アンタ素面でも、そんなに可愛い反応するのか

黒衣の税理士(2)

kokui no zeirishi

黒衣の税理士(2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×213
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
90
評価数
25
平均
3.7 / 5
神率
16%
著者
海野幸 

作家さんの新作発表
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イラスト
麻生海 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
黒衣の税理士
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784576120058

あらすじ

ヤクザの加賀美慶介とただならぬ関係になってしまった税理士の黒崎玲司。過去の傷がもとでヤクザの世界から退いていた加賀美を、自分が支える。そう決意する玲司は、加賀美のライバルにして組の若手有力株・東條の会社の仕事を引き受けることに。しかしそこで玲司は税理士としての矜持が試される事態に追い込まれてしまう。その上、加賀美と真っ向から意見がぶつかり、玲司は自分を見失いそうになるが――。大切だからこそ互いに譲れないものがある。ヤクザ×税理士の決算ラブ!

表題作黒衣の税理士(2)

加賀美慶介,36歳,北川組系中古車販売店社長
黒崎玲司,29歳,攻様の会社を担当する税理士

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数4

とにかく二人の関係がイイ!

ヤクザ×税理士です。前作「黒衣の税理士」の続編になります。スピンオフでなく、本当にそのまま続きになりますので、前作を読まれていないと分かりにくいです。

加賀美と旧知の仲らしい東條という男が登場し、だいぶ過去が明らかにはなりますが、相変わらずつかみどころのない男、加賀美に黒崎が振り回されている感じです。ただ、黒崎は素直にそれを表現するわけじゃないので、加賀美は加賀美で、黒崎の甘い顔が待ち遠しいという面白い関係です。

加賀美が良いですね。飄々としているようだけど、黒崎LOVEをさりげなく表しているところが何とも言えません。

エッチは序盤と終盤と2回あるのですが、意地っ張りだけど意地を張り通せない黒崎と、そんな黒崎を柔らかく解いていくのを楽しむ加賀美とのやり取りが悶えます!私は元々、受けが、ここが気持ちいい、そっちも触ってなどと口数が多いのが好きじゃないので、黒崎の短いあえぎ声だけは非常に好みでした。加賀美の必要以上に焦らしていない&苛めていないスタイルも良かったです。

ミラー中古車店のメンバーも楽しくて勿論好きなのですが、とにかく加賀美×黒崎の二人が魅力的で、大好きになった作品でした。東條が悪者じゃないのも好みでした。作者様、東條が黒崎に横恋慕した続編とか欲しいです!

前作が気に入った方は、絶対オススメです!前作を未読の方は、そちらを先にご覧ください♪ 前作の雰囲気を崩すことなく続いていますよ。

7

続編を期待します!

つい最近はまったのですが、、これは続編を期待してもいい?

やーさん×税理士です。ワーキングBLですね。
一巻がなかなかに素敵で、二巻はまず表紙にやられました。素敵!
中身はやーさんやーさん税理士睡眠不足やーさん。
いや、こんなに寝なくて大丈夫かなって・・・。

彼氏のやーさんは相変わらずなに考えてるのかわかんない、うなぎのような、するっというかぬたっつという感じの感触を残す人で、受の税理士も仕事仕事!な男前なのですが、なかなかにエロだな、と。
あんまりえろい話じゃないんですが、なんとなしにえろくていいです。左手に萌え。
続編どうかお願いします!!

2

社名の由来

前作から2年後(2012年)に刊行された続編。文章も少し変わって、内容的にもヤクザものっぽくなりました。メイン二人(特に加賀美)の過去にもグッと踏み込んで、ラブ要素は薄く・各々の信念は厚くといった印象です。エチはちゃんとありますのでご心配なく♡

ミラー中古車店の社員がまとまりを見せ、黒崎が一息ついたところ。加賀美の所属する北川組組長から、一度黒崎に会いたいとお呼びがかかる。そういえば、加賀美は一応構成員だった…笑

組長から新たな建設会社の税理担当を任せられた黒崎は、加賀美と因縁のあるらしい代表取締役・東條と対峙することになります。どうやら東條は加賀美に対して秘めた執着心を持っているようで…。

ほんと、読ませるのが上手いですよね〜。黒崎、加賀美、東條の矢印を妄想するのが楽しくてとまらない。それに、組絡みで加賀美の過去が明らかにされていく過程は、加賀美贔屓にはたまらん読みどころのひとつとなっています。いやもう、待ってました!っていう感じですかね笑

ツンデレ強気受け黒崎のご贔屓さんには、彼の税理士としての矜持には恐れ入ることでしょう。仕事に関しては超クールですが、色恋にはからっきしのヘタレです。加賀美のことが大好きなくせに、エチの時にその片鱗しか見せない。まぁ、加賀美はわかっているんですけどね笑。どうもこの手の受けには「受けザマァ」を施したくなるくらい素直になれよって思うんですけど、今のところ、加賀美の左腕はまだ見られていないようですし…。

ってことで、さらなる続刊で幻の大波乱編なんかをむちゃくちゃ読んでみたいのですが、作者あとがきには中古車店の社名の由来が盛り込めてよかった…とあるくらいなので、難しいかな笑

2

ツンデレ&意地っ張りな受けさま健在

同名タイトルの続編になります、前作ではお互いが父親の後
を継ぐ形で片方はヤクザ、片方は税理士として出会っています。
そしてヤクザである攻め様は既にやる気を無くしたようなヤクザで
組のフロント企業で中古車販売会社をやっているもののそこに働く者は
すべてその筋の人たちですがやる気のなさは社長の攻め様と同じなんです。
しかし職種は違えど同じような境遇でどこか似ている二人は前作でノンケ
同士にも関わらず恋人になってしまうんですが、今作でも受け様のツンデレ
具合は健在で、かなりの意地っ張り屋でもあります。
攻め様は前作で受け様に発破を掛けられ気持ちに変化が現れヤクザとして
組に戻ることになりますが今作では組での立場の上を目指している前向きな
姿が垣間見える展開になっています。
この二人は受け様の気質もあり甘々な関係からは離れてしまいがちですが
言葉にしないけれど互いに相手を思いやってる事が伝わるお話です。

受け様はヤクザである攻め様との付き合いに危険を伴うであろう覚悟を
持っているのですが、今回はその覚悟が自分にとって本当はどのような
事なのかをはっきり自覚し、攻め様に対して自分が何が出来るのかを
あらためて考えるようなストーリーでした。
そして攻め様に対する受け様の認識が変わって行く展開もありかなり
ドキドキした内容でもあります。
税理士を題材にしているので専門用語も相変わらず出てきますが
TVなどでも聞き及ぶ範囲内ですのでそんなに堅苦しい感じもしません。
ヤクザ的な内容が前面に出ていないので暴力的なイメージも少ない
堅実で固めなお話になっていると思いますが後半で受け様に甘える
攻め様とツンデレ受け様とのやり取りは攻め様のこれからの活躍を
予感させるような感じで微笑ましかったですね。

2

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