交際0日で夫婦になります(ムリ)

ムリ婚。【BLCD】

murikon

ムリ婚。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神67
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
6
得点
376
評価数
80
平均
4.7 / 5
神率
83.8%
著者
媒体
CD
作品演出・監督
音響監督:前田蒼
脚本
茶乃原ゆげ
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
フィフスアベニュー
収録時間
枚数
ふろく
フリートーク
発売日
JANコード
4580166733623

あらすじ

『対立していた村同士の男女が、恋仲を認められずに心中したことから
両村には様々な災いが起こり始めた。
祟りを恐れた村人たちは、男一人、女一人を互いの村から差し出し、
以後、二人が契りを交わすことでその魂を鎮め厄災を回避してきた――』

嘘みたいな言い伝えにより、一夜にして隣村の黒滝千景の花嫁になった白河百貴。
両家の圧に押し負け、運命を受け入れて白無垢を着るものの、
千景とは険悪なまま新婚生活が否応なしにスタートする!!

心も体もマッチング不成立!?離婚不可避のマリッジBL!

■収録内容■
・「ムリ婚。」第1話~最終話
・コミックス描き下ろし「アリ婚。」(いつきまこと先生原案によるエッチシーンを含む大幅追加あり!!!!!)
・キャストコメント(斉藤&古川&田丸)

表題作 ムリ婚。

黒滝千景 → 古川慎

白河百貴 → 斉藤壮馬

その他キャラ
田端守[田丸篤志]/ 百貴の母[大井麻利衣]/ 千景の母[尼子絢那]/ 百貴の父[石黒史剛]/ 千景の父[佐久間元輝]/ 神主[こばたけまさふみ]/ 巫女[渡辺優里奈]/ 巫女[白石晴香]/ 不動産業者[陣谷遥]

レビュー投稿数6

コメディかと思ったら4話からエロ過ぎる

ちるちるさんでの評判が良かったので聞いてみたいなと思いつつ、販売元のフィフスアベニューさんにずっと在庫がなかったため、がるまにでダウンロード購入して聞きました。端的に言えば、コメディ的なテンポの良さ×お互いに惹かれ合っていくラブ展開×絡みのエロさが全て揃っており、相乗効果によってメリハリのある飽きない作りになっていると感じました。
私は原作未読でしたが、CDだけでも何が起きているかは十分に分かります。村の風習で出てくる村の人がやたらそれっぽい雰囲気を出してくれるので何の違和感もなく情報がすっと入ってきますし、最初は「村の言い伝えとかエロ要素に使われるだけだろ」と邪推していたのですが、無理やりするようなシーンはなく、逆に風習があるのに同意でHするシチュエーションにテンションが上がりました。最初は百貴の「ムリ」=千景のことが「ムリ」だったのに、これ以上Hするのが体力的に「ムリ」に変わっていたのは最高でした。セリフの言い回しや物語の展開含めてしっかり練られています。ただ、好き嫌いあるかなぁと思ったのはSEの水音ですかね。ハマってる時もあればバケツの水をぶちまけたような時もあったので、音量とか諸々調整していただけたら良かったのになぁと思います。キャストの皆さんは脇役の方含めて本当に良かったので、全編通して聞いた時に少し勿体ないと感じました。

百貴役の斉藤さんは可愛いに寄り過ぎないところが良かったです。BLCD的には最高ですよね。中性的だけどなよっとしていないというか、芯が強そうに聞こえるところが本当に魅力的な声質だと思います。しかも儀式を終えて千景がいなくなった後の演技が特に良くて、あの悲哀と切なさがあることで、今までの明るくて負けず嫌いの騒がしい百貴は千景のことを恋愛的な意味では意識してなかったと分かります。CDを先に聞いた人にとっては非常にわかりやすく、感情移入しやすかったですね。あと、挿入されるシーンの声がエロ過ぎる。口でするシーンも色っぽいし、可愛いけど幼くはないというか、その絶妙さが物語によりリアリティを持たせていたように思いました。
千景役の古川さんは最初は声低いなぁと思ったのですが、聞いていくうちにだんだんと慣れましたね。リップ音とか間合いの取り方とか、技術面は恐ろしく高いですし、特に後半は安心して聞けました。今作は一番最後に「アリ婚」というトラックがあり、そこで初めて千景とは?が描かれているのですが、このトラックを聞いてから1話に戻ると、一気に物語が色鮮やかになるんですよ。百貴と千景は喧嘩ばっかりしてお互い相容れないように見えるのですが、どちらかというと千景はずっと百貴の言葉に振り回されていて、傷ついたり喜んだり色々あったんだろうなぁと想像できる。最初は「うーん」と思っても、何回か聞いていくうちに納得できたり、新しい発見をくれるのが古川さんのお芝居の真骨頂だなぁと思いました。

ということで、いつ聞いても面白い良作だと思うので、ポケドラやがるまに等の配信サイトで見かけたら是非チェックしていただきたいと思います。

1

聴き応えある

原作好きで、古川慎さん×斉藤壮馬さんというキャスト発表にイメージピッタリで即ポチしました。もちろん原作の面白さはそのままに、テンポがとてもいいのでいつでも聞ける手軽さがあると思います。

既に他の方がレビューでこのCDの良さを語っておられるのでこれだけ言わせてください。disc1の最後の斉藤壮馬さんの「プンプン」がめちゃくちゃ可愛くて、これだけでも買ってよかったと思えました(笑)聞いた瞬間、昇天できました。

1

プリンセスはすごい

原作既読です。
原作で割と体格の良い百樹が「孕ませエッチしよ」と言っているのがどうにもこうにも違和感ありすぎて苦手だったんですが、プリンセスこと斉藤壮馬さんが言うと違和感なさすぎてびっくりしました。これが声の力か…
斉藤さんは安定のクオリティでした。
個人的に古川さんの攻めの時の声があまり好きじゃないです。妙にかっこつけすぎというかむりに低くしすぎというか…古川さん攻めの他作品でも思ったので千景としての役作りというわけでもないと思います。あとエロの時もちょっとうるさいなと思ってしまいました(声が好きじゃないからそう思っただけかも)。演技自体はお上手なのですが、どうにも話に集中できなかったので評価を一段階下げました。ごめんなさい。

あと特筆することといえば、水音のSEがものすごかったです、いい意味で。あれはエロい(笑)

前半百樹と千景が喧嘩になる時の空気感など良かったんですが、進むにつれて古川さんの声が気になってしまったという感じでした。

2

コミカルな掛け合いとテンポの良さがグッド♪

原作未読。
何の前情報もなく聞きましたが、タイトルと、ジャケットイラストから想像する通りトンデモ設定。
最初から、あ、これは笑えるやつだな。
軽いノリで、聞いていいやつだな、と想像し、その心持ちで聞いたので、序盤の掛け合いも、テンポのいいスピード感にもいい感じにのって行けて、心地よかった。
トンデモ設定も想像通りですんなり受け入れられた。
はいはい、こういうルールね。
OK、OK(笑)
某デ○ノートのルールブックを理解するかのようにすんなり受け入れ聞けたのは変に説明ぽくなく説明してくれる脇役のお母様方や村人がこれまたコミカルな演技で華を添えてくれたからだろう。
いい味出してる(笑)
百貴こと壮馬くんのコミカルな語りがとても面白い。さすがです。いろんなはっちゃけた声であり得ない状況が逆にリアルに伝わってきてよかった!!
酷だなと思ったのが千景役の古川さん。
古川さんといえば!!言わずもながテクニシャンなお方。
さまざまな濡れ場を演じてこられたベテランさん。
そんな古川さんに、ど、童貞役って!!
かなり、べつの意味で苦労されたよう(笑)
そんな苦労のしかたある?
古川さんの童貞感な演技だけでも聞く価値ありだよ(笑)
追加エピソードで、原作にはなかったある真実があかされている模様。
原作ファンの方も回収する価値ありあり。

9

コメディーかと思いきや

原作未読の状態で先にCDから聴いてみました。
今回古川さんと斉藤さんがメインキャストということで、とりあえず買わなきゃと購入してみました。
お二人が出演されてるんだから、大丈夫という安心感が。
最初の方はテンポの良い会話劇のようで、二人の呼吸もぴったりで、楽しいやり取りで。喧嘩っプルかなと思いながら聞いていたのですが、なんだか途中から徐々に甘ーい雰囲気になってきて、めちゃくちゃ二人共かわいかったです。
村の言い伝えでいきなり結婚することになった二人で、しかもHしないと災いが起こると聞かされていた二人。初対面でいきなり男同士なのに結婚させられた二人なので納得いかない状態で同居スタート。
一時は斉藤さん演じる百貴は逃げ出すものの、家に置いてきた古川さん演じる千景のことが気になってちょっと戻ってみると風邪で寝込んでて。そのあたりから、ぐっと二人の距離が近づいたようで。
なんだかんだ年上の百貴がリードしようとするけど、千景も童貞だったとは思えないほどガツガツくるところが、少しコミカルだけど、もう好きになってる二人なのでとにかく甘いです。
斉藤さんの受けの時の演技って本当に色っぽいし、古川さんの攻めの時の演技って、あの低音で囁かれるとかっこいいです。
今回キャストトークで最初手慣れ過ぎた感じがNG出て、童貞感と必死な感じのディレクションが出たというようなことをおっしゃっててさすがと思いました。
それぞれのキャラに合わせた演技が絶妙で、素敵な作品になってます。
原作未読でも楽しめると思いますので、キャスト様目当ての方は是非。
また、お二人でこれからも色んな作品出て欲しいです。
CDを聴いた後に原作も購入しました。絵も綺麗でこちらも素晴らしかったです。

12

念願の組み合わせ

古川慎さん×斉藤壮馬さんでガッツリ絡みシーンのある作品、7年前の『そんな目で見てくれ』からずっと待ってました…!

待ちに待ち過ぎて、実現までが長かった分期待値のハードル上がりまくりだったけど、結論から言うと、それを軽々余裕で飛び越えてくるほどのヤバさでした。

何故今まで一作も無かったのか各BLCDレーベルさんに問い詰めたいくらい、お二人の声と芝居の相性が最強。

テンポよく展開するストーリーに伴う軽快なハイテンションギャグの応酬はもちろんだけど、なんといっても濡れ場の!艶っぽさと生々しさが…!まさに化学反応!

吐息の強弱変化と圧迫感による小刻みな震えの合わせ方が絶妙にぴったりで、リアルすぎて本当にこんなとんでもないものを聴いていいんですか?という気持ち。

次はぜひ、シリアス系の作品でも、お二人の芝居合戦を堪能したいです。

原作既読者として他の個人的聴きどころ:

①初対面シーンの百貴のモノローグとか、田端宅での会話とか、所々にセリフの追加や変更があって、流れと心情がより分かりやすい

②古川さんの猫語が色んな意味でズルい

③斉藤さんの「怖くて生きていけなくなるもん」「…言ったな?俺もう返品不可だからな?」「…感想なし?」の言い方が可愛すぎて呼吸困難

④ほぼ加筆だった「アリ婚」(このトラックを聴くためだけでも買う価値あり!)

22

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