噛んでくれ…もっと強く。二度と離れられなくなるように――

最強アルファと発情させられた花嫁

saikyo alpha to hatsujosaserareta hanayome

最強アルファと発情させられた花嫁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神44
  • 萌×214
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
13
得点
286
評価数
62
平均
4.6 / 5
神率
71%
著者
中原一也 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
最強アルファと発情しない花嫁
発売日
電子発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784576210407

あらすじ

祝・デビュー20周年
抽選で100名様に豪華仕様SSが当たるアンケート企画あり!

「お前を発情させられるのは俺だけだ」オメガを自在に発情させられる特別なSアルファ・黒瀬。そして、Sアルファを産む確率の高い特別なオメガ・五色。夫としてもパパとしてもハイスペックな黒瀬と番になった五色は、以前は考えられなかったほど幸せだ。いじっぱりな性格が邪魔をして、素直に想いを伝えられないのがもどかしくはあるけれど…。だが、番の上書きができるSアルファが五色を狙っていて、子供たちまでも巻き込まれ!?

表題作最強アルファと発情させられた花嫁

黒瀬玲二,Sアルファで軍人
五色春,Sオメガで黒瀬の番

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数13

Sアルファが出現?

続編のこの作品では最初になんとも言えないシーンから始まります。
え?!玲と春は上手くいって、平和に暮らす感じじゃなかった?あれれ?

本編では、そりゃぁもう幸せにラブラブにお子ちゃま達と暮らしているんですが、玲の方は軍の方が不穏な感じで、どうも玲の他にSアルファがいるらしいと。そんなに出現したらSアルファの希少価値は?とも思っちゃいましたが、悪者登場で山場があるのは物語的には面白いですよね。
考えてみると、春と出会ったのが、もしそっちが先ならどうなってたのかな?でも心の繋がり的にはやっぱり玲と結ばれていたのかも。そうあって欲しいです。

そして、アルファがオメガに番の噛み跡をつける時には自分の歯じゃないとダメなのか〜。それも設定次第ですけど、こういう発想は無かったから、斬新な設定だなって思いました。「歯は命」というのを思い出しました。芸能人だけじゃなくて、アルファも「歯が命」なのね(笑)

そして、脇キャラの矢内、私このキャラ結構好きなんですよね。良いポジ取ってます。シゴデキな彼は軍からスカウトされるまでに…良いやつだ。

次の発情しすぎる、も読むのが楽しみです。

1

続巻

 今回五色を寝取ろうとする二岡、ちゃんと顔が整ってます。汚いモブおじから狙われるとかでは無いからご安心を。
 結局、五色と黒瀬の番の印を、二岡は上書きできなかった。最終的に二岡はオメガを発情させられない、孕ませられない体にされてしまう。歯を拾い集める描写が可哀想で……。
 黒瀬と五色がメインのストーリーなのに、二岡に感情移入してしまって、五色を寝盗る(上書き)場面が見たかった迄ある。

 黒瀬もちゃんと格好いいことしてるんだろうけど、五色を守りきれてないのと、五色を不安にさせすぎなのが不満……!

 後半、黒瀬が行方不明扱いにしてた理由が理解できなさすぎる。生きてる確証を五色にだけでも与えてあげてくれよ……とモヤモヤした。
 そして相変わらず挿絵が良い。

 番外編SSが、成長して高校生くらい? になった子供たちが出てくる。
 カナタ×ユウキの香りがしたので、めっちゃ楽しみ。

1

これは続きますよね!?

そーなんです?いやいや、これは続くでしょう?

だって第2のSアルファが出てきましたし、死んでないようだし。
歯を折られたらダメなの?でも拾って持ってったから牛乳に浸して歯医者さんに持って行ったかも?そこでインプラントを勧められるかもしれないですよね?
その後能力が復活するかもしれないってモヤモヤしちゃいました。
この組織がある限り続くんですよね?
そうであって欲しい。

あと、もう1人ぐらい子供産んでもいいよ。ラブラブなんだから。

あー気になる。
この2人のキャラが好きだから、ちゃんと落ち着いた幸せを見届けたいなぁ。って思います。

0

二人目登場Σ(゚ω゚)

前作のラスト、大団円のハピエンだったので、これ以上何が!?と思ったのですが…。
そうですよね、最強Sアルファ、1人の訳ないですよね。

オメガを発情させられるSアルファの黒瀬。
黒瀬に上書きされ番になったSオメガの五色。

番の2人なので、最初は甘々スタート。
6人の子供達に加え、2人の子供のカナタまで加わり、賑やかさも幸せ度もアップです(≧▽≦)
黒瀬は、前作よりわかりやすく優しいし、更によきイクメンぶり。

そんな中、アルファ至上主義の思想を持つグループがあり、その中に黒瀬と同じSアルファの存在が確認される。

番の上書きができるSアルファは、黒瀬との関係さえも上書きできるのか。
家族と過ごす幸せな今を守りたい五色。
黒瀬以外のSアルファ二岡に発情させられそうにった時、絶対に発情するものか、という五色の強い意思がかっこよかった。

「俺が言える男になればいいだけだ」ってさらりと言っちゃう黒瀬がまたかっこいい(≧▽≦)

二岡により黒瀬と五色、息子のカナタまで拉致され、どうやって逃げ出せるのか、とハラハラしっぱなしでした。

二岡への反撃。
なるほど!確かにそうなるのか。
思わぬどんでん返しにほぅ、とため息が出ます。

ケガをしている黒瀬を置いて逃げなければならない辛さ。
戻らない黒瀬が生きているのを信じて待ち続ける痛み。
五色の気持ちがとっても切なくてきゅんを堪能です。


ハラハラきゅんきゅんで、続編もとても萌えさせてもらいました(#^.^#)
ただ、元気な子供達との描写。
幸せの象徴でもあるのですが、正直私にはちょっと過多ぎみだったかな〜(^_^;)


イラストはそのまま奈良千春先生。
子供達とのほのぼのversionもかわいくて素敵ですが、アダルトversionがまた素敵。
最初のえちシーンの挿し絵とか、色気ダダモレ過ぎでクラクラしちゃいます。

3

続いて欲しい作品

レーベルを超えての続刊、両出版社さんの尽力のおかげでこうして読める幸せを噛み締めております。本当にありがとうございます。(前作の続編なので、未読の方はSplush文庫さんの前作をぜひご覧になってください)
オメガバースものではありますが、中原先生らしく世界観がしっかりしているのでご都合主義にならないところがこの作品の魅力だと感じています。そして、前作以上のスリリングさと疾走感で夢中になりました。奈良先生の挿絵も最高。
何より受けの五色が一貫して強いのがたまらない。めちゃくちゃ男前なのです。好きにならないわけがない!
SアルファとSオメガというこの世界でも大変な存在である主人公たちの奮闘、彼らの子供達の成長が読めて胸がいっぱいになりました。特典にあったペーパーを見て、「これは続刊がないとダメでしょ!」って思ってしまいました。まだまだ彼らの続きが読みたいです……!

4

2作目

他社さんで出た「最強アルファと発情しない花嫁」の続編、おめでとうございました。すっかりパパママになった二人、寄り添い、柔らかい表情を見せる攻めが超素敵です・・なんですがシリアスが不得手なので、お話自体にはあまり盛り上がれず、萌にしました。本編250p弱+あとがき。

子どもたちと幸せいっぱいの生活をおくる黒瀬と五色でしたが、ある日アルファ至上主義者と新しいSアルファの存在を知らされ・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
お子様方多数(前作からの引き続き)、矢内(刑事)、武田(診療所医師)、荒木(軍監視用の外部機関の人間)ぐらい?お子様方が変わらず大変愛らしい・・

++より内容に触れる感想

春が幸せになって、黒瀬と本当に幸せそうにしているシーンと、後半の二人の大ピンチなところのギャップがすっごく大きくて、「うわー、ここ辛い・・」とめっちゃ思うのです。真ん中あたりの、「春のSアルファ攻撃を耐えるところ」や「最後のひたすら黒瀬を待ち続けているところ」は、きっと「堪らん!」という人が多いのでは。

それから。黒瀬が前作よりずーっと優しく感じられて、良かったんですよ。前作はそんなに優しい♡とは感じなかったのですが、やっぱりパパになったからかな。料理なんかもやってみて、微笑ましかった。絵に描いたような新婚生活♡そして奈良先生の描かれるお子様方、黒瀬のパパ顔のなんと素敵なこと。

お話として非常にハラハラし、二人の新婚生活にはとってもニマニマしましたが、途中からは「王道か」と感じてしまったので、萌としました。最近シリアスものにどうも深入りできなくなっている自分が悔しいなあ。でも次が出てもまた読みますよ、アルファ至上主義の方々や、ユウキとカナタ等、第二世代の行く末も気になりますからね!

5

新たな敵に狙われたのは!?

今回はSアルファである軍人とその番であるSオメガのお話です。

アルファ至上主義者達の活動が活発化し
Sアルファによって攻様一家が狙われる事件の顛末を収録。

この世界には
アルファ、ベータ、オメガという第二の性があります。

人口の7割占めるベータは特質すべき点のない中間層ですが
人口の2割しかいないアルファは全てに優れた能力を持ち
生まれながらのエリートととして世の中を動かしています。

アルファよりもさらに希少とされるオメガは
その希少性とは裏腹に発情という生理現象を抱えるが故に
社会生活を送るうえで大きなハンデを背負っていました。

アルファはオメガの発情に反応しますが
最強と呼ばれるSアルファは己の意思ひとつで
自由に発情をコントロールできる上に
意図的にオメガの発情を促す事もできる存在です。

攻様はそんなSアルファの1人で、
そんな攻様の番となった受様はSオメガです。

SオメガのフェロモンはSアルファさえ惑わす
特別な体質をもつとされますが
その全容はいまだに解明されていません。

軍中枢で私利私欲のためにオメガを利用していた
攻様の兄から受様を救い出した攻様は
兄の子供達とともに受様と家族になります。

攻様達の活躍で軍上層部の人権侵害が暴かれ
軍の暴走を監視する外部機関が
設置される事となりますが

アルファの数を増やして国力を上げるという
危険思想をもつアルファ至上主義者の組織の「AAsA」の
活動は闇に隠れて軍部もなかなか捕まえられません。

そんな中、オメガの拉致に関わった人物として
新たなSアルファが見つかり、
攻様は多忙を極める事となります。

そんな危険なSアルファの魔の手は
Sオメガである受様にまで伸びる事となり!?

既刊「最強アルファと発情しない花嫁」の続編で
最強のアルファである攻様と特殊なオメガである受様が
新たな敵に立ち向かうオメガバースとなります♪

既刊のスプラッシュ文庫もワクワクで読み、
続きを期待していたのに翌年には休刊になって
残念に思っていたのでシャレード文庫で続刊が読めて
とても嬉しかったです♡

受様は攻様と出会うまでは発情した事もなく
オメガとしてはポンコツだった受様ですが
Sオメガは受様ただ1人なのです。

Sオメガに対する研究も検証も足りず
そして受様自身にも自分の能力は判らず
受様を利用しようとする者達から
護られるしか術がありません。

人は護るべき者のために強くなりますが
受様にも攻様にも護りたいものが多すぎる!!

自分たちの理想とする社会のためという
理念と目的のためなら何でも許されると思っている
「AAsA」のSアルファへの危機感は増すばかりです。

受様と2人の子供が攫われ、攻様まで危機に陥り、
ヒーローは死なないよね!? と思っていたら
まさかの生死不明!?

攻様と受様と子供達が
再び家族として過ごせる日々を取り戻すまで
ハラハラ&ドキドキ、ワクワク盛り沢山!!

とってもとっても楽しく読ませて頂きました (^O^)/

物語の主軸はシリアスで重い題材を扱っていますが
受様と子供達とのシーンは軽くコミカルで
フフッと笑わせて頂いたり
攻様と受様の絡みシーンでは濃厚なエロさで
萌え萌えさせて頂きました♡

イラストも前巻同様、奈良先生で
中原先生の物語世界をより素敵に描いて頂き
もう言うこと無しの1冊でした。

2人の今後も
子供達の未来も気になり過ぎるので
ぜひこのままシリーズ化して欲しいです♪

6

続編刊行ありがとうございます!

今回もとても面白かったです。夢中になって読みました。
独自のSアルファ、Sオメガという設定がとても魅力的なのです。黒瀬と五色の番の関係もとても素敵でした。
奈良先生の黒瀬はカッコいいし、五色は可愛いし文句無しで好きです!


自分達の子と黒瀬の異母兄の子供たちと、本当の親子のように暮らす様子がとても微笑ましくて大好きです。

そして今作ではそんな平穏な日々を脅かす存在が近付いて来ました。前作で危機は去ったと思っていたのに、更に厄介な相手に底知れぬ恐怖を感じました。

Sアルファの黒瀬の強さばかりでなく、子ども達を守ろうとする五色の強さも光る作品となっていました。

やっと信じられる人々が集まったでしょうか?
これからの黒瀬と五色の活躍が早くも読みたいので、続編を待ちたいと思います。

それから中原先生、デビュー20周年おめでとうございます。

3

気概と矜持に溢れた、先生にしか書けないオメガバース

とにかく読んでる最中から、圧倒されっぱなしでした

オメガバース、花嫁、子育てから想像される内容を吹っ飛ばす、スピード感と熱量
ストーリーテリングで読者を引っ張る引っ張る!

艶やかな表現、研ぎ澄まされた文章、ラストへ向けて加速する構成力、弱者へと揺るがぬ視線は中原先生でしかなく、デビューから20年をかけて築き上げてきたオリジナリティはどんなテーマにも発揮されるのだ、とベテラン作家の実力を見せつけてくれます

そこにこの「絶対に面白い作品にしてみせる」という気迫!!
読みながらなぜか涙ぐんでしまいました

進化し続け、作品ごとに新たな挑戦をしてくださる中原一也先生のデビュー20周年!
帯を見ても泣けてしまった

続編希望です!!



9

続編出た直後ですが続編を希望します

前作が発売後にレーベル休刊という憂目にあったのに新たに別のレーベルから続編が出版されると決まり実現した
(前作は去年刊行です)
この短期間でここまで詰めて発行したということがこの作品の面白さの証明な気がします
実現してくれた編集者様と先生に感謝です

前作で当て馬の兄に無理やり番にされ引き裂かれたが番の上書きというウルトラcをかまして
晴れて家族になったsアルファとsオメガの二人ですが
今回まさにこの番の上書きが出来たことが恐怖の対象でした

完全な自由では無いが幸せな家庭を作ろうと頑張っている五色と激務をこなしながらも五色と子供たちへの愛を深めている黒瀬
そんな中新たなs級アルファとアルファ至上主義の集団の存在が明らかになる
彼らが唯一のs級オメガの五色を狙う

黒瀬と番関係にありながらも他のs級のフェロモンからの影響をいまだに受けてしまう五色
もし他にsアルファが出たら上書き可能なのではないか
という恐怖が全編を覆い兎に角それが怖いのです

オメガバースは特殊ルールが多く読むこちらもそれに慣れていますが
そんなルールをぶち壊すs級の二人の未知数な能力がとにかく恐ろしい
通常なら番になったら上書きは出来ないし
フェロモンも番にしか効かないのに
s級の二人にはそのルールが効かない
その為二人は引き裂かれ大きく傷付きます
二人にも勿論読者にも絶対的な答えが与えられない状態がひたすら続きます

わかってるのは二人が互いを強く愛して求めている事
彼らの愛する家族の子供たちも彼らを愛しているという事だけ
それが命綱の様でした

ジェットコースターのようにハラハラドキドキです

そして恐ろしい事に二人の能力については何一つ確かなことがわからないままなのです
これは続いて頂かないと本当に困ります

もう一つこのお話の魅力に自分の子ではない子達と自分の子を分け隔てなく育てている若い二人の姿が良い事があります
血は繋がってなくても彼らの家族である子供がたくさん出てきます
正直昨今の子育てBLはあまりに家族仲良くて子供が天使で夫夫で全力で子育てしてて
正直読んでて苦手だなと思うことが多いのですがこのお話はあまりそんなふうに感じずに読む事ができました
子育てBLが苦手な方も読めるんではと思います

6

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