Laundry.

ランドリールームは蜜の味

緒川千世さんのオリジナル同人誌があると聞いて購入しました。
普通のコピー用紙に印刷されただけの、タネもシカケもないサラッと感が逆にいい(笑)
手作りっぽくて、丁寧に扱わないとすぐ折り目がついちゃうような、「これは大事に扱わなくては」と思える1冊。

こちらは、緒川さん完全オリジナルストーリーになっています。

とある大学のとある寮。
洗濯がMAX面倒なロン毛の卓球部・足立先輩と、バスケ部で長身のイケメン後輩・塚本のお話。
最近ちょくちょくランドリールームで会うようになった二人。
溜めこんだ洗濯物を放り込み、自身の着ていたTシャツからパンツまでその場で脱いで洗濯機に放り込む足立。
「塚本、なんかして」と足立が放った一言に、塚本は――と進んでいきます。

まず。
緒川さんの描く線の細さが大好きっ♡
大抵細身の男性が多いからアバラ浮いてますけど状態なんですが、ゴリゴリ浮いている訳じゃないので許容範囲内。
そして髪型。…というより、髪質？
まぁ結局は「線」が好きなんですね。

この足立の思いきりがおばかっぽくて好きですね。そしてパンツもおばかっぽい(笑)
ちょ、ドコで売ってんのそれｗという。
飄々とした雰囲気も持ち合わせている足立なんですが、塚本曰く、実は裏では足立を狙っている男が多い、とのこと。
まぁ暇つぶしが出来て面倒じゃなくて気持ち良ければいっか、なんて軽い気持ちで塚本に身を任せる足立が適当でいいんですよ。

一緒にこすられて気持ち良くなってお互い果てて……って実は実は！？という、『悪・塚本』の一面が！
実は、そうだったのか塚本ー知能犯！なラストを迎えるのでした♪

12ページの短くライトな1冊ですが、十分に緒川さんの描く可愛さと格好良さとセンスの良さをキラリ感じられると思います♪


((余談))
5月には海王社さんから、同人誌をまとめたコミックスが出るとのこと！
『このおれが～』から始まり、4月にもコミックスが出ますし、今年の緒川さん勢力が凄い！
ファンとしては嬉しい限りです☆