飛鳥沢総帥のタブー

飛鳥沢総帥のタブー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌7
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
5
得点
42
評価数
15
平均
3.1 / 5
神率
20%
著者
バーバラ片桐 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
シリーズ
飛鳥沢総帥のタブー
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784829624951

あらすじ

超貧乏なフリーライターと、イケメンでお金持ちなのに32歳の現在まで童貞・・・BL至上初?の秘密を抱えた攻めの可愛い恋!(でもエロい!)は必見。
傲慢に見せかけ純真な攻め×包容力抜群受けのラブロマンス!
(出版社より)

表題作飛鳥沢総帥のタブー

大企業の総帥 飛鳥沢雅庸・32歳
貧乏なパパラッチ 竹内元樹・24歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数5

童貞シンデレラストーリーww

「32歳、童貞それが何か?」
これ、帯のコピーです♪♪
めっさ期待しませんか?
かなりノリは軽いものでしたが、童貞の他にもメ○ズ○○(←内緒♪)のこだわりとかあって、当人真面目なんで、面白かったですv

大規模企業グループの総帥は32歳の飛鳥沢雅庸。
秘密のベールに包まれた彼の姿をキャッチしようと貧乏暮らしのパパラッチ武内は上手い事彼の家への潜入を果たすのですが、飛鳥沢の秘密を見てしまい!!
口封じの為に飛鳥沢の屋敷で生活することになる武内ですが、秘密を見られた気軽さか飛鳥沢はとても気さくで武内に心開いて、毎晩一緒に酒を飲む仲にまで発展するのですが・・・

総帥というだけあり、色々気を張り過ぎて32歳童貞の飛鳥沢。
最初武内を強姦しようとして失敗する、その落ち込んだ姿に爆笑!
でも、やっぱり切れ者だけあって、色々とやるべきこと(エチ以外の頭脳部分)はきちんとやっていて、おおー!と思いました。
そして、武内と改めて行為に至る際、武内も貧乏で彼女とか作る暇もなく、肉欲より食欲が大事な人だったので、童貞だったのですが・・・ww
飛鳥沢に協力的で「頑張れ!」と声をかけていて、、行為の最中に(爆!)
なんかエロいんだけど、おかしい。
飛鳥沢は頭のいい人だから、エチも勉強するようでどんどん上達していくらしいですww
そんな部分も楽しいですが、秘密のアレにこだわりがあって、乳首攻めが前面に出ている部分も美味しい要素です♪♪

合間に武内がアル中で失踪したり、武内に迷惑をかけたりとかしているどうしようもない父親だけど、それでも愛している部分とか、
飛鳥沢も逆に何もかも与えられていたけれど、当たり前すぎてそれが親の間と気がつかなかったと両親が亡くなって改めて知らされたこと、とか
そういう部分でも、二人の気持ちが近づく要素になっています。

二人に訪れる危機は、10年に一度開かれる総帥選挙にまつわる事だったのですが、あまり深刻にはならずに都合よく決着つきます。

飛鳥沢が金持ちのスゴイ人なのに、おごり高ぶったところのない、嫌味のない誠実な人柄だったこと、
武内も貧乏で年中ピーピーのようですが、やはり前向きで真面目で、かといって欲深な人でないし、楽天的な明るい人物
だったので、すごく爽やかでした☆☆

しかし、やはり何と言っても冒頭に述べた”童貞”と”アレ”ですねww

3

このお話案外真面目な話です!

まず帯の文句が凄い。
これは爆笑のコメディかと思いきや、案外真面目なトラウマ(タブー)克服物語でした。
もちろん笑えるシーン多数あります。
でも、文章が『笑わせること前提の文章』な書き方ではなく案外真面目な文章で綴られているので、余計に笑える。笑わせるようにと狙ってる部分もあると思うけど、あからさま過ぎなかった。

攻の飛鳥沢雅庸はとある大企業の総帥、もちろんとんでもなくセレブリティで、何不自由ない生活。私生活は謎に包まれ、自社のCMに急きょ出演したことをきっかけになにかと話題の人に。
昔は極度の上がり性で、人前に出ると震えが収まらないぐらいのヘタレだったのだけど、とあるアイテムを手に入れてからは連戦連勝。若いと見くびっていた周囲を見返す大躍進。
しかし実は知られてはならない秘密、いや機密を抱えていて・・・。
そして、32歳童貞。

受の竹内元樹はアル中の父親を持ち、まだ保護者が必要な年齢だった頃に父親が失踪。それ以来ずっと年を誤魔化し働いたりと何かと苦しい10代を送り、現在も貧乏な暮らしをしながらも逞しく生きてきた。
今の仕事はフリーライターで悪く言うならばパパラッチ。
竹内の良い所は、そんな苦しい生活をしながらもひん曲がることなく、真っ直ぐで明るい性格でいること。仕事柄善人とは言い切れない部分もあるかもしれませんが。
しかも、生活に、生きるのに必死過ぎてこちらも童貞だったりします。

ふたりの立場は天と地ほど違うのだけど、それぞれ抱えているものがあって。

そこを埋めあって行くというか、竹内が飛鳥沢の足りない部分を補って上げるというか。
飛鳥沢はその有り余る財力で竹内を支援してあげる部分があり、竹内は飛鳥沢の実は少年のような可愛い部分を精神的にも肉体的にも受け入れてあげている。
竹内だって童貞なのに、童貞で暴走しがちな飛鳥沢をなだめ、励まし、導き受け入れるあたりはどっちが主導権を握ってるのやら?と思ってしまった。
受けに励まされる攻めってあんまりいないタイプで、でもこれはこれで良いと思うんです。
頭脳明晰で容姿も淡麗、お金持ちで地位も名誉もあるのに、子供を励ますみたいに頑張ってる最中に「頑張れ」って声をかけられちゃう攻め。
新鮮です。

そういえば、飛鳥沢はものすごく乳首に執着していたのでイタしてるシーンでは乳首、弄られまくりで竹内が大変そうでした。
でもなんだか、いやらしいシーンなのに、そんなにいやらしく感じられない。
というか、例の飛鳥沢の秘密のアレが頭の中にあって乳首に執着するのはそのせいなのかとか、思うと可笑しくて可笑しくて。

お話が面白かったのはもちろんだけどこれで、飛鳥沢のアレを付けているシーンのイラストがあったら絶対に『神』にしてたかも、です。

3

ネタバレ無しで!

帯『32歳、童貞。それが何か?』

このコピーとあらすじにピキーンと来たら買いです!!
32歳エリート童貞攻!!このフレーズにピンと来たら買いですよ!買い!
これは出来ればネタバレは読まないで挑んだ方が絶対楽しめます。
ので極力ネタバレ無しで。

とりあえず設定の期待は裏切らないとだけ断言しちゃいます。
っていうか、期待の斜め上を行ってくれちゃってます、わーいわーい。
設定の時点でかなりおもろい訳ですが設定倒れになってません、その上を行きます。
あらすじには出てこない童貞設定に加えて更に上があるんですよー!
これは作品読んでご確認を。
トンチキではないです、むしろピュアとも言えるかも(ちょっと間違った方向であっても)
童貞攻ジャンルはもっと増えて欲しいなー。
繰り返しになっちゃいますが、帯コピーとあらすじにBLメーターが反応した方は是非!オススメです。
評価は設定込みで神にしてもいいかなーとも思ったんですが、とりあえず萌で。

挿絵の明神さんの絵柄は正直アダルト系には向いてないなーとは感じたんですが健闘はされてるなーとは思いました。
でもやっぱアダルト系って雰囲気ではないかなあ。

2

変人童貞御曹司がかわいい

結構前に読んだので、再読したら感想変わるかもしれませんが、いまだに内容をしっかり覚えている希有な作品です。

人に言えない女装(ブラのみ)趣味を持つ飛鳥沢さん。御曹司すぎて世間知らずだけど、大グループの総帥で仕事はできる。この飛鳥沢さんはイケメン完璧に見えて実は童貞。その初々しい感じがなんともかわいい。
受けは俗人のライターですが、根は素直な優しい人。ひょんなことから同居生活が始まるが、次第に惹かれあいます。

これもバーバラさんの乳首フェチが存分に出た作品かと。そして受け攻めのキャラと関係が新鮮でした。
前半は童貞さん達をコミカルに描きますが、後半はお仕事上の事件も絡んでシリアスに。1冊きっちり楽しめました。

1

総帥可愛い ※攻め

総帥のとんでもない秘密はインパクト大でした。
それにしても総帥可愛いwww
初で夢中になって失敗しちゃって体育座りってwww
しかも余りの情けなさに、無理やり襲った(未遂)相手からノーパン状態で「元気出せよ……な?」って慰められるとかwww
「うっかり犯した慰謝料」…犯せてないから(* ̄m ̄)ぷっ
秘密バレた後は、カタログ見ながら真剣に吟味した色違いのおそろを用意するとか…もう総帥マジ可愛い(*´Д`*)

だがしかし!!
受けの行動には共感を覚えることは出来ません。
勝手にプライベート暴露されたら普通に怒るわヽ(@`⌒´)ノムキィ
しかも竹内の場合は、雅庸の政敵とネタの売買について話している場面を目撃されているのよー!!
それで「理解してもらえないなんて…」って無茶言うなし。
しかも、もっともらしくハンバーガーにかぶりついている様子が書かれているけど、ハンバーガーを食べたいのは竹内の欲でしょ。
危険性を考えたらハンバーガーなんて呑気に食べずに早急に立ち去るべきだった。
挙げ句にラストのものすごーく大事な場面での誤字。
「まさつぐ」って誰やねんΣヽ(`□´о)
「まさつね」でしょ(´・ω・`)

4

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