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yamashisa no netsu ni dakarete

上巻で、過去MRとして東湖がしていたことが、当時繋がっていた西野医師から暴かれたラスト。
その場は、あれ…?!! という奥村の反応でしたが、やはり過去の東湖の件についてお咎めなしというワケにはいかず、ふたりには断絶の危機が。
奥村を失って、自業自得だとはいえ、本気の恋をしていた東湖にとっては大ダメージが。
身から出た錆とはいえ、あまりにもその狼狽ぶりには切なくなり、切なくなりました。
こういうのも一種のざまぁwwww展開なんですかねえ、、、
けれど、このお話のすごいところは、奥村の人としての懐のデカさというか、まさにスパダリ攻めと呼べるところでしょうか。
東湖のしたことを非難するわけではなく、自分が自由に動けるために。
大切な人の後悔をこれ以上深くさせないため、上を目指そうとする、人しても最強すぎるエリートスパダリ感に、グッときました。
もう、こういう攻め、本当に好きすぎて終始、カッコよ!! と溜め息が洩れました。
最近あまりお見かけしない平成スパダリ攻め…ですよね、、///(両手で顔を覆いながら感極まるポーズのまりあげは)
そして、上巻のカバー裏のクリスマスマーケットのイルミをバックにしたふたりと、下巻カバー裏の桜をバックにしたふたりの距離感の対比が、本文読んだあとに並べたらエモすぎて、、
切ない、、
これ、もう1冊あったら、またクリスマスの裏カバーだったのかな、、とか、あれこれ妄想してしまったり、、
大人の恋は、相手に色々言えないこともあるけれど、不器用すぎたふたりが傷ついて苦しんだ後に手にした恋は、最上級に多幸感に見舞われるものなんだなあ! と、
胸に広がる熱いものに、BLってやっぱりイイなあ♡と再確認した作品でした。
個人的に、本編終わったあとの次のページめくった余白の、結局奥村が指輪渡してるミニキャラ的な画が最高に奥村らしくて、グハッ! と、激萌え興奮して白米三杯おかわりしました。
さ、さすがです、、奥村の独占欲強めな溺愛ぶり!!
ちなみに、コミコミさんの有償特典小冊子は、ふたりを繋げたあの! ぬいぐるみが登場?!!
もう、お見事です!っていうくらいパーフェクトな作品でした(私にとって)。上巻で盛り上がって、わくわくした気持ちで下巻にのぞみ、その期待値を裏切られることなく、むしろ期待以上に楽しめました。さすが!というか、本当にどこをとっても安定感バツグンの読み応えです。
下巻読み出してめっちゃくちゃ既視感っていうか、知ってる感覚…これは?!まさに全盛期の月9みたいな雰囲気でしょ〜〜!(今はぜんぜんTV見てないけど、あの頃はトレンディドラマ毎週見てたな…)と思ったら、あとがきに”80〜90年代のドラマ風、シティ・ポップ風”を意識したとありまして、おぉ!先生方、伝わってましたよ〜!と嬉しくなってしまいました。もう、私の頭の中ではあの名曲(LAで始まるアレ)がぐるぐる流れていましたから…あの時代の月9ドラマのように、紆余曲折あり、切ない展開があっても、全体を通して都会的でおしゃれで軽やかで爽やか、そして最高の結末でした。
そして、なんといっても奥村先生のスクラブ&白衣が眩しすぎました。さらに、体力オバケで見目麗しいスーパー攻め様が連日のハードワークで疲労困憊している姿って、官能的ですよね。大好物なんですけど!今回、攻め受けともにハードワーカー(社畜ではないw)でその合間に時間を惜しんでイチャコラするっていうのも性癖のストライクゾーンでした。というわけで、描き下ろしは最高のご馳走でした!
もう何と言って良いか分からないほど、素晴らしい作品でした。
気になっていた下巻の回収劇はベストオブベスト。予想以上でした。
奥村と東湖が織りなす、甘さと切なさが入り混じる恋愛模様は極上の領域です。
上下巻合わせての読み応えばかりか、クリスマスのシーズンのメロさを詰めた演出も良き。日常現代ものの作品だからこそなのか、しっとりと情感溢れる丁寧な心理描写と、そこに伴う罪悪感と後悔…そして嫉妬とすれ違いのシーンには何度涙腺が緩んだか分かりません。
特殊なストーリーでもなく、そこそこ見る展開っちゃそうなんだけど、そこにウノハナ先生のセンスと解釈が入るとこうも見事にストーリーが展開していくのかと。キャラクターの性格やビジュアル、設定、シチュエーション、それにベッドシーンに至るまで、全部が一番イイところを突いてるのが奇跡みたいな作品です。
で、やっぱり奥村のキャラクターは下巻でも冴えてました。
東湖が抱える後ろめたい黒歴史が明らかになってからは、確かにすれ違いは起きてしまったけど、あのリカバリー力はさすが。東湖から奥村に縋れないぶん、奥村の方からモーションをかけていく圧の強さと男前度にひれ伏しました。
東湖視点がメインだから余計にそう思っちゃうのかもですが、受け側がして欲しいことをたくさん行動してくれる奥村は攻めの鑑です。
仕事ぶりにしても彼氏としても完璧な男なのに、なんで東湖に会うまでフリーでいたのか謎。こんな良い男、皆んなほっとかないでしょうに。
ま、そのおかげで最高の出会いと、最高の恋人を手に入れたから良いのですが^ ^
2年前の出来事が奥村の知るところとなり、物語のベース的には悲しさと切なさがメインで展開していきましたが、クライマックスはそんなことも忘れるくらいの濃厚で幸せなエンディングでした。
この作品はきっと多くの人を魅了していくBL界の名作になることでしょう。
最高の世界を見せてくれてウノハナ先生には感謝しかありません( ´∀`)
上巻レビューで超端的に言うと、以下2つの完成度がこの作品の魅力を押し上げてると書きまして・・・
①行き届いた作画が素晴らしい!
②ストーリーを構成する展開とそれらを伝える言葉が完璧!
下巻では、特に②について書いて行きたいと思います
上巻電子で217ページ、下巻227ページ
ページボリュームはしっかりあるのに、全くと言い切ってしまえる位に「読み疲れしません」!!
しっかり始まりから追うべき感情の行方を読者に提示して進み始める導入
その導入を忘れ去らない程度に作品の軸である「LOVE STORY」に酔わせてくれる没入感を誘う展開
そして回収期に入りクライマックスへ?!と思わせて簡単には終着しないで読者の感情をさらに揺さぶる追い込み
流れが読めないし、心を落ち着けて先を読もうとする余裕など与えない引力あるストーリー構成が本当にプロフェッショナル
こんなにも色んな感情が生まれて、抱えて読み進めているのに読み疲れをしないのは、やはり画面がごちゃごちゃしていないのが1番大きい
厳選された言葉で伝え切る状況や心象
そしてそれらを作画で伝えている
一切の無駄がなく無理もない
何度読んでもきっと胸を熱くさせてくれる上下巻作品だったと思います
何なら上中下巻で読みたかった位に魅力的な2人のお話しでした
奥村先生がリベンジを果たし、東瑚さんが自分の為に仕事を邁進して奥村先生と二人三脚で過ごす日々をもっと見たいです!!
やましさが消えた2人の”甘い熱に抱かれた日々”を是非とも下さい♡
ドイツのクリスマスマーケットで出会った二人の男の恋愛ものです。
方や医師、方やMRで、その昔MRの天地は大学病院の教授選で担当医師を勝たせるために、票を握る医師に枕営業をしていた。
その教授選で敗北したのが、ドイツで出会った医師の奥村だった。
奥村の正体を知った天地は、奥村とは距離を置くべきだと考えつつも、強く惹かれいた奥村を突き放すことが出来ないまま、帰国後も関係を続けてしまう。
いつ自分の正体が知られ、そして自分のしてきた事を知られるのかと恐れながら・・・。
シゴデキな大人の男たちによる、オシャレなムードのラブストーリーです。
なんて言うか、二人とも「THE・イイ男」みたいな描かれ方。
全体的にお話がソツなくサラッと描かれていて、スルスル読めました。
けれど、そのスルスルっぽさゆえか、若干読み応えに物足りなさを覚えてしまいました。
なんか・・・上手く行き過ぎたんですよね、二人の恋が。
奥村があまりにあっさり天地を許してしまったというか。
2度目の教授選が終わるまで許さない態度でいて、最後の最後に許してデロデロに甘やかす感じが良かったかな、個人的には。
あと、2度目の教授選開催があまりに早いのでは?という、わずかな違和感も、作品への没入を邪魔してしまい・・・。
全体的にはオシャレな雰囲気でキメシーンもしっかり決まってて、さすがベテランのウノハナ先生といった感じなんですけど、何かあと一押し、物足りなかったです。
作品の舞台がドイツのクリスマスマーケットだったり、日本の冬という事もあって、シーズン的にはピッタリの作品でした。
あ〜、良かった…
とても良いもの読んでしまった…
上下巻一気にスルスルと読んでしまった…
奥村先生の無愛想なところも天地くんの思考がユラユラしているところもとても魅力的に描かれていて、幕間の少しおちゃらけたイラストもクスリと笑わせてもらい大満足な作品でした。
それにしても、奥村先生のキャラは秀逸。
物語が進むにつれ天地くんに出会った時のグイグイキャラとは全く別の仕事モードの塩対応やちょいちょい出てくる天然にやられたぁ〜という感じです。
この冬オススメの作品です。
メリークリスマス!
Σ えええ こんなところでぇぇえええええええ
ってところで 下巻につづく になっちゃったんですよ
で この巻最初に読まされたのが 後ろめたさと疚しさ どっちなのか
禊をすませたところで拭いきれない過去か
素性を知ってなお気づかぬふりをし続けた今
知らなかったとはいえ小規模病院に追いやることになった信念
てか うしろめたさとやましさの違いってなんだったっけ?
えと 罪悪感があるのが うしろめ いや やまし
まって 人の目が気になるのが え? なんかちがう? えっと 自分自身が気にやむのが… 気にやむのはどっちやッッッ!((怒)) ←病むのが疚しさです
あの お話自体に目先をチョロチョロさせるものも派手な演出もないのがこう 深読みをさせる要因なんですかね
いつもなら そこまで考えて読んでなくない?ってところまでいかされるというか
ややっこしさや難しいさがないので 揺さぶられる感情の部分をじっくり追えるし味わえる
そうなのよ 目線は受け側なのにどぉしても攻め側の気持ちを読みにいきたい 出汁の決め手はあっちが握ってるっていう ほんとうまい
1番最初に引っ掛かったやましさにちみっとさせられてんんんんんんッッ
なんかすんごいゆったりと 恋しい を読んだし愛しいを読んだな
上下巻、まとめてよみました。
大好きな先生の作品ということもあり、期待しながらよみましたが、期待以上に、おもしろい作品だと思いました。
続きが気になるところで、下巻に続くようになっていたので、どうなることになるのか、ドキドキしながらよみすすめました。
天才脳外科医と外資系製薬会社トップMRさんとのお話です。それぞれ、30代なので、いろいろと過去もある大人の恋愛を綴っているのですが、しっかりと描いていて、うなずけるシーンもおおくありました。
ストーリー重視の作品だと思います。
社会人としてしっかり経験を積んできちんと生活をしている30代の大人の男性が、恋にはまってジタバタするような、そういう恋の物語でした。
これまでいくつもの失敗をし、同じくらい成功もしてきたとの蓄積が、言動から感じられます。それだけに、本当はもっと余裕をかましていられるはずなのに、好きな人を前に何故かみっともないことを口にしてしまったり、それでも浮き立つくらい何か楽しかったりと、翻弄とまではいかないですが日常に風が吹き抜けて瞠目するような、二人の気持ちが伝わってきます。
一言で言うと大人の恋だけど、地に足が付いている二人なので、読んでいて安心感がありました。
その一方で、子供っぽさというか、抜き身の感情が見え隠れするのにもぐっと来ます。
たとえば、奥村先生が、もともと教授選なんてまったく興味がなかったのにいざ負けると死ぬほど悔しかったと言っていたのが印象的。
おそらく周囲からもてはやされて持ち上げられて、いや自分なんてと本気で思ってはいても、やっぱり人だから気持ちのどこかではもしかしたらと思ってしまう、自らのそういうところを恥ずかしいと思う気持ちはとてもよくわかります。挙げ句に結果が伴わなかったので。
私は上巻を読んだときに、二人とも「やましさ」つまり秘密を抱えていて、下巻でそれが露見するのかと思っていました。東湖は悩んだ末に全部を奥村先生に打ち明けましたが(潔いほど正直に)、奥村先生はたとえば東湖のお兄さんと繋がりがあって、早逝したのを機に脳外科の道に進路を決めたとか、お兄さんの面影を東湖に見出していたとか、妄想逞しく想像していたのですが、全然そういう展開ではなかったです。
そうでなくてよかったとも思っています。
実際には前述のとおりで、ストレートに恋愛のお話が描かれていました。奥村先生に足りないところを東湖が補ったり、素直じゃない東湖をまるごと受け止めたり、よいカップルだと思います。
上巻終わりの緊張状態からのスタート…
どうなるのかとハラハラしてる私の脳を溶かす序盤の神展開は必見‼
「大人である利点」が詰まってた…!!!
何だ…あのスマート且つキュートな忍さんの対応は…(゚Д゚;)‼‼‼
もぉ、、、全ての包容力色気攻め好きの読者さまに見て貰いたい…٩(๑´3`๑)۶
そして共にキャッキャウフフしまくりたい٩(*´ᗜ`)ㅅ(´ᗜ`*)وイエーイ♪*˚
上巻からの緊張が一瞬で緩和されて、おや…このまま進むのか(◔д◔)⁈と思ったのも束の間、、、
更なる展開を生みながら進む下巻の1話目(=7話)にスッカリ翻弄されてしまいます…(๑ºдº๑)
心の臓がお強くない方は動悸にはお気を付けて下さいませゃ…|qд・,,)
濃厚な幕開けから更に続く神展開の連続に何度天を仰いだか分からない…‼
どんな展開が待っているか⁉はホント、是非皆さまの目で確かめ、体を震わせ、心を乱され、そして…満たされて下さいネ .゚(→ε←*)゚ .゚
上巻の読み始めから「大人の作品」という点に魅了され、猛プッシュして参りましたが下巻でもまたその想いを強くしました
でも、上巻とは違い、より真の意味での「大人の良さ」を感じられたと感じてます
良き人との出会い、そしてその出会いに気付いて大事に出来るか⁈が真に〝良い大人〟への道だな~って東瑚の揺れ動く葛藤を見ていて感じたりしました
元から心底擦れていた訳では無い東瑚
だけど、仕事が優先事項過ぎて善悪の境界線が濁ってしまっていて、、、
そんな自分に嫌気が差すも流されない自信が持てず、ドイツへ避難
それでリセットされたハズなのに、、、
何の因果か元凶となる西野先生との再会
バレなければ、このままでも、、、
でも、、、
と苛まれていく東瑚
ココで西野先生への道に戻ってしまうかどうか、、、
ココが真の大人への道への分岐点だったな、と思うのです
そしてその分岐になったのが忍さんとの出会いであり、忍さんとの時間、生まれか感情、彼の存在そのもの、、、‼
本当に素晴らしいストーリー展開で恋の軸をブラさずに人の感情の機微を魅せて下さっていました
西野先生も含めて脇キャラの使い方もお上手でした…!
東瑚の後輩くんのビビりで頑張り屋な中村くん!
忍さんの良き友人の自然体な安和先生!
上手い具合に彼らの存在が忍さんとの東瑚のONとOFFを繋げてくれたな~と思います
東瑚のお兄ちゃんのお話しは忍さんとは直接関係なかったですが、東瑚のパーソナリティを深く理解するのに深度が深まるエピソードになっていたと思いますし、ちょっとやっぱりグッと来てしまいました(*p´д`q)グス…
終盤でまさかの出会いを再現する流れ!!
これぞ大人だから出来ちゃうロマンティック展開♡*:.。.(o→ܫ←o).。:*♡
しかも!上巻で私がグッと来た「手を繋ぐのではなく腰を引き寄せた」好きだったシーンが、、、‼‼‼
まさかの「手繋ぎ」に変化してるんです♡
これこそ「仮初めの大人の恋人関係」から、忍さんと東瑚の「2人の恋」への変化を象徴したシーンだったな~~~~~(ღˇ◡ˇ*)と個人的に注目していたシーンの変化に大興奮してしまいましたヾ(●’∀’●)ノ
いやぁ…ホントに神展開続きだったです!
素晴らしい上下巻でした♡
先生作品で間違いなくトップランクで好きな作品に出会ったと思います‼
忍さんと連れ立っての天地家ご挨拶とか、、、
めちゃくちゃ見たいのですが、、、|q•д•,,)チラッ♡ワガママでしょうかね???!!!
描き下ろし直前の扉絵でのとびきりカワイイエピもじっくり見たいよぉぉぉお!(と、思ってるのは絶対に私だけじゃないと思うのですよ???|⌔•..)デスヨネ?!)
と、言う事で♪また2人に出会えたら最高を更新する神展開だな~と密かに強く願っています☆彡
修正|上巻に続きトーン+シャーシャーマヨビーム修正でした~(Renta!)