百日の薔薇【BLCD】

百日の薔薇
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×22
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
11
得点
93
評価数
23
平均
4.1 / 5
神率
52.2%
著者
媒体
CD
作品演出・監督
平光琢也・松下一美
音楽
隆勇人
脚本
前川陽子
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
ムービック(CD)
シリーズ
百日の薔薇
収録時間
56 分
枚数
1 枚
ふろく
ブックレット書き下ろしショートコミック「刻印」
フリートーク
なし
発売日
JANコード
4961524316694

あらすじ

我が騎士。お前の命運を支配するのは、私だ。
気高く美しい指揮官・タキと彼に忠誠を誓う騎士であり気性の荒さから『狂犬』と呼ばれるクラウス。敵国の軍人同士でありながら主従の契りで結ばれているふたりだが、周囲の目はさまざまな危惧や心配から冷ややかだった。純粋に想いあいながらも戦況の激しさに伴い過酷になる恋の行方は―――!? 息詰まる大河ロマンがついにドラマCD化! (メーカーより)

表題作 百日の薔薇

クラウス・フォン・ヴォルフシュタット → 井上和彦

タキ・レイゼン → 千葉進歩

その他キャラ
スグリ[秋元羊介]/ ハセベ[広瀬正志]/ ウエムラ[加藤亮夫]/ トリエダ[宮澤正]/ ハルキ・ヤマモト[重松朋]/ クロウディア[武田華]/ 幼少時のタキ[中野さゆり]/ アズサ[山中真尋]/ ダテ[佐々木大輔]/ モリヤ[フルヤミツアキ]/ 少年[金田昌代(現:金田アキ)]/ 店主[蓮岳大]/ 中隊長[川原慶久]/ 学生[川野剛稔]/ 士官[御園行洋]

レビュー投稿数11

秀逸です。

えっと、近藤さん(銀魂)の千葉さんしか知らなかった私は(すみません)
はっきり言って度肝抜かれました!マジっすか!!
とととても同じ人とは・・・!いい意味で裏切られました。
むっっっちゃくちゃかわいい・・・!!なにこのひと!!!
タキは綺麗で品があって、凛、としたイメージなんだけど、
それが千葉さんの声によって見事に表現されてます。
どっかのストーカーゴリラとは大違い!(いや、近藤さん大好きですけどね!)


設定は、原作を読んでないので曖昧なんですが、敵国同士で主従、
ってちょっとややこしい関係?
クラウスの側からの語りになってましたかね。

その手のシーンは3回くらいあるんですが、1回は過去の回想、
2回が今なんですが、今の方はちょっとアイタタな感じです。
過去の回想のほうはラブい感じで、なんかもう、うっとりしちゃいます
井上さんの切羽詰った声とか、タキがクラウスの名前を呼ぶところ
なんかもう・・・!!!はうぅ~
ホントに演技なのか!?この人達出来てんじゃないの!?
って思っちゃう位(笑)、2人の気持ちが寄り添ってる感がね、いいんだよ。
情を交わす、ってのはこういうことか!みたいな。

アイタタな方はアイタタなんですが、そんな井上さんも素敵!
なんだな、これが(笑)ちょっと芝居がかった台詞もありますが・・・。 
鬼畜万歳!!あー好きだともさ。
耐える千葉さんがまたかんわいいんだ!ホント色っぽいんだよ!!
そりゃあもう、がっつんがっつん やってやりたくなるほどに!
でも、クラウスの心の葛藤も切なかったり。

すごく、よい出来のドラマCDだと思います。

8

壮大な世界観

やべっえ、狂犬 和彦さん
かっこよすぎるんですけどっっ!

広瀬正志さんとか秋元羊介さんとか超渋いんですけど。
これはBLなんですけど、かなり本格的なシナリオ。

とりあえずファンタジー戦時下。

気高く美しい指揮官タキ・レイゼン(進歩)
貴族の三男坊クラウス・フォン・ヴォルフシュタット(和彦さん)

クラウスの国へ留学していたタキ(進歩)だったが
国が戦争をはじめてしまってクラウス(和彦さん)の国と敵国になってしまったんですよー。
クラウス(和彦さん)は、国を捨て戦況の厳しいタキ(進歩)の国へついていく。
6歳も年下のタキ(進歩)の騎士となり忠誠を誓う。
戦場では、クラウス(和彦さん)は“狂犬”と呼ばれ
タキ(進歩)の手足となり戦う・・・
そして夜は、タキ(進歩)を求めるわけですよ。ええBLですからっ。
でもね、タキ(進歩)は神のよりしろとなる存在。かんなぎなんですよ。
純潔でこそ、神の加護があると信じられているのに
クラウス(和彦さん)ったらOTZ

戦争の行方、二人のその後、まったく描かれずに
すぱーっん!と、終わってしまうのですよ。
それが潔いよいといえばよいのですが・・・もったいねーっ!!!
これOVAになるそうですが
もっと脚本加筆して、きちんとした映画にしたほうがいいよ。ジブリでw

クラウスのじいさんの言い伝えとか
タキの国の言い伝えとかその他もろもろ、もっと説明してよぉぉぉぉ。

5

ミドリ

かにゃこさん、コンバンワ
OVA1巻、すでに発売されておりますよ。
なかなかのエロさでございます、だって…タキ様の身体が揺らめいておられますからね(笑)
直接的な画はなかったけど、半裸のタキとクラウスがベッドの上でギシギシと揺れておりました(笑)
そして進歩さん、相変わらずの悩ましきエロエロ喘ぎでした。
タキの声としてはバッチリです、悩ましき美青年。
よろしければOVAのほうも見てみてください。

千葉さんのタキを聴いてください❣️

百日の薔薇は連載中から大ファンで未だに連載再開を心待ちにしてるくらい好きです!

そのドラマCDを拝聴。
井上さんのクラウスは本当にタキを包み込むようにカッコイイし、千葉さんのタキがまさにタキなんです❣️❣️
清廉で高貴な声、これはタキのキャラそのもので、物語にグッと引き込まれます!

このドラマCDは1巻のみなので、続編が製作されるといいなと未だに願ってやまないです。
千葉さん、この作品のためだけでも復帰してくれないかな…

千葉さんの受けを聴かずしてドラマCDは語れないと思っています笑。そのくらい素晴らしい演技をされます。
他の千葉さん作品もおすすめです!!

5

極上の作品、CV陣が最高

以前からずっと気になっていた作品でした。OVAのみ視聴済み。作品自体のストーリーもさることながら、CVの皆さんの表現力が素晴らしかった。タキとクラウス、互いの立場や背負うものの重圧、重責の違い、そして求愛、愛するが故に傷付け合い対峙する関係…本当に切ない物語でした。

皆さんもおっしゃっていますが、この作品はBL、BLCDで片付けられない、映画の一作品のようでした。そして、戦争もの、時代もののお話しというのは悲恋で…繰り返し聴けば聴くほど胸を締めつけられ、心に突き刺さるものがあります。この作者様の世界観、言葉の一つ一つの表現力には脱帽です。

CVについては、とくにタキ役の千葉さん、いつも感心させられますが、千葉さんのお声は本当に気品のある綺麗なお声で、こういった貴公子のような役をさせると右に出るものはいないといった感じです。一方で、隙を見せない聖人君子のタキが、マグマのような熱情と狂気を静かに併せ持つ。このなんともいえない神秘的な色気を千葉さんが素晴らしい表現力、演技で表現されています。千葉さんファンの私、このタキの色気には魅了されっぱなしです。圧巻です!

和彦さんの野生的なクラウスもとても素敵でした。タキを愛しすぎるがゆえに…そしてタキの一語一句、言動に一喜一憂、翻弄されっぱなしのクラウス~♡「自分と同じように求められたい…」「騎士」という呼び名も時代背景からか粋ですね。

「ただただ、愛する人のそばにいたい」 「ただただ、共に生きていきたい」 「ただただ、愛し合いたい」~芯では求め合っている2人の思いが伝わらないジレンマ~

続編、そして、結末はどうなるのか…2人には幸せになってほしい…ただただ悲しい結末でないことを祈りたくなりました。

3

珠玉の1枚

濃密で美しいですね。

原作よりわかりやすい。
60分足らずで中だるみせずあっという間。
戦闘シーンも迫力がある。
演技は流石としか言いようがない。
進歩さんの清潔感が素晴らしい。

珠玉の1枚。
しかし、原作とOVAも是非!!

だって軍服×日本刀!!
タキ様(受け)がいかに高潔で美人か崇め奉る原作を!
騎士×主の跪く忠誠のキスを!
見てくれ!!

濡れ場は3度あるが、回想シーンが比較的甘い他は、無理やりが2回。
この点は、絵が付くOVAのほうが満足度が高いか?

エンドロールのようなBGMも余韻があっていいですね。

3

硬派な物語に抑えた演技が光る

凛として高潔な師団長のタキに千葉さんの揺るぎない
芯のある声が、狂気を内に持つ騎士クラウスには
低く抑え目な喋りの井上さん。
ナレーションで現在の戦況が丁寧に語られており、
架空の世界で戦闘が主な舞台でもすんなり入れると思います。
原作では時系列が頻繁に飛びますが、
CDでは脚本が上手く流れを繋いでいて違和感ありません。

クラウスの「お前ちょっとバカじゃないのか」という呟きが
心底呆れた感じで好きだー。
脇を固める従者のおっさん達が渋くて素敵です。
クラウスの姉クロウディア演じる武田さんの
落ち着いた慈愛のある喋りと姉弟の会話が、
狂気ととられるクラウスの真摯な一面をみる
原作でも好きな場面です。

部屋の外にクラウスを訪れた人物がいる中でのエッチでは、
緊張と平常の演出、会話の合間のベッドの軋みにドキドキします。
2人が感じているのは快感よりも痛みで、
必死で声を殺すタキと呻くクラウスの声が重なり
聞いていて辛いシーンの筈なのに何故だか萌えた。
すごく好みでした。

原作にはないやり取りですが、学生時代初めて体を重ねる時、
タキとクラウスがお互いを呼び合うのは良かったです。
これは唯一タキがクラウスを求め、受け入れる場面なので
尚更切ない。現在の彼らの隔たりと対照的で印象に残ります。

原作2巻目もぜひCD化して欲しいものです。
タキの激情とクラウスの咆哮、戦闘シーンなど
硬派な見せ場が多いですが、ドラマチックなシーンも
あるので拝聴したいものです。

7

井上さんの低音ボイスを堪能

井上さんの低音ボイス・・・素敵過ぎました!
千葉さんも色っぽかったです。

ファンタジーです。
ざっくり言うと、二人は機甲学校で同じだったけど戦争がはじまり敵同士に。
実は子供のころ二人は会っていて、互いにひと目ぼれ済み。
もう会えないと思い、学校を離れる際、最初で最後のつもりで攻めを求めて初えっち。
ところが攻めが自国を捨てて受けの専用主従契約を結んで戦争に参加。

受けは自国では領主で師団長で生神様みたいなもの。
戦勝のためにも本当は攻めに抱かれちゃだめなんで、主従契約後攻めを拒み続ける。
拒まれる理由が分からない攻めはそれでも抱くけど、
受けは領民を守り生き神として指揮するため、心は屈服されないよう強情に拒む。
そのため初えっち以外は無理矢理です。
心底ではお互い好きなんでせつないです。
・・・っていうのがわかるまで本当わけわかんなかった!(笑)

本当は好きなので愛されたいけど、自分の守るべき領民のために拒む。
耐えながらも感じる千葉さんはまー色っぽく、
井上さんは本当になんともしびれました・・・・。
なにをするにもかっこいい。
かっこいい・・・・本当にかっこいいですねぇ・・・!

原作終わってないんですね。掲載誌も先日休刊してしまったし、
設定てんこ盛りなので是非小説等ででもじっくり読んでみたいお話です。

4

かっこいい、とにかくかっこいい!

原作にかなり忠実で、その時の絵が浮かんで、非常に入り込めました!
あー想像通りで声優陣が非常に適任! とてもかっこよく仕上がっていました。
タキの潔癖で王子然としたところとか、非常に合っててツボ! クラウスのアウトローな感じもとてもよく出てた。
いい感じで上手くはしょってあると思ってたんですけど、これが原作が解らない人にはわかりにくくなってるとは、他のレビュ読むまでは解りませんでした。
なるほど、そういうこともあるんですね。私は大体原作知ってるのを聞く事がほとんどなので。

壮大なスケールの原作によくあったBGMで重厚感があったり、二人の濡れ場もものすごくドキドキしました、原作読んで知ってるのに。
そして原作でもドキっとしたところは、同じくドキドキしましたね。
騎士として守るくだりはやっぱりドキドキした! 二人の距離感、下剋上の感じ、あるいは上に立つ者としてクラウスをやっぱり護るタキの凛とした雰囲気にグッときました!
続きのCDも聞きたいです。

3

井上和彦さんの低音にvvvvvvvvv私の耳が嬲られた!!

クラウスのイメージにまさしくぴったり!!というか、もうwwwwwwwなんていったらいいの!!!!って感じです! 井上さんの渋声低音!大・大・大好物ですvvv フェミニストで甘い声もイカす井上和彦さんですが、やっぱりこの低音でしょ!! あの低音で『溢れてきたぜ・・・こんなに』とか『俺に嬲られて感じたのか・・・』とか『ココも・・ココも・・されるがままだ』なんてwwwww感動は耳を通り越して もう子宮直撃vv 聴くだけで妊娠しそう(想像妊娠!?) 
 千葉進歩さんの受けも いい具合のツンデレ(タキの場合はツンツンか!)で最高!! 啼き声もなんか 高貴でプライドの高そうな雰囲気が十分でてて いい仕事してますvv 最近のイメージでは
銀魂で ばかなゴリラ(近藤)しかなかったので ううん?と聴くまでは思ってましたが いい仕事されてます  どちらかというと 千葉さんは ヒカルの碁の斎(サイ)をやってた時の声ですね!! 
ちょっと惜しかったのは コミック本編であったクラウスの部屋 シャワー室の陵辱の部分が短かったかなぁ? F(口淫)の部分なかったし・・ききたかったなぁ~~~vvv  
いや~~~もう しっかり想像妊娠させて頂きましたvvv  

3

非常に映画的なCD(良くも悪くも)

原作を読みながらあるいは原作を充分に読み込んでから聴く、というのが本作の最良の楽しみ方であるのは間違いない。
私はそうしなかったために、しばらくの間このCDに対して不当に低い評価を下していた。
その理由は、このCDが非常に「映画的」な作りであるからだ(CDなのに)。

原作未読でこのCDを手にしたのは、単純に千葉進歩さんの受けを聞いてみたかった(当時どういう訳か彼の数少ない攻め役しか聞いたことがなかった)からなのだが、一聴目の時点では、はっきりいって内容が全く分からなかった。
元々自分の志向として戦闘モノはあまり得意ではないのと、物語が第三者的に進行するというか、モノローグが極端に少なく会話で感情をあらわにすることも少ないため、当事者の心の動きがあまり読めないところが原因であると思われた。
私の主たる目的であったタキ役の千葉さん(こういった高潔なタイプの受けには最適)、クラウス役の井上和彦さんほか主要キャストの声・演技はいずれもハマっているとは感じていたが、このCDの評価が高い理由は全く理解できなかった。
それと同時に、自分はどうやら声萌えの程度は低く、最低限物語が把握できないことにはどうにもならないことがわかった。

原作コミックスを入手し読了のうえ再度聞いてみると、当然のごとくストーリーが頭によく入ってくる。
そして3回目でようやく、キャスティング・演技・音楽や効果音等、多くの面で非常に出来のよい作品だということがわかり、評価が高いことに頷けた。

ただ同時に感じたのは、やはりこの作品を音声のみで構築するのは難しいということだ。
…かといって、BLCDの味が「男性キャストの演技により発生する生々しさが、視覚を閉ざされることで抽象化される点」であると考えている立場としては、現在発売されているOVAには残念ながらまったくそそられないのである。

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