掌中の花明かり

shouchu no hana akari

掌中の花明かり
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
20
評価数
5
平均
4 / 5
神率
20%
著者
日巻いと 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784434318924

あらすじ

とある田舎の村で小学校教師を務める文彦はある日、森の中で異形のもの――鬼に出会ってしまう。
捕らえられ生贄にされるも、咄嗟に「より良い食事を提供する」と交渉し同居生活を送ることに。
鬼・掌鬼は横暴で自分勝手だが、文彦は一緒に過ごす中で彼の不器用な優しさに気付く。
そして徐々に惹かれていくけれど――…?

表題作掌中の花明かり

掌鬼
菅原文彦

レビュー投稿数3

好みの物語!

人でない存在と人の物語が好きなので購入しました。

受けはとても落ち着いた性格をしてますが、好奇心旺盛です(なかなか見ないキャラな気がします)。大きな岩が落ちてきても動じないほど、落ち着いています。なので、受けは鬼という誰もが怖がるような存在である攻めを、冷静に見て、むやみに怖がることはしません。
そんな受けに、攻めは徐々に心を奪われていきます。

物語の内容だけでなく流れもいいですし、カラスや狐の子供などかわいいキャラもでできますしとても好みの物語です。
ただ、だからこそ、もう少し深く描いてほしかったと思ってしまいます。例えば、もう少し攻めの受けへの愛を感じたかったかなと思います。受けへの執着や、受けを大切に思っていると感じる描写が少ないわけではないのですが、その描写はもっと長く見たかったなという物足りなさがありました。

もしも、続編あれば2人の甘い生活を見てみたいです!

1

もっと2人を見たいです

最近某アニメの影響かどうかわかりませんが、鬼さんが出てくるBLが増えたような?
日巻いと先生の作品は全部読んでますけど、絵が私好みで可愛くて綺麗です。狐の子やカラスの妖怪?など物語を彩る子たちも可愛らしくて良かったです。
そして何よりもひかれたのが、小学校の先生をしている文彦さん
とても好きです。かわいい顔に似合わずきもが座ってるというか、おっとりとした感じも好ましいです。Hのときは、色っぽくなるのもイイナっ、ぽや~っとしている風だけど、物事の本質とか優しさとか、好奇心おうせいなとこも好きだし
掌鬼さんにぴったりだと思いました。
鬼というのは、実は元は人間の心のなかに巣くう醜い心が具現化したものとかって何かで読んだことがあるのですが、掌鬼は本当は人間大好きで、優しくて無邪気な子なんだなと思います。
多分文彦よりも長く生きているのでしょうが、文彦の方が大人に見えてしまう
掌鬼の文彦に対する執着心が萌えどころだと思うのです。
そしてこれからも、掌鬼は文彦の大きな愛に包まれて、ずっと一緒にいることができて良かったねと思うのでした。

1

行動原理は?

「不器用で孤独な鬼×生贄の教師」という帯に惹かれて購入しました。

生贄と表現されると、どこか無理やりな悲しい雰囲気かと思ってしまいますが。
受けが積極的に鬼と関わりを持とうとし、彼の意志で鬼の元へ残ったので、全く悲しい雰囲気は感じませんでした。
その点は、生贄と表現してしまうことに違和感を覚えます。

攻めは天邪鬼であり、その名の通りの傍若無人っぷり。
最初の態度はつれなくて鬼そのものでしたが、受けに絆されていくと不器用攻めな片鱗が見え隠れして可愛かったです。
いかつい見た目でとのギャップでした。

受けは、何を考えているのかわかりませんでした。
鬼の元へ残るという選択があっさりとしていて驚きです。
教師という仕事もあり人間であるにも関わらず、それらを簡単に諦めてしまえるだけの理由がわかりませんでした。

鬼が受けに惹かれていく理由は、孤独な彼のことを考えると察することができます。
けれど受けの感情だけが、わかりませんでした。もう少し強く感情がわかれば良かったなと思ってしまいました。

ただ、2人でいることの温かさは物語から感じることができました。

1

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