続きはまた夜に

tsuduki wa mata yoru ni

夜晚的秘密关系

続きはまた夜に
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神62
  • 萌×283
  • 萌34
  • 中立6
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
25
得点
750
評価数
187
平均
4.1 / 5
神率
33.2%
著者
千葉リョウコ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
シリーズ
Knife
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784801950511

あらすじ

売れっ子ホストの阿久沢 文と刑事の二神崇晴は、学生時代の同級生で元恋人。 2年前に再会した夜、誘い誘われるままにカラダを重ねてからは、 たまに会ってセックスするだけの割り切ったオトナの関係を続けている。 心の中では未だに互いを想い合いながらも、臆病すぎてすれ違う2人。 でも、気持ちを押し殺したままカラダだけの関係を続けるのは苦しくて──…!? ホスト×刑事、対極の2人が織り成す、すれ違いLOVEシリーズに 描き下ろしを加えた著者初の麗人コミックス!!

表題作続きはまた夜に

阿久沢文 売れっ子ホスト
二神崇晴 刑事

その他の収録作品

  • まだ夜は続く(描き下ろし)

レビュー投稿数25

続編を読んで気になって

麗人で続編が連載されていて面白くて気になったのでこちらを読ませて頂きました。

文と崇晴、お互いのことが好きすぎて繊細過ぎて、内に秘めてる熱いものが大きすぎて、それがこちらにも伝わってきて読んでいて胸が痛くなりました。
8年離れていてもお互いのことだけだったなんて本当に凄いしどれだけ好きなんですか…。でもその8年間は二人とも辛かっただろうな…。

最後にやっと崇晴の本音が出て、つっかえていたものが無くなって、ようやく両想いを確認し合えて本当に良かった…!

文も崇晴も、プライドを持って仕事をしている所も本当にかっこいい。どちらも推せます!!

0

純再会すれ違いモノ……良き……

ホスト×警察官の再会モノです。
何度か読んでますがその度にすれ違ってる2人尊い〜〜って悶えてます。
胸が痛むのですがそこがいい!!!

さっぱりしたセフレみたいな関係を2年も続けている、というこう着状態が始まります。
最初は本当にそんな雰囲気なのに、2人ともクソデカいお気持ち抱えちゃっててですね……たまたま再会したらしいから本当よかった再会して泣

受け・崇晴サンはだいぶツンツンした業務成績も良い警察官で、攻め・文サンの前でも飄々とした感じなのですが、ホントは会うのもヤるのも嬉しくて嬉しくて……というだいぶ拗らせてる受け様。。。愛おしいですね隠した健気が。。。
付き合ってた大学の時に、文サンと自分との差的なのを感じて別れを選んでしまったんですね(誤解だったわけですが)
読み進めるごとに文サンに気持ちを隠してるのがどんどんわかってきて、その度にツーンと胸が痛くなります。

攻め・文サンは文サンで、崇晴サンのこと大好きだったのに、唐突に別れを告げられてでもそれ以上嫌われたくなくてにっちもさっちも行かなくなり。。。というだいぶ不憫な攻め様。
文サンと揶揄いあってても一途に想ってですね、嫌われまいと頑張ってるのがキます!
後何と言っても、水商売の営業側を結構芯を持って理念を掲げながらやってるところがいいですよね。しっかり考える攻め様、好きなんすよ、、、、


総じて2人ともから回ってる様子が見れるとても良きコミックでした。
あと何と言っても、攻め様が受け様大好きすぎて大事に大事にヤッてるの本当好きなので!!!とてもおいしい一冊でした!!!!全て眼福。。。

1

どっちもどっちのウジウジループ

刑事とホストの復縁もの。お互いが同じようにまだ相手のことが好き、それが早いうちから分かるので、中盤で中だるみしてるように思えました。視点を相手側に移して見せてしまうのが早すぎて。構成が違えばもっと切なさを楽しめたんじゃないかな…好みの問題だけど。
文も崇晴もはっきり言ってめんどくさいです。嫌がるフリしてでも好きだってしょんぼりしてたり、ヤキモチ焼くのに今のままでいいと強がってたり。もう本当にどっちもどっちのウジウジループ。二人同時に背中叩いて下らん意地を吹っ飛ばしてやりたくなりました笑。
その後崇晴の決断は何がきっかけだったんでしょうか。よく分かりませんが、くっつきそうになってもまた定位置に戻るぐるぐるは続きます。文が一歩踏み出すまでが本当に長い!崇晴にあそこまで言われてやっと!
すっきりはできたけど、節目になる出来事の印象が薄く、全体がぼんやりしています。この作風にハマればもっと萌えられたのかもしれません。

0

すれ違いのお話

過去付き合っていたのに心のすれ違いで別れて、何年も両片思いなのに会えず、再開してから体の関係だけあるってお話で、職業も硬派とナンパみたいな感じって説明するとありそうなお話なんだけれど、そういうのの中で断トツなのではないかと思った

自分がホスト大嫌いなのもあって、ホストで儲けだして羽振りよくなってるのって違う世界に行ったって風に見えちゃうの共感した
自分にしてるみたいなこと切り売りして大金払わせてるとか、理解できないし別れるよね

でも、文は実はとてもまともに仕事していて、本当に必要とされているサービスを提供して稼いでいたのね、客層がよく金持ちが金を使いたいときに気持ちよく使っているって感じ

好き同士だから、優しくしたいと心では思っているから嫌なシーンがなく、更に甘くなってからの二人は最高で読んでよかったと思った

ナイフの方も読んでいたので、高校生の二人がくっついたのが良かったなと思って
佐久間のこと考えてしまった
恋はいつでも実るわけじゃないからお互いだけって相手と一緒になれて本当良かったよ

0

せつない二人

住む世界や実家やら分かりあえなさそうで怖くなって大好きなのに別れを告げて。

それでもずっと好きで偶然再会できて流れでエッチまでして。

好きなのに気のない振りして。
受けが切ないけどそれ以上に攻めが可哀想で。

攻めも好きだと伝わったら逃げられる、もう二度と離れたくないって健気で。

ホストになってどんどん遠くに感じてた攻めは昔と変わってなかったとわかって。

うーん、両片想いのジレジレもだもだを楽しむんでしょうが、そんなに好きなら素直になればいいのにと思ってしまいます。

0

受けが好きになれなくて…

「Knife」を読んでこちらの作品が気になって購入しようとしたら、本棚にあって再読です。笑

こちらは二神が刑事でしたが刑事物では無くて、再会物でした。
言ってしまえば拗れに拗れた両片思いのお話です。

2人の好きだからこそ臆病になってしまう気持ちは分かるし、切なさには何度かキュンと来ました。

だけどもどうしても二神の文に対する態度が好きになれなくて…。

それに終盤の思わず口にしてしまった捜査状況がご都合主義に感じてしまいました。

読了後の本棚にあったのに記憶に無かったのが全てを物語っていると思いました。

0

お話自体はいい

ストーリーはよかった、と思う。

セフレで両片思いだけど、本気だと知られたら今の関係は続けられなくなるから、意地でも本心を隠して逢瀬を重ねる、という王道のお話。

お互い、好きな気持ちが募り、これ以上続けるのはしんどい…というところまで、盛り上がってきてのクライマックス…気持ちが通じ合うところもぐっときた。

ただ、個人的に気になったのが2点。

動きがカタカタして見えてしまう。
特に、エロのシーン。
表情もかたく感じるし、ふれあいも気持ちよさげというより、エロを定型通りに描いている…印象を持ってしまった。

もう1点は
セリフがどっちが言っているのかわかりにくいとこが多かったこと。
吹き出しの位置や、吹き出しのしっぽ、そのコマに描かれているキャラの顔、口、などで判断したらいいんだろうけど、私にはどうもわかりにくかった。
前後を読んで考えて何とか理解する感じ。
ま、私が理解力不足なんですがw

千葉先生は他に4作読み、Knifeはおもしろかったけど、他作品は荒いというか浅いというか薄いというか、入り込むことも刺さるとこもなく、流し読みしてしまう、私にはそんな相性の作家さんなのかなと思いました。

0

文くんと崇晴くんがイケメンでカッコ良くて萌えます♡

初めて読んだ千葉リョウコ先生の作品です。
こちらの『続きはまた夜に』と『Knife』を続けて読んだのですが、すごく好みだったのでシリーズ化していただきたいです。

『続きはまた夜に』
超売れっ子ホストの阿久沢 文くんと警視庁生活安全部保安課の警部補 二神 崇晴くんのお話。

2人は高校の同級生で親友でしたが、高校卒業から大学3年生までお付き合いをしていました。
文くんは家業(キャバクラとホスト)を継ぐために大学時代から修行としてホストとして働きますが、だんだん崇晴くんが文くんとの隔たりを感じるようになり別れてしまいました。
それから8年間も2人は連絡を絶っていましたが、街で偶然再会して「セフレ」の関係になってしまいます。
本当は文くんのことをまだ好きな崇晴くん。
だけど、文くんは自分のことを都合のいい相手だとしか思ってないと、崇晴くんは自分の気持ちが気付かれないように振舞います。
ところが、文くんもずっと崇晴くんが好きだったのです。
大学生の時に別れを告げられた理由も聞けず、聞き分けのいい振りをしてしまったために、どうしたらまた好きになってもらえるか悩んでいました。
お互いに誤解したまま「セフレ」を続けること2年間…。

ある日、崇晴くんが内偵捜査を進めている違法営業店の件で、文くんが崇晴くんの力になりたいと単独で探りを入れている時に事件が起きます。
内偵先のキャバクラ経営者が違法薬物の副作用で、探りを入れている文くんを止めに来た崇晴くんを銃で撃ってしまいます。
文くんの目の前で撃たれた崇晴くんはその場に倒れてしまい…。

私が今まで読んだ作品では、メイン(攻めと受け)のどちらかが好きで、両方好きになった作品はほとんどないのですが、こちらはメインのどちらもカッコ良くて好きになりました。
文くんも崇晴くんもイケメンで素敵です♡
しかも売れっ子ホストと警視庁の刑事で、高校の親友で元カレ、数年後の再会…。
すごくいい設定ですね~。
この設定を好きな方は多いんじゃないかな?
個人的に六本木や歌舞伎町で遊んでいた時期(かなり昔)があったので、思い出を重ねてしまいました(笑)
付き合っている時も別れていた時も再会してからもずっと両想いの2人。
どちらかが自分の気持ちを素直に話せば想いは届くのに…。
2人ともジレジレのモダモダです。

千葉リョウコ先生は絵が綺麗だし、2人のキスとHシーンが多めで萌えます。
やっぱりイケメンCPにはイチャイチャして欲しい♡

ただ、もっと深いエピソードにしていただきたかったシーンがありまして…
キャバクラ経営者の斉藤が崇晴くんを銃で撃つところですが、あれだけ薬物依存症であれば初動捜査で判明していたと思いますし、おそらく単独で周辺を調べていた文くんの代わりに崇晴くんを銃で撃ったと思うのですが、路地から出て来ていきなり発砲したので、そのいきさつがよくわかりませんでした。
それと、文くんが崇晴くんの10年前の別れた「理由」をあっさり受け入れたシーンです。
崇晴くんの「好きすぎて怖かった…」って、文くんはそれだけで納得しちゃダメでしょう!
もっと掘り下げてくれ~。ページ数の問題ですかね(泣)
1巻完結は難しかったのでは?
すごくいい作品なので、次巻もあったら良かったなと思いました。
と言うか、刑事モノでシリーズ化して欲しいです!(大事なことなので2回言いました)
生安ならホストやキャバクラなどの風営や本カジ、インカジ、闇スロの賭博関係、外国人の不法就労など、まだまだ事件はたくさんあります。薬物になると組対になっちゃうけど。

最後は、お互いの気持が通じ合い、文くんと崇晴くんがラブラブになって良かった~。
このまま、ずっと離れずに一生一緒にいてください。

描き下ろしでは、文くんが崇晴くんにプレゼントしたかった指輪をネックレスにしてずっと身に着けていたのには感動しました。崇晴くんの薬指に嵌められる日が来て良かったね!

『Knife』の最後に掲載されている『Knife』×『続きはまた夜に』コラボ漫画で、仲良しの文くんと崇晴くんに会えますよ。

この先の2人のラブラブ♡イチャイチャを見守りたいです。
千葉先生、出版社様、続編をお願いします(泣)

0

刑事とホストの設定だけで萌えました

すごく良かった
千葉先生の描かれる男性が、個人的にちょっと中性的な印象を受けていたのですが
この作品では、それが相まって良い雰囲気を醸し出してました

受けが、健気なのに男前で
攻めは、一見チャラそうなのに一途
よくある展開といえばそれまでなのですが
刑事物という、設定もあって
微妙な非日常感が伝わってきました

BLファンタジー感が、絶妙に表現されていたと思います
刑事とホストなんて、交わらなさそうで実は切っても切れない関係とか
同級生でセフレとか、ありそうでなさそうなのに、ちゃんとリアル感をもたせてる素晴らしい作品でした

0

「俺はあいつの特別になりたい。」BL的には使い古された台詞の愛しさに。

千葉リョウコ先生の作品の取っ掛かりで。一番好きな作品です。
そして、私にとっては、「両片想い」を初めて認識した作品でもあり。
今でも、「両片想い」と言えば、「続きはまた夜に」だと思っている。

黒髪で美形の二神刑事の、いつも何か憂えている様な、暗い瞳。
愛している文と身体を繋げていても。
身体だけでも繋がっていたいと願う、その切なさと。
「断るフリ」「拒むフリ」「本気じゃないフリ」「嫌なフリ」
自分の気持ちを殺して。気付かれないようにして。

一方で、文は、二神にただ嫌われたく無くて。
聞き分けのいい大人のフリをして。「別れたい」という二神を受け入れてしまって。
8年間、ずっと後悔していた。
言葉にすると、壊れてしまう様な気がして。
薄氷の上を踏む様に、恐る恐る抱き合う二人。
『こんなに好きなのに。』
「俺はやっぱりあいつの特別になりたい。」
BL的には、使い古されたその台詞が、とても愛おしくて。

事件を追っていた二神は、凶弾に倒れて負傷する。
そして。今度こそと、自分の気持ちを終わらせる為にと。
初めての告白をするのだ。
文の側からしたら、「ええええーっ⁈」ってなものなんだが。
数々のすれ違いから、ようやく。
想いが成就する。
何度も読んでいると、「言えばいいのに。」で、解決しそうなものなのだが。
両方の視点で、丁寧に描かれていくモノローグを読むにつけ、ジレジレしつつも、
とにかく応援するしか無いのかなぁ、と。
それよりも、文が、人の心を掴む手練れの人気ホストのクセに。
二神のことになると必死で。余裕の無いヘタレっていうのも、それはそれで、愛だとも思う。

両想いを実感して愛し合った翌朝。
感極まって、なおもサカる文に、「…続きは、また、夜にな。」という、タイトル。
二神の瞳はもう、暗くは無くて。幸せそうでホッとする。

描き下ろしは、ずっと二神にあげたくて、あげ損ねていた指輪をネックレスにして、
後生大事にしていたという、文の可愛いエピソード。
8年、ずっと着けていて、傷だらけになったその指輪が、やっと二神の指に。

0

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