やましさの熱に抱かれて 上

yamashisa no netsu ni dakarete

やましさの熱に抱かれて 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神106
  • 萌×28
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

78

レビュー数
14
得点
574
評価数
118
平均
4.9 / 5
神率
89.8%
著者
ウノハナ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784801986046

あらすじ

製薬会社のトップ営業・東湖は、
ドイツに海外赴任して2年。
東京の本社へ戻る前の思い出作りにクリスマスマーケットを訪れる。

幻想的な街角で出会ったのは、
巨大なぬいぐるみを抱えたひときわ目を引く日本人・奥村。
ドストライクな顔面に見惚れ声をかけると
次の日にまた会う約束になり、昂る気持ちでデートへ。
真正面から口説かれ、一晩で身体も理性も融かされてしまう。

本能的に惹かれ合ったふたりは帰国するまでの
“期間限定カレシ”として一緒に過ごすことに――。


天才外科医×ヤリ手MRの後悔と秘密、
忘れられない一夜から始まる、狡い大人の本気の恋

ウノハナが贈る甘くほろ苦いラブロマンス
上下巻で堂々登場!!

表題作やましさの熱に抱かれて 上

天才脳外科医、36歳
外資系製薬会社トップMR、30歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:始まりの少し前

レビュー投稿数14

その先に待つのは、天国か地獄か。息呑むビターな大人の恋の行方は、、、?!!

ただ今、上巻読み終えたばかりなのですが、めちゃくちゃ面白かったです!!

なんなんですか!!
このすべてがドラマティックすぎる設定は~~!!!!(ガン泣き)
出向先で帰国数日前に偶然出逢ってしまった相手が、まさかの自分と同じ二年海外赴任からの、帰国も同じタイミング。
そして、まさかの天才外科医とやり手MRだけど、実は二年前に自分が教授戦で蹴落とした因縁の相手だったという、
運命のいたずら(またここで泣く)


もうさ、
攻めの奥村は東湖にデロデロなのに、東湖だけは奥村に対して罪悪感しかなくて、
幸せと罪悪感を背負って恋人続けてるとか、
もうメロドラすぎて、最高に楽しすぎますた!(←あえての、「楽しすぎま・す・た」表記)

上巻の終わりがあんなで(読むと分かる)、奥村はいったい東湖に対してどう思っちゃうの??
その先を想像するだけで、胸がギュッと痛くなるし、奥村は東湖のことを知らないっぽい鬼畜天然系と察してたけど、
本当にそうなのかな、、、などと
あれこれ疑問が湧いてきたり、、、

大人の恋、というか、やはりウノハナ先生の描かれる作品面白すぎでしょう問題が勃発!!(嬉しい問題✧)

とにかく面白すぎるので、黙って腐の民は読みませう!!(←クール〇コのネタ風な言い方で)

1

甘さと切なさがせめぎ合う、極上の大人の愛に心酔してみませんか

雪降る異国の地のクリスマスマーケット、そこに現れたどタイプの男前、境遇の似た同じ日本人のゲイ同士、スムーズにベッドイン……出会いからセックスまでが淀みなく進んでいって、まるで映画のワンシーンを観てるかと思いました…!!
季節的にまさに今の時期にドンピシャ。気分的にもクリスマスの空気感に当てられてしまったこともあってか、異常に気分が盛り上がってしまいました(笑)

シチュエーションが最高なら主人公2人のキャラがこれまた最高で、奥村と東湖…誘う方も誘われる方もどちらもスマートな大人の恋愛力を見せつけてくれることに歓喜の嵐でした。特に奥村のアプローチがやたらめったら私の萌えツボを抉ってくるのには、いやはや困りました^ ^
無愛想で寡黙なのにすごく甘やかで、ここぞというところで強引に攻める緩急のセンスに何度萌え転がったか分かりません。
東湖の滞在ホテルをキャンセルして自分の部屋で過ごそうと言うわ、さりげなく腰グイをしてくるわ……奥村の行動とセリフ1つ1つに翻弄されっぱなしでした。(私が 笑)

奥村はどこかミステリアスだけど、ちゃんと思ってることはハッキリ言うので、何を考えてるか分からない系の男じゃないのが良いですね。時おり見せる照れたような表情や仕草は、洗練された男前に可愛さがプラスされており、奥村の魅力がこの上巻だけでもたくさん詰まっています。
シゴデキ医者のスペックもそこに加わり、理想の攻め感の圧がすごい!東湖も有能なMRとしての働きが素晴らしく、すごくお似合いのカップルがBL界に登場してくれたことが非常に嬉しいです。


2人の距離の縮め方が順調すぎるのに対し、東湖が奥村に対して後ろめたい事情があるのが彼らの恋愛に絶妙な陰影をつけています。
惹かれてはいけない相手だったのか、受け入れてはいけない愛だったのか……
奥村とのお付き合いが上手くいけばいくほど、罪悪感に駆られる東湖の心理が痛々しく描写されていて、"これ以上この人を好きにさせないで"の静かな叫びがとても切なかったです。

好きと罪悪感がせめぎ合う東湖の複雑な気持ちが、後半以降のストーリーを占めていくなか、どう物語は着地していくのか不安と期待でいっぱいです。
すんごい気になるところで終わってしまったので、読後感としては不安寄りですが、下巻で全ての答えを見届けに行ってきます。

1

みんなのスパダリではなく、1人の為のスパダリに悩殺されました

取り敢えず・・・
上下巻読み終えておすすめしたい所がたくさんあり過ぎます!
大好きです♡

①行き届いた作画が素晴らしい!
②ストーリーを構成する展開とそれらを伝える言葉が完璧!
結果、ウノハナ先生のユニット本領発揮の作品となっています(*'▽')

先ずは主に①の作画に関して上巻レビューでは書こうと思います
②はストーリーの事も言いたくなっちゃうので下巻で書きます

街の雰囲気がしっかり伝わる描き込み、通りすがりのモブキャラだとしてもしっかり伝わる人間味
当然メインキャラのデザインも表情も動きも完璧!
攻め(上巻表紙)の奥村さん、口元にホクロのある色気のある無骨メンズです
受け(下巻表紙)の東瑚さん、シゴデキスマートさんで誰が見ても認めるイケメンです

主役としては受けの東瑚さんの作品かな?と思いますが、個人的に撃ち抜かれたのは攻めの奥村さんです
当然東瑚さんでなければ見れない奥村さんがいっぱいなので2人共大好きですが、特に大人の攻めキャラ好きな読者さんには触れて欲しい攻めさんであるのは確かです♡

奥村さんはホクロの他にも長い指が大変セクシーで、脳外のドクターとしてのオペ好き変態さんっぷりとのギャップとかが相まって飛び抜けたカリスマ性を放っています!!
みんなのスパダリではなくって1人だけのスパダリって感じがすごく好みです←ここを引き出して魅せてくれた東瑚も流石!!

上巻は東瑚の抱える「やましさ」を読者と東瑚が共有し、ハラハラしながらも恋の甘さにドキドキしていく流れです

ドイツのクリスマスマーケットでの出会いが今の時期にもピッタリでとってもロマンティックです♡
2人の大人のベッドシーンもこれまた大人だから醸し出せる雰囲気が大変官能的で素敵です♡

特殊な恋の始まりの切なさや、再会後のやましさを抱えた苦しさ
恋の甘い部分だけを楽しむ作品ではないからこそ惹かれる作品です
これぞLOVE STORY!という作品をお求めの読者様におすすめしたいと思います

1

No Title

ウノハナ先生の作品がとても好きなので、読みました。

相変わらず、絵のうつくしさ、ストーリーの濃厚さで、安定したおもしろさのある作品を描いている作家さんだと思いました。

今回の作品は、天才脳外科医と外資系製薬会社トップMRとのお話です。ありがちな設定のようにおもえますが、キャラ設定とストーリー設定がしっかりされているので、ありきたりな感じはしませんでした。

忘れられない一夜から始まる、狡い大人の本気の恋ということですが、読んでいて、ドキドキするシーンがおおくて、おもしろかったです。

2

彼を知りたい がのりうつったようです

禊のつもりで飛び出した日本


ちょっと強気で美人な脛に傷あり とか とにかく意地っ張りでやんちゃな誘い受けなんてのを読みたくなると本棚かき混ぜて探すのがウノハナさんのお名前

もぉね ウノハナさんの描かれる受けを無性に欲する瞬間があるんですよ
てか 数日前夜中に急に野良猫読みはじめてちゃったし あれの続きが読みたくて読みたくて

あれ? なんか なんの話だった これ?


お話の内容は諸先輩におまかせして
あの あたしウノハナさんのお話って毎度なにも考えらんないくらい読みふけっちゃうので 正直あれがどうのとかこれがなんだって言えないのがホントのところなんですが
このお話ものめり込んじゃって あっという間に読み終わっちゃったんです

そう なにも始まってなかったw

いやはじまってますよ? 帰国前の数日を濃密に過ごした相手と帰国後お付き合いすることになったんだから
でもそれだけで 受けの過去を知る人物との遭遇に ヤバッ!ってところで終わっちゃったので

てか 攻めが口下手なのか寡黙なのか そのくせ溺愛系なのが隠せていないような 漏れちゃってるような 甘いようなしょっぱいような いい味だしすぎてるんですよね

なんでかな 奥村が気になってしかたないのよ

3

クリスマスの出会いはまるで奇跡のような

異国でのクリスマスの出会いからはじまる物語は今の季節にぴったりで嬉しい。
誰しも人には言えない過去や悔しい出来事があったりするけれど、その時は最善と思って取った行動が大切な人ができた今の自分の首を絞めることになるのはとても辛いこと。
天地の葛藤は読んでいてすごく切なく辛かったです。奥村もそれをすぐに許せるわけでもなく。
それでも、やっぱり離れたくないと思うのは一緒に過ごした日々の何気ないやりとりや笑顔が忘れられないから。あなたがいないと生きていけないから。もう、こんなの泣かずには読めないよ…
クールで感情を面に出さない奥村が、天地の前では素直に気持ちを口にしたり、愛おしそうに見つめたりする描写にすごく心を掴まれました。先生の作画好き。
そしてコミコミさんの有償特典!いや~もうこういうの大大大好き♡一緒に買って良かった!たくさん楽しませてくださってありがとうございます♡
設定としては、病院での派閥争い、枕営業、と、ちょっと古いドロドロなドラマを思いおこさせますが、それも良いスパイスに上下巻一気に読ませます。すごいです。みんな読も。
(紙の単行本の修正は薄いトーンにアミアミ)

3

セクシーエリート!

待ってました〜〜!!!ウノハナ先生のしっぽり大人ラブ・ストーリー!
発売前から期待はしていたのですが、実際…期待以上にギュンっとしてしまいました。もうもうもう、ウノハナ先生のクールな年上攻めに乾燥肌も潤いを取り戻しました(そんな気がします…)。

ドイツのクリスマスマーケットで偶然出会ったふたり、お互いの素性を知らず惹かれあい…っていう、冬の定番メロドラマでした。映画を見ているみたいなロマンティックな展開なんですよ。いや~、クリスマスなんて毎年仕事ですよ…な人にとっても、なんとなく特別な雰囲気を感じちゃう季節ですしね。この時期に発売されたのもすごくよいです。年末まで頑張れる!っていうご褒美案件ですね。

天才外科医とMRというIQ高めCPは、夜の営み激しめなのでお仕事モードとのギャップ萌え×2です。攻め様!動かない表情筋の下になかなかに熱い恋心(下心なのか?ムッツリスケベなのか?!)のギャップ萌え(大切なことなので2回)。ウノハナ先生の三白眼彼氏最高ですよね。

行きずりの恋で終わるわけがないふたりが東京で再会してニヤケていたら、”やましさ”の原因?と遭遇するっていう…下巻はすでに待機しているので読めばよいだけなのですが、もうちょっと焦らしたい(なんで?)っていう読み終わるのがもったいない気分なのであと3回くらい上巻読んでから進みたいと思います!わくわく

4

手を繋ぐのではなく、腰をグッと引き寄せる…✧そんな大人のラブストーリーに釘付け(*˘︶˘*)。.:*

ドイツのクリスマスマーケットの出会いから始まる脳外科医の忍とMRの東瑚の仮初めの恋人関係
2人の〝仮初め〟だったハズの関係が、、、
互いに日本に帰国してからも延長される日々. ゚.*˚✧

一見すると異国の地で始まったとびきりロマンティックなだけの恋に見えるけれど、実はこの恋には苦い想いが潜んでいるのです、、、|qд・,,)アワワワワ

と、進む6歳差30代ゲイ同士の恋のお話しです

まだ下巻は未読の状態なのですが、スッカリ魅了されています(*˘︶˘*).。.:*♡
元からウノハナ先生は大好きな作家さまなのですが、やっぱり作画とストーリーを溶け合わせて下さる文字選びやコマ配置が生む間など、総合した漫画力の高さが本当にプロフェッショナルコンビネーションなんですよねヾ(〃∀〃)ノスバラシィーーー✧

イロハ先生とツクバ先生が今作で表現して下さる「大人感」がまさに今、私が読みたい…‼と思う丁~度良い洗練さと葛藤が人間味とお仕事面を交えて描いて下さってるのがキャラとストーリーを通じてスッと流れ込んで受け取れるのです!

例えばレビュタイにもしたのですが、物凄く素敵な「大人感」を感じたシーンをご紹介したい(ღ˘͈︶˘͈ღ)
仮初めの恋人関係を楽しむ2人が「恋人っぽい」と言う事で東瑚(受け)から忍(攻め)の手に指をチョンと絡ませ、「手、繋ぎません?」と誘います
そんな東瑚をチラッと見る忍が次にとった行動は、、、
”ぐいっ”っと東瑚の腰を自分に引き寄せ「大人なんだから こっちだろ」と告げるのです⁄(⁄ ⁄>⁄-⁄<⁄ ⁄)イイワァァァア~~~~~…♡もぉ、めちゃこのシーン好きぃ~~~‼

忍は36歳で東瑚は30歳
この年の差も相まってか、何かこの大人の楽しい駆け引きみたいなやり取りが堪らなく私に刺さりまくって印象に残っています

出会いは偶然なのかどうなのか?を少しドキハラしつつ読んで行きました
なぜならば、2人は偶然と言い切るには難しい関係性が読者には分かって行きます
なぜそう思うのか?という点ナドはストーリーが進みながら分かって行くので是非読んで下さいませ♪

私的には仕組まれたものがあるのかどうか?なんかも勘繰ったりしたのですが、、、
ほぼ本編は東瑚視点で進んだ上巻の描き下ろしで、忍視点の出会いの振り返りが挟まれて私の薄っすら浮かんだ疑問に答えてくれておりまして、、、(゚д゚)WOW!
個人的には「お…おぉ~。。。」とココで明かされちゃうんかーーーいwとは少し思いましたがΣ(´∀`;)wこれもまた下巻への向き合い方を示されたのかな?と受け取る事にしました!

隠し事を抱いてでも止まらぬ恋心
その隠し事が暴かれてしまうのか…⁈というドキハラ
更に、東瑚の兄(故人)の存在と忍には何か関係が…⁈

2人の恋と仕事と人生と、、、
どう進んでいくのか⁈‼⁉
下巻を読みに行って参りたいと思います(`・ω・´)ゞワクワク…♡

あ!レビューを読み返してみたら、大人感を押し出し過ぎて少しキリキリしそうな感じの作品に見えてしまうかも知れませんが、腰を据えて読み耽られるラブストーリーなので胃が痛くなり過ぎる事はありません!!
扉絵のSDキャラ寄りのほっこりイラストで肩の力を抜かせてくれるのもお気に入りです٩(♡ε♡ )۶
実寸キャラがマジでそれぞれタイプの違う〝イイ男〟だからこそ、かわいいキャラ画が更にキュートに見える効果が絶大です‼

まぁ要は1冊まるまるどのページもコマもおススメなので是非楽しんで下さいませ~♡と言う事ですね(๑´ლ`๑)フフフ


濡れ場と修正|トーン+シャーシャーマヨビーム 竹書房なのでRenta!にて購入~♪
大人の濡れ場を邪魔しない最低限のレベルの修正だと思います→絶対に白抜きでは見たくなかったとつくづく思う…‼
動きを伴った情景を静止画から感じられるモノローグや表情が本当に色っぽい濡れ場なので無粋な修正は断固反対したい٩(•̀ω•́)۶

あと、お2人の濡れ場は基本全裸エッチです♪
個人的に攻め尻も好きなのでw大変満足しておりますლ(´ڡ`ლ)ウハウハw
濡れ場での2人の絡まり愛と快感を味わっているのが分かる描写が、本当にドキドキ出来て素敵でした⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄テレテレ

5

ドイツのクリスマスマーケットでイケメンからナンパ

赴任先のドイツで、2年間の赴任期間を経て帰国する前に休暇をとって観光を楽しんでいた東湖は、足を伸ばしたクリスマスマーケットで好みの男性と出会う。彼も日本人で、2年の海外赴任、もうすぐ帰国というのも同じ、共通点に親近感をおぼえデートの約束をする、というところから始まるお話。
非日常の場所で出会った人は3割増しにかっこよく見えるといいますが、帰国して東京で再会してもやっぱりかっこいいなと見とれるくらいなら偶然の出会いに運命を感じても不思議ではないし、ましてや東湖の方はモテ男で恋愛慣れしているようで結構アグレッシブ。自分自身にブレーキをかけつつ駆け引きめいたこともする余裕があります。
東湖目線でお話が展開していくので、上巻を読んだところではタイトルの「やましさ」は東湖の方しか描かれませんが、お相手の奥村先生にも何かあるんじゃないのかなーと考えながら下巻に進みたいと思います。
塩対応で無愛想な奥村先生と、優秀な営業マンで笑顔のきれいな東湖は、並びのビジュアルがとてもよいです。

3

切なさと隣り合わせだけど、大人の恋の良さが詰まっている。

くぅっイケメン同士の大人の恋、最高すぎる…!
上下巻とも表紙から色気と美しさが滲み出ていますが、内容も出会いから2人がお互いに夢中になる様子がしっかり描かれていて、もう…!
えちシーンもがっつり濃厚で、ウノハナ先生にありがとうしかないです。

ただ、2人の関係が密になるにつれ、受けが持つ罪悪感がチクチクと心に突き刺さり…。
過去自分の侵した行為によって、攻めの人生に大きな影響を与えていたという"やましさ"を抱えているだけに、これ以上好きにさせないで、という受けの気持ちが何とも切ない。

それでも、
クールで無愛想な攻めの照れ顔や嬉しそうなにやけ顔、
受けの男性的だけど綺麗で、ふとした表情の可愛さ、
ちょっとした駆け引きしたり、些細なことに一喜一憂したり
切なさと隣り合わせだけど、30代の大人の恋の良さが詰まっている気がします。

あと、冒頭のクリスマスマーケットの雰囲気やドイツの街並みが本当に素敵で、口絵のカラーページの2人がすごくかわいい!必見です。

上巻の最後はキーマン登場で隠していたことがバレちゃう…!という展開ですが、この人と再会しなくても受けは一生黙って幸せだけ掴むなんてしなさそうに思いました。いずれ自分から懺悔しそう。

2人がどう乗り越えてハピエンにたどり着くのか、見届けたいと思います。

4

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