ふたりあそび 1

hutari asobi

ふたりあそび 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神240
  • 萌×276
  • 萌14
  • 中立2
  • しゅみじゃない5

116

レビュー数
26
得点
1548
評価数
337
平均
4.6 / 5
神率
71.2%
著者
あがた愛 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784801978706

あらすじ

幼馴染以上セフレ未満の廉と夏稀。こんな二人の関係は幼い頃に始まった。いつの間にか好きになってしまったけど、想いを伝えるのが怖くてーー…。

表題作ふたりあそび 1

三上 廉、高校3年
工藤 夏稀、高校1年

その他の収録作品

  • 描き下ろし なっちゃんのおきにいり

レビュー投稿数26

いろんな「欲」の話

BL作品はストーリーや言葉のやりとりを重視するので、エロ度「エロエロ」は普段、買わないのですが、あがた先生の作品なので購入しました。

たしかにエロいシーンは多いのですが、カタカナでエロエロ、というよりも情欲、色欲、漢字の熟語で表したくなるような、深み厚みがあるお話だと思いました。

2歳差の幼馴染の2人、年上の廉と年下のなっちゃん。
最初は成長に伴う男の子のあれこれに戸惑うなっちゃんに廉が指南をしたところから、2人の秘密の「ふたりあそび」が始まります。
なっちゃんは頭がよくて純情、廉に対しては時々妄信的、気持ちのいいことが好き、という安っぽいAVの主人公みたいな設定の少年ですが、表情や言動、ひとつひとつが丁寧に描かれていて、いやいやいないでしょ、こんな少年、しらけるわ、となるギリギリ手前のところでものすごく萌えてかわいらしい少年になっています。
あがた先生のこういう、あとちょっとで安っぽいAVの登場人物みたい、あとちょっとでしらける、となる一歩手前ぎりぎりのところのキャラクター設定、素晴らしいと思います。

なっちゃんに対する気持ちを自覚し、大事にして傷つけないように手を出さないようにしているのがいじらしいです。でも性欲はあるし、寄ってくる女子もいるから適当に発散してて。
なっちゃんに頼られると必死で下心を抑え込みつつ、なっちゃんにあれこれ手ほどきしてあげて、気持ちよくしてあげて、こんな強烈な我慢を繰り返している執着、情愛、すごいと思います。

両片想い、という言葉でけでは表せない複雑で何段階もの気持ちが丁寧に描かれています。

0

いけないことだと分かっているよね

 後半の攻めである廉視点の話がなければ中立評価にしていたと思います。家が隣で幼馴染同士の廉と夏稀。この1巻の5分の4くらいがほぼ夏稀の性処理描写に割かれています。もちろんこの歳の男の子にとって逼迫した問題なのは重々承知していますが、それにしても廉への求め方があまりに自分本位で廉が可哀想なくらいでしたし、そういうシーンばかりなので食傷気味になりました。ネットで調べられない、父親や友達に聞けないからといって、本能で背徳的な行為であることは心のどこかで感じているはずなので、もう少し廉の気持ちも考えられなかったのかなと。逆に廉の方は、昔から夏稀に一途で、無理矢理ことを進めることもしないし誠実に対応していて好感が持てました。夏稀視点と廉視点が交互になっていたらもっと読みやすかったかもしれません。

1

大層えっちでした

大ボリューム、295ページですよ!BLって200ページ弱しかなくないですか?
このページ数だけど、値段他と変わらないって凄過ぎる。

幼馴染モノです。幼少期になっちゃんちのお隣に引っ越してきた2歳年上の廉くん。
お互い寂しかったりで兄弟のようにいつも一緒。廉くんは自分に懐いてるなっちゃんの事が可愛くて仕方がない。
小学生になっても中学生になっても、高校生になっても仲良しの関係は続くって凄ない?
もう、ただの幼馴染の領域はとっくに超えてるよね。それだけじゃなくなっちゃんの性の手ほどきしちゃってるしさ。
こりゃ一線越えるのも時間の問題やんと思いきやお互い気持ちを隠してるから、なっちゃんがマスターベーションうまく出来ないのを手伝う以上の事はしてなかったんだけど、友達が廉くんの部屋に置いていったエロ本に男のアナル開発の記事が載ってたのをキッカケになっちゃんがおねだりするもんだから廉くんの廉くんは爆発寸前。
なっちゃんたまに積極的になるし、性には貪欲な子よね。

私の好きな両視点描くタイプの作品なので、どっちもの気持ちがしれて良かったです。
特別特殊な行為してないんですけど、お互いの気持ちを隠しながらエッチな事をしてるのがなんとも淫らな感じがしました。

シーモアで購入
白抜き修正

1

最高の幼馴染BL

2巻発売したタイミングで1巻を読み直してみたのですが、間違いなく最高の幼馴染BLです!

幼馴染以上、セフレ未満の関係にある隣の家同士の廉と夏稀。
幼い頃に出会い、廉はいつの間になっちゃん(夏稀)に幼馴染として以上の感情を抱くようになっていきます。成長したなっちゃんに自慰行為など教える中でその関係は変化していき…

もー、たまらなく切ないです。
あがた先生の描く、めちゃくちゃエッチで切ないストーリー、たまらなく良かったです。
身体の関係と言っても初めての自慰から教えていく…ってそんな幼馴染BL最高しかないんですけど…
なっちゃんは黒髪眼鏡の真面目くん受け、これがエッチの最中はとってもエッチで(本番じゃないけど)可愛いです。
廉はモテモテのいわゆるカースト上位の男の子なのですが、なっちゃんにはひたすら甘々なのも最高。

1巻では2人の関係に名前がつくまでいきませんが、とにかくオススメの1冊です。

3

もっと早く読むべきだったーー!w

先生の作品は数作拝読していますが、そこまで刺さる作品はなかったんです。なので本作もいつか読もうと思いつつ、後回しにしてました。2巻が発売されて、読んでみるか!と購入してみたんですが…

いんやもう、すっっっごかった!!
見事に癖にぶっ刺さりました!!驚いた〜!w
これは高評価なのも、アワードランクインも納得の神作ですね!もっと早くに読めばよかったですw

正直メガネ受けはちょっと苦手なんですが、そんなもの超越する凄さでした、色々と!
長身黒髪イケメン攻めの廉は、めちゃくちゃ好きなタイプです。ちょっと気だるい感じもいい!

とにかくまずふたりあそびシーンがたっぷりですが、めくるページがどれもこれもドエッッッロくて驚きました!なんというかエロのバリエがすごいw
どのシーンもゾックゾクさせられます。もう先生、天才か!と思いましたw
(シャチのぬい使ってオナとかww)

そしてエロだけじゃない、二人の焦れっじれな両片想いがまた最高です!自分史上、最高の両片想い作品じゃないかと思いました〜!

初めは長めの受け視点で、子供時代からの二人が描かれ、夏稀が恋を自覚するまでの軌跡が描かれます。
廉の表情や態度から、両片想いであることは明白。しかも廉は小さい頃から夏稀に執着を持ってそうだな、とワクワクして読みました。
(それにしても子供時代の二人はとってもカワユイ♡)

そして後半、攻め視点キターー!待ってた〜w
廉の恋心の自覚は、思ってたより全っ然早かった〜!まだ自身も子供である廉が、さらに幼い夏稀へ抱いてしまう劣情に、ちょっとドキドキしてしまいました。そして廉の長年の恋心の拗らせっぷりが切ない。

夏稀をいつでも言いくるめてセックスできると思うのに、「気持ちごと欲し」くて、それはできない、という廉の一途な想いにキュンとします。

にしても終盤の、初めてのアナ○責めも、まあドエロかったですね!夏稀、なんて事言い出すんだ!この子を前に長年我慢できる廉て、実はすごい奴なんじゃw

1巻はまだまだ進展がないところで終わりました。このまま2巻発売を一年以上待たされたファンの皆さんは、さぞかし焦れたのではないかと察せられます!

2巻、速攻で購入してしまいましたw
完結とのことで、読むのが楽しみです♪

シーモア 白抜き修正(エロエロなのに真っ白で残念!紙本はぐしゃぐしゃ塗り修正とのことなので、いつかそちらも買おう!w)

4

黒髪タレ目の年上幼馴染…最高…

新刊、2巻の攻め様の表紙の魅力に抗えず…1巻から購入。
2巻未読時点での感想と評価です。

レビュータイトルどおりで、自分の萌えポイントにグサグサ刺さりまくる攻め様に萌え転がりました…
黒髪タレ目年上幼馴染。最高しかないです✨

一方、受けのなっちゃん。
黒髪細身メガネ、可愛い系‥の受け様には、正直攻めほどハマれず萌え心は刺激されなかった、かな。。(ごめんなさい;

ひとりあそびから秘密の「ふたりあそび」への流れ、そして攻め・受け、それぞれの恋心の芽生えや膨らむ想いの描写が流れるように自然で素晴らしかったー…!

焦ったい両片想いに、くぅ〜!と拳を握っちゃいました。

表紙が眼福すぎる2巻では、一体この関係性はどう変化するのか。
想いが通じ合う二人と、そこからのえっちが見たいよ〜!ということで、ドキドキと期待を胸に新刊読んでまいります(`-ω-´)

1

切甘すぎる

廉くんが良すぎる。かっこいいしなっちゃんに対する気持ちがあるゆえの葛藤が少し切ないけど逆にそこが萌えるポイント。廉くんの堪えてる表情がたまらない^^そして、なっちゃんが成長して思春期辺りから自分の気持ちに気づき始める変化が見れるところが良き。無知故のえろさをなっちゃんが魅せる表情がとても刺さりました。なっちゃん目線も廉くん目線もどちらからも見れるのがとても良かったです。でも早くお互いの気持ちに気づいて幸せになることを願ってます(><)

2

2歳違いの幼馴染み

幼馴染みって厄介だなと思いました。
2歳違いで、出会った最初は小学生と未就学児。
仲の良い友だち同士で、2歳違いだから兄弟みたいな感覚もある。
それが時を重ねて第二次性徴を迎えて、お互いがお互いを性愛の対象とみてしまっているのに、それまでの二人の歴史が邪魔をする。
たとえば高校生や大学生の時に初めて出会っていたら、男同士というハードルは残るものの、もう少し違う展開になっていると思う。うまくすれば普通に恋人になれるかも。
だけどこの二人の場合は、余計な要素が多すぎて。
なっちゃんは真剣だから可哀相でもあるんだけど、廉にとっては本当に役得でもあり生殺しでもあるなあと。

この本は続き物で第1巻なので、「どうするどうなる、次巻!」というところで終わってしまっています。
彼らは明らかな両片思いなのにねじれにねじれていて、解決するには全部白状するしかない気もする。
素直に告白して両片思いを解消しても、次なる問題が立ち上るとは思いますが、ひとまず2巻はいつ発売になるのか。
タグのとおり、まさにエロエロ、あまあま、せつないの作品で、虚無感すら漂うけどぐいぐい読まされました。

1

なんか背徳的‥というか‥

ショタ時代のなっちゃんマジで天使です。
年上の廉のほうがありとあらゆる成長を先に体験するのでこの幼少〜青春の年の差は絶対に埋まることはないんですよね。

わかっちゃいましたが、っていうシーンでもだえます。
廉がどこからなっちゃんを意識していたか、いまのふたりのすれちがいっぷり。
思いはすれちがいながらも身体はーー!というところも全てわぁぁぁ!(嬉)と心の中で叫びながら読みました。

あがた先生の絵柄はショタとかかわいい受けにドンピシャですね。なんというかツヤ感があるような。

廉の手の中におさまりすぎるなっちゃんの頭にはちょっと笑ってしまいましたが、いくらなんでも小さすぎでは??という。なんか全てこれが正解だ、というこれしかないっという気持ちがあとから湧いてきました。
使う小物類も人物にあってるので、なんというか世界観に没頭できますっていう感じです。

1巻ということなので3巻以上になるのでしょうか、これは廉が高校を卒業したら一度つらい試練が2人を襲うのでしょうか‥幸せ〜な世界が大好きな自分にとってはあがた先生の作品はちょっと辛いことがあるのでおそるおそる次巻を待ちます‥

2

”ピンク”の表紙ですと…⁉

あがた先生の作品は紙本、全制覇ですがこんなにふんわりかわいいピンクの表紙は初めて!

どちらかと言えば少しくすみ系のお色の、何か陰がありそうな感じの表紙が多い気がしてましたがまさかの”ピンク♡”

そしてかわいい黒髪メガネ美少年の靴下チラッ!
萌えない訳がなかったです、、、|д゚)チラ♡

そして表紙で抱いた私の期待を裏切らないだけじゃない廉君の登場デス!
廉君となっちゃん、最強の推し幼馴染み組み合わせ確定!!
(まだ本編ではカップルじゃないから一応組み合わせ!)

廉君にだけ心を開いて懐いてるなっちゃん
なっちゃんにしか甘くない廉君
でもそんな廉君に気付かないなっちゃん
わぁーーーー!モダモダすれ違いフラグ立ちまくりです!!

そしてまだ続きがある!
むしろここからが本番・・・♪

こんな幸せありますか???
ピンクの表紙は伊達じゃない!
2巻も楽しみ!先生、お待ちしています!

次の表紙は何色かなぁー?

6

BLアワード、ノミネートおめでとうございます(๑>◡<๑)

今更のレビューですが、、、BLアワード「BEST官能」ノミネートおめでとうございます記念☆という事で・・・!!書かせて下さいませ・・・♡

これはもう完璧過ぎる程、癖に刺さりまくりで完全に昇天ノックアウトなすんばらしぃ〜〜〜〜作品でした!!!

ちょっぴりダウナー気味な年上DK攻め:廉くんによる天然かわいい隠れ魔性受け:なっちゃんの【執拗育み愛】!!!
(攻め受けの表現に情報を詰め込み過ぎてしまった・・・)

なっちゃんがカワイイのは間違いのナイ萌必至POINTなのは当然として、、、♡

そんななっちゃんに対して廉くんによる「なっちゃん」呼びですら萌える・・・
こんなイケDKが「なっちゃん」・・・なんてエモいのかしら・・・
もぅそれだけでゴチソウサマですょ。。。

そして『ふたりあそび』という秀逸なタイトル!!
ふたりだけの秘密の共有って燃えるし萌える!

もぉ!そこかしこに散りばめまくられた萌を拾い切れずに萌死にデスヨ・・・
コレガ天国カ・・・!?そうなのか・・・!?そうに違いねぇ。。。!!

ダメだ!好き過ぎてまともなレビューによる普及活動が出来ない。。。
どうか、読もうかな?って気になっている方の後押しが出来ていますように。。。
読んで欲しいよおぉぉぉおーーーー!!
一緒にきゅんきゅんして欲しいよおぉぉぉーーー!

BEST官能でもあるけど私的にはBESTコミックでもありました!
(BESTコミックのノミネート作品も好きでしたよ)

2巻が出るまでめっちゃ楽しみにきゅん待ちですね!
試練だな!!!

自分的過去1アホなレビューになってしまった気はするがもう仕方ない!
人を狂わす神作品でしたね!あがた先生に幸多かれ!!!

6

一途すぎる両片想いBL

付き合う前までの前日譚!
攻め視点受け視点でお話が書かれているので、どちらの心情も読み取れてとてもよいです!
幼いならではのアレやコレがたっぷり見れます!

3

なっちゃんかわいすぎ

あがた先生の作品はいつも私の萌えどころドンピシャ…!
黒髪メガネ受けは好みの分類ではなかったのですが、なっちゃんが可愛すぎて黒髪メガネの良さに目覚めてしまいました…まじで可愛い。可愛いなっちゃん見たさに電子でも紙でも購入させて頂きました。そりゃ廉くんもめろめろになっちゃうよ…萌

小さい頃から一緒にいて、お手伝いからふたりあそびを重ねる2人がどう関係を進めていくのかがすごく楽しみ!まだお互いの気持ちが通じ合ってないけどらぶらぶなのが想像できちゃう。

次巻からも期待しかない…!!!


あがた先生の描く黒髪幼め美人受けは最高です。

7

「僕は君のいいなり」越えの萌えがある1冊

あがた先生は「僕は君のいいなり」が一番大好きで、最近の作品も好きなのですが、なかなか「僕君」を越える作品は出て来ず…。

だったのですが、今作はまだ未完にも関わらず「僕は君のいいなり」を優に超えてきました。
月間ランキング上位に食い込んでいるものの、なかなかレビューが増えないので、迷っている人の参考になればと思い書いています。

あらすじは既に書いている人がいらっしゃるので割愛します。
ただ、あらすじだけ見るとよくある幼馴染BLだと思い込んでしまう方もいるかと思います。
…が、あがた作品なのでそんなオーソドックスなお話ではありませんでした。あくまで本筋の部分は王道的な流れではありますが、あがた先生の”癖”と”独特な雰囲気”全開です。

後書きにも書かれていましたが、通常幼馴染BLでは幼少期のシーンは回想部分のみ…という作品が多いと思います。
ですがこの作品はその幼少期部分から現在に至るまでを丁寧に描かれています。
キャッチコビーにある「ふたりの性長記録」を、そのまま読者がのぞかせてもらっているような、そんな気持ちにさせられます。

またBLでは珍しく「性器の皮剥き」の過程や「初めての精通」などの部分も丁寧に描かれています。
(なぜもっと話題にならないのか……!)

今までそういった描写をずっとBL漫画で読んでみたかった…と思っていた身としては本当に最高で唯一無二の作品になりました。
それも物語の中に自然と描かれているので無理矢理感がなく、本当にふたりの成長を見守らせてもらっている感覚になります。
また読んでいるとわりと最初から両片思いだということはわかるのですが、前半は受けの夏稀、後半は攻めの廉視点になるので、答えあわせのように補完しあって読むことが出来てとても安心します。…が、同じくらいそれぞれの想いを考えると切なくなります。

個人的に好きだったのが、廉がどれだけ夏稀のことを思っていてもその感情を自制し、夏稀のために尽くしているという姿勢を一切崩さなかったところでした。
印象的なモノローグで「いつだって、言いくるめてセックスだって出来たのに、俺はなっちゃんの気持ちごと欲しかった」という部分があります。
一見、飄々として余裕のありそうな攻めの、一途で真摯な描写にとても心打たれます(同時にあんなにエッチななっちゃんを傍に置いて、忍耐力がすさまじいなと尊敬しちゃいますが…)
他にも廉が夏稀のことをとても大切に思っているのが日常の些細なシーンでも感じることができ、まだくっついていないふたりの話ではありますが、めちゃくちゃ萌えます…。

今作は久しぶりに性癖を詰めたと書かれていたように「乳首責め」や「オナニー」シーンも盛りだくさんでした。
「ぬいぐるみオナニー」というものを初めて知って、またニッチなものを描かれるなあと感心してしまいました(笑)
でもそれも最後まで読むと、ぬいぐるみの存在にも意味があって、なかなか背徳的な気分にさせられました。もちろんいい意味で。
個人的にはあがた先生の乳首責めが大好きなので、久しぶりに堪能できてよかったです(笑)

また先日先生のTwiterスペースで今作の裏話やこだわりなどを聴けて、普通に何も考えずに読んでいたシーンにそういった意味があったのか…とハッとさせられるようなお話も多く聴けて、この作品への想いがグッと強くなりました。


幼馴染BLをお好きな人には是非一度読んでみてほしいお話です。他の方のレビューで「幼馴染BLの金字塔では」という言葉を見かけましたが、私も強くそう思います。
今から続きが楽しみです。

10

ふたりの「性徴記録」

あがた先生の作品で最も好きなのは「僕は君のいいなり」です。
あの、ジクジクした緊張感。湿った汗の匂いがしそうなネットリとした圧迫感。
そして。イケナイ事をしているというあの背徳感。
その世界観をさらに濃ゆく、ジットリと。湿った空気を纏わせて描く、2人のこれは「性徴記録」。この淫靡さに。あまりの濃ゆさに。クラクラとしてしまう。息が詰まる。
廉のその見た目の男前度もさることながら、「僕は君のいいなり」から比べると、澱みの無いスッキリとした稜線にも驚かされる。
夏稀のショタ可愛い幼少期もヤバい。これはアカン。第二次性徴期どころの騒ぎでは無い。
夏稀が自覚するずっと以前から。廉の劣情は芽生えているのだ。
とはいえ。我知らず扇情的な姿態を晒す夏稀を前にして、廉はよく我慢出来ていると思う。
夏稀は、初めての精通に慄き、『教科書に詳しく載って無かった。』からと言って、『教科書では教えてくれない事』を廉に乞う。
ネットで何でも調べる事の出来るこの現代で。純粋培養的に性に無知な夏稀の無垢さ。
それをジットリ、ネットリ、こじ開けて行く廉の長い指。うわぁ。
直ぐに合体してしまう昨今のBLと違い、言わばこれは長い長い「前戯」とも言えるだろう。ひたすらにエッチぃし、読み返して見れば、結構な事までしているものの。「挿入」という一線を何とか踏ん張っている。キスもしない。
夏稀は廉への気持ちを自覚し始めているが、廉は自分の気持ちを隠そうとしている。
あまりにも好きで、大事だから。手が出せないでいるという後半の廉視点が異常だ。
モテる廉は、寄ってくる女の子を夏稀の代用品にしているという。行為中に夏稀と重ねる時「死ぬほどきもちがよかった」と述懐していたりする。夏稀と想い繋がって致す時は、文字通り昇天してしまうのでは無いか、などと要らぬ心配をしてしまう。そして2人の行為そのものが、これまでに無いくらいの表現になっているだろうと、期待でハードルも上がってしまう。読者も長過ぎる「前戯」でお預けを食らっているのだから、これは相当楽しみ。
「自分ばかりが好きなのだ。」と想い合っている2人の、確かな熱情を、その想いの丈の奔流を。息を詰めて、とっても楽しみに次巻を待っています。

7

なっちゃんという聖域

あがた先生らしい幼馴染ものでした。
同い年でなく年の差あるのポイント高め。
小さい頃からなんでも頼りにしてきた隣のお兄ちゃん…思春期を迎えついに、アレのやり方まで教わってしまうという、、曇りなき眼の背徳。。ほぼほぼエロかったです。

全編やたらエロいのに、最後までいたしてないという複雑な純愛。なっちゃんの性の目覚めを廉が手ほどきするっていう、ちょっとした性教育モノなんですけど、これはプライベートレッスンwであって”セフレ”ではない!処理が必要なことを手伝う幼馴染でしかないという矛盾。エロいこと頼んでおいて恥じらうなっちゃんの矛盾。(可愛すぎて狡い)

廉にとってなっちゃんは穢してはならない聖域みたいなものなんだろうな〜と思いました。可愛いし、守りたいし、なんでもしてあげたい。その気持が肥大している思春期。自分の心はいつからかずっとなっちゃんにあるのだけど、同じように”なっちゃんの心”もほしいと廉は思っているわけで、無防備ななっちゃんを押し倒すことは簡単だろうに安易な流れでやりたくない攻の積年の拘りwを感じてしまう…なんというストック!なっちゃんが抑圧された廉のTNKをどうやって開放してあげるのだろうか…考えただけでスケベすぎるんですけど、、ほんとうにどうなるのか楽しみです。

6

かわいい

両片想いの幼馴染みが好きな方にめっちゃオススメです!

出会ってから、だんだん好きになりかけのところが丁寧に描かれております。
0話で、ダイジェスト。
1〜3話でゆっくり進んでいきます。タイトルに1とありますが、今回では両片想い止まりです。

受けのなっちゃんがめっちゃ可愛かったです。攻めの自制心が凄い…まぁ、手は出してますが…。お手伝いのみです。
お手伝い描写が多いのでショタ苦手な方は(中学生ですが、小柄です)注意ですが…私は好きなので丁寧に描いてくださって嬉しいです!

攻めがモテモテなため、他の女の子としてたりします…。絡み描写(顔なし、女の子の指のみはあります)はなく、下着や小物のみの描写なので苦手な方も大丈夫かと思います。


初恋がまだ、かなっていないし続刊も楽しみです!















紙本購入
修正は白斜線沢山です。

7

色々凄かった!

↓ネタバレ含みます!

作者買いです!あがた愛先生の作品大好きなので新作も楽しみにしていました。1とある通り続きものです。


エロ多めな今作ですが、1巻の時点では一度も最後まではしていません!

1番初めに収録されている0話では高校生でセフレ?状態(セックスはしていない)の2人の話です。そして1話以降では2人がこの状態に至るまでのストーリーが幼少期の出会いからゆっくり描かれています。0話の会話の中で出てきたエピソードが1話以降でしっかり描かれてたりするので「見たかったシーンが見れた!」という気分にしてくれました。

自慰を教えたり、皮を剥いたりと私は他作品ではなかなか詳しく見る機会のなかったシーンが多数ありました。前戯のシーンが好きなので、挿れるためではない後ろいじりの場面でローションを手で温めるところから丁寧に見ることができて良かったです!

最初は受け視点でずっと進んでいて、3話は攻め視点です。表情や態度から夏稀に対する好意はずっと感じていましたが、視点になることで実際どう思っているかが知れて良かったです!夏稀へのクソデカ感情感が堪りません…!お互い向いてる矢印は大きいのにくっつくには一筋縄ではいかない感じが好きです!

描き下ろしは廉からシャチを貰う幼少期の話で、可愛くて癒される微笑ましい2人が見れました!

2歳差で初めて自慰を教えるのは受けが中1の時ですが、子供のそういった描写が苦手な方はお気をつけください…!基本的にいつも受けが頼みにいくため無理矢理感はありません!


続刊なので忙しいでいる感じもなく、丁寧に2人が歪な関係に至っていくのが描かれていて良かったです!
何をやっているのかは分かりますがこの内容なので、R18指定の修正薄い版とか少し見てみたくなりました。
あとがきによると次巻では高校生軸に戻るらしいです。2巻も楽しみにしています!

17

背徳

いつも側にいた幼馴染に抱く"幼馴染として"ではない想い。
性的な触れ合いをしたことでそれに気付いた夏稀の葛藤とそれでも廉の気持ちを察することはできないピュアな部分のアンバランスさにものすごく背徳感を覚えました。
真面目な夏稀のそういう部分が廉にだけ向いているというのもたまらなく良かったです。

廉もまた夏稀への想いを拗らせていて、今はまだ表面的に"いい幼馴染"を取り繕っているけれど。今後どんなタイミングで夏稀との向き合い方を変えていくのかが気になるところでした。

両片想いのはずなのにふたりとも微妙に交わらない視点で相手を見ているので、その気持ちに気付くことができないもどかしさはありましたが、そういうモヤモヤした部分は次巻以降で晴れていくのだろうなと思いました。

明るくて楽しい雰囲気で進んでいくお話ではないからこそ、ふたりの葛藤がしっかり伝わってきて良かったです。
続きも楽しみに待ちたいと思います。

5

あがた先生の雰囲気なんだけど

こちらの先生は『さよなら共犯者』→『僕は君のいいなり』→『僕等に名前をつけるなら』と拝読し、こちらの作品になります。

体育館倉庫裏の年中日陰の場所のような雰囲気の作品を描かれる方の印象です。
本作もそのじめっとした印象が強く出ていました。

近所の幼なじみのお兄さんに性を目覚めさせられるなっちゃんは可愛かったです。廉がなっちゃんへの性欲を隠そうとする必死さが痛いほど伝わり、見せ方も好きでした。

ただどうしても身体のバランスの作画が気になりました。序盤から同じ人物でも不安定な箇所はありましたが、廉の手が異常に大きいシーンがあり、話の流れからも注目してしまうシーンで、歪さに頭が持っていかれてしまいました。印象に残るものが申し訳ないですがそれだけになります。

1巻ではオナニーを手伝う両片思いで終わり、2巻から動き出すようですが、先に上げた作品もでしたが、結末につれて想定通りで失速するタイプの作品のイメージが拭えない+今回の作画でしたので、払拭されることを願いたいです。

5

さすが、あがた先生

もう表紙からして、あがた愛作品って感じです。
私はそれほど、あがた先生の作品は読んでいませんが、いたいけな少年が性に目覚める作品を描かせたら、あがた先生が一番だと思っています。

なっちゃんが可愛いですね。そして反対になっちゃんに恋焦がれている簾がいいですね。この変態の一歩出前なところがあがた作品っぽいです。
なっちゃんはいつまで、清い心のままなんでしょう。セフレだったらいいのに、と冒頭の部分で思っていましたね。少しずつ自分の気持ちが単なる幼馴染や独占欲ではないと意識しだしたみたいです。

1巻は過去に戻ったり、進んだりして、時間の感覚がわからなくなってくるんですが、簾がかなり前からなっちゃんを好きだという事は理解できました。
なっちゃんが友達少ないのも簾のせいなのかと思ったりしました。登下校とかべったりですもんね。土日も一緒だし、友達出来ないかもしれないですね。

彼の視線に映るのは自分だけ、頼れるのも自分だけに仕向けた感じがゾクゾクします。
この先の二人はどうなるの?
あがた先生なので、すんなりハピエンにならない感じがします。
次巻がとても楽しみです。

8

じれじれが苦しい

あまりにじれじれで苦しくて、2巻が出てから読めばよかったかもと思うくらいにはもだもだとさせられました。

身体先行の関係で幼馴染という肩書はあれど、こじれてしまうのは納得です。
よくある展開ではありますが、じっくりとこじれていく過程が描かれているので読み応えがりました。

あがた先生の作品は、じっとりと湿ったような独特の雰囲気がありますね。
2人の行き場のない感情や、どうにもならない現状に説得力が増す気がします。

このレーベルですし仕方のないことだと思うのですが、えろの多さに驚いてしまいました。
お互いの感情が通じ合っていない行為だからか、どこか単調に感じてしまい、またこれか...と思ったりもしてしまいました。

1巻で巻いた種が、2巻ではどう展開されるのか。幼馴染のこじれた恋愛なんて、続きが楽しみで仕方ありません。

3

なっちゃんかわいい

なっちゃんの小柄で色白で真面目で無自覚でえろいのがとってもよかったです!!!!!
本人は真剣だけど、廉の前ですぐ脱ぐのがやばかったです笑 脚が綺麗だし上は着たまま下だけ脱ぐプラス靴下履いたままってなかなかのえろさ!廉の心中お察しします。
どの服装もよかったけど、パジャマの色とかデザインがなっちゃんに似合いすぎて天才でした、アニメイトの有償特典小冊子の裏面がいいところ全部収まっていてあがた愛先生さすがすぎると感動しました!


あがた愛先生らしさが満載な攻めと受けって感じでした!
攻めが女にモテるしセフレ的なのがいるのが個人的に嫌ですが、最後受けとくっつくなら我慢しようと思いながら読むのが他の作品の時もあったなと感じました。
それ以外の設定や性癖は好きなものばかりでほんと最高でした!

続きの発売も楽しみです!!

10

これはヤバす

こ、これは幼馴染BLの金字塔、爆誕してしまったのでは???
読んでる最中にヤバいヤバいヤバいと連呼!

2歳差幼馴染で攻めの廉は両親離婚&イケメン、もろ執着でなっちゃんを汚したくないけど小悪魔すぎて我慢できないし、なっちゃんは無自覚だったけど、成長するにつれて廉に対する恋心が出てきて彼女になりたかった、とか思っちゃうし、、、設定が完璧なんすよ!(早口)
一巻は出会った3歳と5歳から中学生まで。本番はこれからですね。
悩ましい一冊でした。
いつ素直になるのー?いやこういうモダモダをずっと読んでいたい〜

続き読みたすぎて電子で1話づつ買うと思います。。

12

これは罪深い~~~~!!!!

『歪な純愛』という言葉が頭に浮かびました。

両片思いで好き合っているけれど互いに気付かず、
性的接触ばかりが増えていく幼馴染カップル……。
どんどん深みにハマって罪悪感が募っていく……。

ハイ!きた。
ぶちゃけ、大好物です!!!!!ヾ(*´∀`*)ノ

いや~~~~もうめちゃくちゃ萌えました。
同い年じゃなくて2歳離れてるところが更に罪深い。
子供の2歳差ってものすごく違うんですよね(´///`;)

同い年なら無知なショタ同士で好奇心から…となるけど、
2歳差は性的知識の差・体格差に圧倒的な違いがあって。
どこまでも拭えない罪悪感が恋心を覆っていくのがもぅ…!

年の差がある幼馴染ならではの葛藤が堪らないです。
はぁ~~~~!!!罪深い~~~~~!!!(∩////∩)

受け・夏稀は友達がほぼおらず真面目な性格
攻め・廉はカーストトップでやんちゃな友達多数
ーーという所で性的知識差が出ちゃうところもニクイ。

ストーリーは今のところ、
・両片思いの幼馴染が性的関係になった過程
・性的興奮と恋心が綯い交ぜになっている思春期
が丁寧にゆっくりと描かれていました。

エロエロでエッチしているシーンが多いけれど
この物語は『成長』に軸を置いているとのことなので、
2人の恋には欠かせない要素なのかな?と感じました。

成長の一端、幼少期で性の目覚めも描かれています。

年上の廉が年下の夏稀で欲情してしまった過去は
高校生になった今も罪悪感を消せないままでいます。
恋が前に進まない・告白出来ない理由になっているんですね。

夏稀は夏稀で恋の自覚より先に廉に与えられる快感を知って、
性的な知識が少ないことも相俟って廉に依存しちゃうのです。
ゆえに恋してることに気付くのが遅れてしまってね(;///;)

そんなこんなで
廉と夏稀の恋のスピードが違うところも萌え!!です!!
廉が片思いに苦しんでるのがすごい好き…。性癖きた…。

やっぱね、廉は2歳分ちょっとだけ大人なんですよ。
だから夏稀との関係が正しくないって痛感しててね。
エッチなことをすればするほど罪悪感に苛まれてね。

でも目の前で好きな子がエッチなお誘いしてきたら
抗えずに行為に至っちゃう思春期大爆発でニヤニヤニヤニヤしてしまう~!!!!
(この時ばかりは夏稀の罪が深い……)
(可愛すぎる顔してえっちな身体……)

あああ、楽しかった。性癖詰めでした。
片思いの切なさもあってキュンキュンしました。
幼馴染の幼少期エピソードもモリモリで嬉しい。

ちなみにQpanoで彼等が交際中のショート漫画が掲載されてて、
こちらは過去に遡って付き合うまでが描かれた作品だそうです。

私は雑誌未読なので交際までを楽しみに追いたいと思います♪

追記:
書くの忘れてた。一応地雷注意案件があって、
ショタの性的なアレコレはけっこうあります。
あと攻めが女とエッチしてるので苦手な方はご注意。

19

本当の意味でのスタートは次巻から

あがた先生×幼馴染もの
独特の雰囲気と色気漂う空気感がすごい。

幼馴染の廉と夏稀が、秘密の保健体育を実践していると言ったところでしょうか。モテモテの廉に、夢精とか自慰とか…性的なことを色々教えて貰うってストーリーなんですけど、そういうことをしていく中で恋の芽生えを感じてしまう夏稀。一歩も二歩も大人の階段を登っている幼馴染に全幅の信頼を置いてるけど、彼女の影がチラつく廉に対して嫉妬したりモヤったりします。

廉の方も彼女がいるのかいないのか濁し濁し…何を置いても夏稀のことを優先する廉。これはもしやもしや…と思っていたら、うん。やっぱり両片思い。

ジレモダ系です。
しかも廉の方はかなり拗らせています。


1巻は、夏稀と廉のお互いを想う視点と、ふたりあそび(ほぼオナニー)がメインです。
このエロいお勉強に割いたシーンがすごく多い。夢精も自慰も、皮のむき方も何も分からなくて廉に全部聞いてくる夏稀。
夏稀が廉にオナニーetc.教えてとか、廉がいいみたいな事言って煽る煽る。廉はどうにか理性を保ちながら耐えています。
廉の我慢大会みたいになってきました(^^;

夏稀の小悪魔っぷり。
廉が自分のことを好きだと知らないからそんな風にお願いしてくるんですが、なにぶん相談回数が多い。廉は生殺し状態…。

この先の展開は何となく分かってるのに、ストーリーの進むペースはゆっくり。次巻以降2人の関係に大きな動きが出てくると、このジレモダ1巻が生きてくるんだろうなと思います。だけど、この1巻だけでは現状の説明だけなので、正直物足りない。


あと気になったのは廉と夏稀のエロシーンですね。何か…同じようなシーンが多いし、お互いの視点からも同じ場面を描いてるので、途中オナニーシーンの無限ループとデジャブ感に陥った感覚にもなりました(・・;)
でもさすがのあがた先生。エロの画力がすごいです。


今巻では何とも言えないです。見どころは2巻からですかね。2巻はストーリーに動きが出てくると思うので、2人の進展を期待します^ ^


10

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