「静さんて、俺のこと好きなんスか」

恋をするには近すぎる

koi wo suruniha chikasugiru

恋をするには近すぎる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×231
  • 萌33
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
11
得点
348
評価数
94
平均
3.8 / 5
神率
25.5%
著者
中田アキラ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784910526119

あらすじ

父親の再婚で弟ができた。クォーターで、綺麗な顔で、背が高くて、少し無口だけど優しい“弟"元哉。家族が増えたことを喜ぶ元哉に対し、“兄"静はどこか浮かない様子。

実は元哉に一目惚れをしていた静。みんなが望む「いい家族」になるため、募る想いを抑えようと元哉を避け始めるが、ある日訝しんだ元哉に強く迫られついに逃げられなくなってしまい――…!?

表題作恋をするには近すぎる

皆坂元哉,21歳,バーの店員,義弟
静,義兄

その他の収録作品

  • bonus track

レビュー投稿数11

作者買い

恋する鉄面皮が面白く、中田さんの作品を他のも読もう!ということで手に取りました。

再婚で兄弟になる、よくあるパターンです。
そう言うと、普通っぽいですが、再婚?じゃなくて夫夫、パートナー婚なんですよね。さらには静かと父の関係も特殊で。
そして静は元就に一目惚れ。この気持ちを知られちゃいけないと思っていたのに…

絵が好みなのもあるんですが、元就がいい男なんですよね。これでも弟!!
そしてお兄ちゃんをカワイイとか思っちゃってるという。もう二人のやり取りがキュンキュンもので、萌えましたよー。
二組のCPストーリー、両親のエピソードも読んでみたいっ

0

あっさり

親の再婚で義兄弟となった元哉と静。
顔合わせの時から元哉のことはタイプだと思っていた静でしたが、一緒に暮らすうちに好きになってしまうという、展開的にはよくある感じ。
でも他の「親の再婚で〜」というものと違うのは、彼らの"父親同士"が再婚したというところでしょう。

元哉は静の気持ちを否定することなく受け入れてわりとすぐ両想いになるのに、父の以前のパートナーのことが引っかかっているのか静はなかなか素直になれず…
でもどんなエピソードがあったのか詳しく描かれていないので、後向きな静のことを理解するのがちょっと難しかったかな。
先のことを考えて悩んでいたのだと思いますが、それを気にするなら元哉に気持ちを悟られないようにしたら良かったのに…と思ってしまいました。

最後は幸せなところに落ち着いたのは良かったけれど、色々とあっさりとしていたお話だったなと思いました。

0

背徳感ゼロの義兄弟間恋愛

眼福でした~///
これまでも著者の作品はいくつか読んでいたのですが、
中田先生の作品に登場する男たちってガタイが良くて、
イケメン揃いでほんと目の保養です(´-`).。oO

特に義弟の元哉はクォーターという設定もあってか、
イケメン度もいつもの倍増しでとにかく絵面が眩しい!
ついでに二人の父親たちもタイプは違えど、
渋み&枯れ具合が素敵なナイスミドルでした。

ストーリーは父親同士の再婚で義理の兄弟となった静(兄)と元哉(弟)が
「家族」から「恋人」になってゆく、というBL作品でもよくみかける
義兄弟もので正直、設定自体には目新しさは…あまりありません(笑)

二人の恋模様にしても静の一目惚れから始まり、秘めるまでもなく
元哉がその恋心に気が付いてしまい、そのままスルッと絆され…と
若干の葛藤を挟みつつも順風満帆に仲を深めてゆきます。

なんというか…良くも悪くも平坦な印象で、ここぞという見せ場を
感じられなかったのが少し拍子抜けでした。
心情面でも静のトラウマや心の動きはよく見えるのですが、
元哉の気持ちが見えづらく、いつの間にそんなに静のことを
好きになっていたんだろう?とふと疑問が浮かんでしまったり。

父親同士が再婚なんて中々にインパクトのある設定も
息子たちがそれをすんなりと受け入れてしまっていることで
その特殊性があまり生かされていないような気がしました。

逆にいえば、同性婚家庭でこんなに波乱がないのも珍しいのかも?
同性パートナーでも、普通と何ら変わることのない温かい家庭を
描くのが狙いだとすれば、それは大成功だと思います。

なんだかマイナスな感想ばかりでごめんなさい。
静と元哉のキャラクターはとても魅力的だったんです。
静の内向的で流され体質と見せかけて案外芯の強いところとか、
いつもは大人びて見えるのにふとしたときに見せる元哉の甘えたな
素振りとか、二人のギャップにやられる場面もいくつもありました。

特に最初は静の一方的な片思いだったのが、途中からは逃げ腰な静に
元哉が迫ってゆく展開、好きの矢印が逆転する瞬間にぐっときました。
クールで何にも頓着しなさそうなのに、静にはがっつり執着しちゃって
いるのは個人的にかなりの萌えポイントでした(〃▽〃)ポッ

家庭内で親子2組のカップルなんて書くと危険な香りがプンプンしますが、
父親たちからもあっさり公認を得てしまい、背徳感ゼロの義兄弟間恋愛で、
最後まで心穏やかに読み終えることができました。

1

兄にとっては極上の義弟

受けにとっては、ほんとうに極上の義弟なのだと思います。ドタイプのようですし。

ただどうしても、なぜ攻めが受けのことを恋愛感情として好きになったのかがわからず...
最初から好意をもたれていることを自覚し、そうすると相手のことを見るようになる。
この部分はとてもよく理解できます。けれどそれが自分の感情にもつながる部分が、説得力に欠けるように感じてしまいました。

それよりも、受けの境遇とかそれぞれの両親の話とか。
他に気になる要素がありすぎて、メインに目が行きにくかったです。
この部分をもう少し深く掘り下げてもらえれば、メインの感情にも説得力が付いたのかなあと思ってしまいました。

最終的には、どこか薄幸ぽく見える受けが幸せになってくれたらそれで良いか、という気持ちに納まりました。

1

攻めがド好み

中田先生の作品を拝読するのは『ダブルウルフ』ぶり。

父親・聡の再婚を機に同居を始める義兄弟もの。
兄となる静も弟になる元哉も成人済み。
聡のパートナーのジェイスも同性で、成人男性4人家族となります。
初顔合わせから一ヶ月で同居というちょっとびっくりなスタート。

静と同様に元哉のビジュがめっっっちゃタイプでした。
そんなド好みな元哉にいろいろと振り回されてしまう静。
お風呂場でばったりな同居あるあるもあり。
元哉が自分に好意を持っていて反応のかわいい静を好ましく思っているんだろうなあとは思うんですけど、21歳とは思えない落ち着きぶりと飄々とした態度にもやつかされてしまいました。
てすが静の無自覚天然かわいいが炸裂して、元哉が徐々に気持ちを自覚していき…。

酔ってる静の「しー」がかわいくて…。
普段とのギャップがたまらんです。
過去の境遇から自分を出すのが苦手な静ですが、押し押しな元哉に感化されて少しずつ主張していけるようになっていくのがよかった。
でも誘い方はまだまだ控えめ。

聡とジェイスがフランクでほんわかとしていてふたりの関係もさくっと受け入れてくれますし、ライトな感じでさらりと読めました。
逆に義兄弟での葛藤やどろり感を求めているとちょっと違うかな?

中田先生の絵が好きなので、好みの顔面とかっこいい身体を拝めて満足でした。

2

期待したほどハマらず…

中田アキラ先生の「恋する鉄面皮 」が大好きなのと、試し読みで元哉と静のビジュアルに惹かれたので購入しました。

試し読みで何となくそうなのかなぁって思ってたんですが、元哉と静の父親同士がパートナーになっての再婚だったんですね。
新しい家族の形は、数多くのBLを読んで来てもなかなか無い設定だと思いました。

しかも静と父親の関係がまた新しかったです。これからの実際の日本にも、こういう形の親子が増えて来たら良いなと思いました。

設定そのものは面白かったんですが、お話そのものはあんまり萌えなかったというか、キュンと来なかったんです。元哉の気持ちが分かりにくかったし、静もそんなに可愛いと思えませんでした。可愛い可愛いと作中で言われすぎてて、静の可愛さはこちらの主観で見つけたかったです。

中田先生の他作品が良すぎたのかもしれません。それと彼等の父親達の方がキャラ立ちしてたのも原因かもしれません。

もしかして、時間を置いて読んだらハマるのかもしれませんが、今回はアッサリ読了してしまいました。

3

ボーイズラブだな〜。

私も、作家買いです。
中田アキラさんの絵に惚れております。

今回もまあ。攻め様の顔面偏差値の高さ‥アップの破壊力たるや‥

昇天してしまう‥。

男性カップルのご両親にその子供たちとシュチュエーションが往年のボーイズラブコメディ系を彷彿とするかのようで‥楽しくさらっと読まさせていただきました。

鉄面皮シリーズ好きです。
その他にも切ないお話もあるのです。
絵が上手いのでどのお話も満足出来るのですが、上手いだけにさらっとしたお話がなんだかもったいなくて‥
中田先生は現代の設定のお話しか描いていないですかね‥多分。

私的にはせっかくここまで画力がある方なので獣人ものとかオメガバースとか異世界もの少し難しい背景のお話も描いていただけたら‥とても読み甲斐があるのにな〜っと。

すみません。この作品のレビューというより願望になってしまいましたm(_ _)m

2

絵がとにかく好きで

中田先生やっぱり好きだなあ。絵がほんとに好きなんです。連載6回分を加筆修正したものと描きおろし7P、カバー下にはイラスト等なし。絵が好きすぎるので萌2より萌にしました。ちゃんと先生買いしよう。

父親同士が再婚して血がつながらないけど兄弟になった元哉(2歳下)と静。めっちゃタイプなもんでドキドキな静はちょこっと距離をおいて落ち着こうとしていたんですけど、風呂上りマッパな元哉と出くわしてしまって・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は、再婚した父親二人!元哉のとーさんがこれまた人の良さげなニコニコイケおじで目が♡

++好きなところ

攻め!圧倒的に攻め!あごの部分が隠れているので表紙や帯では分からないのですが、顎髭あるんですよっっっこのタラシっちょっと垂れ目で、バーで働くときは後ろをちょこっと括って、ガタイ良くってちょっと押しが強くて、くあーーーーーーたまんねーこの男!

って完全降伏なんです。なんで表紙、顎髭隠れてるバージョンなんだろうなあ?見えてる方が絶対カッコいいのに(個人的見解)。

その見た目通り百戦錬磨っぽいのですが、そんなに言葉が多くないからこれまた良い。好きだー元哉。

受けはちょっと臆病黒ワンコという印象。事情あって好きになりそうになっても距離を置こうと色々考えちゃうタイプの方。あれやこれや悶々としているところが可愛いです。

絵がめちゃ好きだと萌え上がり方がやっぱ違うなととても思った一冊でした。

5

攻め=老け顔+ヒゲ+年下+義理の弟

登場からインパクト大の攻め!ヒゲだ~老け顔だ~と思ってたら年下で義理の弟!余裕綽々で年下攻めっぽさはあまりなかったけど、カッコ良くて好きでした。受けはなんでこんなに複雑な設定にしたんでしょうか…軽めな作風の中でさらっと語られるような事情に思えなくて、ちょっとモヤってしまいました。
父親同士がパートナーになり、家族になった元哉と静。元哉は静のドタイプだったらしく、最初から惚れてて展開が早いです。元哉は悩む前に即静に手を出してて、でも男は初めてらしく、なんかよく分かりません。
さらに謎なのが静の事情。途中で出てきたふわっとした過去回想。この意味は後から解き明かされていくんですが、それはそれで静の出自に疑問が生まれてしまいます。静が「かわいい」って言われたくない背景を描くだけの設定にしては重すぎるし、かといって他に活かされてるエピソードもないし、何が描きたかったんだろう…。
作品の持つ雰囲気とキャラの持つ重みと個々のエピソードとがあまり釣り合っていない、なんとも言えない読み心地でした。
絵とキャラの独特のとぼけっぷりはすごく好き。

3

ときめきは持てなくても可愛きゃいいじゃない

毎度 レビューの意味に悩み倒します

主観より客観的にみなきゃいけないのに結局は内容書き出しただけの読後のいろいろになっちゃうんですよ

考察も論評もあったもんじゃない
難しいですよね で相変わらずダラっと書きなぐります


中田さんも作家さん買いです
絵面の好みで買い続けてます

なんだけど 申し訳ない 自分の年齢が邪魔してるんですかね? 
いまいち[ピタッ]っとハマれるお話に出会えてない

決して お話がどうのって事じゃないんです 読んでいて悪いところなんかまったくないんです むしろ愛らしいお話で微笑ましいな と

今回も いろいろ思いながら買っちゃいました ごめんなさい ←謝りゃいいってもんじゃない?



んーーー 父親同士で再婚(同居)はいいんだけど すんなり受け入れた息子達の詳しい事情がないんだな そこに「待ってました!」的なシチュで互いを意識する場面展開

もえ~~~ ってなれない自分が疎ましい Orz


とっかかりはドラマチックなんだけど お話が動き出してしまえば 酸いも・苦いも・辛いもない ただただ かーわーいーいーー

好きが溢れてるのに 相手のでかたを気にして素直になれない なったらいけない?
弱腰でしどろもどろになっちゃう義兄を愛でるための1冊と思えば大いに結構 ほんと可愛らしい

ただそこなんです 個人的にピッタリいけないのが
そこに至るまでの経緯がないところにモヤッとしてしまうというか 物足りなさを感じてしまうというか

父親の恋の話しかり 親子関係の話しかり

そこを事細かに!とはいかなくても もう少し描いてくださらないと せっかくの設定がすべておじゃんになって ただの かーわーいーいーーー だけで終わっちゃう

それはそれでアリなんですよ?
アリなんだけど 実に悩ましいッ!

そこを描くのには寸足らず?尺足らず?だったのかもしれないけど さらっと甘さ控えめ 薄味仕立てのお料理って 時にアクセントがないとボヤけたものになっちゃう 超個人的な話で申し訳ないんだけど あの感じになっちゃうんでよね

んーーー これって実はまだ続くのかな?


波乱を望まず ただただ可愛い義兄弟が親密になるもの読みたい って時に再読してみます
いや 本当に可愛いのよ中のふたりったら

4

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