らら、うららか

rara uraraka

你我的灿烂时光

らら、うららか
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
14
評価数
5
平均
3 / 5
神率
0%
著者
コガマユミ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784864365123

あらすじ

まだ子供だと思っていた年下の男・七緒に真摯な想いをぶつけられて心が揺らぐ竹下―――。必死に遠ざけようとするけれど、成長した七緒の猛アピールは止まらない! 職場でキスしてきたりそれ以上も…? 9年の歳月は少年をオトコに変えてしまうのか…!?

9年ぶりに再会できた、初恋の相手。今度こそ、俺のモノにしたい…
描き下ろしもあり?

表題作らら、うららか

地元名家の四男 大橋七緒(高校3年~)
家を勘当された近所のお兄さん 竹下一真

同時収録作品catch up! 前後編

宿無し無職の元キャッチセールス 高宮 
いい家の末っ子大学2年生 平尾和也

その他の収録作品

  • ゆきどけ 前後編
  • 二人が進展するには

レビュー投稿数3

年下に絆され恋になる

歳の差年下攻めのラブもので、受け役の竹下は過去に田舎で
男同士でラブホから出てきたところを補導され家を出ていた過去がありますが、
9年ぶりに田舎に戻ったことで年下彼の七緒に告白されることになる話。

全体的に甘めの内容で、竹下の過去を安易に痛い感じで描いていないさらりとした内容で
9年前に初恋をしたゲイのお兄さんが田舎に戻ったことで、初恋が現在進行形の
恋になって竹下に想いを告白。
竹下は田舎にいることもあり、七緒の将来の為に自分とはかかわりを
なるべくもたないようにしているが、結果的には若い思いに自分まで忘れていた
ドキドキの恋心を思い出し、七緒に応えるような展開です。

竹下の過去や戸惑い切なさがもう少し出ていたらもっと胸キュンするような
ラブストーリーになった気がするし、歳の差カップルだけど、
竹下が意外に軽い感じなので歳の差の感じもあまりしないのが少し残念。

2

健気・年下攻め

コガマユミさんの絵柄が非常にかわいかったです。
年下攻めですが、受けである年上がヤンキーぽいため、いつも好んで読む年下せめとはちょっと違って新鮮でした。

学生の七緒から猛アタックされるコンビニ店員の竹下。
年上らしく距離をとろうとしても、だんだん惹かれていきます。
竹下のツンデレぷりがかわいいかった。
健気で可愛いらしい年上受けも好きですが、ツンツンヤンキー系の年上受けもよいですね。

ですが、ラストの七緒の手をとる展開はちょっと急な気もしたかも。
竹下は身一つで動ける環境かもしれないけど、全部おいて一緒に行く!というにはもう少し長い時間愛を築き上げた関係を経てからのほうが心に響いたと思います。
(それはこれから築き上げていく・・・というお話だとは思いますが)

前半はカップルになるまで、後半は一緒に上京してからのお話です。
職場も住居も七緒の近くならそれでいい、七緒と一緒にいたいだけ、という竹下は健気ですが、大学で新しい生活を送る七緒に、フリーターである竹下は不安を覚え始めます。
オチまで含めるとさらっと読めてしまうのですが、歳下攻めとしてお話王道的な良作だと思います。

ほんとにごくごく普通のお話なんですが、この雰囲気がまたいいと思います。

0

ちょっぴり不発でした。

表題は、恋人になってからのお話。その前に、なるまでのいきさつの話しがあります。
その一連を読むに多分 ”想いが実って恋人になってよかったね” 的な筋立ての話しなのでしょうが、今一つ上澄みだけをすくい取った感じで、根本は解決していないような気がするのです。
多分重くしない為だとは思うのですが、前半のお話の根本にシリアスな言葉や環境があらわされるだけに、妙にそれがひっかかってこれでいいのかな?ってちょっと考えてしまうのです。


9年前、男同士でキスをしている人を見てその人に初恋をしたのは地元でも名家の4男の主人公の七緒。
その時の人・一真は近所に住む高校生で、男とホテルから出てくるのを見られ騒動になり家をでていってしまっていたのが、最近こちらに帰ってきたという。
七緒はその彼・一真の勤めるコンビニに足繁く通い告白もしている。
七緒の気持ちは一真に伝わっている、だけど自分と同じにしたくないという想いがあるようだ。
そうして七緒が大学に合格して地元を離れる時、一真も付いていくことに決めた
というのが前振り話しの【ゆきどけ】なのです。

多分、地方ということで同性愛に理解がない環境ということから二人は同じという意味なのだろうが、七緒の家庭の干渉度合いが全くわからず、ただ一真の過去の噂話をするだけしかないので、禁断度合いが薄く感じてしまうのです。
それにすでに二人は気持ちが通じ合っているようなのが、一真がちょっぴりツンデレでかわしている部分があって、それが彼の踏みきれない部分を表現しているようなのだが、やはりそれも薄い感じが。

そして表題になる【らら、うららか】では、上京した七緒の家にとりあえず居候になったその1日目、もう翌日華族が来るということで一真はどこか泊る先をさがさなくてはならなくて、そして初エッチもオアズケになる話から始まるのですが、家族が来ることで何かトラブルでも?と思いきや後編ではいきなりそれからしばらくしての、初エッチへの流れの展開になってしまっている。
え?家族の話しはそれで終わり?とちょっと表紙抜けして、何だか少し欲張り過ぎて色々な要素が触りだけで終わってしまったように見えるのです。

地元でない都会で二人やっと恋人らしい姿になることができたね、でいいのかな?
ちょっと散漫な感じで訴えてくるものもキャラ萌えもなくて、少し残念に思えました。

同時掲載は【catch up!】
住所不定でキャッチセールスの仕事の事務所に寝泊まりさせてもらっている高宮が、契約が取れないと追い出すと言われて、街に出て声をかけた男性。
ついつい彼の用事を手伝い、彼の家までいくはめに。
そして最後にはムコ(?)ヨメ(?)になるという、実に人のよいほのぼのしたお話です。
人がよい高宮はそれが故に人をだますキャッチセールスは向いてないですね。
こちらの方が、表題よりはよかったような・・・?


表紙カバーの折り返しの4コマ漫画に衝撃の事実が!
表題の一真なのですが、catch up!で冒頭に登場したキャッチセールスの高宮の上司だったのだそうです!!
これって~七緒と一緒に上京してきてからなのかな?それともその前?
そんな怪しげな仕事w

2

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