ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄

bright prison

ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神204
  • 萌×258
  • 萌26
  • 中立18
  • しゅみじゃない18

--

レビュー数
40
得点
1348
評価数
324
平均
4.3 / 5
神率
63%
著者
犬飼のの 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
シリーズ
ブライト・プリズン
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784062867672

あらすじ

世間から隔絶された学園内で十八歳の薔は学園管理部隊の隊長・常盤に反発していた。しかし特待生に選ばれ、彼と深く関わることに!?

表題作ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄

常盤,教団御三家西王子家の嫡男で龍虎隊隊長
薔,教団・王鱗学園の高校3年生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数40

おもしろいです!

気になってはいたのですが巻数が多くてなかなか手を出せずにいたところ、コミックスでチラ見して好きな雰囲気だったので、読んでみようと一念発起!

そうしたら、すごいすごいすごい!作り込まれて完成された世界観がめちゃくちゃ面白くて唸りました。

実は血の繋がりがある者どうしの性行為は私の地雷なのですが、それでも続きが気になってこわごわ読み進めてしまう、ページをめくる手が止まらない。

最後の椿姫の心の声、結局受けと攻めは本当の兄弟じゃなかったってことで安心していいんですよね・・・?

驚愕の事実や謎が次々出てきて、気になる脇キャラも多く残ったまま。

物語内の教団組織そのものが私にとっては地雷の巣窟に違いないんですが、読みたいという葛藤が止みません。こんなことってあるんですね。地雷なのに!

0

萌えポイントの宝庫

ずっと気になっていたシリーズ。
訳あり宗教団体の閉塞的な学園で繰り広げられる禁忌的な愛。
まだまだ序盤だがこれからいろんなキャラクターの愛憎が渦巻きそうな波乱の始まりとも言える第一巻。
とにかく常盤のかっこよさが際立ち、薔の成長しきれない少年らしさとの対比が良い。
中盤から頭角を現すが如く強烈な印象を与えてくれる椿の存在。
彼の怪しくどこか危なげで憎悪さえも感じる言動のどこかで物悲しさを含む魅力的なキャラのおかげでストーリーの重厚感が増している気さえしてしまった。
ラスト数ページで今までの流れが大きく変わりそうな予感から次巻を読むのが益々楽しみになる程に惹きつけられた。
読者の心をつかむのが上手な作家だなと感じた。

2

禁忌、背徳、淫蕩

積んでた作品ようやく読み始めました。
コミカライズの冒頭読んだら
読みたくてたまらんかった(*´∀`*)
儀式とか強制とか生意気とか抵抗むなしくとか
全体的に好きな要素てんこ盛り。
蓋を開けたら更にカオスで一気に読んだ。
しょうみ「俺、好きなんだ。。。」のくだりに
チョロいな、思うたのは確かだが
閉鎖された世界の中で強烈なインパクトを持つ相手
憧れなり畏怖なりライバル心なり
なんらかの興味の強い相手だからこそ
と考えを深めれば股萌が増す

というか、清廉潔白だとおもうてた信仰団体が
実は淫猥教団て設定だけで笑う

運命の悪戯ともいえる二人の生い立ち然り
月に一度だけの関係然り
幼子の姿を未だに脳裏に抱きつつな背徳行為然り
トキメキ要素満載でございました

次も楽しみ
個人的にはあのゴツい子のハジメテを
どっか番外編でも読めたら嬉しいんだけど
まぁ流石にそれはないかなぁ

3

こんなに愛を感じられるとは

 単に学園ものでファンタジー要素があると思っていなかったので、序盤では世界観を掴むのとそこに馴染むのに少し時間がかかりました。冒頭のシーンもメイン2人が既に出会っていて、主人公である薔が常盤にかなり反抗的な態度をとるところから始まるので、1巻で合ってる?と戸惑ったくらいです。が、読み進めるうちにこの世界の肝となっている怪しげな宗教については謎が多く疑問符が浮かんでばかりなものの、常盤と薔の関係性には不思議と惹かれてしまいました。

 竜虎隊という厳めしい組織に属し、軍服軍帽という出で立ちに警棒まで所持し、身分も高く一般生徒達から遥か彼方の存在である常盤ですが、ハイスペック攻めにありがちなクールな印象、傲慢な印象は最初からなく、情が深い人なのだということが透けて見える人物なんですね。特に対薔にそういう空気を醸し出すのには深い理由があるのですが、その理由についても、そんなに長年1人の身を案じ続ける一途なところにグッときました。自分に懐く子供を素直に可愛がるところも素敵。

 対する薔も、見た目、性格に女々しいところがなく、杏樹や椿との対比もあるかもしれませんが、中性的だという描写がほぼないところが受けとしてとても好みでした。常盤の特別になりたいあまり、二転三転する想い、矛盾する想いが丁寧に書き出されていたと思います。彼の心情描写にもたくさん共感できました。脇役では早々に離脱してしまった白菊のことが気になります。

1

地獄の入り口

とりあえず、今3巻まで読みましたが、幸せな時間が短すぎて辛いです。
個人的に幸せハピハピエンドが好きなので、こちらの作品はほんとにもう試練試練試練幸試練みたい仕上がりでして、長く続いてるし面白いんだろうって、気軽に手を出したこと後悔してます。
続きが気になりすぎて、現在出ている巻あらすじを読みましたが、この先も苦難と試練と困難が続いて行くと思うと手が止まってしまいます。

ただ、オリジナルの世界観で、作り込まれてて、めちゃくちゃ面白いんですよ。読んでる最中は、私も王鱗学園の生徒のような気持ちで生きていけるんですけど、主人公2人だけでなく取り巻く人々も誰一人幸せじゃなくて、もだもだします。
それだけ、犬飼先生の世界観が秀逸ということです。

1

再読です!

最近、朗読劇を拝見する機会があったのですが発売時に一度読んだキリだったので違いを知りたくて再読しました。

実は犬飼先生の作品は「暴君竜シリーズ」が大好きなので、ブライト・プリズンシリーズはいまいちハマり切れて無いんです。それに二巻までしか読んで無くて積んでました…。先生ごめんなさい。

そして一巻を読み終わった時点でも、面白いけどそこまではという気持ちです。ああ、そうだこういう内容だったと思い出す反面、えーそうだったっけと驚愕した場面もありました。

幸いにも全てレビューしてないので、自分の気持ちがどう変化して行くのかを評価に出来るのが楽しみです。

二巻まで読んだ過去の印象は椿が悪人のイメージしか無かったのですが、一巻を再読しての印象はあまり好きなキャラじゃ無いけどお気の毒さまといった印象で、薔のキャラが元気良過ぎてあんまり好きになれなかったです。
それと常盤の薔との関係に対する抵抗感が、椿と薔の様にあまり理解出来なかったです。
それは多分彼等の本当の関係を知ってるからなのだと思いました。再読ですからね…。

2

最後の1ページ

小説はあまり読んでこなかったのですが、少しずつ読んでいる中の一冊。
他に読んだ作品よりも言葉選びが重めでしっかりめの文章だったかと思いますが、先が気になりすぎて爆速で読んでしまいました。睡眠時間なくなっちゃった……。

とにかく最後の1ページでそれまでの苦悩がひっくり返されて、またミステリ要素が出てくるという展開に、やられた〜と呆然。そうじゃないって思わせといて、結局そっち!? 的な。してやられました(笑)。

今後の展開もめちゃくちゃ気になるので全部買って読もうと思います〜面白かった〜!

3

辛ければ辛いほど幸せが目に染みる

 
ネタバレをなるべく見ないで読んでほしいので、たくさん書いた感想を泣く泣く削りました…。


いつもは攻めが執着しているものしか読まないのですが、趣向を変えてチャレンジした作品です。
タイトルが有名でシリーズも多く出ているので、あらすじとレビューを読まずに購入しました。

まずは独特な世界観に驚きました。
やっとこの世界観についていけた…と思ったのは、3/1を読み終えた頃。
私があまり読み慣れていないのもあり、この世界のルールなどに主人公と一緒に慣れていったという感じです。

また、良かったのは最初に載せられている主要人物の紹介ページ。
そう…助かったのですが、名前と共にキャラの説明があり、それが逆にかなりのネタバレでした…。

ですが、このお話はネタバレなしで、あまりレビューを読まないで楽しむのが私のオススメです。

でも!!じゃあ、どんな作品なの?と聞かれ、あえて言うなら!

”受けの攻めへの思いが一途で、片思いの感情がリアルでこちらも思わず応援したくなるような気持ちになれる”作品です。

攻めの方が受けを溺愛するものばかり読む私には、とても新鮮でした。

正直、普段攻めからの愛情が当たり前、と思っている私は何度か辛い場面で途中、読むのをやめようかと迷ったりしました…(笑)
けれど、まだ読み切らないところで次巻を買うことを決めた本でもあります。

攻めから愛を貰ってばかりの小説もいいですが、たまにはこういった小説もいいなと思わせてくれた有難い作品です。

4

まだまだ序章

ずっと積んでいましたが、新刊が出たのもあって読み始めました。

信仰、龍神、神子、近親相姦?……様々な要素が複雑に絡み合った、謎だらけの展開。
とても面白いのですが、それ以前にあまりの理不尽さに腹が立ってしまって……

自我が芽生えたか芽生えないかくらいの年齢で親から引き離され、決して出ることのできない場所に囲われる。
大人になるまで外の世界を知らないまま……
そして、特別な生徒である贔屓生とは、男に抱かれて龍神を下ろす存在で……

と、これらのどこに本人の意思が反映されるのか?

ただ、主人公の薔が心が強い少年で、唯一そこに救われました。
覚悟を決めた常盤、真相を知る椿、常盤の本当の弟・剣蘭、薔を弟として可愛がる楓雅……と、登場人物がみな主役級の存在感!

とても憤るけど、謎を残した終わり方が上手いと思いました。

2

とても惹きこまれるサスペンス

表紙絵が綺麗なのと、HONTOで8/28から9巻全部が半額になったので、買いました。このシリーズは、退屈しない、面白いです。

エロ描写部分が長すぎない。長いと飽きますが、これはホドホドのBL要素を土台にした学園サスペンス。
「続きは次号へ」といい所で終わるので、次を読みたくなる構成。

宗教団体信者の子弟だけが入れる、特殊な学園。
3才で入園して、名前を与えられ、外部遮断を施す洗脳教育。卒業後の子弟の結束は、実の家族以上になる・・これって、華僑の結束よりスゴイですね。
与えられる名前で、その子の資質や家が持つ教団内の影響力がある程度わかる。

薔薇を意味する薔は、期待を込めて付けられたものだった。
学力は、目立たないように工作して一位にならないようにしているし、容姿も本人は平均以下だと思って、自覚が無いけど人気者。

常盤の弟は誰なのか、椿姫がキーパーソンとして1巻は〆ていますけど、常盤はそんなにアホじゃない、という流れに行くようです。

https://www.chil-chil.net/seriesDetail/group_id/4395/ のガイダンスは、内容の魅力と面白さが分かりやすくまとめています。


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