初恋から逃げられない

hatsukoi kara nigerarenai

初恋から逃げられない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×22
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
52
評価数
15
平均
3.6 / 5
神率
33.3%
著者
千葉たゆり 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
集英社
レーベル
集英社ガールズコミックス
発売日
電子発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784088551760

あらすじ

「みのりちゃんは、おれのおひめさまだ! おれとけっこんしてください!!」 昔、一目惚れしたみのりにプロポーズした俊成。しかし、みのりがじつは男の子だったと知り、逃げてしまう。それから10年後、俊成は大学で彼と再会して動揺する。そんな俊成にみのりは「としくんは俺のこと嫌いになれないんだから」と強い執着心を見せ…!?

表題作初恋から逃げられない

赤塚実 大学1年生
平原俊成 大学3年生

その他の収録作品

  • 初恋をつかまえた(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画

レビュー投稿数4

執着具合にドス黒さはないピュア執着

これは疲れてる時に何も考えずに頭を空っぽにして、ぼんやりと眺めていられる部類のほのぼの癒し系でした。

幼少期から大学まで、受けへの執着を一途に持ち続けた年下攻めに翻弄されていくお話です。

といっても、攻めの執着は実際そこまでではなかったです。
大学で再会を果たすお話ですが、その同じ大学に入ったのも、血眼になって受けを探し当てて入ったわけではなかったりするので、ドス黒い感じの執着は期待しないで読み始めるとちょうど良いかと思います。
拗らせすぎて受けや周囲を困らせる、なんてこともなく、むしろ受けの気持ちを汲んで動ける優しい子でした。

そんな攻めを見てなんやかんや受けがほだされていきますが、これぞ年下攻めって感じがして見ていてキュンキュンしました。
まるで少女漫画のように進むほだされ展開ですが、受けの気持ちもちゃんと理解できて、ちょろすぎて引くことはなかったです。

また疲れた時に読んで癒されたいと思います。

4

認めたく無くても。それは初恋。

幼ない頃のみのりは本当に可愛くて。あまりにも可愛いくてたまらなかったから、としくんは、みのりを女の子だと勘違いしていると言う、幼馴染あるある。
ところが。あるあるでは無くなって行く。
小学生ともなると、女の子だと思っていた、初恋の気持ちを受け入れ難いと思ってしまったとしくんは、大学生になる今日まで。その想いを拗らせたまま逃げてしまっていた。物理的に離れた期間が長かったので、再会してからはまた鬼ごっこがリスタート。止まった時間は否が応でも動き出す。

面白いのは、追いかけられているとしくんが「受け」なんですよね、ノンケなのに。ジタバタした挙句抱かれてしまう。彼はきっと。そうなるのだと何処かで予感していて。その決心が着かないから。逃げ回っていた様にも思えて来るんです。全て受け入れる覚悟が無かった。本人の自覚無くてもそういう事なのかなって思えて来ました。
途中出て来る女子、春日ちゃんがあざと可愛くて策士。女子にも嫌われてそうな彼女は、としくんには気付かれない。人を良く見ているみのりには丸見えなのに。彼女の嫌な感じはホントに不愉快。BLに於ける女子の中でも嫌な部類に入るかと思うので、ダメな人はダメだと思います。
この中で、唯一何かと構う友人の関くんは癒し。としくんとみのりの諸々は何となく知らない筈なのに、ナイスアシストをさらりとしてくれる。ニクい。
彼は多分とっても良い子なので、もっと活躍して欲しかったし、幸せになって欲しい。

修正は白抜きだけど、そもそもあんまり見えては無い。

0

終始女の子が出てくる作品はちょっと苦手でした

おとぎ話が大好きでメルヘンチックなとしくんは幼稚園で出会った"みのりちゃん"に一目惚れしプロポーズします。しかし小学生に上がった頃、"みのりちゃん"ではなく"みのりくん"だったことを知ってしまい、"おひめさま"じゃない"うんめい"じゃない、まちがいだった、と傷つき逃げてしまいます。
それから10年以上たち大学生になったとしくんだったが......首席入学で話題の青年がまさかの"みのり"だった......

再会するもそれ以降もとしくんはみのりから逃げ続けます。その一方でみのりは一途にいまでも自分の王子様だととしくんを追いかけ続けます。

そんな執着攻め天使から逃げつつ、としくんは気になっている女の子に童貞ながらも猛アタック。デートに誘ったり告白しようとしたりします。正直自分は終始女の子が出てくる作品は苦手なので、千葉たゆり先生は大好きなのですが、その点でこちらの作品は個人的に中立とさせていただいちゃいました...すみません。。。
としくんもとしくんで、かなりみのりに対して最低なことをし続けているゲス男なので......かなり辛かったです。逃げんなよ......

当方執着攻厨なので、攻めは死ぬほど好きです。天使のように明るくて可愛い執着攻...もう後半は彼に気持ちが入っちゃっているので終始辛くて仕方なかったです......手紙のシーンは泣けました。これから逃げることをやめたとしくんがどんどん、どんどん、真っ向に向き合って、みのりを愛してやまなくなっていって欲しい.....大事にしてやってくれ本当に......

1

俊成がクズ過ぎ

いくら子供だったとはいえ、昨日まで好き好き言っていつも一緒にいた人に突然酷い態度をとられたら傷つくよ?
おまけに引越しも内緒にされて。
実がかわいそうすぎた。

何もしてないのに、大学生になっても酷い態度をとり続ける。最低だと思うんだよ。
実が執着し続ける意味が謎なんだけど?
こんなクズほっとけば?変な女に転がされときゃいいんじゃないの?

執着ものにしてはあまりに納得できる部分がなさすぎた。
似たようなのは他にもあるけど、この受けの態度はいただけない。

3

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