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瞞
  • 電子単話
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%
著者
長船 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーオーティー
レーベル
picn comics
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

商家の若旦那である一之宮は付き合いで顔を出した延年会で舞を披露した青年・狛鵺に目を奪われる。
仲間のお節介で一夜を共にする二人だが、夜伽がはじめての狛鵺は、一之宮の手慣れた振る舞いに舞い上がってしまう。
刹那のひと時は二人の運命を変えていきーー。
そこかの時代の恋物語がここに幕を開ける。


瞞 -ばん-(1) 33ページ
瞞 -ばん-(2) 36ページ
瞞 -ばん-(3) 33ページ
瞞 -ばん-(4) 33ページ
瞞 -ばん-(5) 28ページ
瞞 -ばん-(6) 49ページ
瞞 -ばん-(7) 42ページ

表題作

一之宮 磐吉,酒屋の若旦那
狛鵺 浜路, 能楽師見習い

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数1

小説のような作品

誰かが「日本では良いとされる小説は、終わり方が読者にその話の続きを考えさせる作品」と言われていましたが、長船先生の「瞞」はそんな作品だと思います。キャラクターのその後や、心の動きをいろいろ考えてしまいました。長編小説でなく、質の良い中編小説を読み終わったような読後感でした。ドラマティックなプロットを盛り上げる美しい絵。漫画や、ラノベでは殆ど見ることのないセッティング。とても個性的で惹きつけられます。明治時代でしょうか?永井荷風の「すみだ川」を思い出しました。作者様の作家性がよく現れた、芸術的な作品だと思います。作品は伝統芸能、延年会から始まっています。作者様の教養の深さが伺えます。BL、もしくは漫画の「質」の向上に一役買った作品、と言ってもいいのではないでしょうか。人間の理性では割り切れない部分が、美しく、悲劇的に描かれています。長船先生の次回作を心待ちにしております!(ひとつ、難を言わせて頂けば、コマ割りをもっと大胆にしてもいいのでは?大塚英志先生の漫画の映画的手法についての説明を読んでいるとそんな気が致します。)

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