主従リバーシドッグ 下

shujuu reversi dog

主従リバーシドッグ 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神17
  • 萌×223
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
203
評価数
50
平均
4.1 / 5
神率
34%
著者
灰田ナナコ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403668524

あらすじ

ボディーガードである要と対等な存在になれるまでは想いを伝えないと決めていた睦。別荘での一件で二人の距離は急速に近づいていたが、ある日、要が突然睦の前から姿を消してしまい……!?

表題作主従リバーシドッグ 下

一ノ瀬 要、睦のボディーガード
榊原 睦、大学1年、榊原財閥御曹司

その他の収録作品

  • ふたりでお風呂

レビュー投稿数5

エロがエロい!

こちらは下巻の感想です!
上巻で、不穏な電話がありましたが下巻では不穏+会話を聞いちゃって…という。
要が契約解除したのは、お母さんのケアのためで…契約解除の理由も要の過去も切ないですね。
上巻は、甘々としていたので余計に…。

お母さんのケアはサクサクと進み、お母さんもハッピーエンド。
要と睦もハッピーエンドで、良かったです。
一馬もチャラいながら、良い人で終わりました。(カバー裏の一馬めっちゃ好きです)

そして、えっちがエロいです!安定のエロさですね!!

上下巻合わせても320ページ程なのでサクッと読めます。







紙本購入
修正は白短冊です。

0

要の過去

上巻を読んだ時、要って、子どもの時の睦を助けた時にいきなりスカウトされたじゃないですか。その時、突然住み込みのボディガードになったけど、家族の同意はいらないのかな、と思ってたんですよね。この時の要は何歳だったんでしょう?高校は卒業してたんじゃないかと思うので、19歳くらいかな。
捨てられても、親を大切にできる要。優しい人だなと思いました。
本当に愛している人が、手の届かない所にいってしまったら。
お母さんの気持ちが理解できたからこそ、許せたのかもしれないですね。

睦はいつも優しいけれど、要にお母さんの側にいるように言って、自分は離れても我慢していて偉かったな。
要に大事に守られて、とても心の綺麗な大人になりました。
これからは一馬に悪い事やずるい事も教えられそうですが。

この先もずっとお幸せに。

0

主従関係の先にあるモノ

お互いに気持ちは口にしないままだったけれど彼らの間には恋人同士みたいな空気感が漂っていたので、下巻では甘い展開になっていくのかなと思っていましたが…
突然のボディーガードの契約解除と共に睦の前から要がいなくなってしまうというなんとも切ない流れに。

すごくハラハラしたけれど結果的に要はすぐ見つかり、気になっていた要の過去も明かされて。
そこから本当の意味でふたりの距離が近くなるので、このハラハラなエピソードは必要だったのでしょうね。
睦の側で彼を守りたいと思うことは要にとって自分自身が存在する理由にもなっている、というのが本当に素敵でした。

母親の元へ戻るということは睦に報告しても良かったような気もしましたが。要なりのケジメを睦は受け止めて、そして改めて彼が大切だと睦も気付くことができたのだろうな、と。
これから先も主従関係は続くのだと思いますが守る側と守られる側という関係をこえて、幸せな日々を過ごして欲しいなと思いました。

ただ彼らの日常は一般人にとってはあまり現実的ではないので、その気持ちを理解するのがちょっぴり難しいところがあったなという感じでした。

0

心嬉しい純愛

要×睦

下巻

睦のお父さんが、ボディーガードの契約を解除することに!?
せっかく別荘から帰ってからも要と良好な関係が保てるようになってきているのに・・・、
いやですね・・・。

ここで、要の過去を明らかに。
父が亡くして母を守るために強くしたのに、母に裏切れた。
自分の強さに疑惑が生じ、
そしてーー睦に出会って、
睦を守ることは要にとって強く在る意味であるのです。
要は睦から必要とされることを通して、生きる意味で満たされ愛を感じられるでしょう。
ですので、2人はずっと両想いでした。
感無量になります。

2人が真剣に話し合い、主従関係ではなく、恋仲として新しい関係が始まる。

・・・

次に気になるのがーーベッドの上での愛情証明です。
描写が秀逸なあまあまエッチシーンの連続で
心の準備がすぐにできなくてもリアルでグッときます。
睦のピュアでまっすぐな気持ちが可愛いらしいです。
要の理想に近いボディに胸キュンです。

ラストは上巻の冒頭と結び付けることが秀逸です。
父の形見の懐中時計をのよう
要にとっては、睦は宝物です!
熱いものがこみ上げますよ。

2人が愛し続けて、ずっと同じ気持ちを持ち続けるでしょう。きっと。

要は母に裏切れたとかかわらず、そばにいてあげて介抱する。
母親に大切にする人ですから、一生、睦に優しさを注いでくれるはずです。
真にいい男ですね。
一馬としおりも非常にいい友達ですし、
睦の周りにこのような素晴らし人たちがいて本当に幸せです。

心嬉しい純愛に感じてしまい、楽しめました。
両片思い展開にキュンキュンする作品でした。

0

関係の変化に注目です

泣いても笑っても最後の巻。
主従関係にある両片想いの2人の恋の行方の結末がハッキリします。めちゃワクワクです!


下巻始まるなり、2人の主従関係が終わりを告げました…∑(゚Д゚)
主従関係が終わる…つまり要と睦が離れてしまうことを意味するのですが、睦は寝耳に水。
うっそーー…その直前に傘に隠れて熱いキスしてたじゃん。…と私も焦る。


要がボディーガードを辞めた理由は母親の介護。両親とのこと、過去にあったことを含め彼なりに思う感情が色々とあった故の決断です。そして主従関係が終わった今、要から好きだったと告白されますが…過去形でした。

えー…ええー……何でだよぉ〜…と地団駄踏んだのは私だけじゃないはず。あんなに身体中で睦への好きを伝えていたのにー!上巻思い出してみ。
睦泣いてるよー、バカバカバカ。

…と思っていたら、睦と私の想いを汲み取って行動してくれたヤツがいました。
このときの一馬は最高にカッコいいです!
そして睦もカッコいいです!
今まで要に守って貰ったから、今度は自分が守りたいなんて…嬉しいこと言う。


主従関係のままだと出来なかったことが、今なら出来るって意味ではボディーガード契約解除は良いことだったかも知れません。睦は対等な関係でいたいと思っていましたから、ボディーガードという立場では要に身も心も寄り添えなかったのかも。
「主と従」の関係で側にいることより、恋人同士として側にいたいですもんね(*´︶`*)♡


2人の気持ちが通じ合ってから、何となくですが、ほわほわ可愛いだけかなって思っていた睦が頼もしく見えたし、要もほんの少し隙が出てきたような気がして、恋人同士としていい関係を築けているなって想像ができました(´∀`)

キスより先の触れ合いも、恋人同士でするそれになって、2人にとっての色んな変化がいい形で進んでいることがすごく嬉しかったです。エッチなシーンは、さすがの灰田先生。最高にドキドキしました〜…。


上下巻通して、主従関係から恋人関係へと進展していく恋愛ストーリーは、切ないことも悲しいこともあったけど、結果的に絆が強まることに繋がったと思います。これからはたくさんイチャイチャして欲しいですね。


そして忘れちゃならないのが脇役のお2人。一馬としおりさんがいい味を出していて、彼らの存在が睦と要を後押ししていました。

特に一馬の存在は光っていました!
睦と一馬を煽りながらアシスト&フォローしていた彼は、非常に優秀な脇役。彼の秘めたる想いや好きな人の幸せを願う姿に、私は感動しきりでした。


最後は幸せいっぱいのハッピーエンド。
多幸感にも満足感にも満たされました♪

2

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