「軍人さんと金平糖」コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子「金平糖の行方」

gunjin san to kompeitou

「軍人さんと金平糖」コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子「金平糖の行方」
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
31
評価数
7
平均
4.4 / 5
神率
57.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
軍人さんと金平糖(コミコミ購入時のみ )

商品説明

新刊発売記念、コミコミスタジオ購入限定特典書き下ろし小冊子
A5サイズ全12頁(内小説7頁)、清の金平糖が消えてしまうお話しです。

レビュー投稿数4

砂糖壺の行方

正嗣視点のお話。

清と二人暮らしを初めてから一年以上経った頃のお話。
清が正嗣からもらった金平糖を入れている
小さな砂糖壺があるのですが、
そこにいつも1粒ずつ渡している金平糖を、全て入れておいたらどうなるだろう。
そんな悪戯心から砂糖壺を探すのですが、いつも置いている場所に砂糖壺がなく
清はとっくに金平糖に飽きたのでは…?と急に悩み始める正嗣ですがー…。


とってもきゅんきゅんする内容になっていました。
気になる金平糖の行方にも、清らしいと言うかなんというか…(*´▽`*)
その後の清のお願いも可愛すぎて悶絶ものです…!
愛だね~(*´▽`*)

心が温かくなるとても素晴らしいお話でした。
他の姐様も書いていますが、金平糖が食べたくなりますね~♪

0

あっま〜い

本編の最後で本家から少ししか離れていない家で2人暮らしを初めていましたが、こちらのコミコミスタジオさんの小冊子はそれから1年後のお話でした。

こちら正嗣視点のお話になっていてタイトルが「金平糖の行方」なんです。
相変わらず正嗣は清を溺愛していてお土産に金平糖を買って来るのですが、いつも清が金平糖をしまっている場所に砂糖壺が無いので、正嗣が清は金平糖が飽きてしまったのだと思ってしまうんです。

自分は朴念仁だからと心の中で葛藤する正嗣に、そんな事ないよ!と心の中で叫びながら読みました。

正嗣のちょっとした喉の変化に気が付いていて、自分は一粒食べるのも躊躇するのに、正嗣には惜しげもなく金平糖を使って生姜湯を作る清が愛おしいです。

そして清が正嗣にお願いした要望が凄く可愛かったです。お互いに思い合う姿は甘々でした。
金平糖食べたくなりました。www

3

ふふっと甘い

本編でけちょんけちょんにけなしてやった攻めさんが、遅ればせながらイケていない自分に気付いたんだけど・・てなお話(笑)。楽しかったので萌2にしました。おっさん気張れよ、ちゃんと清を幸せにしやがれっ(笑)

++

そう、清に入れ込んで読んでいたんだわと気付きました。

なので、こちらの小冊子で、「俺って駄目じゃんか」と気づいた攻め視点のお話を読んで、ちょっと溜飲が下がった心地になれて嬉しかったんです。

その「ダメじゃんか」と気づいたきっかけの一つに兄からの「清を退屈させてない?」という一言もあるのが良い。(もっと言ってやれ!)なんてったって不器用軍人、食べて働いて寝てって生活をずっと続けてそう。清は何一つ言わず添い遂げそう。いいのか、それで?!と傍からは思っちゃうんですよね。



だったんだけど、そんな外野の思惑なんて全く関係なし。そのままで幸せな二人ってお話でした。ああゲロ甘、めでたしめでたし。できればいつか清が暴れるようなお話も読んでみたかったなあ(笑)

3

金平糖はどこへ!?

本品は『軍人さんと金平糖』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、清の金平糖が消えてしまうお話です。

正嗣は清を離れに連れ帰ってから
清の願いで毎朝出がけに金平糖を1粒手渡しています。

清は毎日嬉しそうに金平糖を受け取ってくれ
正嗣が渡した小さな砂糖壺に保管しています。

ある晩、
正嗣は悪戯心からいつもは1粒ずつ渡す金平糖を
全て砂糖壺に入れておいたら驚くのでは? と思い立ち

清の目を盗んで茶箪笥の引き出しを開けるのですが
そこに砂糖壺がなく、目を丸くします。

金平糖をため込むのはやめたのだろうか。
毎日もらっていたら物珍しくなくなったか。

もういらないと言い出せなかったのかもしれない。

そんなことを考えていたら清の足音が聞こえてきて
とっさに非引き出しを閉めてしまい
訊ねる機会を逸してしまうのです。

果たして金平糖はどこへいったのか??

A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁の
ボリュームにて正嗣視点での後日談になります。

清は夕飯を食べてきたと言う正嗣に
風呂の前にお茶を勧めてきます。

着替えた正嗣は溜息を吞み込んで茶の間に戻り
座卓に腰を下ろして己の無粋ぶりに項垂れてしまいます。

思い切って金平糖を差し出しながら
もういらないのかと尋ねようとしたのですが
声を弾ませて礼を言われてもそれが本心からなのか、
喜んでいるふりなのかもわかりません。

清に少し声が掠れているという指摘と共に
生姜湯だと言う湯飲みを指されます。

風邪の悲喜はじめにいいと言う生姜湯には
大量の金平糖が沈んでいて
正嗣は清が金平糖に飽きた訳ではないと知り
胸を撫でおろす

・・・というほのぼのほっこりな小話でした。

大切に食べている金平糖を
正嗣の為なら全て使っちゃう清も

自分の気が利かなさを反省しつつも
上手く言葉にできない正嗣も
どっちも変らし過ぎです (^m^)

1