好きになってもいいですか

suki ni nattemo iidesuka

好きになってもいいですか
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×212
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
94
評価数
24
平均
4 / 5
神率
25%
著者
久我有加 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
ミキライカ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403525704

あらすじ

トレイルランの有望選手・黒谷に憧れている律。その黒谷が資金集めのために律のバイト先に新しく入ってきて……!? 体力バカの現役アスリートと体力ゼロのイマドキ大学生の年の差ロマンス♡

表題作好きになってもいいですか

黒谷 蒼平、24歳、トレイルラン競技のプロを目指している
内川 律、19歳、大学生

その他の収録作品

  • 好きの限界突破

レビュー投稿数7

いちいち可愛いすぎて困る?

律視点の前半と黒谷視点の後半でめちゃくちゃ楽しめました。

前半は律が黒谷を現実に好きになって、一喜一憂して。
共学で友達がいっぱいいるのが羨ましい。
基礎から教えてもらえて走れるようになったの羨ましい。

まさか黒谷がスーツにバラの花束を!!
まっすぐ正面突破ですね!

後半がこれまたすっごく面白いんですよ。
ビシっとして強面な黒谷が内心ではそんなことを考えてたの〜!?

もう律のことが可愛くて愛しくて震えてますね。なにせ恋愛初心者で、律が可愛すぎてあいたすぎて叫んだりズキュンとしたり。

鈍かったり思い至らないところをしっかり認めて謝ろうとしたり、好きな人のことをまっすぐに思ったり最高でした。

黒谷視点の律がどんだけ可愛くてエロいんだろう?二人とも恋も仕事も頑張れ!

0

〝体操のお兄さん攻め〟と言う事で購入!

Kindleのレビューに〝体操のお兄さん攻め〟とあり、「体操のお兄さん!?爽やかなのに雄感溢れる体操のお兄さんですか!!!?」と興味をそそられて購入!

うーん……
〝体操のお兄さん〟と言うよりは、〝熱血スポ根関西弁男子〟でしたね!
関西弁のせいか、余り爽やか感は無く。
〝爽やか体操のお兄さん〟のイメージとは違いましたが、熱血ジムトレーナーみたいな…スポーツ苦手な受け様を優しく指導する姿にキュンとしました。
無駄に声がデカいのも、体育会系で良いですね!

一方、スポーツ苦手なSNSを使いこなすイマドキ男子な受け様・律くん。
ニコニコ明るくて可愛いんですが、憧れの黒谷さんがバイト先に現れて、脳内でキャーキャーッしてる姿はちょっと女の子っぽくて苦手でした…(ごめんね)

恋愛初心者同士の初々しいお話で〝かわいい〟が溢れた作品でした!
特に書き下ろしの『好きの限界突破』は黒谷さん目線で終始「律くん可愛い!律くん大好き」が溢れていて、思わずニンマリ◎
やっぱり、お付き合い後の攻め視点は良いですね〜〜〜♡

読みやすい文体と、明るく可愛いラブコメで爽やかな読後感でした!

0

かわいいが渋滞中



大学生の律(受け)は今イチオシのトレイルランニングの選手・黒谷(攻め)がバイト仲間になり大興奮。
でも、動画で見る渋い黒谷とバイト先でみる体育会系の黒谷とのギャップが酷すぎて複雑な気持ちになります。
黒谷のファンであると言えないまま、服の話からランニングできるようになりたいという話へ行き、トレーニングに付き合ってくれることになり、とんとん拍子に仲良くなります。
そして、酔客から庇ってもらったり、運動が壊滅的にできない律のトレーニングで庇ってもらったりとキュンキュンすることが増え、あっという間に好きになってしまうのです。

この作者様には珍しい(強気で元気な受け様が多い印象なので)素直で可愛らしい受け様でした。
そして、攻め様はトレイルランニングの選手としては優秀なようですが、情緒面はだいぶポンコツな攻め様でした。

話は表題作が律視点で、書き下ろしは黒谷視点でした。
表題作で2人が付き合うまで。
書き下ろしは、黒谷の心情がたっぷりなのですが、彼の考えてることってトレイルランニングのことを除いたらほとんど全て律がかわいい一色で笑えます。
かわいいと何度言えば気が済むのか、きっと気が済むことはないのでしょうね。
かわいいと何回いうのかちょっと数えようかなと思い諦めてしまうくらいずっとかわいいと言い続けていて、ポンコツ具合がとにかく楽しいです。

全体的には王道な話でしたが、久我先生には珍しい組み合わせの楽しいお話でした。

1

ほのぼの

 年上(黒谷)×年下(律)、そして両方童貞!
 前半受け視点、後半攻め視点。

 攻めの性格が新鮮だった。お堅くて真面目な喋り方と性格の攻めキャラが多いなか、黒谷は何もかもが明るい。もっとこんな攻めが増えて欲しい。
 律のウブで乙女思考なところがものすごく可愛い。癒される。でも精神年齢がちょっと幼すぎる。
 
 登場人物は、攻めの黒谷、受けの律、律の幼馴染(女)、黒谷と律のバイト先の夫婦、そこにくるお客くらい。
 黒谷の大学の頃の同期(女)の登場で、律がモヤモヤするシーンがある。

 メッセのやり取りが『』で囲われてなくて、地の文で表現されてたからそこだけ少し読みにくかった。
 エロ度は下の中くらい。

0

ふたりとも初々しくてかわいい!!

とにかく安心して読める両片思いものでした。
そして誰一人、嫌な人が出てこないし、みんなほんわかほのぼのしていてとても優しい世界。

2021年秋の小説ディアプラス「溺愛」特集に掲載された作品だったのかな?と読みながら思ったくらい、後半わかりやすく攻めが溺愛してます。
(小説ディアプラス2021・秋のを引っ張り出してみたら、違かったけど)


律(受け)のバイト先に、以前から憧れていたトレイルランのプロ選手である黒谷(攻め)が新入りバイトとしてやってきます。

あの!憧れの人がぁぁ〜!!と嬉しい反面、思ってたのとなんか違う……と思う律。
というのもSNSのイメージから「渋くて寡黙な黒谷さん」だと思ってたのに、いっしょに働いてみたら「やたらと元気で暑苦しい体操のお兄さんもどき」な人だと知って戸惑うものの、真面目で好感が持てる黒谷に律はどんどん惹かれていきます。

一方の黒谷も、あーこれ、ぜったいに律のこと好きだね、好きでしょ(確定)と読者には丸わかり。
というのも、「かわ……」とか「かわいい……」とか無意識に呟いちゃってるんで。

そして黒谷は学生時代は野球一筋、今はトレイルランに一筋で恋愛には興味が持てなかった=つまり童貞というわけで、お互い初めて同士という嬉しいオプション付き。
二人してかわいいな!!と、ニマニマしちゃいました。

後半のSS「好きの限界突破」は黒谷視点で、あんた何回「かわいい」を言ってるのと突っ込みたくなるくらい「律、かわいいぃぃぃ」を炸裂させています。

おまけに律のこと好きすぎて、ちょっと変になってるし。
受けのこと好きすぎてトチ狂ってる攻めは大好物なので、大変楽しく読めました。

非常に読みやすく、今後も癒されたいときに読む一冊となりそうなので、おまけして神で。

7

可愛いー!が連発です

初々しい恋愛で非常に可愛いお話です。

攻:トレイルランというスポーツの選手 黒谷
受:黒谷ファンの可愛い系大学生 律

黒谷が律のバイト先に、新人として入ってくるところからお話がスタート。動画で何度も見ているかっこいい黒谷が、バイトではなんだか様子が違い戸惑う律ですが、トラブルが起きて黒谷が助けてくれてときめいてしまいます。また、律は黒谷にトレイルランをする為のトレーニングを教えてもらえることに!2人の距離は縮まりますが…。

前半受視点、後半攻視点です。前半のモダモダ感も好きなのですが、後半の攻の黒谷さんの律に対する可愛いーってなってる様がめちゃくちゃに好きなのです!黒谷さんがちょっとポンコツ気味なのも良いです!
初々しい可愛い恋が読みたい人にオススメです

3

かーわーいーいー

タイトル、かわいい。イラスト、かわいい。
ストーリーもかーわーいーいー♡
ついでに言うと主人公カップル2人もかわいいです(*´꒳`*)


恋愛にウブな2人の両片想いの恋物語で、爽やかで優しいストーリーでした。ドロドロに濃厚なエロ作品や闇堕ち系の作品を読んだあとのリフレッシュ剤として読みたいテイストの作品です^^


ストーリーはというと。
隠れファンと推しが同じバイト先で出会い恋をしていくというもの。
トレイルラン競技のプロを目指す黒谷のファンである律は、ひょんなことから同じバイト先で黒谷と働くことになり、次第に彼に恋心を抱くようになっていきます。

元々ファンで、一緒に働くうちに誠実な彼の人柄に惹かれていくのは時間の問題でした。黒谷への恋に臆病になり後ろ向きになることもあるけど、いやいやそんなこと心配する必要ないよ。と律の肩をポンと叩きたかった!

というのも。ほんの些細な黒谷の言動描写が彼の恋愛ベクトルの行方を物語っていたからです(≧∀≦)
作者さんの小憎い演出がホント素敵。
律と目線を逸らしたり、律のふくらはぎに触れたときの挙動不審ぶりだったり、律の笑顔を見て変な間が空いたり。。。
極めつけは、律の笑顔に「かわ…」と言い淀んだことですね。これを好きと言わずして何という?(笑)

この不器用な両片想いの2人に、外野はフフフが止まらないです。
黒谷が実に正直な男で、かなり好感を持ちました。分かりやすーい律への好意も然り、想いを告げるシーン然り。強面なのにかわいいなーと思わずにいられませんでした^ ^♪


律もかわいいし、黒谷もかわいい。
2人とも応援したくなる素敵なキャラクターでした。周囲の人たちも温かくて、嫌になる気持ちがどこにもないのも◎です。

意地悪な人も厄介な当て馬もいない世界だから安心して読める一方、インパクトにはやや欠けるかな。設定も設定だし、現代ものの日常BLだから大きなハラハラドキドキはないけど……逆に言うと、それが作品の味だと思います。

派手さはないけどそれが良くて。恋愛のちょっとした気持ちの揺れ動きが好き。
思わずフフッとなるくらいの萌えが心地良かったです。


後半の「好きの限界突破」は黒谷視点のお話です。分かっちゃいたけど、律へのかわいいかわいいの叫びが振り切っていました(笑)
頭の中でずっと律のことを考える黒谷は面白いですよ〜〜。律以外はアウトオブ眼中で、初めての恋心と初めての本気の恋愛にどっぷりな24歳のかわいい姿が拝めます。


かわいいがたくさん詰まった作品に胸キュンをたくさん貰えると思います♪
初々しい恋心と恋愛ストーリーを楽しみたい方におススメします。

8

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