花嫁を手に入れろ!!~南の島プロポーズ大作戦~ (1)【BLCD】

hanayome wo te ni irero

花嫁を手に入れろ!!~南の島プロポーズ大作戦~ (1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
22
評価数
7
平均
3.1 / 5
神率
0%
著者
イラスト
媒体
CD
作品演出・監督
町田薫
音楽
西川耕祐
脚本
最合のぼる
原画・イラスト
タカツキノボル
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
モモアンドグレープスカンパニー(アブソードミュージックジャパン)
シリーズ
花嫁を手に入れろ!!~南の島のプロポーズ大作戦~
収録時間
75 分
枚数
1 枚
ふろく
初回特典書き下ろし番外編小冊子、番外編ミニCD
フリートーク
あり
発売日
JANコード
4582196800115

あらすじ

「春名家の3美人」と名高い椿、柊、柚は花屋の3兄弟。両親亡き後も店を切り盛りしてきたが、突然現れたヘリコプターに、さらわれてしまった! 長男の椿が目覚めると、そこは大富豪・西園寺家の有する南の島!? 天王・海王・地王という3兄弟が、椿たちを「花嫁にする!」と宣言してきたから、さあ大変! 「誘拐犯に恋なんかするか!!」椿は貞操を守って、この島から脱出できるのか!?

表題作 花嫁を手に入れろ!!~南の島プロポーズ大作戦~1

西園寺天王 → 一条和矢

春名 椿 → 千葉進歩

西園寺海王 → 平川大輔

春名 柊 → 緑川光

西園寺地王 → 石川英郎

春名 柚 → 宮田幸季

レビュー投稿数3

進歩くんのアニキっぷりを堪能★

森本あきの花嫁シリーズ第1弾、長男カップルがメインの『花嫁を手に入れろ~南の島プロポーズ大作戦』。
ストーリーはあってないようなもの、というか単純明快なんだけども、これが結構クセになり3部作全て聴きつくしたくらい好きなシリーズだったりする。

このお話、商店街で花屋を経営する春名3兄弟に一目惚れした、大富豪の西園寺3兄弟がヘリで彼らを強奪して南の島まで連れてきちゃった☆という、かなり滅茶苦茶なストーリー。
しかし拉致られた方も、多少の抵抗だけで全員あっという間にラブラブという・・・なんつかこの突き抜けた感が気持ちいいのだ、花嫁シリーズ(゚∀゚)ノ

メインは西園寺天王(一条和矢)×春名椿(千葉進歩)の長男カップル。
どうしようもなく素直じゃなくて意地っ張りな椿は、長子気質そのままの性格で、弟たちが素直にいちゃいちゃしているのを「いいなぁ~」と内心思っていたりして、そこがなんとも哀愁を誘う(笑)
そして普段は男っぽいというか荒っぽいところがツボ!
すっごく口が悪くて、下町のあんちゃんといった感じかな。
「抱いてぇ~」じゃなく「俺を抱け」と言う性格もなかなかお兄ちゃんぽくて良い。

が・・・
やはりり濡れ場に入ると、さっきの男らしさはどこに行った?と耳を疑う声でアハ~ン、ウフ~ンの応酬。
その直前の艶っぽい芝居までは、椿のかわいい一面をうまく表現出来てたと思うんだけどもね。
まあ進歩くんだし・・・予想はしてたんだけどもね。
そして相手役の一条さんは予想通りの素敵ボイス。
ちょっとオッサンくさいんだけど、原作イメージがそんなに浸透してなかったため、そう違和感はなかった。
この方の攻め声は、非の打ち所がなくてほんと好きだ(*・ω・)

思うにこのシリーズは、ストーリーの深みとか、登場人物の細かい心情の機微などを追求する作品ではないのかなと。
いわゆるBLのテンプレートのような作品で、ボーイズもののプレゼンをするんだったら、これ出せばOKだろうという、そういうお手本的王道作品(かな?)。
諸々の日常を排除して、恋愛だけにポイントを置くのはいわゆるアラブ系とも近いような気もしている。(あまり読んでないけど、多分そうなんでは・・・)。

それと私がこのシリーズが好きな理由は、出演者6人の雰囲気が非常に良さそうなところ。
とにかくフリートークが和気あいあいとしていて、居酒屋のようなノリで、体育会系男子の集まりといった感じなのだ。
中でも西園寺地王役の石川さんが盛り上げ役で、まるで飲んでいるのかな?と思わせるテンションの高さ。
中途半端なメロドラマを聴くくらいなら、ここまで突き抜けた作品の方が気持ちがいいかなと思う。
濡れ場もあまり激しくないので、初心者向けの明るく楽しいBL作品としては非常にオススメ!

0

小粋な下町のコケットリー

花嫁シリーズ1枚目です。
富豪3兄弟が、美人3兄弟に一目惚れして、
(迷うことなく)南の島へさらって行きます。
ライバル無し・複雑さ無し・迷い無しの3無し状態のまま…
3カップルが成立します。
(あり得ないわ…リアルの合コンでは。)
1枚目は、最も手ごわい長男編。
長男・天王(一条氏)×長男・椿(千葉氏)のバトル…
…(もとい)恋物語です。
この千葉氏の声が、実にいい仕事しています!
椿君、色気あるツンデレを(しっかり)通り越して、
チャッキチャキの下町の兄ちゃんです。
なんといっても、言葉使いが荒っぽい!
そして生意気で小粋なのです。
(粋ではなく小粋! ここポイント。)
彼の声は宝塚でいえば、間違いなく…
パリの下町の陽気なジゴロ。
ジゴロになりきれず、身内に甘く、恋人に甘い、
未来の大ボス風です。
さて、注目のベッドシーンでは…
ちゃーんと喘いでいますよ。
(かなーり甘く!)
このギャップはトレビアン!
そう、長男組は(良くも悪くも)ギャップが素晴らしい!
堪能しましょう。
余談ですが、聡明なお嬢様方ならもうおわかりですね?
この声優氏方、「薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク」のおふたりなのですよ。
そちらとのギャップも堪能しましょう!

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これはいいトンチキBL

トンチキが連続するアホコメディなんだけど、いいトンチキBLの見本みたいな作品でした。
キャラもいいし、脚本もいいし、すんげー楽しかった。へんなBGMもこの作品には合ってると思いました。

花屋の三兄弟が、大富豪の三兄弟に恋されて、南の島に拉致されてしまう。
冒頭からアホな展開の連続ですよ。
大富豪三兄弟が花屋三兄弟それぞれに恋をする過程も面白かったし、さらわれていくときのド派手なやり方も面白かったし。
主要登場人物が六人もいるんだけど、みんなしっかりキャラがたってて、すんなり把握できるのもすごい。キャラ紹介の仕方が上手いんだよねぇ。
ラスト近くの超展開も、この作品ならぜんぜんokだと思いました。

一条さん×千葉さん
長男カップル。俺様攻めと世話女房な受けです。いちおうこの話のメインカップル。濡れ場が聴けるのはこの二人だけ。色っぽくて可愛くて良かったですよ。

平川さん×緑川さん
次男カップル。ヘタレ攻めとツンデレ女王様受け。
こちらはツンデレが分かりやすすぎかなぁと思いました。女王様キャラをもっと前面に出して欲しかったかなと。

石川さん×宮田さん
末っ子カップル。天真爛漫攻めとアホ可愛い受けです。
自分のアホ受け好きを再確認しました。宮田さんてほんと、アホキャラ上手いんだよね。

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