萌えの死角(4)

moe no shikaku

萌えの死角(4)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
26
評価数
6
平均
4.3 / 5
神率
66.7%
著者
今市子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
KAREN COMICS
シリーズ
萌えの死角
発売日
価格
¥743(税抜)  
ISBN
9784537132496

あらすじ

代表作「百鬼夜行抄」「岸辺の唄シリーズ」。老若男女から高い人気を誇るあの今市子が、「萌え」を語るーー。大人気爆笑エッセイコミック第4弾! 万事BL目線で見れば、日々の生活がより楽しい!? 演劇も映画もコ●ケも航空祭も、鋭い腐女子アイでズバッと語ります! 日々の生活に潤いのほしいそこのあなた、必見です!

表題作萌えの死角(4)

レビュー投稿数4

トーチウッド人類不滅の日

BLと日常を絡めた今市子さん体験エッセイ漫画です。
【4巻】となっていますが、この巻だけ読んでも大丈夫です。
ボーイズラブのアンテナは、そこかしこに、無数に、とてつもなく、転がっていることを改めて思い知らされる今市子さんの毎日…明るく笑える楽しい内容です。
海外の俳優さんのゲイ情報にびっくりです。


初めて知った単語もあり、ほほぅ!と思わず私唸りました。
  『オムニセクシャル』(全性愛)
   老若男女誰でも恋愛対象になるという設定。
為になりました。


「トーチウッド人類不滅の日」
この言葉にビビビッとアンテナキャッチされた方、是非読まれるべし。

  『BBC制作』
   その昔ゲイでないと出世できないといわれたイギリス国営放送。
とても為になりました。

2

少しでも腐っていたらうなずく

相変わらずおもしろいです。
表紙の新聞を読む紳士のイラストには、非常に萌えました。ストイックな雰囲気って萌えますわ~
対して口絵の、植物的な青年2人の意味がいまいちわかりませんでした。萌えませんでした。
内容は、あとがきにありますように、「曖昧な記憶」と「不確かな伝聞」と「無責任な憶測」で構成されているのは全巻変わらず。
それが、どうにもこうにも非常におもしろい!
少しでも腐っていたらうなずくこと多し。
今回は海外ドラマのお話が多かったんですが、私は観たことないタイトルばかりで興味深かったです。
それから、スタジオライフの「続・11人いる! 東の地平 西の永遠」観劇記! あれ舞台化されていたんだなあ。
私もやばいわ。当時大好きだったのに! 相当忘れているわ。また読みたくなっちゃいました。確か本棚の魔窟の中にあるはず…。読もう、そして思い出そう。
(その後、ようやっと魔窟から探し出し堪能しました。おもしろかったです。)

今さん(作家さんを先生と呼ぶことに抵抗がありますので)、私は「タイ○ニ」も「○バス」も「F○ee!」も知りません! だって地元で放送されなかったんだもん! アニメ僻地。
内容予測には爆笑しました、特に「黒○ス」。「黒バ○」ファンの方、必読です。

1

プラナリアと天知茂でしょ

今市子先生によるコミックエッセイ、第4巻。
冒頭から爆笑必至の「修正問題」に斬り込んでおられる。
ご自分の商業作品ではなくて、コミケ参加のサークルさん達の同人誌についての考察?なのですが、tnkを「プラナリア」と表現され、黒線2〜3本で線引いてるだけのプラナリアがフワフワ飛んでる図が。
これは、作品でほとんど局部(ププッ)など描かれない今先生の貴重画ではないのでしょうか!
続いて原稿が完成したと思ったら1枚足らない、という修羅場の話、舞台や映画、TVのナマモノ萌えなどの話。
面白かったのは、夏コミケのお話。いや面白がっちゃいけないのかな。殺人的暑さと殺人的混雑で熱中症にならなくて本当に良かったですねぇ…という感想しか出てきません。
私はコミケとか行ったこと無いのですが、これを読んだら行くの無理〜。
あと、個人的に吹き出したのが「天知茂の明智小五郎が変装マスクをもぎ取る所」の画です!
懐かしい〜!若い人は知らないかなぁ、苦み走った天知茂が美女にでも外国人でも何にでも変装するんですよね〜。あの無理矢理感。伊吹吾郎演じる「ロベール」との妙〜な雰囲気も妖しい。
…なんてことも思い出して楽しかったです。

2

あいかわらず楽しい

最近の今さんのマンガは微妙ですが、エッセイコミックは昔と変わらず、おもしろいです。
着眼点がマイノリティ、マニアックだからなんでしょうか?
もしくは自分が同世代のせいもあるのかも?
今さんの視点には、どこかずれているぶぶんがあって、そこが味になっているような気もします。
まるでBL、耽美とは関係ないような話題でも、楽しんでいる姿勢や勢いは、まさに腐女子そのものということが大きいのかもしれません。

この本を読んで新しい萌えを見つけるということはないんですが、そうそう、と同感したり、へー、そうなんだ、と思ったり、最後まで楽しく読んでしまうので、やはり腐女子向きだと思います。

しかし、初めてのコミケが、もう二年前になる夏コミだったというご友人には心から同情します・・・・あれは、ほんとうにすごかった!

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