若様隠密帖 下

wakasama onmitsuchou

若様隠密帖 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神51
  • 萌×225
  • 萌17
  • 中立3
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
24
得点
409
評価数
102
平均
4.1 / 5
神率
50%
著者
内田カヲル 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
シリーズ
若様隠密帖
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784812485040

あらすじ

下忍の太助(たすけ)と忍の里の若様は新婚生活満喫中。
しかし、若様の嫁入り&次期頭領辞退宣言に忍の里は大混乱!
親族一同が反対する中、遂には太助までが頭領になれと言い出し傷付いた若様はーー! ?
話題のNINJA LOVEクライマックス!
敵と味方が入り乱れ、若様と太助の謎が徐々に明らかになるドラマティック★お家騒動編! !
新キャラ登場の描き下ろし番外編も収録! !

表題作若様隠密帖 下

太助,下忍
若様,忍の里の次期頭領

同時収録作品隣はなにをするひとぞ。

ミニチュア家具製作者 神成
塗装工事に来た職人さん 灰塚

その他の収録作品

  • おまけまんが:弟・叔父(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数24

やられました!完敗です。

ガチムチ筋肉受けにガチのオヤジ受け、そして攻めも貧相でイラストは苦手な種類。
どれをとっても私の苦手とするところばかりで絶対無理と思っていたけれど、
上巻でも予想の斜め上をいくギャップとストーリーの良さで面白いと思わせられ
今回も前回同様怖いもの見たさで下巻を購入下巻もやはり表紙で戸惑う。

しかし、開いて読み始めればオヤジ受け嫌、ガチムチ受け嫌が次第になりを潜め
気がつけば夢中で読みふけるのです。
今回の内容はシリアスな展開ありの奥深い味わいもあり、コミカル要素もあり
緩急のつけ方が旨すぎでしょうと感嘆いたしました。
この作品でガチムチやオヤジが面白かったと言ってもほかの作品の良さにも
気がつくと言うことはなく、この作品だけが特化して面白かったのですよ。

1作目では編みタイツに度肝を抜かれましたが、今回はストーリー自体にハマる。
苦手な地雷だと避けていてはこんな作品に巡り会えない。
たまにこんな好みと真逆の作品にいいのがあるから困るよなと本気で思った作品。

6

キラリと光る すずしい目 マスクの忍者だ 若様だ♪

太助に嫁入りするために跡目は継がぬと宣言する若様をめぐって、副頭領の叔父と弟君がそれぞれの思惑で暗躍する、待望の下巻です。
上巻では太助どーでもいいと思っていた自分ですが、若様への真摯で裏表のない愛を貫く姿に、よし!若様はキミに任せた!!と、あっさり掌を返して応援する気持ちになってしまいましたよ。
ホントに太助エラいっ。
今回の見所は、やっぱり若様のデレデレ具合のカワユさ、叔父のいいトシして大人げない可愛さ、弟君の眉間皺とクールな目付き(若様が動なら弟君は静)でしょう。
特に、太助の○○をこっそり見てしまい、頬を染めて恥じらう若様が乙女過ぎてカワユ過ぎる(笑)

お約束どおり大団円で完結となりましたが、弟君メインのエピソードと、副頭領メインのエピソードと、若様&太助のその後でもう一冊くらい出してほしいなぁ。
若かりし頃の副頭領を口説く参謀の色男ぶりをぜひぜひ見たいですし。
二人が別れたのは、やっぱり参謀がクズだったからなんでしょうか?(笑)

あと、若様の素顔が公開されなかった件について…作者さんがインタビューで「マスクは外さない」ことにこだわったとのことだったので、それはそれで納得しました。
秘すれば花といいますしね。
でも、それとは違う考え方で、やっぱり見てみたい気持ちもありますが。
素顔がわからない謎のヒーローと、普段はハンサムな好青年と、二つの顔を持つ主人公設定って、ちょっと好きなもので(笑)

5

ちっちゃい方が強いこともある


何だか内田先生の愛着が詰め込まれているようで微笑ましい当作、下巻はシリアスが加わりつつ…

あんなにちいっちゃくて非力で、嫌味のない天然〜な太助。
でも彼がいないと能力の非以外完全無欠そうな若様が、活き活きしないというのだから素晴らしい二人の関係。

主従、じゃなくて。
恋人なんです、な二人だからいとおしい。

でもそんな太助にも、簡単な気持ちでは成らない覚悟があったことを知って心が痛くなる場面もありました。若様には絶対護っていただきたい!

オジさんの先も読みたいです。
オジさん良いキャラ!…不憫なおじさん受は良い。あのふらふらした攻とのその後を見守りたい着地でした。
執着?していた方が呆れにしても諦めにしてもそれをやめたとき、入れ違いで取り入り直しちゃう相手。いいですね〜

黒ヤギさん白ヤギさんのお二方含め、もっと見ていたい世界観の人物たちでした。

4

まさか叔父さんまでもが?!

いやいや内田さんの作品ですもの叔父さんだって「そっち」の人ですよね!!

さてさて次期頭領辞退の為に里に帰り親族会議。
ですが親族全員が集まらないと会議は中止。
若様の弟君が昔からの虚弱体質で、今回不参加となり会議も延期。
そしたら太助が攫われた!!

そこで前回ちらっと出てた若様の力について描かれてます。

周りの人間や自然から精気を吸い取り
怪我の回復や術を使う事が出来る力を生まれながらに持っている。
なので力のない忍者はうかつに若様に近づけない。
幼いころから孤独な立場な。
ですがその力を抑えられたり、増幅できる対の相手がなんと太助。
それなら若様とくっついても大丈夫じゃないか??と思ってましたが
お世継ぎを生まなくてはいけない立場
男の太助相手ではそれが不可能ということで
頭を冷やさす意味でも叔父さんに致られる結果に。

でもって助けに行ったら、今度は弟君に攫われた!!(^^;)

同じように若様に頭領になってもらう為には太助の存在は邪魔。
だけど太助の能力がないと若様が困るということで
両手両足を切り落とし意識もなくして若様に力を与えるだけの
ただの人形として生かしておこうと。

それをさせる若様でもなく兄弟で戦うところで、じい様が間に入ってくれましたが
結局は太助の一言で若様が次期頭領になる決意!!
相変わらずな乙女の若様なのでありました。


さてさてこの本は主役2人のラブラブストーリーだけでも良かったのですが
まさかの若様の叔父さんが!?
最後まで楽しませていただきました。

3

ガチムチ若様は美しすぎて罪?

何となく下巻のほうでレビューを書いておりますが、上下巻合わせての評価とお考えください。そして、是非是非、上下巻を、2冊ともお読みください!
もともと内田先生が好きたったので作家さん買いだったのですが、予想以上の破壊力に腰砕けになってしまいました。内田先生のガチムチ受けが、こんなにも自然で必然とは?!と読むにつれて内田ワールドに溺れていきました。
太助が身分違いで体力・体格違いの若様に一目惚れしたのは幼少の砌。美しくガチムチに成長された皆の若様に、片想いと思いきや……?
この本を読み、職場の友人にこんな本を買ったのよ~、めちゃ泣けたのよ~!と語ると「それ、私も持ってます。どこが泣けたんですか?私は爆笑でしたけど」とのこと。この会話を聞いていた同僚は「なに?その漫画流行ってるの?」と尋ねられ、BL好きをカミングアウトしていなかった私達は公表することとなったのです。…いえ、隠してたのではなく、誰も私達に興味がなかっただけでしたが。後々、なぜ私は泣けたのか不明に思っていましたが、再度読み返すとやはり泣けちゃいます。太助も若様も純粋なのです!そこが尊いのです!
泣いて笑える神作品です。

3

忍者イチャラブの下巻

スーパー受け様、忍者の次期頭領で強くてガチムチで美丈夫で世間知らずで乙女で淫乱で一途な若様と、実は隠れた秘宝の天然ドジっ子のほほん攻めくん太助のイチャラブです。
下巻はかなり忍者要素高い!アクションてんこもり、次々と明かされる設定とフラグ回収。
確かに上巻に比べるとエロは少なくなってしまいました…でも基本太助×若様のイチャラブメイン!最高!
上巻でもそうなんですが、若様の装具もさる事ながら、もうみんなのコスチュームが全部素敵。描き込みや細部へのこだわりが凄いなぁと感心するばかりです。
下巻は魅力溢れるキャラがもりもり出てくるのですが、とくに弟君の腹心忍者さん達が可愛いすぎました…
この上下2冊は読むと楽しく幸せになれる素晴らしい本です。大好き!

3

スピンオフ熱望!

あとがきによると、マスクあってこそで顔は出す必要なしとな。
私は「もっさり前髪で顔上部が見えない人がおでこ出してギャーン萌」なので、ちょっとこれはわかんなかったけど、ん?じゃあ白ヤギ黒ヤギこそが内田さんの最も描きたい姿かな。
んん?ということは!そうか!スーツアクターか!と、勝手に納得です。
太助の兄弟子たち、小さい頃からちょいちょい出てきてただけに、みんな壊されたのかと思うと切なかったな。みんな良い子そうだっただけに。
最後の最後に出てきた叔父様の元カレに、ほぅわあぁああっとなりました。叔父本でもう一冊お願いしたいです。

2

最強バカップル


〖DMM電子書籍〗
修正 : 線塗りつぶし、白抜き(汁描写あり)
カバー折り返し : なし
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : なし
電子限定特典 : なし
備考 :
ひと言 : リターンズあるって信じて待ってます。

〖紙媒体〗
未読

1

脇キャラがおいしい!忍びの里編

イチャラブっぷりにどっぷりだった上巻からの引きが明かされるのよね!と楽しみにしていた下巻。

期待通り、「魂喰らい」と「跡継ぎ」がキーになっていました。
太助と若様のなれ初めや、周囲との相関図が描かれています。

初代の再来と言われるほどの能力を持つ若様は、一族に太助との結婚を認めてもらおうとするが、当然のように認められず太助とは別れ、頭領になって跡継ぎを作れと言われてしまう。
納得いかない若様に、太助までもが跡を継げと言い出して、若様いじけてしまいます。
その隙に、若様との関係に反対している副頭領が太助を拉致。この副頭領、例の梟党の跡目と実はできており、カップルで若様たちに何かと絡んでくるのです。

そこにさらに若様の弟が参戦。どうしても若様に跡を継いでほしい人たちが絡んできて、若様と太助はいったいどうなる?といったあらすじです。

日常生活がメインだった上巻とは打って変わって、今回は忍びの里が舞台になります。
忍び設定が存分に生かされて、素敵キャラがたくさん登場します。忍び装束にもいつの間にか見慣れて違和感なく眺めている自分にびっくり・・・

二人の気持ちやお話がメインなのでHは少な目ですが、相変わらずのイチャラブバカップルがかわいかったです。

「隣は何をする人ぞ」
そして~シリーズの藤代を髣髴とさせる攻めと内田カヲルお得意のガチムチ受け。古い作品(2007年)とのことですが、ガチムチオヤジ受け全盛期からそして~への移行期だったのかな?と思える作品です。

描き下ろしのおまけでは、若様弟付の二人組のお話と副頭領の元カレのお話。どっちもとてもかわいくて、こっちのお話も掘り下げて書いてくれないかなぁと思いました。

5

忍者版バカップル

ガチムチが好きになったのは、内田かおるさんの作品に出会ってからです。そんな究極なガチムチ受けが堪能できる忍者ラブの下巻です。今回は、若様のお家騒動で、シリアス展開なお話です。

下巻でも、若様の魅力パワー全開です。アミアミ姿に萌えます。太助じゃないけど、立派な若様のオッパイが好きです。若様の太助を好きになった理由が面白かったです。二人とも変態だと、良くわかるエピソードでした。
お家騒動に巻き込まれた太助は、今回は小さい身体で頑張りました。叔父さんに狙われたり、若様の弟に殺されそうになったり、大変でした。結局は、太助の一言で解決という…(笑)
もっと読みたいと思えるほど、面白かった作品です。

4

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