高嶺のSubは擬態する

takane no sub ha gitai suru

高嶺のSubは擬態する
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神88
  • 萌×219
  • 萌13
  • 中立3
  • しゅみじゃない11

106

レビュー数
16
得点
558
評価数
134
平均
4.3 / 5
神率
65.7%
著者
コオリ 

作家さんの新作発表
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イラスト
円陣闇丸 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799758106

あらすじ

支配される側・Subであるキョウは、ある日チャットで支配する側・Domを自称するナギと出会う。
派手なファッションで自分を着飾り、世間の持つSubのイメージとかけ離れた見た目で自分を擬態するキョウとDomらしくない紳士的でクソ真面目なナギ。
一夜限りの暇つぶしの相手……そう思っていたはずなのに直接会い、会話を交わすごとに、不思議と興味を惹かれていく――。

――この男に跪きたい……従いたい。

君を支配し、跪かせたくなる。

「……キョウ、《跪いて》(Kneel)」
ナギが発するコマンドにキョウのSubとしての本能が悦びにあふれ、誰とも違う初めての感情の高ぶりに互いが互いを唯一として求めあい……。

溺愛と支配を織り交ぜた、話題のDom/Subユニバースの傑作がついに書籍化!!

表題作高嶺のSubは擬態する

陸堂那岐、sp会社、26
御厨暁、学生、20

レビュー投稿数16

なにこの多幸感。全部が"Good story "

今でこそDomSub作品を読むようになりましたが、少し前まで苦手な設定でした。評価が高いのは知っていて、気にはなるけど手が出なかったんですよね。
BLとDomSub設定は深い結びつきがあり、今やかなりのシェア率。読まず嫌いしていた私も、今では積極的に読むようになりました。

中でもこの作品は私の大好きDomSub作品の中でトップ3に入るお気に入りになりました!
発売から1年後に読むことになって、もっと早くに読んでおけばと悔しい思いです。
痛くて苦しいテイストが多いイメージだったDomSub作品を、こんなに幸せな高みにまで押し上げたストーリーはそうそうお目にかかりません。今でこそ心温まるDomSubも増えましたが、この作品は幸せの高揚感だけじゃなく、スッキリと気持ちよく終わる後味の良さが爽快です。
2人だけがハッピーじゃなくて、外堀もまるっとひっくるめて最高の締めくくりになっているのが、もう最高最高最高!!


私はDomがSubをコマンドで加虐するシーンが苦手です。でもこの作品のプレイ中のコマンドはDomが優位に立つためのコマンドじゃなく、 Subのため…キョウに奉仕するためのコマンドになっているのが素敵だと思いました。どっちが従属の立場なんだかって話なんですよ。めちゃくちゃ甘くて優しい…。

プレイ中は強引よりなのもあるけど、嫌な強引じゃなくて、それこそプレイの一環でキョウの気持ちを満たすためのもの。とろけるようなプレイが、こう…首筋を撫でられているみたいにゾクゾクっとしました。


DomとSubにランクがある設定も面白かったです。このマウント性がストーリーに深みをもたらしています。ランクに奢る奴もいれば、ランクに劣等感を抱く者もいる。色んな人間模様が渦巻いていたのも、この作品にハマった理由の1つです。
クリスマスプレゼントの話もそうだし、家族の話も、職場体験の話も全部良かった。どのエピソードも愛がいっぱいです^ ^


最高のDomSubに出会えて良かった!

3

1,400円の価値ある

 今まで読んだDom/Subユニバース作品の中で、ちゃんとdomsubの要素が活かされてると思った。ダントツで好き。
 DomとSubにランクがあるのも面白い。

 前半受け視点、後半攻め視点。
 キョウは、ツンデレやカワイイ系受けじゃないのが読みやすくて評価高い。
 ナギも誠実で不安感がない。
 ハラハラドキドキ要素もあるから飽きない。

 最初のページに絵付きで登場人物紹介があるから、挿絵がまだ出てなくても光景を想像しやすい。
 出てくるキャラ、カップルがみんな男同士で成立してるから安心して読める。
 私みたいな地雷原読者のために。後半、父親がナギに見合いを持ってくるけどご安心を。見合い相手は男で、そのうえ美味しいシチュです。
 理想の世界観です。胸がいっぱいになりました。

2

話題作ですが

BLアワードにランクインしていらっしゃったり、よく話題になっているのを見かけるので気になっていました。
dom/subについて詳しく書かれていて、どのような設定であるのかとてもよくわかり、読みやすいです。
ドムサブが気になっているけどどうしようかなと思っている時に、こちらを読むと自分に合う合わないが判断できるのではないでしょうか。
私はプレイの際のコマンドというのが煩わしく感じてしまい、後半は読まずに閉じました。好きな人にはたまらないんだろうなぁと思います。
それと、どうしてもsubの設定上、精神病を患っている人にしか見えなくて萌えなかったです。ごめんなさい!
あと一つモヤモヤしているのですが、小説内でわりとチョロく格下のdomにびびってましたが、ランクの意味が薄れてしまっているのではないかなぁと感じました。
従う側のsubに最上位とつけるのも矛盾を感じます。逆にdomを従わせちゃうくらいの能力があるなら「なるほど」と思いますが。

1

Dom/Subの関係が面白い!

初読み作家様です。BLアワードで見て気になって購入しました。

変わり者のDomナギと、Subらしくない強気な見た目をしているSubキョウ。穏やかな青年という印象の社会人ナギと、ヤンチャな見た目の大学生キョウという、全く違う印象の2人が惹かれ合う様子が良かった!
プレイも無理のあるようなプレイじゃなくて、色気のある感じで素敵でした。私生活でもお互いの存在が影響し合っているのがよくわかって、Subだけが守られている関係性じゃないのも素敵。
DomにもSubにもランクがあるというのも面白い。2人の周りの人達も魅力的な人達がたくさん登場します。

お高めの本ですが、それ以上に満足しました!気になった方にはぜひ読んでほしい本です。

3

初心者にも読みやすかった

ドムサブ小説は初めてでしたが、とても読みやすかったです。
ドムのナギもサブのキョウも好感度高し。
特に後半のナギが最高に良かった!

前半の大きな流れは王道。
といっても、それぞれがドムサブならではのエピソードになってます。
分かりやすく書かれてるので、設定の勉強になる感じでした。
ナギはとにかくあまあま溺愛ドムで安心感半端なかったです。

攻め視点に変わってからは一気に面白くなってきました。
いかにして相手に救われたかが語られて、めちゃくちゃ萌えます。
ムナクソ展開もありましたが一応すっきり。
ナギの溺愛っぷりも増し増しでほっこりです。

後半にいくにつれ一視点で相手の気持ちも分かるように描写されてましたが、
最初の方は視点主しか見えなくて、
もう少し受け視点からでも攻めの気持ちが見えると良かったなあと思いました。

1

プレイの臨場感がリアル(自分比)

評価の高さにつられて読んでみました。
まだ自分がドムサブが受け入れられるかわかってなくて、何作か読んだけど…。

プレイで心も体も満たされるところはとても良かったです。
キョウがドムはこういうもんだって思ってるのと、ナギは違っててそこにキョウが戸惑ったり好意を持ったり。
大切にされて甘やかされて。

ここで自分の苦手要素が…。
跪け、脱げなどの命令がどうにもダメみたいです。命令という形なのと、跪けとか脱げとか場合によっては屈辱的なのがひっかかり。
サブはその命令で喜んでるとわかっててもどうしても…。

せっかくの首輪、やっと合意のエッチでワクワクしてました。だけどナギの「舐めて」で、あ〜無理となりました。
どうしても攻めからの舐めてとか咥えてとかが苦手なんです。

キョウは初めてなのに。キョウが奉仕したがっても初めてはナギに大切に甘やかされるエッチをしてほしかったです。

うーん、やっぱりドムサブは自分には合わないのかも。プレイの命令で性的な言葉があるけど。エッチは好きだからするのかプレイなのか?ここの線引きがよくわかりません。
まあBLだから好き同士でエッチするんだろうけど。

2

dom/subの気持ち良さが伝わる

ビーボーイゴールドで連載している鳥丸太郎先生が作画を担当している方から入り、続きが気になりすぎて小説を購入しました!!普段読んでいる漫画のdom/subでは読んだことがなかったランク有りのお話し。キョウがグレアやコマンドを受けるときの気持ちよさとそれを与えるナギの気持ち良さがすごく伝わって来て世界観に没入してしまいました。円陣先生の作画も素晴らしくてキラキラしていてもっとイラスト見たい!と思いました(ฅ`ω´ฅ)

2

路傍のDom様と高嶺のSub様

路傍のDom様と高嶺のSub様という美味しいカップルです。

Dom/Subの萌えるところの一つに(人によっては萎えるところ)ってランクがあるかなって思うんですが、Dom様であるナギのランクが低くてSub様であるキョウのランクが高いという。美味しい〜!

しかしキョウはナギのグレアにすごく弱い!萌えてしまうではないですかそんなの〜!
ナギさんはとても優しくて気遣い溢れる紳士でもあり、一方キョウくんは可愛くて強気で優しい…!

ナギが辛そうだからとセーフワードを使ったりもするんですよこんなの萌えですよはいっ

いつまででもこの2人を見ていたい…
という萌えx2カップルでした!


2

Dom/Sub好きなら是非~

Dom/Subが好きなのと、表紙の絵が綺麗だったので購入しました。
心理描写も自然で丁寧だし、プレイシーンも多いし、ラブ度も高くて可愛い作品だったので大満足です。

ストーリー序盤では淡白で冷めた感じの受けですが、攻めとの初回のプレイを経験したあとは徐々に年相応な顔を見せるようになっていきます。
ドライだったダイナミクスに対する価値観が軟化していったり、プレイが始まるとスイッチ入ってデロ甘に溶けちゃったり、攻めと出会ったことにより変化していく受けの気持ちや態度のギャップが可愛いです。

中盤までは最初にネットで名乗ったチャットネームだけでお話が進んでいき、二人は本名を知らないままパートナーになります。
たとえ本名を知らなくても、肩書きや素性なんて気にならなくなるくらい「DomとSubとして強く惹かれ合っている」ということが描かれているのも良かったです。
そしてストーリーの後半では「それまで二人の本名が語られなかった理由」が徐々に明らかになり、それに絡めて二人の関係性もより深まっていきます。
前半を読んでいる間は少しタイトルに違和感があったんですが、後半を読んだらタイトルの意味が分かりました。

DomとSubに細かくランクがあったりちょっとオリジナル設定っぽい要素もありますが、ざっくりDom/Subのベースが分かっていれば特に違和感はなく読めると思います。
堅苦しくないライトな文体なので、普段小説をあまり読まない人にもオススメです。

5

電子待ってました!!

電子書籍になるのを待ってました!
即購入・即読了。

こちらの本は、

「高嶺のSubは擬態する」
「初めてのクリスマス」
「路傍のDomは恋慕する」
「職場訪問」(書き下ろし)

の4つに分かれているのですが
「路傍のDomは恋慕する」までが本編で間違いないです。
このお話だけ攻めのDom視点なんですが、
私の好きなやつでした・・・もっと攻め視点が読みたい。

挿絵も世界観とあってて素晴らしかったです!
しかもたくさん有って目が幸せになりました・・・!

あと書き下ろしに出てくる獅鷹がどストライクだったので
彼の番外編がほしいです。よろしくお願いします。

5

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