きよ先生が一冊目のコミックを出した後。
まだ挿し絵のお仕事をしていらっしゃらない頃です。

感想は一言。
わぁ、懐かしい~!
久しぶりに読めて、ほんと楽しかったです♪
話の内容はかなり覚えていました。
ライオンみたいな頭の永地も。
クリクリ目が可愛い顔のソウタも。
接点の無さそうな二人が、仲間内で一番仲良しな不思議さも。

高校からの仲間達の一人、という存在。
永地は、ソウタをピュアで汚してはいけない存在だと思っていて。
ソウタは、永地がいるから仲間の中で浮かずにいられて。
お互いがお互いを大事にしている。
大事にしているからこそ、本音が言えない。
そんな二人です。

ストーリーも絵も粗削りではありますが。
連載中楽しく読ませて頂きました。
なぜこんなに出版に時間がかかったのかはわかりませんが。
湖水きよ先生の三冊目が先に出てしまったのが、ちょっと残念でした。
それでも、面白く読ませて頂きました。

一番好きなのは、永地の弟とその彼女とのやり取りの後で。
弟が早漏で兄がインポか、みたいな台詞が笑えました!
永地は結局、ノンケだけどソウタが好きなのか?
本当はゲイまたはバイなのか?
わからないままですが。
永地の中の迷いがこのお話の醍醐味なので。
そこら辺が面白かったなぁ~と思います。

そしてゲイであるソウタは、はじめから友達でい続ける事を望んでいる。
そういう気持ちもわかりやすくて良かったです。
ソウタの子供時代の話は、ちょっと気持ちが掴みにくい感じではありますが。
この子供時代の小さなトラウマから、最後の描き下ろしに繋がります。
そのあたりがまた面白かったです♪
ラストがアッサリしていただけに、描き下ろしが一番楽しみでした!

これを今はじめて読んだとしたら、印象はどうなんだろう?
まったく違うかもしれないな?
そんな事を思いながら楽しく読んだ一冊でした。

6

何だかオシイ……!

書店で見かけ
湖水さんだ!とジャケ買いしました。

嫌いでは無いです。
ただ、展開がサラッとしていて読み手に伝わりにくいというか、どちらにも感情移入出来ぬまま完読。
んー攻め受け両方何故かこう私の中でしっくりこず。
ラストラブラブな二人のショートはありましたがそこも何だかぬるっとした印象。
これはきっと漫画ではなくて小説だったら面白いのではないか?という気がします。
活字で心情等細かく書かれそこから膨らませ想像をする。
その方が合うのでは?と思ってしまいました。もう一度読んだら捉え方が変わるかもしれないので読んでみます!

2

畫風我喜歡,體型差很好,氮素胃疼

本來想說我會平等地銅絲每個讓受的床照曝光在眾人面前的作者,受也挺慘的,氮素作者和我一樣喜歡幼年的受,就是又可憐又可愛那種55555我也好喜歡,品味太好了沒辦法銅絲惹www這本劇情前面挺胃疼的,受自卑,就拒絕攻,先是被前輩們強上後面又和店長當py,最後我以為要be了因為兩個人都不聯繫彼此了結果攻來個英雄救美兩個人在在前面死活都不對彼此說的我喜歡你突然就在最後說了,美美he,感覺劇情有點崩,氮素體型差很好,受很米,慘慘的很可憐又很可愛,就是那種脆弱易碎敏感的小美人55555,小時候就超級無敵惹人憐愛55555

0

いいタイトル

湖水先生作品初読みです。
味のある絵が好みです。
特に、線、目がいい。

ストーリーとしては、なんだか治安が悪いなぁと思わせての、ああやっぱりそうなるか…という感じで。

その後、両片思いだとわかりつつ、ソウタは上司と大人の関係で、永地には「嫌だ」とはっきり拒絶したのは好きだったからなんだと。

でもお互い素直になれなくて悶々としますが、肝心のくっつく場面がやけにあっさり感じました。
それまでの引きがもっと活かされて盛り上がるかと期待したんですが。

タイトル回収の「俺はずっと動物でいい」「理性なんか要らねぇ」がよかったです。

0

絵には萌えるんだけど…

ついこの間出た、湖水さんの2ndコミックを読んで、
挿絵より漫画の方が好きだな~と思ったのでコレも買ってみました。

狼のようなライオンのような野性味溢れる外見の攻め(表紙右)、
その攻めの見た目と、
受けの幼き日の寂し気にチョコレートを齧る姿にはキュン♡
となったのですが、
話の内容は残念ながら萌えづらかったです…


別々の仕事についても友達関係が続いている高校時代からの友人、
強面で硬派な感じで周りから一目置かれるトラック運転手の攻めと、
控えめな性格で押しに弱くて、
後輩からも呼び捨てにされ舐められている可愛い顔をした受け。

攻めは受けのことが何かと気になり世話を焼こうとするけれど、
女に興味を持てず、受けを特別視するそんな自分を持て余してもいる。

ある日、
性病になって病院に行ったら医者に後ろを弄られたというある友達が、
別の友達と一緒にふざけて受けに同じことを。
尻に指を入れたらすぐに達ったと、
受けのことを可笑しそうに話す友人を見て攻めは頭に血が上り、
その友人を殴って追い出す。
そして、
グッタリとしている受けをそのまま力任せに抱いてしまう…


その後は、お互いに相手が好きなのに、
その気持ちを互いに言わずに別の人と寝たりして、う~~ん…

受けが素直に「好き」の気持ちを言わない理由として、
幼少の頃のトラウマが描かれてはいるんだけれど、
漫画だからかな、これがそんなに根深く残るもん?と思っちゃいました。
もうちょっとエピソードを加えてもらわないと、
わたしは受けの流される性格を肯定しづらく感じたなぁ…。

攻めは、動物っぽい衝動的な内面を、
おばあちゃんの戒めを大事にして律っするよう努力している人。
そういうところとか、
弟と言い合いする子供っぽい部分とか、いいな~と思ったけど、
話の流れには上手く生かされていないような印象でした。
これ、漫画じゃなくて小説の方が、
ふたりの心情がちゃんと読み手にも伝わっていいんじゃないかなぁ、
すごくそう思ってしまった…。

くっつくところもイマイチ盛り上がりに欠けるような…
もともと好き合っていたんだから、こんなもんなのかな?
すれ違いという展開があんまり好きじゃないからなのかもですが、
すみません、とにかく萌えづらかったです ( ;∀;)

でも、湖水さんの漫画は好きなんで、
これからもどんどん描いてほしいです、 絶対次作も買うと思います。

10

期待値が高すぎた

注目中の湖水きよさん画なのでめっちゃ期待してたんですけど、イマイチでした。
高校時代からの友人同士で、ちょっと気が弱すぎて他の友達に強く言わず搾取されてる受けと、それをかばおうとしながらも、受け自身に拒否されてかばいきれない攻め。いや、そこはかばってやろうよ、と。受けから拒否されても。
攻めがどっちつかずだなーと思ってるうちに、受けはバイトの店長と身体の関係を持っちゃいました。それにもイラッとしました。かばおうとしてくれてた攻めには「本当にイヤだったら自分でイヤって言えるんだから口出しすんな」的なことを言って拒絶したくせに、店長とは寝ちゃうってことはイヤじゃないってこと…? 無理やりなんだったら無理やり、合意なんだったら合意とハッキリしてくれないと、自分を守ってくれようとしてる攻めにだけ強い口叩いて、あとの人に対しては流されるばっかり? とすごくだらしない印象に。
絵はすごくよかった。顔も身体も美しいなー。原作つきじゃないマンガまた描いてほしいな。

6

どこか悲しい雰囲気をまとった作品


押しに弱い受けを心配する攻めと、告白できない受けが一線を越える話です。

ガタイもよく、ライオンのような攻めのことが好きな受け。
ですが、小さい頃のトラウマで告白もできず、友人関係を強く望んでいます。

攻めに向けるはずだった性欲は、受けが働いているスーパーの主任?(店長っぽい)へ。
純粋で儚げそうですけど、受けの方は意外とヤることヤッてます。

また、セフレ関係となったこの店長も一癖あります。
どこか怪しい雰囲気がありながらも、本人の過去や説明もなく、ただただ受けに酷い仕打ちをする…。

そんな中、攻めと受けはお互い詰め寄ったり引いたり…。
もどかしく、じれったい場面が続きます。
良くいえば、現実味があるスローペースさでした。

ハッピーエンドなはずですが、バットエンドのような雰囲気ち画風でした。
タイトルの「かなしいどうぶつ」のように、どこか悲しさをを感じます。

書き下ろしは付き合った後の二人。バレンタインのお話です。
ここで少し萌えましたが、全体を読んだ後のモヤモヤが残りました。

0

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