その眼差しに、唇に、吐息に、心に、──貴方にふれたい。

ピンクハートジャム 上

pink heart jam

ピンクハートジャム 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神465
  • 萌×290
  • 萌37
  • 中立16
  • しゅみじゃない8

153

レビュー数
58
得点
2812
評価数
616
平均
4.6 / 5
神率
75.5%
著者
しっけ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス メロキス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784834265125

あらすじ

大学で重音研究部に入部した新入生の灰賀(はいが)は、そこで印象的な先輩・金江(かなえ)に出会う。

彼の圧巻のギター演奏に魅了された灰賀だったが、金江と話すチャンスをなかなか掴めないでいた。

そんなある日、重研部の飲み会に参加した灰賀は先輩の提案でゲイ向けの箱ヘルを体験することになる。

自分のセクシャリティに悩んでいた灰賀がその箱ヘルで対面したのは、憧れていたあの金江で──!?



ひたむきで心優しい朗らか男子×クールビューティーな男前先輩が、ゆっくり丁寧に時間を重ねていくハートフルラブストーリー。

表題作ピンクハートジャム 上

灰賀優希,大学1年生,18歳
金江凉,大学4年生で、「リョウ」という源氏名でハコヘルでバイトする青年

レビュー投稿数58

しっけ先生の最高傑作(1位タイ)かもしれない

ピンクハートジャムbeat1発売前日ですね!
ここに戻ってきました。
タイトルにも書きましたがしっけ先生の最高傑作(他作品は同列1位ということで)かもしれません。新刊発売ということで気になっている方は是非!今のうちにお買い求めを。(あ、各種復刻書店特典もありそうなので見逃さないでね!)

さて、上下巻ですが、参考にレビューを見にきている方もいらっしゃると思いますので上巻に書き込み失礼いたします。
というわけで古の注意事項を。

※上下巻のネタバレを含みます。
※書き込んでいる人先生の他既刊も読んでいます。直接的には話題に出しませんが、しっけ先生の作風とかを語る時に被弾するかもしれないので注意してくださいね!多分大丈夫だけど!
※ダメな方はブラウザバーーック


それでは。
ジャムセッション。その場その場でフィーリングで展開するセッションのこと。
言葉の意味を知ったのは朝の爽やかな空気の中で歌う灰賀の元にやってきてギターを合わせる金江のシーン。
きっとピンクハートジャムのジャムはジャムセッションのこと。読む前はいちごジャムのジャムかと思って、可愛い名前だなと思っていました。違いました。ともかくここで多分初めてタイトルの「ジャム」が回収されたのはしびれました。

しっけ先生の漫画はとにかく空気感がすごいと思っています。新入生のわちゃわちゃした賑やかな青春の雰囲気。歓楽街の薄暗くてビビットな雰囲気。朝の爽やかな空気。
その空気の中の全てに灰賀と金江がいて、場所が違って雰囲気が違って、しかしどれも二人の日常。全編通して同じ空気の中進むわけではなく、場所がうつりかわりながらゆっくり前に進んでいく。絶妙なリアリティがすごいのです。さっきから全くカプの話をしていないのにレビューが書けています。私は本当に今商業BLのレビューを書いているのでしょうか……?

もちろん背景描写だけではございません。灰賀も金江も手探りの恋なのです。この人が大好きだーー!!と一目惚れで突っ込んでいけるなら楽でしたが現実はそうもいかず。そもそも自分は女性が好きなのか男性が好きなのか?この感情は恋なのか?そんな心の揺れ動きもしっかり描かれます。それが!この作品を最高傑作と称した所以……!!

それにしても、憧れのダウナー系美人先輩が男性向け風俗店で働いていた!?からはじまるこんなしっとりスローな青春恋愛物語があってたまるか。あったわ。ありがとう世界。ありがとうしっけ先生。

大丈夫です。しっかり満足度の高いBL要素もございます。青春、恋愛、男子大学生同士のちょっと淫らな欲求。エロもしっかり大満足。ありがとうしっけ先生……。


というわけで!
そんな二人のその後のお話、ピンクジャムハートbeat1!2024年3月25日(月)発売です!(※回し者ではございません)
皆様各書店特典のチェックはお済みですか!?みんな大好きIFパロディ!スマホに入るサイズのチェキ!大丈夫!?チェックした!?!?
そしてピンクハートジャム以外の先生の既刊(復刻書店特典チェックした?)も当日は書店に並ぶことでしょう!皆様!!こぞってお買い求めください!

新刊発売おめでとうございます!!

1

すっごい

いい‥めっちゃよかったです。
ダウナー系なのかなーと思ってちょっと元気なときに読もうと思ってのらりくらりしてたんですが、
この攻めっ、灰賀くん!スーパーいい子‥!

セクシャリティ不安定大学生灰賀くんが恋していく過程、でも二丁目風俗絡んでる!のになんかさわやか!!
いや控えめに言って最高とはこのことです。

ダウナー系だとおもっていた受けの先輩、アーティスティックなところはありますがほだされですねこれは。あんなかわいいワンコに尻尾ブンブンされてますので、ほだされて当然ですね。
それでいて灰賀くんに告白されたいって‥!!乙女か!!

ちゃんと告白があるのはいいですよね。
ないがしろになってしまいがちですが、ワンコくんはちゃんと告白する子でしてた。
そしてただのワンコじゃない。
感じが良くてほどよく鈍感、でも嫌味がなくてまっすぐ。気持ちの良い若者って感じでした。

いやこんな気持ちが晴れやかになる作品ならもっと早く読めばよかったです。
あー‥幸せってこういうことですよね。。。

1

本当に神作

ありがとうございますㅠㅠ
尊い!!!!

0

変人だけど。

上下巻セットでの購入(なんか1冊になった特別版があった)。

設定がちょっと独特。
大学の音楽サークルが舞台。みなバンドを組んでいるのですが、適宜イベントもあり、ライブや旅行など色々な舞台でお話が進みます。

しかし最初の出だしがなかなか強烈です。
新入部員の灰賀。見かけた先輩、金江のことが気になっています。すごく綺麗で、ギターがめちゃめちゃ上手くて。

ある日新歓コンパに行くと、新入生への”プレゼント”としてお金を渡され、これでHなお店に行きなさいと。。
まあ、お話を動かすためとはいえ、学生のこういう行動はあんまり気持ちのいいものではありませんね。
行くフリをして帰ろうと思った灰賀ですが、やっぱり行くことに。そこで何と接客に現れたのが金江先輩というきっかけなのでした。

(レビューは下巻へ)

0

せいしゅん!

すんごい人気あるんだな〜…って対岸から眺めていたのですが、やっと読みました。おっされーー!な青春のもだきゅんですよね!内容はと〜てもわかりやすく青春(2回め)だと思いました。

んでね…そんなに複雑さがないのに、表紙(装丁)とタイトルから内容がぜんっぜん想像できなかったんですよね。さらに読んでみて、「なんでこのタイトルでこの表紙(装丁)なの…?」っていうモヤモヤが解消しきれなかったので、トータルの印象がちぐはぐなままっていう不思議w

んでもってね、、最初にスケベったときに「あ、こっちが攻めか!」っていう意外性。(きっと作品の個性を最初に掴めてないからこうなるんだろうな…)いや、いいんす。この受けパイセンのビジュアル、とても素敵です。美人好きですもん。ただ、バンドやってて箱ヘルバイトして大学生っていう彼の個性も掴みきれなかったんですよね…。

攻め→受けへの感情も、バンドやってる攻めがかっこいい素敵!音楽を通じて気持ちも通じ合っちゃう…くらいが好みだな〜って思っちゃいました。箱ヘル設定って必要?(必要なんですよね!)って5回くらい考えてしまったのも、”めちゃくちゃ好き!”ってところまで気持ちを持っていけなかった敗因です…。

”続編”を勝手に”スピンオフ”って脳内誤変換してて、「あ、あの箱ヘルのパイセンと受付のひとかな♪」って期待しちゃったのって私だけでしょうか…?
ちなみに、下巻のほうが好きでした。

1

ヘタレ大学一年生✕ゲイ大学四年生

新歓ライブでの演奏をキッカケに金江に興味を持ち始める灰賀が箱ヘルでキャストをしている金江に出会います。
灰賀はバイトをしてお店に通うようになり、サークルの合宿をキッカケにお互いに自分の気持ちに気付くまでが上巻のストーリーです。

灰賀のことを狙う女性や灰賀に片想いする女性が出てきます。特に片想いしてる女性と灰賀を二人きりにさせようと周りが画策する描写がありますので、苦手な方はご注意下さい。

DMMは白抜き修正でした。
箱ヘルなので金江が灰賀を手や口を使って抜いてあげる描写が多いです。
今巻は素股止まりでした。

1

もっと良くなるのに…!!!!!!!!!!

しっけ先生、大ファンです。こちらもリアルタイムで1話目配信の扉絵を見た時から、絶対に単行本を買うぞ、と心に決めておりました。
それくらい華のある、魅力的なキャラを描かれる先生です。
それだけに、だからこそ、今作は勿体無いと思うところがいくつもありました。
大きくまとめると3点、

①キャラの心情や行動理由を、セリフやモノローグで説明しすぎている
②音楽モノなのか、風俗モノなのかどっちつかずな印象。
③リアリティに欠けた人間達。

①はそのままです。本来、絵で見せるところや、表情で感じ取れるはずのところまで懇切丁寧に文章で説明されており、テンポを悪くしています。わかりやすいという意見もあるとは思うのですが、正直読み手を舐めすぎor信頼してないのかな?と思ってしまいます。

②は主人公達の人となりを構成するのに必要だったのかもしれませんが、音楽も風俗もどちらも中途半端で、読んでいて両方、ないしは片方にすらピントがしっかりと合わさる瞬間がなく、見どころが散らばっている印象です。

音楽青春モノならば、もう少し二人がサークルに参加して音楽を頑張る描写を増やせば、最後の卒業ライブの涙の良さもアップしたのではないでしょうか。
現状、この二人は大学のライブというステージにこんな思い入れあったのか…?と思ってしまいました。この二人は卒業しても関係は続いているので。

風俗セクシャルマイノリティ寄り添いモノならば、金江先輩の楽しいと言っているくらいなのだから(地雷の方も多いかもですが(私も地雷です))他の客との接客風景、そこでのプロ意識、先輩のマキさんに説教をするくらいのサービス、を見せるべきだったのではないでしょうか。
また、灰賀くんは先輩の見た目が女っぽいから好きになったのか、それとも先輩と話してみて性別に関係なく見た目だけでなく惹かれる部分がどこにあったのか、などをもう少し教えてほしかった。

とにかく「箱ヘル」「大学サークル」「青春バンド」これらの要素だけ、取って付けた感が否めません。
せっかく上下巻とあるのだからどちらもちゃんとやるか、どちらかに絞ってほしかった。

(反対に灰賀くんに恋をする女性キャラ2人?くらい顔が出てましたけど、下処理も後処理も雑でした。このくらいの触れ方なら女先輩のほうはもう顔も曖昧なモブにしてもよかったのでは、と思います。)

③はまず、新歓の罰ゲームで風俗に行かせる先輩達(しかも同性愛者用だと知ってて「罰」とするあたり)にまずドン引き。
何も思わない周りの人間達も灰賀くんも理解不能。(モブ同級生女子も気になるところそこかーい!って突っ込んだ。普通の女性が接客する風俗なら行かせるのか?)
灰賀くんが高校生のときから家で料理担当していたというのも現実味がない。
ギター激うまなのに音楽を特に愛している描写がない金江先輩。同じ大学の生徒達が飲み会に使うような街で風俗してるのも意味不明。というか彼氏を風俗で探すのがまず???
学校で頑張れば会えるのにわざわざ風俗に行くのも、そのために無理してまでバイトに行く攻も、それを止めない受も謎、、、すみません、気になるところをあげ出したらキリがなくなってきました。。。この辺はもう私個人が勝手に気になってる領域だと思いますので忘れてください。。。

正直色んなところが気になりすぎて、せっかくの素晴らしいエッチシーンも萌えきれませんでした。
エッチシーン、とにかく画力やキャラデザは素晴らしいです。
卒業式の先輩のスーツ姿だけでも特殊装丁版ぶんの値段を出した価値があります。

今どきの若者が醸し出す空気、独特な間なんかを描かせたらしっけ先生の右に出る作家さんはいないとすら思っております。
だからこそ!!!勿体ない…!!!!!!!!!!!!

私も普段BL漫画は絵柄が好きでエッチがあるなら、多少の設定の矛盾なんてどうでもいい!そんなことよりも最高に萌える!というのが大好きですし、そういった作品も沢山あります。
それもBL漫画にしかない楽しみ方だと思っております。
でもちょっと今回は、その勢いで読みきるには長すぎて、入りも納得がいかないまま、途中で我に返ってしまいました。

別に平坦でもいいんです。無理に困難が訪れるようなストーリーでなくてもいいんです。あとほんの少しだけ、お話の中心に太い軸となる”伝えたい萌え”それを引き立てる無理のない設定、共感できるキャラ、セリフと絵のバランス、各話毎に多少のメリハリがあれば、今よりも100000倍は面白くなる漫画だと思ったので、悔しくて、レビューに描いてみました。

しっけ先生ほどの人気作家さんになってしまうと、編集さんは遠慮して何も口出しできなくなってしまうんでしょうか?それとももう、しっけ先生の名前だけで売れるのだから、本の内容は二の次でグッズとコラボイベントだけ展開できればいいのでしょうか?

いちBLファンとして、何よりもしっけ先生のファンとして、もう少し真摯に作品に向き合っていただきたいです。

10

確実にキャラが深堀されていく上巻

しっけ先生の既読作は「セックスドロップ」だけだったので、先生の作品はライトポップなストーリーが多いのかなと勝手に思っていたのですが、裏切られました。何だこの作品……!芯と説得力のあるストーリーで読後感も非常に良い!

重すぎない程度にセクシャリティの話が入っててかつくっつくまでのモダモダあり……なんと言っても灰賀くんと金江さんの心理の変遷が上手に書かれている!
わたくし説明的すぎるのは嫌いなくせに、読者の察し能力が要るやつは展開追うので精一杯、物語を堪能するには初見じゃまず無理という(暗喩的に告白してて登場人物たちはちゃんと告白もその返事も遠回しな表現でちゃんとやってんのに私は一発じゃそれを読み取れない)性質なのですが、これは説明的すぎず
暗喩すぎず、物語がちゃんと追えて楽しかったです。

また、登場人物がどなたも魅力的なのもイイ!
灰賀くんも金江さんもギャップすごいな!!!!(褒めてる)
上巻は特に灰賀くん、ただのおっとりわんこかと思いきや、根が良くて誠実なしっかり者の感じにわたくし心酔しておりましたわ……
色素薄いキャラがしっかり者とか攻めとか、わたしのストラクソーンなんですよね……完成してないスパダリとか
灰賀くんの"若さ"も相まっていいゾーンにいますよ、、、

金江さんが風俗バイトなのはなかなかびっくりですが、私のものさしじゃ測れないけど価値を感じてバイトに従事してて良い!芯のある男性だなと思いました。惹かれるのもわかるぜ灰賀くん……

駆け引きしつつ感情に振り回される灰賀くん、頑張ってくれ!

3

サラっと読める甘BL

しっけ先生の絵柄が大好きでそれでもって優しいわんこ歳下攻めとクールビューティー受けという私の大好物なカップリングだったのですぐ高評価でした。
設定や女の子も出てくるのでシリアスだったりするのかなと思いきや2人の恋の発展に説得力が増すしさらっと読めてしんどくならない程度だったのも良かったです。

0

金江先輩が史上最も可愛い。

金江先輩が終始とにかく可愛い。胸が痛くなるほど可愛い。気持ち自覚するあたりの金江先輩マジ可愛い!!!居酒屋のシーンありがとうございます!!!

大学生の話ですが、The青春って感じの青い空を駆け抜ける話じゃなくて(表紙で分かるかもしれませんが)、少しずつ穴を埋めていくような二人の関係、気持ちの変化にジワジワと引き込まれて、読み終わった時には表情筋が筋肉痛に(笑)

主人公二人以外の登場人物もそれぞれがとても個性的で、全体を通してとてもお洒落。上下巻なので満足感もあり、とても楽しく読むことができました!

3

金江さんのお洒落さが最高♡

しっけ先生の作品はどれも大好きなのですがこの作品は、金江さんがめちゃくちゃにオシャレでその服どこで買ってますか?って聞きたい。。。卒業式の3人は、カッコ良すぎてもっと本編に絡んで欲しいくらい好きでした。本編は、先輩後輩年下わんこ攻めカップルで受けの金江さんがなんともクール美人でえろくてとにかく最高です!!!

2

バンドの描写がかっこいい

自分もエレキギターが趣味なのですが、演奏シーンがとてもかっこよく、ギターをやっている身からしても全く違和感のない演奏シーンになっていました。私の今年一番の萌え作品です。本当に尊い。

1

めちゃいい

しっけ先生大好きなので特装版を買い、やっぱりとても良かった♡2人の服装もかっこいいのでじっくり見た方がより楽しめると思います!!まだ気になってる状態の人は絶対に買った方がいと思います!!

2

ゆっくり距離が縮まるあまあまBL

不屈のゾノが良かったので、作者さん買いしました。

出会いは箱ヘルなのにゆっくりと時間をかけて距離が縮まってく攻め視点のあまあまBLで面白かったです。灰賀が健気で金江に一心不乱でワンコな感じがしてかわいかったです。金江が普段クールなのにしっかり嫉妬するギャップが萌えすぎました。

1

感情の名前は

ずっと気になっていた作品、やっと読めました。
憧れの先輩である金江に抱くこの感情は何なのか?灰賀自身もまだはっきりとはわかっていないモノ。それを両方の目線で見ることができたのが面白かったです。

風俗での出会いで距離が近付いたふたりですがキッカケはそこではなくて、大学でひと目見た時から灰賀は金江に心を奪われていたのでしょうね。
セクシャリティに悩んでいたことももちろん影響したと思いますが、それこそ灰賀が自覚していないところで恋は始まっていたのかなと思いました。
女の子がちょいちょい絡んでくるのが結構苦しかったけれど、彼女はこれからどうなるのだろう…それも気になりました。

金江が灰賀のことをどう思っているのかというのはまだハッキリと明確にはなっていないけれど。一緒にいて心が緩む時点で同じ気持ちだったらいいのになと思いました。

このまま何事もなくハッピーエンドになるのだろうか…
ふたりの関係が下巻でどう変化していくのか?楽しみに読みたいと思います!

3

丁寧に描かれた作品

心情から何から、とても丁寧に互いの変化を描いていってくれた作品だなと思います。初めは身体の関係だけだった二人が心を通わせて……というのはありきたりな展開であるとは思うのですが、それをただのありきたりなもので終わらせない工夫ある展開な細かな心の動きなど、細部まで本当に丁寧に大事に作られた物語であることが読んでいて感じられて、とても良い読書経験になりました。特に終盤の展開の流れには、展開としては緩やかながらもめまぐるしく心が奮わされました。

3

キレイな先輩は好きですか?

これは可愛い!思ってたのと違った。いい意味で裏切られた。受けが風俗でバイトってことでお金の為に嫌々…って感じかと思ったら、良い出会いを求めてっていう前向きな理由でした。明るい風俗もの。リアルだと病気とか恐いし不特定多数とは本番無しでもやめた方がいいと思うけど、まあマンガだしね。

当初の予想とは違い音楽サークルも楽しむ青春キャンバスストーリーでした。コロナ禍でこういうキラキラ学生生活を送れなかった学生さんが最近は多いんだろうな、としんみり考えました。

ミステリアス美人の先輩・金江さんに萌えました。あのファッションが似合ってて可愛すぎる。あと卒業式のスーツも素敵でした。あんな綺麗な先輩が身近にいた学生時代って楽しそうだな。

攻めの灰賀も年下だけど、男気と誠意のある男で魅力的でした。先輩に会うために一生懸命バイトしてたけど客観的に見ると風俗に行くためというのがギャップがあって笑える。卒業後のラブラブも少し描かれてて嬉しい。

素敵な大学1年生×大学4年生のカップルものでした。

7

ぜっっっったい読みましょう♥️

何が良いって金江さんが本当にカッコいい~~✨
惚れ惚れしちゃう/////
もちろん灰賀くんもカッコいい!いや…かあいいですね(*´ー`*)しかも素直で良い子、本当に良い子…
金江さんへの大好きって気持ちが本当に純粋に伝わってくるのです
この2人はこれから先もずっと見守っていきたい~~\(^o^)/

6

上下セットで

しっけ先生の既刊で1番好きです!!
上巻表紙の金江先輩のビジュアルというか主に髪があまり好みをついてこなかったのですが…いや、読後も変わらずあの髪は好みじゃないけど、それを凌駕する萌えがありました!

多くのハマらなかった人が指摘している金江先輩はなぜ箱ヘルで働いているのか問題は正直私もさっぱり…
故に序盤はあまり心踊らなかったものの、学生らしさが出てきた合宿〜下巻でグッと。

表紙の雰囲気よりもっと青春大学生モノっぽい裏表紙の方が作品の内容に合っている気がします。ただ、しっけ先生の描く人物はこの作品に限らずみんなうっすらダウナー系で、すっごい爽やかな青春なのかというとそうでもない。部長明るく見えて箱ヘルきっかけのソレやっちゃう人だしまぁまぁアレ。

8

しっけ先生の最高傑作!

しっけ先生の作品はすべて読んでいますが、この作品は間違いなくしっけ先生の最高傑作だと思います。
キャラクターのビジュアルの美しさも各単話のカラー扉絵の美しさも素晴らしかったです。

風俗で出会って身体からはじまるふたりでしたが、金江さんのピュアさのギャップ萌えも、灰賀くんのワンコっぽい一直線な所もよかったです。純愛サイコーです。
やはり上下巻でふたりの気持ちが丁寧に描かれていて、ふたりの気持ちがどんどん溢れていくのを読むのはとてもワクワクしました。

相手が好きだとハッキリ自覚したのに振られたくなくて告白できない灰賀くんと、相手が自分を好きだとのわかるのに告白されたい金江さん。
特に金江さんの見た目も音楽も尖っていそうなのに、乙女みたいに可愛すぎます!!


傷心の亜美ちゃんをさらりとお持ち帰りする小田さん。その様子を温かく見守る名前のわからないメンバーたち。面倒見のいい林田さんにお調子者の上田部長やバンドメンバーの山内さん。
サークルのメンバーもいいキャラばかりで、ひとりひとりにちゃんと個性があるのも読みやすさのポイントだと思います。

特に林田さんはいいキャラでした!!
年末の飲み会で金江さんの話を真面目に聞いて背中を押してくれたり、灰賀くんのことを思いやってフォローしてくれたり…。きっと素敵な彼氏なんだろうなぁと彼女が羨ましです!!
もし、続編があるのならもっと活躍してほしいと思っています。

そして、箱ヘルのマキさんと橘さんのお話もスピンオフで読んでみたいと願っています!!

11

ゆっくり丁寧がいい

上下巻読んでの感想です
しっけ先生の本は2作品読んだことがあったのですが、絵柄もストーリーも好きなのにどちらも展開が駆け足で物足りなさを感じていました。ですが、この作品は上下巻になっているのでそのストレスがありません。あらすじにある通りゆっくり丁寧に作られています。劇的なドラマ性はありませんが、穏やかな青春も感じられて個人的に癒し寄りの作品です(それなりにえっちですけど)

ストーリーに直接関係ないですが、灰賀(攻)が仲間に1000円返すシーンがあって「こいついい子!攻めがいい子なら信頼できる」という謎の安心感がありました。
実際本当にいい子で、ワンコ攻が得意でない私は灰賀の性格で読めた部分もあります。

受けの金江は見た目に反してけっこう乙女思考なのがかわいいです。女子部員に無意識に嫉妬してるところとか、下巻で脇役に恋愛相談しているところはキュンどころかギュンッッ!ってなります。

あざとい女の子キャラがいますので、そういうのが苦手な方は気をつけてください。
(私はそういうキャラにリアルを感じられて作品として好印象でした)

11

じれったい

しっけ先生、上下巻作品ということですごく期待していたんですが、ちょっと拍子抜けだったかなー。
決して面白くないわけじゃないんだけど、受け攻めどちらのキャラにも魅力を感じなかったんですよね。
金江は最初ミステリアスクールビューティーな感じで好きだったけど、箱ヘルでバイトしてる理由が???で、そこから魅力感じなくなってしまった。「好きな人としか本番したくない」ってオトメな感情持ってるわりに、行き着く先が箱ヘルバイトってわけわかんなかったですね。あとノンケ男ばかり好きになる理由も、作家さんが目指してるキャラ設定これで合ってるのかな?と。
灰賀は田舎出の好青年なんだけど、ほんとそれだけだった。あれだけモノローグ多用しているのに金江のことを「憧れる」のも「好きになる」のもきっかけがぼんやりしすぎてて、いつから憧れてたの?どこで好きになったの?結局箱ヘル体験きっかけなの?みたいな感じで共感できる部分が少なかったです。
あとは、やはりモノローグ多すぎて受け攻め両方のその時々の気持ちがわかりすぎてしまうので、展開を想像する面白味に欠けただただ焦れったくて…ちょっと流し読み気味でした。
ただ合宿のエピソードは良かったですね。
金江の嫉妬が垣間見られて、気持ちが大きく動くきっかけになったし。それにしても金江が「俺これから一人でするけど、どうする?」はちょっと唐突すぎだなーw
あとやはりしっけ先生は絡みのシーンの描写がとても好みなので、体位とかいいわ〜と思って見てました。なので白抜き修正が非常に残念!!これは興醒めですね。メロキスさん以前はそこまで修正キツくなかったように思うけど…。

17

金江さまのお洋服が素敵…♡

他の皆様がおっしゃるようにストーリーも絵もとても素敵です。
登場するどのキャラクターも愛おしいです!
灰賀くんの一途なわんこも、金江さまのクールと思いきやデレなところも糖度高めで微笑ましいです。

そしてなんと言ってもファッションが…!!
灰賀くんのラフめなファッションも本人にとても良くお似合いですし、特に金江さまのファッションが個人的にものすごくツボで毎回素敵すぎます♡
上・下巻といわず、この可愛いカップルの日常をずっと見てたい…!!と思う作品です。

7

楽しみにしてました

作家買いです。
表紙の雰囲気からしてもっとダークなのかと思ったら案外爽やか…な印象でした。
夜のお話し中心かと思いきや大学生ライフが多めだったからそう思ったのかもしれません。
展開はじっくり、ゆっくり進むので読み応えありました。

灰賀くん割と最初から金江さんに対する憧れの域を超えてるなと思いました。
で、本人気づいてないけどモテてるのがいい。
金江さんサークル女子にしっかりヤキモチ妬いててしっかりと意識しているのかわいかったです。お互いが気づいてないだけで上巻読んだだけでも両想いにみえました。

7

丁寧にすすむ恋

読み終えてしまったー。。。
読後のどっしりとした充足感…満たされました。

麗しの金江さんの視線が印象的なクールな表紙ですが、
内容はピュア寄りな、丁寧で純粋な恋のお話でした。
偶然の出会いから距離感が近づき、じわじわと二人の気持ちが
変わってゆく過程が一つ一つ細やかに描かれていてよかったです。


以下、内容に触れていきます。

大学で重音サークルに入部した新入生の灰賀はサークル内のライブで
4年生の金江のギター演奏に衝撃を受けます。
普段は目を惹く容姿と寡黙さで近寄りがたい独特な雰囲気を漂わせる
金江ですが、演奏技術は圧倒的で灰賀はあっという間に心を奪われて
しまいます。

ある日、サークルの飲み会の罰ゲームでゲイ向けの箱ヘルに向かうと、
接客に出てきたのは憧れの先輩の金江で…。

ライブ以来、金江のことが気になっていた灰賀は自身の性的指向に
迷いがあることを金江に打ち明けます。
意外にも親身に話を聞いてくれ、同時に金江のピュアな恋愛観を知った
灰賀の中で金江への想いが大きくなり、その日から金江のバイト先へ通い、
秘密の逢瀬を重ねるように…。

まさかの風俗設定ありでした!
え~、女王様でクールな金江にヘルスなんて似合わない!と
ちょっぴり引いてしまいましたが、金江が箱ヘルで働く理由が
これまた興味深かったです。
自らの性的指向をゲイと自認している金江ですが、彼には
理想の恋人のタイプというのがあって、その条件を満たす相手と
効率よく出会うために敢えて風俗で働いているという。
エッチなお店で働いているのに動機は真面目で、恋愛観も今時
珍しいくらいに純粋で、恋愛への熱もあって、経験豊富そうな
第一印象からぐぐっと好感度がうなぎ上りでした。

ただ、淡々とはしているものの他の客との接客描写や発言も
わずかばかりあるので、攻め以外との絡みが苦手な方はご注意を。

恋愛観や好きなものにブレがなく、想ったら一途で男前、という点では
既刊『不屈のゾノ』に登場するゾノに通じる部分があるかもしれません。

そして、そんな金江に恋をした灰賀の恋愛観もまたピュアでした。
老若男女問わずのモテっぷりですが、金江以外は脇目もふらず、
一途なワンコなところにとてもキュンときてしまいました。

こんなに慕われればつきまとわれる方も期待しちゃうわけで、
金江への気持ちが憧れか、恋か今はまだわからない、なんて、
素直ゆえの残酷さもありました。
でも、金江から恋愛対象外とフラれたときの反応といい、
傍から見ればどこからどう見ても恋なんですけどね!

ラストではサークル合宿で過ごす金江との時間を通して
灰賀がやっと恋を自覚します。
金江もまた灰賀と部員女子への嫉妬心が垣間見えたり、と気持ちは変化し…。
一歩進んだようで、また一歩戻り、スロウペースな二人の恋の行方が気になります。
下巻へ!

6

絵もストーリーも好き

灰賀くんのわんこなのに可愛すぎないところ、金江さんのクールなのに可愛いところが大好きな作品です。
ご苦労されたとインタビューで書かれていたライブのシーン!ギターを弾く姿がとってもカッコイイです。金江さん、あんなお仕事なのにピュア?(表現難しい)なところも好きで、ほんと出会ってくれてありがと!灰賀くん!!って思ってます。合宿のやり取りもいいし、小冊子や特典など、とってもとっても素晴らしいので手に取れてよかったなぁと心から思ってます!!

6

最高でしかない!

クールな金江さんが、灰賀君への気持ちを自覚した辺りから、どんどん可愛くなるのがたまらなくキュンキュンしました!灰賀君には甘え上手になった金江さんが尊いです。
そして演奏の迫力!!カッコよ過ぎました!ライヴの臨場感、音の重圧が生々しく伝わってきて、一瞬で引き込まれます。
灰賀君と金江さんも勿論素敵なのですが、サブキャラの人達も魅力的です。林田先輩、橘さん、マキさん。皆んな含めて大好きです。
My Best BL確定です!

10

自分的にはピンと来なかった…

電子派ですが、描き下ろし目当てで特装版を買いました。
紙だったら特殊紙とか使ってるみたいなので、そんな点でも楽しめたんだろうなぁ。

大好きな作家さんの作品なのでかなり期待して読んだのですが、特別良い!萌える!という感想が湧かないまま読了してしまいました。

金江が箱ヘルで働き始めて、今も続けてる理由がちょっとよく分からんなぁ…って思うんですよね。
まあそんなのは人の自由っちゃあ自由なんですけどね。
キャラのどちらかに共感できないとハマれないなぁ、と思いました。
灰賀の気持ちのモノローグが多くて気持ちがこちらにダダ漏れてくる割に、その気持ちにも寄り添えなかったかもです。

大きな起伏のないストーリーはいい意味でリアルかもなぁって感じでした。
あと合宿中のエッチシーンが良かったです。
年上受けに指増やしてとか指南されながらするのがイイ…と思いました。

金江の告白されたいから、自分からはしたくない…って可愛いんだけどお陰で焦ったくなり過ぎてるし、ここぞって時に灰賀も紳士だし、凄いお預け感がありました。
焦れもだ好きな姐様に読んでいただきたいです。

個人的にはしっけ先生のしっとりめの作品より、セクドロとかいちかばちかみたいな作品が好きだな。

14

上下巻+特装版

作者さんの既刊は「セックスドロップ」だけ読了。セクドロはキャラが可愛くてえっち!好きな作品だったのと、新刊の宣伝が発売前から凄かったので、そんなに推されてる作品なら…と電子書籍の上下巻+特装版で読みました。

セクシャリティに悩める純朴後輩ワンコ✕個性派美人の箱ヘル先輩
どういうストーリーかキャラか前情報を入れないまま拝読。セクドロを読んでいた事もあり、えっちなものや表紙の雰囲気からディープなものを何となく想像していたのですが、お付き合い前からえっちな行為はあるものの、かなりゆっくりじっくりとした恋愛模様でした。
二人共温度低めで理性的なので、ちょっと淡々した印象も受けます。
個人的にはもっと感情の起伏が分かりやすいキャラやストーリーが好みです。

灰賀くんの、セクシャリティには悩んでいるけど、悲観はしていない性質が今時っぽいかもと新鮮でした。以前に比べてセクシャリティへの理解が深まったり、理解したいという人が増えてる世の中で育った子という感じ。
同じく金江さんも自分のセクシャリティを既に受け入れていて、その上で実直に相手を探している。後輩が店を訪れてもバレた!なんて考えもせず堂々とした振る舞い。脅され展開になどなりもしない物語のスタートが素敵だなと思いました。

上下巻読むこと前提の作品だと思うので上巻だけの感想はちょっと難しいですが…温度の低い二人の熱情が垣間見える展開が上巻ラストにあるので盛り上がって良かったです。

6

神でしかない作品

拙者、未経験攻めがえっちなお兄さんにどハマりする展開大好き侍と申す…。

上巻だけでも神待ったなしの感じがビンビンきてました。
いやいや…金江素直でえっちで可愛すぎない?っていうかローションたぱたぱするとことかヘルスのシーンめちゃくちゃリアルで感動しました。

4話の最後は切なくて思わず泣きそうになりました…。
そのあとの女の子ちょっと可哀想だけど、ヤキモチじゃんんんんんんうおおおお!!!とテンションが爆上がりしてしまいました。

灰賀がみんなにお金返すとこ、マジメで好き。

5

焦ったくて萌えた〜

コミコミさんで特装版の早期予約キャンペーンをしてたので、何となく予約したのですが当たりでした。

凄く面白いです。まだ上巻しか読んでないんですが、灰賀が真面目過ぎて金江に対する気持ちが憧れなのか恋愛から来る好意なのか、決めかねてるのが焦ったくて凄く萌えました。

金江も重研部の合宿では店の外で見る灰賀の姿に新たな面を見出したってのに、あざといとしか思えない亜美ばかりか、先輩女子にまでモテ始めちゃって…。

やっと2人の関係に変化が現れたところで終わってました。
今から下巻を読みますが、亜美が灰賀に思いっきり振られてますように!

4

灰賀が想像以上にいい男だった

田舎から東京の大学に進学した灰賀。最初は田舎っぽい青年なのかなと思いきや、ストーリーが進むとだんだんイケメンっぷりが明らかになりますね。
背が高くて料理もできて、自然と女の子を守ることが出来る(下心なしで)。こんなイケメンが憧れの金江さんの前ではドキドキしまくり、というのが、凄く心に刺さります。
一方、金江さんは中性的美人のようですが、なんでお店で話をすると恋人ができると思い込んでいるんでしょう。隔たれた空間の方が素顔を見ることが出来るからだと思っているのかな。
でも灰賀の素顔を見るには外での彼を知るのが1番だと思うんですよね。だから合宿イベントに参加してくれて良かった。
モテまくりの灰賀を見て、素顔の彼に惚れて欲しいです。下巻も楽しみ。すんなりお付き合いできるのか、もう一波乱あるのかな?

7

どストライク

滅多にレビュー書かないのですが居てもたってもいられず。
個人的に今のところ今年一番好きな作品でした。

きっかけは箱ヘルですが、絶妙にリアリティがあり意外にもしっかり恋愛してるのがよかったです。
お互いの心が近付くにつれて濡れ場の盛り上がり方もアップしていく感じだったり、敢えて表情を見せず台詞や細かい仕草に感情を込めたり、心理描写が上手で両片思いのモダモダ感も楽しめました。

受けの金江さんが非常に魅力的で、綺麗でギターも上手くて憧れられるミステリアスな先輩、でも蓋を開けてみたら純情で可愛い人でした。
灰賀くんも無自覚モテ優男で、金江さんに対してはかなり慎重でしたが、自分の感情を理解する前から既に一途で可愛かったです。

金江さんがただのクールビューティーだったらそこまでハマらなかったかもしれないですが、灰賀くんの性格を理解した上で自分の気持ちに正直になっていき、不器用ながらも恐る恐る甘える感じが堪らなかったです。
灰賀くんも本能に任せるとしっかり求めるのがまた良い。

他の作品も読んではいたのですが、こちらは読後一際幸せになる良作でした。

5

自分のセクシュアリティを知る

まず!絵がうつくしい・・・!カナエのなんとも言えない色気がたまらないです。

舞台は、大学の重音サークル。配慮のない同性愛や性行為などに関するからかいや行動が、すごくリアリティがある。

関係性の対比として必要なのだとは思いますが、女の子の登場機会がわりと多めで、ここは好き嫌いが分かれるところかなと思います(攻くんはバイなので)。

上巻は、感情面も肉体面も中途半端なまま終了。良作のようなので、下巻でどんな展開になるのか楽しみです。

4

表紙につられ買いました

表紙の絵につられたのと評価も良かったので読みました。

最高です。金江さん見た目は美人でキツそうだけどカワイイ。風俗でバイトしてるけど純情というか本当に自分を好きになってくれる人を探してるのもいいです。エロいしカワイイ。
灰賀君もワンコ系で誰からも好かれるいい子だし。両片思いで周りの友達もみんないい子ばかり。
こんな楽しそうな大学生になりたい。
今年上半期で一番好きな作品です。

二人のラブラブ生活をもっと見たいので続編出ないかな。

5

神としか言いようがない

「上」に書くようにと誘導されたのでこっちに。
 ブックライブで特装版(上下+沢山のおまけ漫画)購入。

 受けのカナエがめっちゃ最高に良い。外見から性格までストライクな受け。
 攻めはちょっとナヨってて押しが弱くて、個人的にはうーん……だった。

 ちょこちょこ亜美という女にフォーカス当たるのがモヤモヤする。攻めに片思いしてる脳内お花畑の可哀想でもなんでもないただのでしゃばり当て馬。

 カナエの先輩・マキが出てきたシーンは、勝手に先走って盛り上がった。
 まさか大好物の、受けと受けで攻めの取り合いが始まる!? って思ったけどちょっと違った。

 打ち上げっぽい飲み会で、同期やらに絡まれてる攻めを見たカナエが突然、友人に恋愛相談をはじめるシーンは見どころ。
 友人が「告っちゃえば?」と助言すると、表情はスンとしてるものの顔真っ赤にして、「……されたいからしたくない」と呟くカナエが可愛すぎて、友人と同時にキュンってなる。

 電子おまけ。
 酔った攻めとのセックス後、(俺を気遣う余裕が無くなるのも本能的でいいな……)ってハマり、同棲したら休みの日は晩酌しよう、と企んでるのが可愛すぎた。

 初読み作家。
 全ての作画がクオリティ高い。(ストーリーは言わずもがな)
 顔の造形バランス、耳の位置、輪郭、肩幅、腰や臀の位置、手指、そして1番すごいのが、足の指! あんなに違和感のないリアルに近い足の指を描いてくれる作家はなかなかいない……。
 文句なしの神作家です。

7

金江さんエッチすぎでした

金江さんエッチすぎでした。
表紙だけでもドキっとしたのに、サークルでの出会いのカッコいい美人具合に、箱ヘルでのエッチさでメロメロになりました。

攻めの灰賀くんのワンコっぷりが、気の毒になる程でした。大学1年と4年でサークルでもあまり会えず、高い箱ヘル代を工面する為にバイト頑張って、健気に金江さんを指名して接点を作ろうとしています。
そこではエッチなサービスを受けるものの、恋愛としての進展はあまりなく、一方通行な気持ちが空回りしているようで、何だか可哀想に思っていました。

それでも少しずつ金江さんの気持ちが動き始めてきたサークルの合宿!
灰賀くんと女の子をくっつけようとしている、サークルメンバーの動きに面白くなさそうな金江さん。
金江さんしか見えていない灰賀くんなので、心配は杞憂なのですが、金江さんがやっと傾いてきた!と喜びました。
それからのみんなが花火している時のイチャイチャに、テンション上がりました。
箱ヘルでエチエチな事は沢山してるんですが、仕事じゃないそのイチャイチャが尊いです。

話は下巻に続きます。

5

煽られてかったけど、正解でした

特装版小冊子付きが予約注文って発表されて、買わなきゃ!ってどんな内容かも確認せずに、とらのあなでポチりました。
私の好きな感じ〜!買って正解だった。
大学の重音楽部サークルの先輩と、後輩。
ミステリアスな先輩 金江は実は新宿二丁目の箱ヘル(ファッションヘルス)キャスト
サークルの飲み会でロシアン寿司でワサビ入りお寿司を引き当てた灰賀は御褒美として箱ヘルに行く用カンパ金を先輩から貰い受ける。
自分のセクシャリティに疑問を持っていた灰賀くんは、そのまま二丁目にGO!本番のないソフトそうなお店を選んでいざ入店するとそこには金江先輩が?!ってところから始まります。

金江先輩、エロいんですけど。なんですか、そのけしからんパンツはっ!ボクサーパンツだけど腰から後ろにかけてカッティングされてる。チラリと尻が見えてますよ。初めて見る感じで、おしゃれなパンツだなー。
こんなところで働きながらも処女童貞だとっ?!好きな人を見つける為に働いてるってなんか矛盾感じるんだけど、まぁいっか。灰賀くんと付き合ってないけど、気持ちいいことする関係になるのはおいしいな。
灰賀くん、好きになる対象が男性なのか女性なのか定まってないし、金江先輩が気になるのもラブなのかライクなのかわかっていない。その心の変化を見る守る金江先輩。
でも確実にお互い惹かれあってるぢゃないかぁ〜。

夏合宿中、花火でみんながキャッキャしてる中、ふたりで部屋でいちゃついてるシーンめちゃエロでした。フィンドム持ち歩いてんだね、金江先輩。エロいでしょ。

この作品、初めて知るワードが沢山あって驚きでした。
重音楽部(軽音楽よりも重めの音のロックだって、そんな区分出来てるなんて知らんかったよ)
箱ヘル(ファッションヘルスの事)

サービス内容や金江先輩の動きがとてもリアルで、しっけ先生そういうAV観て研究なされたのかしら?と思いました。

サークル活動に関してもしっかり描かれていて青春っ!て感じしました。

紙本で買いましたが、ブツが輪郭はあるけど中が白抜きされてるという珍しい修正でした。

2

上巻のみの感想

作家様買いです。

あらすじを読んで、金江さん本番ありのお店で働いてると思ってたんですけど、
本番なしで安心したし、働いてる理由も明確にあったので安心しました。

でも、灰賀が金江さんに惹かれてる間にも
金江さんはお客さんを取っていて
そういう部分に心ズキズキしちゃいました。
金江さん全然恋愛対象として見てなさそうだし…。
この人は一体どうしたら灰賀のこと好きになるんだ?と思ってたけど、
ちょっとずつ灰賀を意識してる金江さんがいて
心がむずむずしちゃいました(*´ω`*)


上巻でやっと灰賀が気持ちを自覚した感じですが
下巻でこれがどうやって変わっていくのかすごく気になります。

0

美し可愛すぎる

とにかくもう金江さんが美しくて…
毎ページ眼福だったのと、クールビューティと思いきや話すとフランクだったり急に可愛かったりだんだん甘えたな面が出てきたりで、悶えまくりました…‼︎
しっけ先生の描く赤面した恋する表情がとっても好きです可愛い…
普段温和な灰賀くんの目がギラギラするのも本当によかった…
金江さんと灰賀くん以外の先輩方部員や同期だったり箱ヘルの人だったり、出てくる人たちがみんな魅力的で人間模様がとっても素敵でした。
とらのあなさんで購入しましたが、クリアファイルとっても美麗です…!イラスト堪能したい方はぜひお迎えしてほしいです☺︎

4

買って良かった〜

こちらの作品、1冊になるのを楽しみに待ってました。しっけ先生の作品とても好きです。
今回も、買って良かった〜!

攻めの灰賀くんが、初々しくて〜とにかくいい子。
大学生になり、憧れの先輩に出会って〜金江くんをもっと知りたくて、一生懸命で健気!

受けの金江くんは、クールでとても魅力的。
このクールが、後半どんどん欲を出してくる所が萌えた。
金江くんに、火を付けてくれた当て馬の女の子〜サンキュ!
主人公達2人を絡めた、大学生活。
バイトしたりとかサークルとか合宿とか、和気あいあいとしている脇役達も多く、日常から少しづつ始まる恋が無理なく描かれていて楽しく読めました。

さて、2巻読も!

4

絶妙なリアリティ

繰り返し読んで楽しめる作品だと思います。

大学生、箱ヘル、音楽サークル、と描かれるシーンが多いのですが
流れに違和感を感じることなく自然と読み進められました。

キャラクターも期待以上にとても魅力的で
ちゃんと個性が立っていて芯があるし、お洒落で見ていて楽しいです。

表情が柔らかくなったり逞しくなったりする変化も美しくて
言葉の説明なく絵で伝わってくるシーンが多いので
どのコマもじっくり見てしまって読むのに時間がかかりました。

BLはファンタジーとして読んでいるので
若干の無茶な展開はいつも気にしていないのですが
この作品は気にしない以前に気になることがなかったです。

カバーのイラストのまま、中も絵がとても綺麗で
小さなコマや見せ所でないシーンでも丁寧に描かれていて
作品への愛を感じられるし
メインのキャラクターもそれ以外のキャラクターも
全て大事にされているんだなと思いました。

上巻は焦ったい展開が続きましたが
実際の恋愛ってこんな感じだよねと親心に近い感覚で見守れました。
1巻完結の展開の早いBLに慣れていたので
たまにこういうじっくりペースの作品を読むと時間の経過すら
リアルに感じられてじーんときます。

コミックスになるまでずっと楽しみにしていて
期待値が上がりすぎていたのですがそれでも楽しめました。

10

細かいけど気になる

しっけ先生の本を買うのは初めてでした
すごく絵柄が綺麗で今回は上下巻ものなのもあってお話が丁寧に進んでいくことはすごく良かったです!!

下巻のネタバレも含みます



中立なのは、上下巻ものだけど攻めの過去が掘り下げられていない(下巻含めて)事と、くっつくまでものすごくもだもださせられること、また個人的に攻めがバイトを無理してフラフラになりながらお店に会いに行くのはどうなのか?と思った事です…

会うのにお金が発生していることよりも会える頻度が本当に少なく無理してるのが気になっちゃいました…フラフラになってご飯も食べてなかったみたいですし、ご飯奢るより少しぐらい学校で会えないの??と、、
1ヶ月会えない時もあったようで、話がしたいだけならLINEとかで話がしたいので会えませんか?で良いと思ったんですけど、、本当はヌキ目的だと勘違いしてた事が原因だと思うのですが、その後も会って無いですしモヤモヤしました
また下巻の同棲のくだりも仕事で引っ越せない?という意味がよく理解できませんでした
職場から遠いと困るということなら攻めは学校から遠くてもいいのですかね…?
そこは理解力がないだけかもですが攻めが無理してるのがしんどかったです

10

憧れと恋と青春と

入学した大学のサークルで、ギターが上手くてカッコイイ先輩の金江に憧れる灰賀。
偶然入った風俗店で金江がキャストとして現れます。
そこから始まる憧れと恋愛感情の入り交じる関係と、大学生の青春を描いた上巻だったかな、と思います。

以前、電子で1話だけ読んだ事がありました。
1話は灰賀と金江の出会いと風俗店でのやり取りだったので夜のお話なのかな、と思い単行本を読みました。
ですが、どうやら風俗店等の夜やエロいことがメインではなく
大学のサークルでの青春や、灰賀と金江のもだキュンなお話が中心だったように思います。

灰賀は金江に会ってお話をするために風俗店に通うのですが、そのためにはお金が必要で。
バイトを沢山して、睡眠時間を削って疲れてしまうのですが、その様子を見て胸締めつけ感情やしょっぱい気持ちにならないのは
金江が金づるとして接してない事や、好意が届いて報われる予感がするからなのかな?
灰賀は自分のセクシャリティがわからないといった描写は少しありましたが、そこまで悩んだりしておらず、劣等感のような負の感情はないタイプでした。
そういう所よりも、大学での青春や灰賀と金江のゆっくり進む関係性を楽しみながら読んだ方が良いのだな、と思います。

相変わらず絵が綺麗で素敵でした。
マットプレイやエロいシーンもとてもエロいし、絵が美しくて良かったです。
灰賀はワンコで可愛いし、金江は雰囲気のあるイケメンですし。萌えポイントも沢山ありました。

5

上巻部分。わんこの恋心とクール美人

どんどん増えていくレビューと、バンドものという所で特装版を購入。
読んでみて…

バンドものじゃなかったYO…
気を取り直して。
金江くんのルックス、好きです。
でも出会いがアレですか…
何であそこで働いてるかの意味も、なんかわかるようなわからないような。
一方、わんこ君の灰賀は性格の良い子ですね。読んでて気持ちいいです。
好きなのに、会うのはお店で。プレイしながらって…
切ないようなモダモダなような。やる事やってんのに純情か⁉︎みたいな。
上巻部分ではサークルの合宿があってそこで2人の進展があるんだけど、同時に同じ部の女の子が灰賀の事好きで…
私は「BLに女はイラネ」派なんで、周りがくっつけようとしてんじゃねー‼︎とヤキモキしつつ下巻部分へgo。

5

最高なキャンパスライフ…!

電子特装版を読みました!

バンドものを期待して読み始めたのですが、恋愛の進むステージが思ってた場所じゃなくて「そっちかぁ〜!」という気持ちでしたが、それでもとっても満たされるストーリー展開でした!

攻めの悩み事やそれを受け入れていくまでの心情、受けのことを自分がどう思っているのかを考え答えを出していくまでの描写が素敵でした。

受けの攻めからの気持ちを無下にせず向き合い、自分なりの答えを出していくまでの表現も大好きです…!

大学生ならではの恋愛のソワソワ感というか、発売されたこの季節に読むにはピッタリなストーリーだと思います。

読み終えてすぐに読み返したくなるくらいハマりました〜!!

6

見ているだけで幸福を感じる、稀有でゴージャスな猫

単話で毎回発売0時に買うほど楽しみにしていた作品がようやくコミックスになって嬉しいです‼︎‼︎
とにかく金江先輩の一挙手一投足ならぬ一眼差しで悶えるほどキャラに惚れ惚れ、美しい圧がすごい‼︎

箱ヘルにてのし掛かられたり、触れ合って相手の吐く息を感じてたじろぐ灰賀と、金江の平静な押し(仕事だから)の温度差にドキドキします。かと思えばタバコ吸ってたり部室で寝てたりの様子も、見かけるだけで幸福を感じる稀有なキャラ(目を輝かせる灰賀も可愛い)。

単話ではそこまで気にならなかったのですが、上下巻通して灰賀(と金江が出会った)のキャンパスライフ1年をじっくりほのぼの描いてあったのだなぁと、通して読むと結構焦ったい感じがしました。
サークルの仲間同士の触れ合いや会話を通してお互いをゆっくり知っていくようなテンポで、しっけさんの描く可愛い絵柄で読んでいるの楽しいし間伸びも無いのですが、心理描写主体な割に真に迫る言葉はなく、日常的で素朴というか。
二人が可愛いし長かった焦れからのクライマックスも良かったのですが、個人的にはしっけさんは多少強引でもスピーディーなお話運びの方が好きです。

そしてゆったり関係が進むので、ちゃんとくっついてからが短い。
少し甘えが出たり自分から求めたり、でもやっぱりカッコよくてゴージャスな金江先輩はペルシャ猫みたいで可愛い。安定な灰賀と、彼を振り回しつつ甘やかされる金江がもっともっと読みたかった。部屋豪華だけど裕福な家の子なのかな…
正直表紙デザインも楽しみにし過ぎてイマイチに感じてしまいました。

しっけさんは現代的な可愛い絵と細かいフェチ(というのかな、萌えポイント)、濡れ場の盛り上げ方が本当に巧い。弄っていた指の感触だったり長髪の流し方、身体の線やトーンの使い方、手の置き場など最高ですよね。

7

良い、ただ、良い

上下巻なのでたっぷり心情の変化や、周りとのやりとりも見られて最高。そして相変わらず、オシャレ。BL界のオシャレ番長しっけ先生。

大学生になった灰賀。入ったサークルでどこから見ても美人な先輩、金江と出会う。その金江にたまたま行った箱ヘルで再会…。

大学、サークル、春、恋、バンド、音楽、青春…!こんなに綺麗な青春の羅列なのに、どこかずっと苦い。そんな微妙なバランスを上手に描いてくれたしっけ先生に拍手を。好きでした。

5

ピンクハートジャム 上

めっちゃ良かった
上下巻なので一気に読むと満足感もすごくあってほんとにオススメ

上巻では二人の出会いからちょっとずつ距離が縮まるところでした

漫画的展開なのに、妙にリアルで話したいのになかなかうまくいかない感じとかすごくきゅんきゅんしました

灰賀くんがナチュラルにいい男なの良かった
人としてすごく魅力的でした
こんな素直で真っ直ぐな大学生いたらモテるよね

ノンケともゲイともなんとなく違う雰囲気、独特でした
じわじわ関係が深まっていくのが丁寧に描かれていてすごく良かったです

4

めっちゃ良い!!

上巻のみの感想です。
ストーリーも絵柄もエロも全部めっちゃ良いです!
上巻ではまだ、両思いになっていません。
関係がじっくり進んでいきます。
受けの金江さんが風俗のお仕事なので、本番はないですが身体の関係は早々にあります。

でも、攻めの灰賀くんが初々しいのと金江さんに対しての憧れとが混ざって、エロが可愛い可愛い…でもエロいです。

上巻後半の金江さんから灰賀くんに対する心情の変化ももうグッときます。

下巻読むのが楽しみです。



















紙本購入
修正は本編白抜きです。
アニメイトリーフレット・特装版小冊子は白短冊です。

3

話したい会いたいって理由は何か?

絵がとにかく上手ですね!読んでいてストレスなくわくわくします。

バンドものかと思いきやほぼ風俗の描写ばかりで。でも金江と灰賀のふたりきりで話せる貴重な時間でもあり。
初めて見たときにキレイな人!演奏を聴いてすごい!話してみたいと偶然金江のバイト先の風俗で会えて通い詰めて。

金江がわりと灰賀の話をちゃんと聞いて付き合ってくれて、自分の話もしたり良い人ですね。初めては好きな人とって。 

確かに話したいって会いに来られ、でも好きなのか憧れなのかわからないって言われちゃったら、俺どうすりゃいいの?ですよね。

しかも灰賀は全方位にモテるみたいで、そんな灰賀に金江は心を乱される…?
金江が勝手なイメージでもっと難しい性格なのかな?と思ってたので、良い子で逆に新鮮でした。

終盤はやっとサークル活動で。
そして最後に灰賀の金江への気持もはっきりしたかな?

2

待った甲斐がありました

単話を追いかけるのを途中でやめて、まとまるのを今か今かと待ちました!
一気に読める幸せを噛み締めながら何周もしています。
特装版最高です!!

2

灰賀くん可愛ええんじゃ…

不屈のゾノで知った作者さんだったので「絶対当たりだ!受けの子美人〜好き〜」って思って買ったら攻めの灰賀くんがバチくそに可愛くて癒しで終始ニッコニコで読んでしまいました。
受けの金江さんもちょー可愛い。
お話自体も最高です。買って損はないです。
どっちも自然で育った美味しくて新鮮な夏野菜を食べさせたくなるような可愛さです。
オススメです。是非。

1

すーーっっごい良かった…

上下巻あるのでボリュームもそれなりにあります。当たり前ですが読み応えがあります。

一本の映画を観て終わったような余韻に包まれました。とにかくストーリーが丁寧で先急ぎがない。灰賀と金江の心理描写がいい!…2人の気持ちの流れや変化や気付きに、読んでる私も一喜一憂しました。


灰賀はイケメンで男女ともにモテる人たらしワンコキャラ。
金江はクール美人。ゲイでネコ。風俗でバイト。
可愛らしい灰賀に対して、ゾクゾクする目力の金江の対比が妙にお似合いです。金江表紙の目力がすごい…どんな経験したらあんな目ができるんだろ。ビリーアイリッシュみたいな雰囲気纏ってます。


大学の重音部の先輩・後輩の金江と灰賀。金江のギターテクに魅了され、灰賀は金江に憧れを抱くようになります。そんな中、サークルの飲み会の罰ゲームで、同性愛者向け風俗に行くことになった灰賀が出会ったのは憧れの存在の金江でした。

風俗を勧める先輩って。。。怖い!(笑)
今思えば、部長が金江とのきっかけを作ったキューピッドなのね…。

始まりの設定から攻めてますね。
憧れの先輩が風俗勤め、しかも同性愛者向けのってなったら普通はビビり倒しますが、灰賀は嬉しそう。金江と音楽やサークルの話をしてみたかったこともあるけど、セクシャリティな悩み(自分はバイかも知れない)を相談出来たからです。その日から、灰賀は金江のいる店に足繁く通い、バイト漬けの日々。

……金江に会いたい一心で店に通う灰賀ですが、しっかり気持ちは変化しています。金江の客に嫉妬したり、金江の特別になりたいと。でも灰賀の中で、この気持ちが恋愛感情のものなのか分かっていない状態です。

金江の方は、灰賀に気持ちが傾いてきてるな〜って感じです。灰賀に想いを寄せる女子に嫉妬するくらいは好き。その流れで灰賀にエロ仕掛けもするんですから、可愛いですね〜
灰賀の気持ちのモヤモヤが何なのか分からないまま、でも確実に金江を幸せにしたいのが自分だと思ったところで下巻です。続きがとっても気になります。


下巻はハッピーです。最高です!
ぜひ下巻まで読んで欲しいです。


6

最高かよ~~~~~~~~ッッッ!!!!!(///Д///)

特装版購入です。

表紙がダウナーな空気をビシバシ放っていて、
もし昏いのが苦手で躊躇していたら安心して手に取って!
風俗とかも出てくるけどアングラな雰囲気はないです…!
(むしろ青春を感じる爽やかさすらある)


すごく良かったです。
作家買いだけどそんな贔屓目抜きにすごく良かった…。

"この気持ちは 憧れなのか 恋なのか"
攻めが自分の心に答えを出す過程が丁寧に描かれ、
受けが求める理想の恋が揺れ動き出してーーー。

明朗快活なキャラクター達。
リアルな大学生活やバイトに音楽。
青春満載の中でジックリ描かれる恋がすごく良かった!!

いや~~~~~もうね、何度天を仰いだことか…。
特に下巻なんて何度も天を仰いでは悶えましたよ。最高。


さてさて。

内容については姐様方が書いて下さってるので、
思うがままワーっと感情を吐き出そうと思います。


攻め:灰賀
純真無垢というか明朗快活というか、
裏表がなくて人好きするタイプの年下ワンコ。
184あるらしいので大型タイプの素直ワンコ。
とにかく可愛い。きっと100人中99人に好かれる。
ちょっと鈍いところも田舎っぽさも長所に変える。

好きな人に会うためにいっぱいバイト頑張る子。
(いじらしい…涙。ちゃんとご飯食べて?おばちゃん心配)

受け:金江
ダウナーな空気を纏って人を寄せ付けないタイプ。
だけど理想の恋がある下りは可愛すぎて悶絶/////
風俗のバイトしてるけど心はピュアピュアです…!!!
(何気に身持ちは固いとこ推せる╭( ・ㅂ・)و ̑̑ )

灰賀は自分のセクシャリティが確立出来ないままで、
ひょんなキッカケが出来た金江に話を聞いて貰うんですが。

ぶっちゃけ灰賀ってなにもかも持っているっていうか、
他人からみたら完璧な男の不安定要素がグッときました。
そんな話が出来る相手が金江限定なとこも萌える~~~!

で、ちょっと男同士の世界を知ってね。
もっともっと金江に会いたくなっちゃて。
でも大学では中々会えないし、話せない。

結果、金江に会う為の費用(風俗店代)を稼ぐ!!!
ちょこっとだけどバイトシーンがカッコイイんですよ。
(酒屋さんでモリモリ筋肉鍛えてらっしゃる!!!(゚◇゚///))
(ピュアワンコが風俗店の常連ってギャップもアカン…)

と、まぁ同じ大学・同じ部の先輩後輩でありながら、
会うのは風俗店でキャストと客って関係なんですが。
部の合宿で転機が訪れるんですね。

それがもぅ…!!!!
金江が灰賀をどう思ってるのか見えにくかったんですが、
合宿でいろんな感情が見えてきて私の顔はニヤニヤニヤニヤMAX。

表情に一切出てないけど!!!
完全に絆されててはぁぁぁぁ堪らん。
これよ。こういう転機が萌えるのよ。

灰賀と金江の関係を誰も知らないってことも好き。
誰もいないところでコッソリエッチなことした後、
何も無かったかのようにみんなのこと戻るんだよ…。
すっごい萌えた…(∩´///`∩)

下巻感想に続く。


ちなみに紙本の修正は白抜きでした。クッキリ白い。
でもメイトの特典リーフレットは修正神なんで、
心の目で合わせて読む力を手に入れたい(Ф∀Ф)カッ!!!!

特装版は小冊子以外にも帯や装丁も凝ってて良かったー!
(予約しないと買えないと思って慌ててしたけど、)
(普通に入荷情報出てるので予約ナシでも買えそうです♪)

4

きてます!!

しっけ先生やっぱり絵がいいですね。
特におはこである絡みシーンがめちゃくちゃお上手。
金江が色っぽいんだ、これが。でいて、かっこいい。この描き方が好きです。

灰賀視点で進み、灰賀の気持ちと金江のことが徐々にわかってくるわけですが。

クールながら金江が灰賀のことを最初から気に入っていそうなのが伝わる描き方がいいですね。
そこからじわじわ意識していく金江にドキドキ萌えしました。

お店で灰賀のことを、押されっぱなしで余裕なさそうだから…と言うの、素直な気持ちだろうけど、そうなってほしいとの願望でもあるだろうし。

されるがままで何もしてこない灰賀に煽るようなことを言ってみたり。

合宿へ出発の朝、灰賀が来ないかもと焦ったり。

他の男子が灰賀に距離近くウザ絡みした時、その男子を追っ払ったのイラっとしてたし。それヤキモチもあったのかもと思ったり。

早朝の灰賀とのセッションは楽しそうだったり←このシーン、ぶちぬき引き絵がめちゃくちゃいい。朝の光、空気まで表現されているし、何より2人の表情が最高。

灰賀と亜美ちゃんをチラ見する目が鋭かったり。
亜美ちゃんへのヤキモチが明らかだったり。
その後、素直に謝るのがいい奴〜と好感度アップしました。

でいて、灰賀が金江のことを好きそうなのにハッキリしないものだから、夜お誘いするのもいいなと。話が早くて。しっけ先生らしくて。
合宿場面をつくるということはそういうことですもんねw

ここまできて灰賀が生真面目なのがいいんだか、もどかしいんだか。
悪くはないです。
自分にも金江にも誠実だし、でも気持ちと体は素直だから金江に誘われると流されるけど。

でも、灰賀が手を出さないことによって金江の方が焦れたり、意識していく展開がめっちゃ萌えポインツです。
さすがしっけ先生!

金江も風俗の仕事をしていても恋愛に誠実なのがいいんですよね。
ちゃんとした恋愛相手を探すため本番なしの風俗でバイトしているというのが本末転倒っぽいけど、いやいや、ちゃんと筋が通っているのが斬新だなと思います。

本当の恋愛感情かどうかについての金江のセリフに説得力ありましたもんね。

金江が自分が想う人には "自分が幸せにしたい" と思っているということでもあるわけで。

「本気ならもっと求めてくれないと信じられない」と金江に言わせるのが萌えですよ!先生!

金江からキスしちゃうし、感じるお顔がエロいし。
さすがです先生!(こればっかり)

その後の会話、金江の顔、モノローグ…金江きてます!
ありがとうございます〜と拝みたくなりましたw

下巻楽しみに今すぐ読みます〜。

2

何もかもバランスのいい作品。

作家買い。
しっけさんて、キャラの温度を描かれるのが凄くお上手だなあ、と思っていつも拝読していますが、今作品はワンコちゃん×温度の低い受けさんというCPのお話。上巻の表紙の彼は受けさんの金江くん。もう、彼のこのクールビューティーさに心打ちぬかれました。カッコよ!

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





大学に進学した新入生の灰賀くんは重音研究部に入部。そこで彼は見目麗しい金江という先輩と出会う。まるで女性のように美しい彼に一目で目を奪われた灰賀くんだったが、金江くんは美しいだけではなくギターの技術力も素晴らしく、どんどん彼に興味を惹かれてしまう。

そんなある日、灰賀くんは諸事情あって、同性愛者向けの箱ヘルに行くことに。
自分の「バイではないか」と常々思っていた性癖を確認するためだったが、そこで彼は「リョウ」という源氏名で働く金江に会ってしまい―?

というお話。

王道と言ってしまえば王道のストーリー、そこに華を添えるのが灰賀くんと金江くんという男の子たちの中身。この二人がとってもナイスなんです。

イケメンで優しくって人当たりがいい、まさにザ・好青年、といった体の灰賀くん。
美しいビジュアルにギタリストとして有能、寡黙でちょっとミステリアスな先輩・金江くん。

この二人の恋のお話がベースにありますが、恋愛という部分だけではなくって大学生らしい楽しさとか、友人たち先輩たち、といった脇を固めるキャラやストーリーに嫌みがなくって終始温かい空気感に満ちているのも良い。

なぜ、金江くんは箱ヘルでバイトしているのか。

という部分を軸に、そのバックボーンを生かす展開で二人のすれ違ったり勘違いしたり、けれど少しずつ育っていく相手への感情がきちんと描かれていてめっちゃ萌えました。今作品には女の子の存在が常に見え隠れしていますが、彼女たちの存在もなかなか良かった。大学という場所が舞台なので、全く女の子が登場しないのは違和感があるし、けれど彼女たちの存在を介して二人が近づいていくツールにもなっているので読んでいてするんと和気あいあいと楽しそうなこの作品の世界に入っていける感じ。

表紙をはじめて拝見したときに、もしかしたらシリアスベースのお話?と思ったんです。金江くんは箱ヘルで働いてもいますし。けれどシリアスになりそう…、でならない。コミカル過ぎず、でも読んでいて気持ちの良いノリの良さはきちんとある。そんなバランスのいい作品でした。

今作品は上下二巻が同日発売になった作品ですが、この上下二巻に加え28Pの小冊子付きの特装版も販売になりました。有償特典にはなりますが、この小冊子もめちゃめちゃ良かったので、これから買われる方にはぜひとも特装版をお勧めしたいです。

上巻は箱ヘルのスタッフとその客、という形でかかわってしまった二人、ということでエロシーンはそれなりにあります(ただし挿入まではナシ。その理由もまた良い)。身体だけ、の関係だったはず、なのにちょいモヤモヤする、という部分までが描かれています。ジレジレモダモダと進む二人の恋に萌え滾る上巻。特装版まではいいや、と思われる方も、下巻はまとめて買われることをお勧めします。

3

エモい!!

もう、表紙からエモい!!!
お洒落で音楽かファッション雑誌の様なかっこいい表紙に引き込まれて、上巻表紙は金江涼(21)大学生、重音研究部、ギター担当かなりの使い手、常に気怠そうで喫煙者の美人さん。
実は二丁目の箱ヘルスに勤めているのだが、、、

4月、新入生の灰賀優希(18)田舎から芸術大学に入学、重音研究部に入部、部員紹介で金江と出逢う『美人だな』うん、かなりの美人さん雰囲気もあり過ぎるから尚更引き込まれる美人さん!!
新入生歓迎会ライブがまた、カッコイイ!!
何処に行ったらあのバンドのライブ観れますか??
ってくらいの、作画の中から音が響いてくる様です。

新歓の罰ゲームで、灰賀は二丁目の箱ヘルスに行く罰ゲームを、灰賀には自分の中にある、ある思いを確認したく、罰ゲームの名を借りて二丁目へ向かう、そこで気になる先輩金江と店で出逢いーーーー。

きちんと、日常生活も大学生活も描かれつつ、灰賀と金江の関係やその他の先輩や同級生との関係も描かれている。
合宿がかなりガチにやってるのが、『重音』研究部だからなのかと思いました。

2

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