もののふっ! 1

mononofu!

もののふっ! 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神47
  • 萌×213
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
13
得点
293
評価数
63
平均
4.7 / 5
神率
74.6%
著者
琥狗ハヤテ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
シリーズ
もののふっ!
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784344822924

あらすじ

時は戦国。戦場で生まれた孤独な物の怪は、ある武将と出会い呪い殺そうとするが!? かわいいネコ耳の猫井殿が遂にコミックス化!!
(出版社より)

表題作もののふっ! 1

十篠家の軍師 九鬼
九鬼の補佐 八木

その他の収録作品

  • 武士 壱
  • 武士 弐
  • 武士 参
  • 武士 肆
  • 菊三と十武将 設定資料集 其の一
  • あとがき

レビュー投稿数13

可愛いだけじゃないんです。

以前、全サ応募目的で購入した掲載誌で読んでから、単行本化を今か今かとずっと待ちわびていた作品です。
今月発売のコミックで一番楽しみだったと言っても言い過ぎじゃないぐらい楽しみだった。
本当にすごい、楽しみ、だった!!
とりあえず表紙絵手前、猫耳のちびっこ猫井殿が大変可愛いです。
そして、お館さまは猫井殿をとっても可愛がっていて、本当に溺愛と言っても良い程。
いかめしい感じのお顔ですが大変お優しく、懐が深いお方です。
なんせ、どういう経緯かお布団にはさまっていたちびっこで猫耳な、どう考えても妖しな猫井殿を取り立ててしまうほどに!
しかも、いつも抱っこしたり、懐に入れたりとまさに猫可愛がり。

しかし可愛いだけではなく、玖狗さんの作風によるものが大きいと思うのですが、きっちりと骨太な部分もあり、可愛い部分のみを垂れ流している作品ではなかった。
可愛い流れの中にも、お話を引き締める所はキュっと締めてメリハリのある読ませる仕様。なので最後まで飽きずに読むことが出来ました。

単行本の構成が4コマ『もののふっ』パートとストーリー漫画『武士』パートに別れていたのもそう思わせた要因かも?

『もののふっ』パートでは4コマで先にも書きましたが猫井殿の可愛さ炸裂、戦国の世が舞台とはいえなんともほのぼのしており、みんな猫井殿にメロメロ!お館さまと猫井殿のいちゃいちゃがとても平和でずっとこうならいいよねーと和める感じです。
『武士』パートではわりとシリアスなお話が多く猫井殿もちゃんと出てきますが、近い家臣たちにスポットが当たっているので、猫井殿の、いやみんなのオカン的存在軍師の九鬼さんと彼に思いを寄せる八木の恋のお話などが読めて幸せに。4コマパートで相手を意識してる、恋心あるなぁという仄かな雰囲気を漂わせていたので、本懐を遂げれてなにより。
九鬼さんの「夜這いだ」の言葉にカッケー!って叫びました。普段オカンな姿ばっかりだったので、九鬼さんの男らしさ惚れます。

前後しますが、恋話だけではなく猫井殿がいかにしてお館さまの元へやって来たか、や手負いの狼のお話など、涙腺がうるっと緩むシリアスなお話もありました。
出自謎の猫井殿実は・・・・・・なお話が泣かせます。

初出一覧を見たところ約3年越しでの単行本化。
2巻はいつ出るかな、出来れば早めにお願いします!

9

いつのまにやらメロメロに

猫井殿のかわいらしさに撃沈した。
何あのつぶらな瞳!何あのかわいいお耳!!なにあの尻尾にぷにぷに感!!
ダンディ髭で器の大きなお館様やネコミミ家臣(笑)九鬼とのかけあいはほのぼのしていて本当にいやされる。
その一方で長編はシリアスあり、アダルトありで大変楽しかったです。
お母さんこと九鬼さんの以外な男らしさに驚いた。
個人的に彼はもうちょっとへたれでもよかったのかなあという気もするけど。
心情だだもれの八木もかわいいし、従兄弟同士の家臣ズの今後も気になるところ。
ああ、早く二巻でないかなあ。

7

ハイブリッド

以前から、琥狗先生の画力は素晴らしいと思っておりましたが、この本は、骨太リアルな雄々しいキャラと、クリンとかわいいちびっ子絵が見事に融合して、実に実に素晴らしい。
キュート4コマ「もののふっ!」パートでは猫井殿のちびっ子絵やおやかた様を始めとした武将たちのギャグシーンでも絵の力を抜くことなく、それでいて、ちゃんと和やかなほのぼの4コマの世界になっているし、長編ストーリーマンガの「武士」パートでは巧みな絵で、涕涙必至のシリアスな怪異譚とエロ込みのラブロマンスも展開。
1冊で二度三度と美味しい。
なんて贅沢。
これは絶対神評価せずにはいられない!

7

可愛い!

やっと、読み始めたんですが……
菊三!可愛い!可愛いすぎるっ!もふもふっ(о´∀`о)
菊三の百面相、見ててあきない!
きゅんきゅんしますwきゅんきゅんしっぱなしですね。
ぜひ、一家に一匹菊三!欲しいですね。(一匹って言って良いものか…)
あんな可愛いのが側にいたら何でもしてあげたくなりますね。
お館さま、菊三を譲って下さいませんか?(笑)
きっと、菊三に泣かれるだろうな…とか妄想してます。
そして、あの絵本のような菊三誕生のお話にはとても感動しました。
琥狗ハヤテ先生の作品大好き過ぎます!
4コマってあまり好きじゃないんですが、琥狗ハヤテ先生の4コマ好きです。

6

猫にキュン・戦国武将にキュンの、キュン2コメディ

「絶対魅了」なる必殺技の持ち主・不思議猫の菊三(表紙絵手前)と、見た目信長風の戦国武将・お館様(おやかたさま 表紙絵奥)の、ラブというより猫っかわいがりコメディ。
ただ、メイン2人(というか1人と1匹というか)の関係がにおい系に留まっている分、脇のイケメンたちがちゃんとBLしてくれる安心設計!ですので、BL度も保証。
ベースは4コマ漫画、シリアスシーンは通常のコマ割りを使って、ギャグとシリアスとが絶妙にブレンドされています。

「絶対魅了」って何??という疑問をお持ちの方も、読んでみればたちどころにわかるはず。
要は菊三か わ い す ぎ・・・(≧▽≦) ってことでありまして(笑)
ひゃ~ん♡ ←なんてキャラじゃない私でさえも、血迷って黄色い声を発してしまうんですから、その可愛さは絶対値!
表紙を見た時点では正直ビミョーな印象しかなくて、単に戦国物が読みたかったので敢えて買ってみた程度だったにもかかわらず、菊三のおかげですっかりこの漫画の世界にハマってしまいました。

菊三のかわいさは、猫特有のそれや、幼児が見せる無心なしぐさの類いとオーバーラップする部分が多いのですが、実は彼にはそんな姿とは裏腹の驚くべき過去が。
なんと菊三の当初の姿は、黒く、形を持たないもののけだったという。
戦場で命を失い、野ざらしの骸となった兵士の怨念から生まれた彼は、たまたま骸のそばを通りがかった武士=お館様に祟ろうとします。
ところが逆にお館様の慈悲の心に打たれ、お城の床下で息絶えようとしていた白い猫の体を借りて生まれ変わって、お館様に仕える身となるのです。(や、仕えると言っても実態は飼い猫なんですけどねw)
戦国武将と言えば、倒した敵の頭蓋骨を酒盃にした信長の例もある通り、死者の怨念も力でねじ伏せんばかりに残忍でタフなイメージが私の中にはあって、もののけの怨念を浄化させるシーンのお館様のやさしさには個人的にリアリティーを感じないんですが、「菊三はもののけの怨念が浄化されて純真無垢な白猫に生まれ変わった存在」という設定はすごく好き。
この設定があるのとないのでは、物語の奥行きが全然違ってくる気がします。

1巻の段階では、お館様と菊三の関係だけ見ると、最初に書いた通り「猫を猫っかわいがりする戦国武将の話」にすぎません。
が、菊三がお館様に淡い恋心を抱いているように見える(けど実際どおなんでしょ?)せいで、猫っかわいがりがラブラブに見えてしまうところに、たまらなく萌えツボをくすぐられるんですねぇ。
御館様配下のイケメン武将たちが織りなす恋愛事情の部分はしっかりBLで、こちらは濡れ場までバッチリ! 
恋のキューピット役を買って出る菊三の余計なお世話がまた笑えたり。
ネコに萌えつつイケメン戦国武将にも萌えられるという辺りが、この作品ならではのおいしさの秘密でしょうか。

2巻も楽しみです。

6

ちみっこもふもふにとりこですっ!

雑誌は購読してないのですが、単行本に入ってくる広告ですごくきになってたんですよねv
戦国武将と物の怪たぐいの猫のちみっこの組み合わせ。
冒頭からキュンキュンしまくって、顔がゆるみます~!!
ちみっこに猫井菊三忠茂と名を付けて可愛がるこのお館様ももちろんだけど、側に仕える軍師の九鬼も、士官して九鬼の補佐になって九鬼を慕う八木も、お館様の幼馴染の七尾と清流も、狼の六柘(むつ)も、お城の人々も、誰もかれもその物語もみ~んな全部がすごくイイのです!

4コマ漫画は心得をテーマにして実に的確に逐一がキュンしちゃう!
挙げると一杯になってしまって挙げきれない~!
みんな最初は菊三にこんな猫なんか、、っていうんだけど彼の可愛さにメロメロにされちゃって、九鬼なんかお母さんですよww
みんなが菊三をかわいがるからちょっとお館様が嫉妬して落ち込んでみたりとかw
八木は無口なのに、モノローグだだ洩れ設定とか(爆)
ドSと言われる馬術指南役の五十姫が菊三にメロメロになってみたりとか、
七尾が菊三と勝負するその方法とかww
もう、楽しさテンコ盛り!
これが戦国の世というのを忘れてしまう位平和でステキな日々が~♪

そして合間合間に入るちゃんとした物語「武士」でまた読ませる、魅せる、そこで色んな形の愛が語られるのですよ!
菊三が最初形のない怨念の塊だったのが、どうやってお館様のところへ来てちみっこになったのか、その話はすごく感動しちゃう!
領地の平和を願うお館様が領内を視察している時に見つけた傷付いた狼。
それに、元の自分の姿を見た菊三が賢明に看病しようとするのですが、狼はそれを突っぱねるのです。
ある晩に菊三がいきなり変身した姿に驚愕!お館様はそれを見てないですが、何気にその姿にその後のラブ&エッチを期待?
この狼、メスだったという設定にまたもやビックリ!
七尾と清流のツンデレ愛もまた楽しいです。
無口だけどだだ洩れの八木の九鬼への片想いは、それまでの4コマで話の下地ができていましたからねv
八木の想いがかなってよかった~♪とも思うのですが、オカンな九鬼もやっぱり男だったか(爆)

それぞれの短編における菊三の関与の仕方が全然嫌味じゃなくて、それなりに役に立っている。
恋のお話も愉しめるし、菊三のかわいさも楽しめる。
色んなものが倍になって愉しめるイイお話です。
次もすごく愉しみ!

九鬼の髪型が最初の方でお館さまに猫耳ふたつ、、なんて言われていましたが、自分的にオニのツノとかクワガタっぽいと思うのですが・・・ww

5

No.1決定‼

まえから、ちらほらと雑誌で読んでて
『可愛いなぁー♪(´ε` )』と思い、コミックが
発売されるとの事で即購入♪

…ヤバイ。菊三、可愛い過ぎます。
物語的にも、ただ可愛いだけで終わらず
ちゃんと、BLとして読ませてくれるあたりは
作者の力量ですね(^∇^)以前から琥狗さんは
モフモフしたものを描く事が大好きと
公言されてるだけあって本当に上手。
読んでるだけでニヤニヤしてしまって
中毒の様に繰り返して読んでしまう(*^_^*)

とにかく、可愛い読んでて癒されるし、話も
面白いときたらNo.1の本になりました♪

5

菊三が欲しい~!

琥狗ハヤテさん、大好きな作家さんです。琥狗ハヤテさんの描く「ちみっこ」と「もふもふ」が大好きで、今回は両方が合体した感じ(菊三)でキュンキュンしました~!

もう、菊三がホント、可愛くて可愛くて…。小さい体でお館様を守ろうとする姿が健気でいじらしかったです。菊三が誕生した理由は切ないエピソードだったけど、お館様だけじゃなく皆に可愛がられ大事な一員になっていたので、良かったね~と読みながら笑顔になってました。
八木と九鬼のカップルも好きでした。夜中に九鬼が八木のところへ行き、「夜這いだ」と言った男らしさに八木と一緒にきゅ~んとなりました。

4コマも4コマ以外でも読んでる間中、キュンキュンしました。2巻も出てるようなので、早速読みたいと思います!!

5

ツッコミどころありすぎ

こんなに笑えてツッコミどころありすぎなのに可愛くて萌え萌えにさせてしまう猫井殿ってある意味魔性ですな。

そして、これがBL展開になるなんて想像もつかない。
(BL展開にはなるけど、ショタではない)

猫井殿の過去に泣いてしまいました。
悲し過ぎたけど、死ぬかけた猫と消えちゃうかも知れないモノノケが一つなってあの可愛い猫井殿が誕生。
めでたしめでたしだとは思うけど、猫井殿のって知りたいことを知ってしまったら無に返るんだろうか……?
勝手な想像だけど、それは悲しいわ。

先にカップルになるのは九鬼と八木です。
年の差17のカップルです。

猫井殿のはまだまだ先のようですな。
それにしても、変身した猫井殿が美し過ぎますな。

猫井殿に助けられた狼の六柘のキャラ紹介で本当は女の子なんだからねっ!ってのに、ええっーってなった。

2

この勇しくもかわゆいもののふには誰も勝てない、のだ

今思えば、私の初・琥狗ハヤテ先生作品でした。
もう〜…一発でやられちゃいました…まだ読んでない方、すぐ読んで〜!って言いたい!
戦国もの、そして人外もの、ねこもの。
んも〜たまんないんですよ…表紙のこのコ!
戦国大名・十條寺(お館さま)に拾われ、「猫井菊三忠茂」という名を賜った子ネコちゃん、なのですが。
この菊三が日常で繰り広げる和みの数々、それが「もののふっ!」という4コマのマンガで繰り広げられる。これは悶絶するしかない可愛さ!
同時に「武士」と名付けられたシリアスな物語のパーツ(こちらは4コマではない)が並行して描かれます。
そして、比較的序盤に菊三の「正体」というかどういう存在なのかが明かされています。
それは野ざらしの髑髏に取り付いていた「怨念」。
その思念が、死者に手をあわせる武将・十條寺にロックオン、祟ってやる…!と近づくが、その場で死に瀕していた一匹の白猫にシンクロし、新しい「命」として生まれ出づる…
それが菊三。
だから、ただ萌え萌えの子猫物語ではなく、生と死、浄化、鎮魂と守護、そんな世界観が根底にある。
BLはどうなった?という疑問ありますか?ちゃんとありますよ。
お館さまの幼馴染であり家臣の猛流と清流。
軍師であり菊三の「お母さん」・九鬼と仕官である八木。
この二組のBL展開は萌えますぞ。
引き続き2・3巻へと続く。

1

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