失恋ふっきるの、お前が手伝って

足りないふたり

tarinai futari

足りないふたり
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神47
  • 萌×219
  • 萌13
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
11
得点
353
評価数
83
平均
4.3 / 5
神率
56.6%
著者
kanipan 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
発売日
電子発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784866694337

あらすじ

いつも“いい人"どまり、好きな人の特別になれない八方美人のリーマン・汐海は、既婚女性上司への叶わぬ思いを笑顔の仮面で隠している。同じチームで仕事をする、常に無表情の同期・盤内とは馴染めていない。…と思っていたのに、ある日盤内から上司への片思いを指摘された上、「人を好きになるとはどういう気持ちだ」?と謎の質問をぶつけられ、あげく「俺と付き合ってみてくれ」と唐突に告白までされて!?
誰の代わりでもない、取り繕わない“本当"の君と、恋がしたい。
不器用過ぎるロボット男×不憫な八方美人、お試しから始まるリーマン同士の恋の真髄!

表題作足りないふたり

盤内理 リーマン
汐海貴緒 リーマン

その他の収録作品

  • 盤内の日(描き下ろし)

レビュー投稿数11

いい意味での表紙詐欺

作家さん買い。表紙の感じからしてケンカップルがわちゃわちゃする系かと思ったら全然違った!
いや甘い。

実験的お付き合いという甘さのない関係から始まって、お互い気持ち確認したあとの攻めの不器用な甘々溺愛っぷりと健気な受けの可愛さにやられました…いやこんなギャップずるいやん。
手の描写だけで相手への気持ちを表現するの良い。キュンキュンする。

kanipan先生の描く黒髪攻めと美人受け、相変わらずブッ刺さります。
えっちはモロ描写じゃないのにエロいです。受けの気持ち良さそうな表情がえちぃ(感謝)あわよくばもっと二人のえちシーン見たかった…いやでも盤内からいろんな体位でねっちり攻められる汐海が見れたので眼福です。
描き下ろしがこっそり社内×××なのもとても良かったです…読者の求めてるもの分かってらっしゃる(奥歯噛み締め)

シーモア白抜き

0

可愛すぎる受けが本当にド癖だった…

キャントヘルプフォーリンラブを読んでkanipan先生を漁りたくなり有言実行。

キャントヘルプに比べてリーマンという設定と作り笑いが得意のリーマンと恋愛も感情もあまり理解できないリーマンというわりとBLによくある設定だったのもあり、序盤はそこまで刺さらず、あの1冊だけだったか〜と思いきや!!!

両想いになって気持ちも身体も伴ってからの2人の激変っぷりがもう最高だった…とくに汐海くんのふにゃふにゃっぷりというか甘えた上手な感じが普段とギャップありすぎて、本当に可愛い以外の言葉が出てこなかった。ずっと可愛い、可愛い、と悶えながらようやく読み切れた感じがする、本当にそのくらい私の好きな可愛いにドンピシャでした。

あっちのシーンでもモノを直接描く描写とか液の描写は少なめなのになんか知らんがめちゃめちゃえっちい…いやもう最高です!!

1

足りないものは埋まったか

標題通り、それぞれに何か足りないと感じている二人が出会って。。
というストーリーです。
リーマン同期もの。会社では席が隣で何かと交流がある。人当たりがよいけど本音を隠している汐海と、傍若無人でロボットのような盤内のコンビ。
最初は気が合わないと思っているのですが、だんだんとお近づきに。。

汐海は自分を肯定してくれた上司(女性)に恋をしているが、報われないと判っていて、つきあってみないかと言ってきた盤内とお試しでつきあってみることに。
一方の盤内は変人。実家は結構裕福なようなのですが、人間らしい感情がなく、恋を知らない。思っていることをそのまま言ってしまうような人間。良く就職できたな。。

盤内があり得ないくらい変人すぎて、こんな人いないよな、と重いながらも、だんだん絆されて可愛くなってしまう汐海はなかなか良き、でした。

0

読めば読むほど…


最初こそ頭部が大きい絵が…と眉間にしわが寄りながら読んでいましたが、後半からどんどんハマっていきました。
前半は本当に読むのを諦めようかと思っていましたが、キャラの魅力が引き立ってきて噛めば噛むほど味が出るスルメみたい…。

感情に疎い攻めが受けに影響されて恋を知り、人当たりはいいけれど好きな人に必要とされたことのない受け。
何かが足りないふたりが共に補っていく、日常系ストーリーがとても良かったです。

作中にかなり仕事の内容が関わってくるので社会人BLらしさもあります。

あと想像していたより後半からのエロがすごいです。

0

足りなさが良い!!!!

リーマンもの!同期もの!!
普通の人の対等な関係にときめく!!
攻めの盤内は感情ロボットで感性は普通じゃないんですけど。発言がズレてるのが、最後までズレてるとこあるけど、徐々に人間らしく、それを可愛くて思っちゃうとこが楽しい!!かみ合わない2人が、徐々に代わりはいないと思える関係になるまでも、その後のお付き合いも会話、表情の変化が子気味いい。

盤内はマイペースもマイペースなもんだから、エッチもしつこい!こちらとしては、いいぞ!いいぞ!なんだけど、汐海からしたら、長いと甘ったれた感じになって、へんな声出るのがやだって~そこが醍醐味!なのに!!完全同意です。そんなこと言っても盤内の日を作ってあげちゃうあたり、愛だなって可愛思えました。なんてことない2人なようで、ほんのりとした特別感が良い~

0

盤内の日も必見

ロボ情緒の盤内と気遣い八方美人の汐海。
正反対な同期同士のふたり。

「付き合ってみてくれ」
盤内の提案で本音を抑えたどこか少しぎくしゃくしていた始まりから徐々にお互いにハマっていき次第に変わっていく関係性。
「代わり」ではなく「特別」へ。
どんどんと気持ちを曝け出して触れ合って代えがきかない存在になっていく中〜後半にかけて次から次にきゅんがたたみかけてきて盛り上がりがすごいです。

盤内の実家での汐海のキスからのエッチシーンの生々しさがエロくて…!
盤内のギラギラしてしつこいかんじ。
汐海のふにゃふにゃして甘くなるかんじ。
今までのふたりの淡々としたやりとりからお互いを受け入れようと熱を帯びた感情に伴う行為がものすごく良くてぎゅんときました。
初エッチの後の朝に朝ごはんを準備する汐海が寝起きの盤内にあーんしたりとかやりとりがなんだか気恥ずかしい。

ロボだった盤内の情緒がじわじわと染み出してきて、好きとかヤキモチやいたりとか、しっかりと感情が出てくるのを見て汐海と一緒にうれしくなりました。
そして2回目のエッチの名前呼びがたまりませんでした〜。
「ばんないの日つくる…?」って…!
ふにゃとろ汐海もエプロン汐海も可愛すぎんか?
描き下ろしのスーツでいたす盤内の日も必見です!

3

ロボット×八方美人

感情を表に出さない盤内と、笑顔を張り付けている八方美人の汐海。

好きの感情を知りたいからと、お試し交際を盤内に迫られ付き合う事になります。

結構盤内が強引でどきっとしました。
汐海に関わる時に無表情の仮面が外れて、ギラッとした表情を見せるんです。
これは好きな奴だー!とテンション上がりました。
レ○プ紛いの事をしてしまってから、2人の心の壁がなくなって、本音をぶつけるようになってきて、面白さが加速しました。
2人共に表情が柔らかくなってきて、恋愛感情も芽生えてきて、お試しが本当のお付き合いになっていきます。

エッチが中々にしつこい盤内、好きが分からなかった人とは思えない程大好きオーラを飛ばして、汐海をヘロヘロにしてました。蕩けてる汐海がまあ可愛い。

お仕事BLとしても楽しめます。仕事の描写もかなりありますし、オフィスで我慢出来なくて手を出しちゃう盤内も見られます。 

描き下ろしの盤内の日では、とうとうオフィスHまで!
2人共ラブラブで良かったです。

3

じれったくて甘々

同期サラリーマン2人の、くっつくまでのもだもだと付き合ってからのラブラブをお腹いっぱい味わえます。大満足です。

タイトル通りのどこか足りないふたりがお互いを補い合いながら、少しずつ変化していく様子に心があたたかくなります。

穏やかな心理描写も好きですが、エロがめちゃくちゃエロいのも凄く好きです。個人的に書き下ろしで汐海のパンツが丸まって足に引っかかっているのに超絶ときめきました...。

kanipan先生の作品、本当に好きで新刊が出るたび飛びついてしまいますし、読み終わるといつも買って良かったなあと嬉しくなります。
迷われている方は是非どうぞ!おすすめです。

4

ロボットの情緒を育てて恋をする

ロボットとまでいわれる変人攻めが最高にツボでした!軽妙な会話と独特のノリにハマる~!ここでなんでそんな表情!?っていう意外性の連続なのも面白く、読んでてずっと楽しかったです!
職場の既婚女性上司に片思いする汐海は、「好き」が分からない同期の盤内と付き合うことになります。殺し文句系萌えセリフを変なテンションで言う告白シーンがおかしくて、この世界観に引き込まれていきました。
終始笑えるやりとりなんだけど、二人ともシリアス風味な悩みを抱えてて、徐々に表面的でない会話になっていくのがとても良いです。盤内に縛られてヤられそうになった翌日の二人が特に好き。あれを早々に許す汐海は寛容すぎるけど笑。
関係性が決定的に変わったのは、盤内の家族に汐海を紹介したところから。一番欲しかった言葉をぽんぽん投げてくる盤内に、汐海が惹かれていくのが分かります。タガが外れて素直になった汐海は可愛すぎだし、必死な盤内は全然ロボじゃなくなってるしで、めっちゃ萌えました。
Hシーンは意外にも?長く描写されていて、盤内がしつこかったです笑。
で、めでたく情緒が育った盤内が初めての嫉妬を経験。拒否られてショック受けたりもしてて、すごい変わりようでした。
とにかくあらゆる点がツボにハマりました!この作者さんの他の作品も読んでみたいです。

5

職場恋愛モノ

始まりは突然ロボットみたいな同僚のが自分と擬似恋愛したい、と申し込まれる事からスタートするものの、言われた受けが良い人なのでスムーズ展開です。途中で「俺男なのに」みたいなセリフが挟まったりするものの、受けが女性でも成り立つよな職場恋愛王道もの感があります。
受けは失恋直後なので、それを忘れる為の手段でもあるのですが、職場の同僚と付き合うという事に一喜一憂しているうちにいつの間にか失恋の悲しさは何処かへ行ってしまっていて、脳内は攻めのことばっかり。攻めのロボットの方は人間になれました、というお話。

0

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