いぬとねこ。

inu to neoko

いぬとねこ。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神31
  • 萌×28
  • 萌5
  • 中立6
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
15
得点
208
評価数
53
平均
4.1 / 5
神率
58.5%
著者
カワイチハル 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784799713600

あらすじ

捨て猫「ねこ」を拾ってくれたのは、カッコよくて紳士な大型犬「いぬ」!
ドジなねこは、いぬの優しさにドキドキな毎日。2匹の同棲生活は、時に人間の姿になったり(!?)、ねこが悩んだり暴走したり(笑)大騒ぎでラブラブです!!
他のいぬねこ、鳥カップル、ハムスターも登場、普通の町の片隅で動物達が恋愛中!
セリフのないマンガでお届けする究極の癒し&甘々なショート集。

表題作いぬとねこ。

飼い犬 いぬ
拾われた捨て猫 ねこ

同時収録作品いぬとねこ~とり編~

大きな鳥
小鳥

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数15

セリフのない漫画です

ひょうしの「いぬ」と「ねこ」のほんわかした日常を描いた作品。
「ねこ」がちょろちょろといろんなことをしでかすたびに、「いぬ」がはらはらしながら助けに行ったり、優しく寄り添ったり。
セリフはないけれど、癒し効果は抜群です。
通常のBLとはまた一味違った作品ではありますが、ほわわん♪とした気持ちにさせてくれます。

「いぬ」と「ねこ」以外にも「ことり」や「ハムスター」が出てきて、動物の描写と人間の描写が入り混じっているのですが、どの子もかっこいい&可愛い感じです。
動物たちの世界でこんなことになっていたら、なんだか言葉が通じないのがもったいないあ、と思いました。
話すことができたら、恋バナトークして聞かせてもらうのに!

0

たまにふと読み返したくなる一冊

BLというよりは仲良しの延長と言った感じなのでキス&ハグくらいです。
セリフなしのサイレントコミックで4コマを見ているような感覚です。

しかしながらお互いを思いやる気持ちや温かさは充分伝わってきてほっこりします。
猫ちゃんがまた健気で可愛い(*´∀`*)
元々捨て猫として拾われてきたため、ちょっとの事でも気にしてしまい良く泣くので何だかこっちも切なくなってしまいます。
でも犬がちゃんとフォローして仲直り♡

後半からは鳥やハムスターなど仲間も出てきて何だかんだ楽しそう。
猫ちゃんは犬に拾われて良かったです。これからも末永く仲良くね(*^^*)

BLを読むのに少し疲れた時などに箸休め的に読みたくなる本です。

2

癒されこと、間違いなし!

擬人化ものです。
登場人物は、いぬとねこ、ハムスター、鳥です。
会話はありません。(唯一、鳥達は喋ってますが)
でも、表情や態度から、気持ちは十分伝わってきます。
それが、いいんだろうな~と思いました。

擬人化すると、カッコイイ(いぬの時もカッコイイです)いぬさん。優しくて強くて、ねこさんに対する愛情の強さにキュンキュンします。
そして、ドジっ子で可愛いねこさん。時々見せる色っぽい表情にドキドキしました。
擬人化したら、かっこ良かったハムスターに驚きました(笑)

ホント、絵本のような感じで引き込まれました。ほのぼのしていて、癒されます。何度も読み返している1冊です。

2

ふわふわ心温まる物語です。

新刊チェックで表紙絵が公開された時から、
相変わらず綺麗な絵だなと気になっていました。
粗筋を読んで人外モノのようだったので、
初めは古本で購入しようと思っていたのですが、
いつもの書店で特典ペーパーが付くということで、
予約して新本で購入しました。

台詞の無い漫画で始まりましたが、直ぐに台詞が入った通常の漫画に
なるだろうと思いながら読んでいても、ずっと台詞の無いままで、
55ページの『いぬとねこ。~とり編~』から台詞が入ったので、
それ以降は台詞があるだろうと思っていたら、セリフがあるのは
『とり編』の一話だけでした。

つい先日、近い最近、某BL作品で台詞の無い漫画を
初めて目にして斬新だと思ったばかりで、こんなに早く、
再び全く台詞の無い漫画に出合うとは思いもしなかったので、
これも何かの縁かと思いました。

全く台詞が無くても、登場人物の動きや表情、擬音や擬態語、擬声語で、
とても解かりやすく描かれていて、登場人物たちの感情が十二分に伝わってきました。
台詞が無いのに、ここまで伝わってくるので、とても素晴らしい作品だと思いました。

『とり編』を除いて濡れ場が無く、今回は無くて良かったと思いました。
また、BLが気になっていても抵抗感でBLの世界に踏み込めない人や、
軽度や中程度のBL嫌いな人でも、この作品であれば嫌悪感を抱かず
読めるのではないかと思ったりしました。
それくらい、BL作品を初めて読むなら、この作品が一番 適していると思いました。

目次を見てみると、雑誌に初めて掲載されたのが
『MAGAZINE BE×BOY 2006年4月号』だったということで、
そんな何年も前から掲載され続けていたとは…、と驚きました。
この作品を雑誌でお目にかかることはありませんでしたが、
この作品は単行本化されて本当に良かったと思いました。

ねこは感情表現や行動など、全てが可愛かったです。
いぬはカッコ良いだけでなく、ねこを見守る姿に惚れ惚れとしました。
その他、この作品に登場する全ての動物たち、みんな可愛らしかったです。
読むだけでなく、眺めたり絵を鑑賞したりするだけでも、ほんわかと心が温かくなり、
ふわふわと気持ち良く漂うような感覚になりました。

今回の評価は、ほんの少しだけ「神」と「萌×2」で迷いました。
近い最近、同じ理由で某BL作品を「神」評価したということと、
本来は興味が非常に薄い人外モノということが、「神」評価にして
自分自身が納得できるか、ということで迷いました。
しかし、そんな理由を軽々と覆すほど、物語の内容や展開、人物(動物)設定、絵など
とても素晴らしく、セリフが無いにもかかわらず、動物たちの感情や行動など
十二分に伝わってきたことは、やはり「神」評価にすべきだと思い、
最終的に「神」評価にしました。

初めは古本で買おうとしていましたが、古本で買わなくて良かったです。
この作品は新本で買う価値があると思いました。

3

いっそバッチリ擬人化希望!

や、可愛いんですよ。可愛いんですけども、何かこう、何つぅかこう……
うーーーーーん!まどろっこしいのですよ~(汗)

フキダシのセリフ無しで進行する為、状況や心情をあれこれ考える作業の必要に迫られまして。
察しの悪い自分には結構手間のかかる作品でした…。


細かい事ですけど、おなかを空かせたチビねこにアメ玉1個って!と思ってしまったり(いやまぁ、その気持ちが嬉しいのはわかりますけどもね)、
チビねこがすぐボロッと汚れてたりベソかいたり…というのが私的にはどうもしっくりこなかったり。

あと細かいコマ割りがごちゃっと感じられてしまいまして…。(いえ普段そういったマンガを読んでてもそんなに気にならないのですが)
いっそ、ざっくり大ゴマにナレーションで絵本ぽく見せてもらっても良かったかもなぁ…と思っちゃいました。
(あくまでも「私にとっては」ですし、本当に単に好みの問題ですので)


ところで途中登場の大型犬。(ゴールデンレトリーバー?長いたれ耳と長い毛足はアイリッシュ・セターかスパニエル系…?うーん気になるけど決め手が)
この育ちの良さそうなわんこが非常~~~にタイプでした!

なんでって一見貴公子然としていながら、
一匹狼…ならぬ一匹ねこの男の子にひと目ボレして、お目々ハートにして一目散に突進!!しちゃったり。
懐いていってホネ抜きになっちゃう姿もカーワイイったら♪

でも去っていこうとするこのねこを追って、ヒトの姿になって柵を飛び越える場面はとっても男前なのですよー!いやーん惚れるわ~(落ち着け)
しかしねこを抱きしめて自分がチュッチュするのは平気なのに、ねこの方からキスされて撃沈するって!w

その後もこの貴公子わんこがねこを構い過ぎてツメで反撃食らってキャインだとかw(ねこ、ツンデレだなー!w)
あ~このカプで丸々一冊見たかった~。
…という事で、分量の少なさから萌え寄りの中立で…。(やっぱどーしてもチビねこが…ゴメンナサイ)


あ、そうそう。チビねこが赤ちゃんを提案?した時の、あぺっと口開けて汗ダラダラの黒わんこ、何か可愛いかったです♪

ちなみにチビねこの猫の姿って、すっごい美人さんでびっくり!
しかし最も驚いたのは一番最後……結局やるんかーい!とw

3

むぼち

思いやりあふれるお返事をありがとうございます。

ヒカリルさんが、私と同じ場面に注目しているのがうれしくて、勢いで反応しづらいコメントをしてしまいました。

おっしゃるとおり、あれはよく工夫されたサービスシーンですね。


ヒカリル

ええむぼちさん。あれはもうガッツリいってますね!
可愛いマンガなのに突然BLになってたまげました。(いや最初からBLだから)

いえそんな、私など何にも偉くはないですけども、ひとまず最後まで読んだおかげでツボなわんこ攻にも出会えました♪

いいえ決して下衆だなんてコトありませんですよ~。
あのラストシーンは読者に委ねられた作家さんのサービスですとも!(ついツッコんでしまいましたけどねw)

自分のレビューに初めてコメント頂いて嬉しかったです。ありがとうございました。

むぼち

最後ヤってますよね!
ヒカリルさん「中立」なのにきちんと読んでおられて偉いです。
 
ツッコミじゃなく、喜んで妄想した下衆な私です。

可愛い、けど・・・

擬人化で台詞がないサイレント漫画?それ自体はいいんですが・・・

台詞や説明がなくてもストーリーの流れはわかります。ただ、台詞がないから絵で説明ということなんでしょうが、コマ割りが細かすぎてどうもうるさく感じてしまいました。

絵も綺麗だし、ホントに可愛いんです。それは確かなんですよ。

う~ん、それでも正直なところ『BL』でこれを読みたいとは私は思いませんでした。←H度がどうこうではなく。もともと『ほのぼの』は大好きなんですけどね。

『つまらない・くだらない』というわけではありません。ただ単に私の好みではなかったというだけです。
これは、私がBLは小説がほとんど(基本的に漫画は読まない・好みじゃない)というのも大きいかもしれません。

なんかもう、楽しめなくてゴメンナサイって気分です。これから読もうかな~と言う方は、このレビューは参考にしないでください。

4

やっと1冊になったーっ!!

イメージで読む、まさに絵本!!
可愛い絵柄の作家さんなので、こういうストーリーに合いますよね。
そしてほとんどセリフ無しなのでいろんな想像できますよ。

捨てられてた箱から、人間ではなく犬に拾われるところからストーリーは始まります。
主人公がこの犬と猫(特にこっちかな)になってるのですが
イメージする猫(自分勝手)とは違って、どんくさくて優しい。
この性格も読んでて癒される1つです。

途中からは鳥やハムスターも加わり
犬の飼い主も最初は汚い猫を嫌っていたけど
最終的には飼ってくれるしいい人です。

このまま地味~に連載続けて欲しいです!!

5

可愛いです。

可愛いですけどBL?ですね。

すごく可愛いお話です。
言葉は一切なく異なる種族を超えて2匹の犬と猫が仲良くなってゆく。
これが普通のコミックだったら「おもしろい!!」ですけど
私が求めてるものとは違うので中立です。
私の中では4コマ漫画の雑誌にのってるような感じかなぁと思いました。

飼い主になんといわれようと自分の犬小屋で暮らすいぬとねこ。
ねこの保護欲をかきたてるしぐさや表情はすごく可愛いです。

すごく疲れた時やBL疲れしたときには癒されるかもしれません。

5

しあわせ

ものすごく可愛くて、かわいそうなところがさらに可愛くて、神以外のなにものでもありません。
ねこが捨てられているところから始まって、鼻水たらした泣き顔、転ぶ姿、おなかが減って悲しそうな様子、へそを出して眠るところ、泣き寝入りの後姿、よだれ、最初から最後までどのコマも、可愛いづくしで悶えながら読み終えました。

ねこのほっぺの、ひげもあって、すこし汚れているような表現や、おだんごみたいな手、かわいそう萌えの心を揺さぶる小さい体など、カワイ先生が長い時間をかけて大切に描かれたと思うとありがたさも増します。

また、あらすじどおりずっと紳士的態度を通してきたいぬが、最後に欲望をおさえきれない瞳でねこを見つめ、ねこがそれに応えた後の、ハートが乱れ飛ぶコマは、直截描かれていないだけにいくらでも想像(妄想)の翼を広げる余地があり、BLのエロ場面を生きる糧としている私にも十分満足できる仕上がりでした。

こんな漫画を読むことができ、幸せです。

先生が絵を描かれたほかの本も注文しました。

6

可愛泣き、必至!

なんだろうこれ!
“可愛い”しか言葉がないのがもどかしくてくやしい。
たまに人型になっちゃう、いぬとねこのお話です。

ねこが可愛い♪
動物状態の時のねこは、ドジばかりの危なっかしい子。
いつもいぬにくっついて、グスグス泣きべそをかいていますが、

ひとたび人間になると、
周りの動物も思わずため息をこぼしてしまうような
キラッキラの美少年になります。

その他、ねこにちょっかいをかけるハムスターや
小さな小鳥ちゃん、小鳥の彼の鷹君?など
みんな人間になることが出来るんです。
そして全員男の子(←ここポイント)
なにこれたのしい!!\(^o^)/

そして、みんな、
人間になってもちゃんと元の動物の印象を残しています。

私が好きなのは、毛足の長いわんちゃん。
この犬種、何でしょう…サルーキかボルゾイあたりかと思いますが
ご存知の方教えて頂きたいです(*^_^*)

このわんちゃんが、エレガントな外見なのに
惚れっぽく興奮しやすい、まさに残念なイケメン(笑)
ねこのところに通りすがりで遊びに来ていた、
影のあるノラねこにゾッコンになってしまうのです。

そんなノラねこが別れを告げ去ってゆくシーン。
毛足の長いわんちゃんは、ここで初めて人型になり
門をひらりと飛び超えて、ノラねこを追いかけるのですが、
この人型が自分的にツボ!でした。

毛足の長さが、長髪や服地の舞う感じで表現され、
髪の中に垂れ耳がちゃんと隠されているのも良いし、
つま先の尖った革靴もカッコイイ!
そんな外見なのに、人型になっても興奮しやすくて、
ちょっとバカな子なのがまた可愛いんです。

いぬとねこカップルも、本当に可愛らしくて
ねこを、幸せそうな笑顔で見守るいぬの表情が
とても暖かく、こちらまで幸せな気持ちになりました。
そしてねこの、人型になった時の美少年っぷりと
動物の時の、グズグズ泣く後ろ頭の丸さに癒されました。
見ているだけで涙が出るような、この可愛らしさ。
人ってたぶん、自分の許容範囲を超えた可愛いものを見ると、
自動的に涙が出るんだと思います(^^ゞ

恋のステップを一段階上ったいぬとねこの今後、ぜひ見てみたいです。
そして、色々な動物の人型、もっと見たい!
ぜひ続編をお願いします。

8

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