東京ミドル倶楽部

tokyo middle club

東京ミドル倶楽部
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神44
  • 萌×236
  • 萌9
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
13
得点
395
評価数
95
平均
4.2 / 5
神率
46.3%
著者
嶋二 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ジュネット
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
シリーズ
東京ミドル倶楽部
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784909460424

あらすじ

「ミドル倶楽部」とは、ウリ専のお店。
その名の通り、ミドルエイジを揃え、最上級の癒やしをお客様に与えるデリヘル。
片思い中の上司に似たおじさんを指名する臆病なリーマン・宇野、
好奇心から偶然指名したおじさんにハマったイケメン大学生の流一、
気の合わない同期・磯貝に指名されてしまった営業マン・久川。
はじめはビジネスライク、だけどそれから…?
オトナかわいい3カップル、3組3様の恋とセックスの深い事情。
売る男も買う男も、みんなみんな生きている!

表題作東京ミドル倶楽部

大塚(三枝大),50歳,ミドル倶楽部キャスト
宇野 晃吉,30歳,リーマン

同時収録作品目覚める細胞

潮 流一,19歳,お坊ちゃま大学生
榎本はる,41歳,ミドル倶楽部キャスト

同時収録作品目覚める細胞

潮 春一,中学~大学生
榛名 榎己,中学生~大学生

同時収録作品はじまりなんてそんなもん

磯貝淳,38歳,リーマン
久川俊文,38歳,ミドル倶楽部キャストでリーマン

その他の収録作品

  • 東京ミドル倶楽部(描き下ろし)
  • カバー下:キャラ紹介・あとがき

レビュー投稿数13

おじさまデリヘル最高かなっ♡

デリヘル【ミドル倶楽部】のウリ専オムニバス3作♡

①源氏名大塚(50)×宇野(30)
②潮(19)×源氏名榎本(41)
③磯貝(38)×源氏名文野(38)

「オッサン」と言うには3カプ目は38歳と若めですが…
世間一般ではオッサンなのかな(笑)

まぁ~なによりまずは・・・
オーナー三枝さん(大塚)が最高過ぎました。
なにあのギャップ!!!
優しい紳士かと思ったら、「荒くして」と頼まれ一気に豹変。
しかもその悪そうな顔の方が”素”っていうのがまた最高!!
駅で会った時の三枝さんホントもう最高過ぎました(涎)

3カプ目の”同僚”も最高でしたねっ♪
デリヘルサイト見てたら同僚に似てたから呼んでみたという
アホ真面目な磯貝が面白かったし、
バリタチの久川(文野)が、磯貝の巨根の餌食になるの最高(悶)

4

限定販売おじさま詰め合わせ

いや~東京ミドル倶楽部、良かった~

おじさま攻めと、おじさま受けがぎっしり。
おじさま限定販売詰め合わせセット❤️みたいな。

❰陰か日向か❱
最初の、おじさまは紳士。だけど、客の宇野は、ちょっと荒々しいおじさまを要望します。

何故か。

宇野は、おじさまに好きな上司を、重ねて思いながらデリヘルを頼んでいたんですね~
上司は、ちょっと厳しめ。
おじさまは、いきなりお尻ぱちーんなんて、宇野を乱暴に扱います❗️
宇野は、めちゃくちゃ感じちゃう。
プレイの後は、優しいおじさま。

宇野はリピーターになるんですけど。
有る時、おじさまと完全 プライベートで遭遇します。宇野は鈍感な、好きな人である上司に自宅ディナーに連れていかれるところ。

宇野、かなりしんどい!幸せ家族見たくないですよ…

おじさまは、それを察して、その場から宇野をさらってくれる。
いやあ、おじさま甘い。
デリヘルの関係を崩しちゃうほどに宇野を可愛く思うのですね~
は~良い!

❰目覚める細胞❱

次のお話のおじさまは、可愛い受けおじさま。
実は、客の流一と、おじさまには深い縁がありまして。

うーん。これは、結構切なさがありました。
流一と、おじさま。
書き下ろしでは、明るい感じの関係が見えましたし、流一もおじさまも、互いが尊重出来る良い関係になると良いのですが。

タイトルの意味が、話が進むにつれてズドンと響いてきますよ!

❰はじまりなんてそんなもん❱

いちばん、ライトな感じ。
会社の同僚が、デリヘルのウリでやって来たら~

いやいや、これは客の磯貝の策士振りの勝利かな!
普段は、タチの久川が絆されてネコになっちゃうという。
磯貝、やりおるな…というお話。

それぞれに書き下ろし後日談❤️

は~良い!
おじさま、良い!
カバー下では、それぞれのおじさまと客の年齢と、小ネタが楽しめますよ!

嶋二先生、おじさまの詰め合わせを有り難うございました!
是非とも、おじさま詰め合わせを堪能してみて欲しいです~❤️

2

キャラ、ストーリー、すべてが素晴らしい

「ミドル倶楽部」というデルヘリで働く、その名にふさわしいオジサマを主人公に描いた短編集。

嶋二作品でありながらピアスシリーズというところに驚きつつ(嶋二さんは初ピアスですよね)、ピアスから刊行された作品であること、そして主人公たちがデルヘリで働いている、というバックボーンを裏切ることのないエロ度の高さ。が、エロに振り切った作品では決してなく、そこから生まれてくる感情だったり、愛情だったり、そういった感情の機微が実に繊細な描写でもって描かれているところはさすが嶋二さんといったところか。

嶋二さんの、淡々とした絵柄で紡がれていくストーリーが大好きなのですが、今作品嶋二作品の中でも1、2位を争うくらい好きな作品になりました。

キャラも、ストーリーも秀逸。
3CP収録されていますが、どのストーリーもすごく良かった。

表題作『陰か日向か』
職場の上司に報われない恋をしている宇野くんが主人公。
既婚者で、もうすぐ子どもが生まれてくる上司。
辛い恋を忘れたくて、上司に似た面差しを持つ「ミドル倶楽部」のキャストである大塚さんを買った宇野くん。

感情に聡く、欲しい言葉をくれる大塚さんに少しずつおぼれていく宇野くんだけれどー。

BL作品の王道と言っていいでしょう。

ノンケさんに報われない恋をしている主人公。
そんな主人公を、大きな懐で包み込む攻め。

が、このストーリーはそれだけにあらず。
「大塚」という源氏名で働く彼が、とにかく魅力的。

最後に明かされる彼の秘密も非常に良かった。

『目覚める細胞』
3CPともすごく良かったですが、個人的に一番萌えたのはこの作品です。

お金持ちで、イケメンで、何不自由なく生きている大学生の潮。がしかし、彼は常に心に空虚を抱えている。そんな彼がある日見つけ、好奇心で手を出したのがオジサン専門のデルヘリ。

そこから派遣されてきたのは、亡き父と同じくらいの年齢の「はる」という男性で…。

この二人には、実はしがらみがある。
この「しがらみ」が何なのか、そこを書いてしまうと面白さ半減だと思うので書きませんが、切なかった…。

「はる」のかつての切ない恋が、潮くんによって昇華されていく過程が、実に緻密な描写で描かれています。

『はじまりなんてそんなもん』
リーマンもの。
リーマンとして働く久川は、副業として「ミドル倶楽部」で働いている。
ある日呼ばれて赴いた先で彼を待っていたのは、気に食わないと思っていた会社の同僚で…。

どちらが攻めを請け負うのかのバトルもありつつ、コミカルな作品です。

が、そのコミカルさの中に隠された攻めさんの恋心に萌えました。

デルヘリ「ミドル倶楽部」を舞台に繰り広げられる恋模様ですが、これ、スピンオフがいくらでも作れそう。ということで、スピンオフをぜひとも描いていただきたいと絶賛切望中です。

「オジサマ」を読みたくて手に取ると若干肩透かしを食う作品かもですが、とにかくストーリーが素晴らしい。文句なく、神評価です。

2

イケおじ好きにはたまらない!

凄いよかった!
ホストがみんな37歳以上の『東京ミドル倶楽部』
まさに、ナイスミドルのイケおじばかりです。
見た目がちょっと若いかなあ〜?と思うおじさんもいるのですが、ストーリーが良かった。

特に気になったのは、「目覚める細胞」
これはすごく切なかった。
この2人がこの先どうなっていくのか……続編があったら嬉しかったのに。

三者三様のカップリングですが、カバー下の描き下ろしですれ違うのがよかったです。
どの話も、読み足りないと思うくらい面白かった!

1

タイプの違うミドルCP3作品全部ヒット!

いかにもオジさんという、見た目希望の方には物足りないかもしれない絵面かもしれませんが、
ミドル倶楽部…タイトルそのままに、オヤジの売り専デリヘルが舞台の3CP。
全然違うタイプの内容なんですが、全部面白い…欲をいえばもっと見たい!
エロもせつなさもお上手な、嶋二節炸裂のピアスシリーズ短編集…全て描き下ろしあり。
個人的にオヤジ受けは好みでなく、37歳オーバーの絵面でない為かメチャクチャハマりました。

1作目は性癖ドストライク!臆病なリーマンメガネ黒髪受け宇野と、片思いの上司に似たおじさんCP。

2作目がかなり切ない内容で、1冊で読みたい良作…
好奇心から偶然指名した童顔メガネ受け榎本にハマった、イケメンお坊ちゃま大学生の流一CP。

3作目は気の合わない同期の磯貝に指名されてしまった、営業マン久川のリーマンCP…
コミカル色が強い一番男臭い作品で、二人とも38歳に見えないのが個人的に良かった。

★陰か日向か★前後編
上司に片想いするリーマン、黒髪メガネスーツ受け宇野。似ているオジサン大塚を指名、
メガネスーツの紳士で優しい感じが物足りず、部下に命令するような乱暴さをお願いすると、
メガネを外して豹変…オラオラ系の言葉責めで乱暴に抱かれ、事後は優しいオジサンに戻る大塚。
それから毎週末大塚を買って抱いて貰っている宇野、片想いの上司の話もできるようになる。

ノンケ上司との関係がかなりせつなくて、結婚している臨月の嫁と家庭を悪気なく自慢される状態。
しかも、辛さを忘れる為にオジサンに抱かれて溺れ、温もりを知ってもどうにもならない虚しさで、
どんどんしんどい状況になる宇野。
断り切れず上司の家に連れて行かれる途中、偶然見かねた大塚が助けて…。

本当に欲しかったのは愛だと気付いた宇野に、大塚の返した言葉がカッコイイ!
大塚の正体不明な感じも好きですが、イケオジっぷりにやられてしまう。
宇野も可愛さ爆裂で、大塚とのH場面がドストライクなんです…あのオラオラ感に言葉責めだけでなく、
そのあとの溺愛攻めが堪らん…この嶋二先生お得意のカップリング最高!!!
描き下ろしは大塚の秘密…実はオーナーで三枝大50歳。変わらずHになると豹変するオラオラが最高。
何より受けとのカップリングが絶妙、宇野が可愛くてもっと泣かして貰いたい!

★目覚める細胞★前中後編
せつないシリアス作品。お坊ちゃま大学生の流一、オジサンと同棲している設定でやって来るハル。
不自由のない普段の生活に虚しさを感じ、
ハルにハマり仕事を辞めて一緒に生活しようと言い出す流一。
実は流一の亡くなった父 春一とハル(榛名榎己)は、中学生から大学生まで恋仲だった…
春一と榛名の出会いから別れまでの描写がかなりせつなくて、
スキだと言われたことがなかった榛名は、二人の関係を常に不安に思いながら離れられなかった。
親の決めた春一の婚約を知り、本当に春一に愛されていた榛名が逃げた形で終わった二人。

指名された先で偶然出会った二人、春一と同じ顔で同じことを言う流一。
流一の前から消えたハルの姿を見つけた場面で終わったラスト…
描き下ろしで父との関係についてやり取りする二人、けっこう辛辣に突き放そうとするハルですが、
それでも一緒にいたいと長期戦で執着して粘る流一。
流一と春一を比べる描写にタイトルが刺さる…ハルの涙はどっち?幸せを掴みとって欲しいと願う最後。
流一の母はある意味災難ですが社長職でバリバリ働く女、人生は男だけじゃないですよね。

★はじまりなんてそんなもん★前後編
気の合わない真面目な同期の磯貝に、指名されてしまった営業マン久川。
実は久川はタチ専ですが、知らずに指名している磯貝は何とか最後までしたいとお願いし…
コミカルで久川がけっこう男臭いのがいい。
お金目的で拡張させ、指名をリピートさせる流れから、仕事絡みで磯貝の真意を知った久川が男を見せる

興味本位で始まった関係ではなく、本当は磯貝が酔った久川にキスされたことが始まりだった…
磯貝の可愛さだけでなく、ケツで抱く男系になるであろう久川の男っぷりがスキです。

3作品とも大好物、嶋二先生の描く会話やH場面が個人的に好みなんでしょうね。
特にH描写の見せ方や会話が堪らない…メガネを外す場面だけでエロ萌えでした。

評価は萌2ですが神よりです。

※シーモア:修正は白抜きです。シチュエーションや会話がどエロで萌えまくりでした。
紙本も同じ修正でした。

6

それぞれのミドルの魅力にうっとり

売る方も買う方も様々な事情をかかえていそうですが
肌を重ねている間はお互いの熱を分け合っているんですよね。
そこに情が湧いてくると会っていない時間も…。
これが片方だけなら淋しいし虚しいかもしれませんが
3カプとも幸せになれるので安心して読めました。

『陰か日向か』
行為の前後はジェントルマンだけど
リクエストを受けたとは言え言葉責めが荒々しいおじさん×
家庭持ちの上司に片想いしている真面目なリーマン。
幸せそうな上司の話を聞かされる度に苦しくなる宇野は
違う男に抱かれることで忘れようとするけれど
それはいつしか……という王道ものです。
お客の希望を叶えてわり切るのがプロ魂なのに
あまりにも宇野が可愛くて可哀想で心も抱きたくなっちゃったんでしょうね。
ゆっくり何度も優しく抱いてあげるおじさんに萌えました。

『目覚める細胞』
ツライ恋愛を胸に生きてきた榛名の現在と過去。
指名してくれる大学生はかつて愛した男の息子というお話ですが
描き下ろしで全部持っていかれてしまうのでもうなんも言えねえ。

『はじまりなんてそんなもん』
反りが合わない同僚が指名してきて更にはバリタチなのに抱かれる羽目に!?という
タイトルからして一番好みのお話でした。
こういうお互い嫌いだったのに的なのが大好きなんですよね…。
仕事では澄ましてる顔とアノ時の顔のギャップがね!!!
真面目そうな磯貝の磯貝がデカイという意外さもナイスでしたが
繋がるのは初めてなのにローション無しとは久川もなかなかチャレンジャー。
でも指で慣らされているうちに感じてしまうのがエロかったです。

そうなんです、ピアスさんだからとてもいやらしい!!
けど切なさもしっかりあるので全然エッチなだけじゃないんですよ!!
カラダから始まる恋は実はピュアだったりするのです。

個人的にジャケは、あとがきで見せて下さった縦ver.で
久川の全体がみえた方が好きだなぁ……。
磯貝のお尻もそちらの方が映える気がするんですけど。攻めだけど。
久川にはリバも諦めないで欲しいです。啼かされる真面目も好きだから!

3

どのCPもよかった

おじ様専門のデリヘルのお話というのが気になり読んでみました。

【陰か日向か】
サンプルでちらっと見たのはこのCPです。既婚者の上司に思いを寄せる宇野ですが、部下に命令するみたいに乱暴にというリクエストにしっかり応える大塚さんさすがだなと思いました。苦しい片想いから逃げるように何度も大塚さんを買って溺れていく。大塚さんとはお金でのみ成り立ってる関係だと思うと報われないことしかしてなくて苦しくなるのは仕方ないですよね。
しかし、奥さんに臨月に入るから動き回ってほしくないと言いながら部下を家に呼んでご飯作らせる上司どうなのー。奥さんは普通に受け入れてるんだとわかっていても、宇野に辛い思いさせててもわからないような鈍感男なんだなというのを感じて、本当に大塚さんと結ばれてよかった。

【目覚める細胞】
ただいまという挨拶、キス。これはどんなお話なのか全編ではよくわからなかったのですが、中編以降を読むとわかってきます。今は亡き流一のお父さんと榎本は昔身体の関係にあり、お互いに好きあっていたけど周囲の柵があって、そこから逃げ出そうという手をつかむこともできなくてそれきりになっていた想いが、今度は息子が現れて同じように自分を求めているというなんともいえぬ味わいです。でも2人には幸せになってもらいたい。

【はじまりなんてそんなもん】
こちらは買われた先に行ったら相手は本業の方の同期でした~というお話。
しかし、料金三倍に釣られてアナル許可するのはめちゃくちゃ金の亡者じゃん。
気になる相手をデリヘルの紹介一覧に見つけてしまったらそりゃあ呼びますよね。
う……社内セックス良かった(倫理的にはよくない、家帰ってヤれ)

どれも違った味わいですが素敵でした。
全体的はミドル倶楽部名乗ってるわりには見た目に差があまりなくおじさん感が薄いかもしれませんが、ストーリーとしてはよかったです。

0

いろんなおじさん

2巻が出たので再読。
デリヘル『ミドル倶楽部』を舞台にしたおじ嬢と客の3カプが登場するオムニバス。

・好きな人に未練のある控えめリーマン客宇野の要望で温厚なおじさんだったキャストの大塚がオラオラに豹変。
・親子ほどの差のあるキャストの榎本と客の潮。このふたりのとある関係性がせつない。
・指名客がまさかの会社の同僚の磯貝で、さらには抱くつもりが抱かれてしまったキャストの文野。果たしてリバるのか…?

どのお話しも2話〜3話展開ながらも丁寧なエピソード構成でしっかり読み応えがあります。

大塚はイケおじにオラがプラスされていて、榎本は少し影のある優おじで、文野はおじさんというにはまだ若いかんじ。
…と、登場するどのおじさんもお仕事柄のこともあってそこまでくたびれていないので、求めるおじさん具合(?)によってはもっとおじさん感が欲しい方もいるのかもしれません。
個人的にはちょうど良いおじさん具合で、大塚のオラSな荒ぶり方が好みでした。

では、続刊も読んでまたさらにおじさんにまみれてこようと思います。

0

描き下ろしで完結

ゲイ風俗のボーイと客のお話3カプ詰め合わせ。素朴な絵柄でエロ成分たっぷりなのはちょっと意外。特に最後の同僚カプが好きでした。
【陰か日向か】
こちらはおじさんのギャップ萌えを楽しむ話でしょうか。プレイ中の受けが相手を“おじさん”と呼ぶのがちょっと面白いです。歳の差が強調されておじさん攻めを楽しめました。
【目覚める細胞】
こちらは入り組んだ関係のお話。22歳の年の差があるはずなのに、おじさんの方が若く見えて混乱しました。ストーリーは巻末の描き下ろしでやっと一安心。琉一が過去にこだわらず(父親の元彼と付き合うってすごい…)、はるにまっすぐなのが良かったです。
【はじまりなんてそんなもん】
これすっごく好き!ストーリーはベタですが、キャラが二人ともめちゃくちゃツボで。むっつり真面目な磯貝と一見チャラけた久川の組み合わせに萌えます!ところどころに笑えるところもあってハマる~。描き下ろしラストは感動セリフっぽく何言ってんだよ…ってつっこみたくなるこのノリが最高でした!

0

もうちょっとおっさん感が欲しい

サンプルで最初のお話を読んだので、他のお話もこのくらいの年齢設定かと思ったら、予想より若かった(泣)
ただお話は、大人の恋愛という感じで面白い。

「陰か日向か」
攻めがボーイの50歳のおじさまで、これはとても良かった。
受けの30歳リーマンはノンケ上司に報われない気持ちを抱いていて、厳しい上司をイメージして「乱暴にして下さい」なんてリクエストしちゃう。言葉通りに攻めが豹変するのが可笑しいし、終わった後は紳士に戻るのもステキ。
おじさまが何度か、受けの頭をぽんぽんするシーンがあって、そのたびにキューンとした。受けもエロくて可愛かったです。

「目覚める細胞」
ボーイは受け、アラフォーおじさん。攻めが若いのでおじさんと呼ばれてるけど、見た目が全然それっぽく見えなくて残念。
お話もあまり好きじゃなかった。親子で同じ人を…っていうのがそもそも好きではなく、しかもさらりと死ネタ。まるまる1話使って受けの過去の恋愛(攻めのお父さん)をなれ初めから別れまで、エッチも何度も見せられるのはしんどい。
過去のエピソードはさらっと程度で、もっと受けがどう立ち直っていくかに焦点を当ててほしかった。
受けは確かに可哀想だったけど、攻め父にまるっきり救いがなかったのもつらい。こんなに若くして亡くなるというのも、展開的に都合よすぎる気もするし、これだけ過去にページを割くなら、普通に離婚からの再会愛でよかった気も…。

「はじまりなんてそんなもん」
これはコメディタッチで、面白かった。派遣先に出向いたら、客が仲の悪い職場の同僚。ただの冷やかしかと思いきや、ちゃんとプレイ開始。俺こいつのこと抱けるかなー、なんて思ってたら同僚は自分を抱こうとして、タチ專なのに後ろを開発されちゃう羽目にw
途中からデリヘル設定あんまり関係なくなって、オフィスラブみたいになっちゃうけど、ちゃんとお互いに愛があってよかった。
ただ、二人とも独身だし普通にかっこいいので、おじさんっぽさは感じられない。

38歳というのは若者から見れば確かにおっさんだけど、会社じゃ若手の部類だし、テーマがおっさんなら、もうちょい上の設定にして作画もそれっぽくてもよかったかなと思った。

3

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う