真夜中ミラーボール【電子特装版】

mayonaka mirror ball

真夜中ミラーボール【電子特装版】
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×25
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
59
評価数
16
平均
3.9 / 5
神率
37.5%
著者
木村イマ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
forcs
レーベル
すとろべりぃ
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

『真夜中ミラーボール【電子特装版】』
おまけ収録の電子特装版!

「乱パって興味ある?」
異様でも構わない、血が沸騰してしまうような特別なモノを求めていた。そんな世界に突然踏み込んでしまった―。

ファッション誌のサポート編集・千晶。
平凡に生きていたが、自分とは別次元を生きるパリピでゲイのモデル・礼の誘いから、大きく世界が変わり始める。
戸惑いながらも、好奇心から指定された場所に向かうと、
そこには男同士が享楽的にsexに興じる異世界のような光景が広がっていた。
優しく声を掛けてくれた太芽は、その手を千晶と繋ぎ会話しながらも他の男に抱かれていく―

ギラギラして妖しくてスリルだらけなこの光景は…オレが求めてた東京だ―

【収録話は「真夜中ミラーボール」第1~7巻です。】

表題作真夜中ミラーボール【電子特装版】

千晶,ファッション誌サポート編集
増川 太芽,ファッション誌ライター

レビュー投稿数2

初恋みたいな2人の恋

作家さん買いです。
木村イマ先生を知ったのは、少女マンガ「閏うこの月」からでした。
繊細な部分の心の動きをじっくり描く所が好きで心に沁みるなぁ、と。
BLを描いているとは知らず、読んでみたいと、購入しました。

タイトルからどんな作品なんだろうと、思ったけど、すっごい良かった。

ストーリーは熱いのに絵柄のせいなのかセリフのせいなのか、静かに落ち着いた、この世界感がとても好きだわ。
乱パから始まる恋で、不特定多数との絡みのシーンあるけど、そこまで卑猥には感じない。

千晶は、特別なものを求めて上京し7年。
それとはかけ離れた平凡な生活を送っていたが、、、
仕事で知り合った、モデルの礼に誘われて行った先にあったものは、享楽的な世界だった。
そこで、知り合ったのが太芽。

この時から、お互いを意識し始める訳なんだけど・・・この後のジレジレが萌える。

太芽は始めて人を好きになった時から、普通な日常を笑い合えるパートナーを求めていたが、そんな相手はいなかった。

割り切った関係なら、相手に簡単に触れるけど、本気だからこそ手を出せない、千晶と太芽が悩み抜き、付き合い始めるシーンがとても印象的。

初恋が実ったね。

この作品に出てくる、脇役達が魅力的でスピンオフをお願いします。

あとがきまで、しっかり楽しめました。

おすすめの1冊です。

0

ミラーボールに照らされない世界もある

 他の作品ではなかなか出会えない、唯一無二の趣がある作品でした。両方受けの雰囲気を持つ千晶と太芽が最終的にくっついて千晶が攻めになるんですが、最初は千晶は受けになって欲しいと思っていたのに、読み進めていくうちに自然と攻めになる彼の絵が浮かんできて、木村先生のストーリー構成が素晴らしいなと感じました。

 東京のぎらついたアングラな世界は敬遠されるべきものとして描かれがちですが、上京したからにはそういう部分に触れてみたいという千晶の欲求は素直で好感が持てました。正直、一度は経験してみたいものだよね。そんな異世界で出会った人達も、皆日中は違う顔をしているし、1人ひとりは自分と大差ない悩みを持った人間かもしれない。割り切った関係ではなく、ちゃんとした恋人が欲しいと訴える太芽の可愛さにやられました。職場で空気が読めない千晶だけど、彼は人の心が分からないわけじゃないし、きっと太芽のことを大切にしてくれると思います。都会や仕事で疲れた時に読んで欲しいBLです。

0

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う