あと何回、一緒に食卓を囲めるのかな。

焦がれて焦がして

kogarete kogashite

焦がれて焦がして
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神87
  • 萌×273
  • 萌31
  • 中立11
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
26
得点
831
評価数
206
平均
4.1 / 5
神率
42.2%
著者
noji 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784865895537

あらすじ

生まれ育った田舎町を出て自分の店「プレール」を持った料理人の悠次(ゆうじ)。
美味しい料理と酒を出す、充実した日々…のはずが、
心の片隅にはいつも幼馴染みである総一(そういち)への片想いがくすぶっていた。
そんな想いを試すように、再会は突然訪れる。
仕事でやつれた総一に料理を振る舞うことになった悠次。
一目で溢れ出してしまう恋心に戸惑いながらも、彼はただ愛おしい人への食事を作る。
切ないのにどこかあたたかいボーイズ・ラブ、noji デビューコミックス。
表題作の他、森の中で変わった男を拾う読み切り作品を収録。

表題作焦がれて焦がして

古山 悠次(カフェバーオーナーシェフ)
常川 総一(サラリーマン)

同時収録作品ある日森の中で

森杖 健人(粘菌同好会員)
音更 モエギ(高校2年)

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数26

雰囲気がとにかく良かった

表題作が可愛かったです。同時収録の短編は苦手でした。
とはいえ、どちらも作品の雰囲気と絵柄がとても合っていて良かったです。

表題作『焦がれて、焦がして』
幼なじみの再会ストーリー。
ストーリーとしての目新しさはそれほど無く、わりと急展開ですが、お話の雰囲気が全てふんわり良い感じに包んでくれました。
受けの総一は悠次を弄んでいるようにも見えますが、上京の時点で告白されたら答えてやるつもりだったのでは無いかなと思いました。
愛の重さに差は感じますが、それを埋めるだけの度量が総一にはあるのではないかと思います。
悠次が見た総一の結婚式の夢が最悪で良かったです。

同時収録作品『ある日森の中で』
こちらは苦手な内容でした。
主人公は可愛いのですが、相手が大人なので、やることやっちゃうと流石に……!
というか、さっき知り合った人を子どもの部屋に泊めるなー! と思いました(笑)

0

世界観は好みにぴったりだけど…

地味で生活感あふれる世界観が好みにぴったりの作品でした。でもストーリーを追っていると、これはいつの話?となったりページを抜かした?となるところがあり、加えて悠次のキャラにもハマれず。表紙も気に入っていただけにとても残念でした。
初恋の幼馴染みとの再会+胃袋掴む系。総一の弱った心と胃袋に、悠次のごはんと優しさが染みていく展開にほっこりします。
基本的に悠次視点なので総一の気持ちは分からないところもありますが、キャラ的に裏表なくはっきりものを言いそうなので、悠次の抱える不安がどうにかなれば良さそうだと、ある意味安心しながら読めます。
ただ悠次はあまりに恋愛慣れしてなくて、30前で初めて誰かと付き合うの?と思わせるモノローグが多く、初恋の拗らせからこの重さは…と心配になってしまいました。ギャップゼロのキャラの印象通りではあるんだけど、それがなおさらヒヤヒヤするというか。挫折を知らない人を見る怖さに似てるかも…ただ好みの問題かも…。
総一は悠次の爆発するところも含めて受け止める覚悟のようで良かったですが、個人的な萌えでいうと、このカップルは刺さりませんでした。総一単体だと小気味よくて好きです。

0

美味しい料理に癒しの時間。

家族同士が仲良くってずっと隣に居る幼なじみ同士。 そんな幼なじみが初恋相手だと気付いたのはかなり後になってから、、、。

叔父の店を受け継ぎオーナーシェフとして、カフェバー『プレール』を切り盛りする悠次と幼なじみで疲れ切った企業戦士の総一。

一度は総一への気持ちに蓋をしたのだが、疲れ切った総一との再会をきっかけに、美味しい料理に美味しいお酒にと総一を癒しながらも自分の思いが溢れ出してきて、、、、、。

出てくる料理が美味しそう!!そりゃ、疲れ切った総一はあんだけ愛情のこもった料理を食べたら涙も流す!!そして、お店に行ってみたい!!!食べてみたい!!!

まずは胃袋をガッツリ掴まれた総一、居心地の良い空間にと、、、好きの気持ちを隠してる悠二だが、バレバレのようで、、、

互いの気持ちを確かめた時のその先へーーー。

0

なんだかんだで良かったね

攻めくんがこじらせてグルグルして可愛いですね。お隣さん幼馴染ものです。
ずっと一緒にいたかったけど、進学でわかれてしまい…。

良いお話でした。
攻めも受けも性格がよくわからなかったです。
場面も現在なのか回想なのかわかりにくくて。急に切り替わったり。
場所や時間やら、あれ?今いつ?どこ?みたいな。

受けくんが受け入れてくれて。葛藤とかドキドキとかなかったのかな?ずっと攻めの気持ちを知ってて嫌じゃなくて自然な流れなのかな?

0

凄く良かったです

2巻が出たのと試し読みで惹かれたので、こちらを購入してみました。
noji先生の作品は「先生のせんせい」が大好きなんですが、今のところ(1巻)それを超えてはないかなぁと…。

派手さは無いけどしっかりと読ませてくれるところが、noji先生らしくてとても良かったです。

悠次の諦めようとしたけど総一を諦めきれない気持ち、昔から悠次の気持ちを知っていてこのタイミングで一気に気持ちが傾いた総一の気持ちに萌えました。

一緒にいる事に無理がない、心地良いって1番大事なとこですよね。2巻はまだ未読ですが、あらすじを読んでこれからの展開にドキドキしてます。

また同時収録作の読み切り「ある日森の中で」も良かったです。思わず変形菌を検索してしまい、動画に見入ってしまいました。www
不思議な魅力のある作品でした。

0

総一が男前

2巻が発売されたので読み返し。

生まれた時から当たり前に隣にいた悠次と総一。
悠次の初恋の相手が総一で、ある日再会して二人の恋のお話が始まります。

過去のお話と現在のお話が織り交ぜられてながら話が進むのですが
現在の悠次の心の中が辛くて切ない気持ちにさせてきます。
ちゃんと最後はハッピーエンドなのですが、
そこに至るまでの流れがゆるやかで私はすごく好きでした。
ほのぼのしつつ、リアリティもあり、切なさもありと色々な雰囲気を楽しめます。


悠次がヘタレということも関係あるのか、
受けの総一がとてつもなく男前なんですよね。(心が)
悠次をまるごと包み込んでくれるって感じです。
悠次がやらかしても最終的に総一が優しいんだぁ…!
二人の関係性好きだなぁ…と思いながら読み終わりました。

2巻も楽しみです(*´▽`*)

0

受けの総一が懐深い

胃袋掴む系かつ幼なじみ系のお話ですね。
胃袋掴む系の作品は見ているこっちもお腹すいちゃいます。美味しそうな料理と美味しく食べてる表情がいいですね。
悠次がずっと片思いしていた総一。
実は結構前から気付いてたって。でも疎遠にもならずにいたって事は受け入れても良いなって思ってたって事ですよね。
悠次が攻めなんだけど、結構中身が乙女というか恋に一生懸命だからか、総一の落ち着いた感じが頼もしく感じます。ノンケなのにね。
悠次の告白、同棲のさそい、プロポーズ。どれもちょっとかっこ悪い感じだったけど、あっさりと受け入れる。それは簡単に考えてるんじゃない。ちゃんと考えて自分の中で納得済みだから、すんなりとOKしたんだろうな。
総一はかっこいいですよ。
悠次は今まで苦しんで生きてきたのかも。
でも長年の想いが実り、感情の振れ幅が大きくなったみたいですね。一喜一憂する所が微笑ましいです。
これからも総一と一緒にいると、些細なことに悩んだりくるしんだり、その分幸せや喜びも大きいと思う。2人で末永く暮らしてください。
お店の鷺さんも沼くんも魅力的でした。
次作も楽しみにしています。

1

じっくりリアリティある道のり

noji先生初読みです。
味わい深い絵がいいですね。特に筆で描いたような背景が好きです。

幼なじみが再会するという王道ストーリーですが、ゆっくりじっくりが沁みてくるお話でとてもよかったです。

悠次が作る料理を食べて泣いちゃう総一。
料理だけでなく、悠次と再会できたこと、悠次が変わらないこと、なんかもうれしかったんでしょうね。

しばらく悠次の視点で進み、子どもの頃からいかに総一が好きで一途かがわかって、うまくいきかけたところで。

総一視点に変わるところがナイスです。
総一の気持ちもわかって、悠次を受け入れる過程に共感できた。

先回りしたり、一枚上手をいく総一は照れ隠しなのと、どこか決まらない悠次のやりとりがおもしろいし、萌えます。

嫉妬から迂闊に無神経なことを言っちゃうのとかリアリティあるし。

冗談や笑いのノリがすべるのもわざとだろうなとおかしかったし。

(総一の身体 俺の料理で出来てるのか)
はエロいですね。

総一が見せる表情やセリフも時々すごく色っぽかった。

総一が告白の言葉を悠次に言わせるシーンは最高でした。

2

続きが読みたくなる

 限りなく萌2に近い萌評価です。攻め受けのバランスもあるようであんまりない感じがして、新鮮でした。一途に総一を想っていた悠次のワンコさはさほど珍しくないかもしれませんが、彼の気持ちにずっと前から気付いていて、いざ告白されたらすんなり受け入れてしまう総一には驚かされました。そこから体の関係まで、葛藤することもなかったのは、きっと彼も長年自分の中で悠次の気持ちに真剣に向き合ってきたからなんだろうなぁと。親友だからこそ急に関係性が変わるといろいろ小っ恥ずかしかったりするでしょうけれど、総一の場合は悠次のことは何でも受け入れてやるという基盤があるようで、既に安定感の感じられる2人でした。

0

洗脳より強い"胃袋掴み"

作者さんの作品を初めて読みました。
表紙から伝わってくる、ほのぼの感。
オカン飯じゃなさそうな、洒落た料理にも惹かれて購入。オカン飯も大好きですが。

幼なじみの再会ものです。
大学進学で地元を離れた総一と、つい数ヶ月前に総一が住んでる街(札幌?)にカフェバーをオープンした悠次。
やや疎遠になっていた2人が、再会を機に悠次の作った料理を食べるようになる…というお話です。
ゆっくり進む話なのかなと思っていましたが、割と早い段階で悠次の気持ちはバレます。
総一は悠次の気持ちを読むのが得意で、昔から気づいてたっぽい。

悠次目線のお話だったので、総一がすんなりOKしたのが何でかな〜って分かりにくかったのですが、総一目線になってもその部分はあっさりの描写で、はっきりとした理由みたいなのは無いのかなって感じでした。
弱ってたところに悠次に甘やかされて、胃袋掴まれちゃったのかな。
悠次と付き合って「腑に落ちた」という表現をしてるので、収まるところに収まったという感じでしょうか。

何にせよ定年後の未来まで考えられる相手が居るって幸せですよね。

短編が1話同録。
高校生のモエギが森で出会った菌の研究者、森杖と出会い、泊まるところが無い森杖を家に泊めるという始まりでした。
森杖が「ホテルはある?」なんて聞くから良からぬ想像しちゃったけど、全然違ってて笑った。
作者さんにしてやられたw
勘違いから発展していきます。
短いのであっさり読了でした。

描き下ろしは表題作の2人の旅行編でした。
テーマパークをめっちゃ楽しんでたらしい総一が見たかったな〜。

0

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