2019/04/12【第10回BLアワード2019】
BEST シリーズ 4位~5位
同じ世界のどこかに暮らしているんじゃないかと思わせてくれるような自然体の元親と夏生。ゆるやかな時の流れが心地良いです。そして互いを想い合う誠実さと、時折見せる色気に胸がギュン! 高校生から大学生へ、そして今後は社会人になった2人が描かれることも期待しています。
そうかこの感情が「キュン」
攻めの楢崎が、見た目に反してちゃんと性欲あるんだなってとこにものすごく萌えます。受けである寺島が男性が好きなことを母親は知っていて、その親子のテンポの良いやりとりも楽しいです。お互いがちゃんと好きなんだな〜っていうのが言葉や行動の端々に現れていてキュンキュンします。あと、天然(?)な楢崎が素直に寺島が好きだということを口にするのがとてもしんどいです。寺島がいないところでも口にしているので余計に。はあ〜2人とも尊すぎて何度も読んでる途中で頭抱えました。この作品で初めて市川けい先生の存在を知り、そのまま堕ちました。色んなひとに読んでほしい作品、大好きです。
匿名さん
昔は熱い想いもクールに伝えあっていた印象だったのですが、この4巻ではお互いに大好きが溢れ出まくって隠しきれてない2人に萌え悶えながら読みました。高校から大学へと環境を変え、2人の世界が広がっていく中でも、変わらず愛情を育む姿が見られて幸せでした。
笹丸さん
誰にでも無関心そうな2人がお互いだけには興味を示す。しかも初々しいです。クールな楢崎が意外と嫉妬深いのもいい!!
ゆむゆむさん
とにかく2人の大学生編が読めることが最高に幸せです!!
2人の独特の言葉の選び方や、会話の間合い、空気感がすごく好きです。
長く続いているシリーズだけれど、そんな中でも不意に2人の新しい顔を見せられるので、新鮮な驚きやキュンが常にあります。これからもず〜っと2人を見守っていきたいです。
カケテルさん
チカナツの日常が追える喜び
市川けい先生:
This series never let me down, all the characters exit with their meaning, every crisis has its hint in the former story, every crisis is reasonable, and you never made up a crisis/ conflict story line for just making a trouble to make the whole story longer. I am very grateful for all of these. The story of their college life is everything I expect it to be and everything is satisfatory beyond my expectation. Hope you can make this story beautiful as always in the future. Love you!
lupanさん
高校生だったふたりが大学生になり同棲…それだけでもうひたすら感慨深い。
20歳になり大学生活、同棲生活も板についてきた2人、学生らしくお酒飲んだりスノボ行ったり…めちゃくちゃ楽しそう!ふたりにはマンネリとか〇年目のなんちゃらは到底無縁ぽい相変わらずの仲良しっぷり…お互いがお互いを変わらない熱量で好きなのが本当に愛おしい。
4巻では栗栖ってやつがちょっかい出してきて色々起こるんだけど2人にはちょっと道端の石につまづいたくらいのハプニングみたい。そしてその栗栖とも仲良くなっちゃうのがまたこのふたりの愛おしいところ。
ちちちぃこさん
BL作品を読んでいてこんなにも「羨ましい」という感情を持ったのは初めてです。2人が永遠にお互い以外有り得ない、2人でいることが当たり前。BL作品でここまで2人の関係を確信できる安定感はなかなかないと思います。今後も素敵な2人の日常を楽しみにしています!
匿名さん
高校生から大学生になり同棲も始まって…巻数が進むごとに2人の甘々度が増していて目が離せません!そして周りの友達、家族達と2人の世界が広がりますが、それぞれが尊重し合った関係で悪者がいないしみんなの掛け合いが面白い!ローテーションポジティブな2人のこの先をずっとずっと見続けたい!!大好き!
かきゆきさん
I absolutely love how these two characters became a couple and love their relationship. They are still learning about each other and learning about themselves, which was very personal and lovely to see. I want to express respect towards the author for creating such a realistic portrayal of a high school relationship, while also making it unique and entertaining and memorable. I would love to read their story forever.
(2人がカップルになっていった過程や関係性が大好きです。彼らはまだお互いについて、そして自分自身について知っていっている途中です。私はそのようなリアルで面白く思い出深く感じる描写をする先生に敬意を表したいです。彼らのストーリを永遠に読んでいたいです。)
匿名さん
大学生になり少し大人になって、同棲を始めた2人に嬉しさいっぱいです!!!日常の出来事も会話も、「ただいま」「おかえり」の言葉でも何気ないことが彼らにとって当たり前になったと思うと、自然と顔がほころびます。4巻では縮まった心の距離を2人の「空気」から感じました。会話の内容、テンポだったり、相手を自然と気遣っていたり、考えていたり...これまで以上にお互いを信頼していること、好きだと想っていることを感じました。そして今回初めて その「大切に思う気持ち」を夏生が声に発しました。それはお互い普段から思っていたことなのかもしれませんが、夏生の「言葉(声)」として 聞くことができたことがとても嬉しくて、読んでいて自然と涙が溢れてきました。自分よりも相手のことを一番に考え思いやっていて、大切に想っていて、それがお互いに同じ気持ちで....自然と支え合っているんだと感じ、素敵で言葉の重さに胸がギュッとしました。たくさんの想いがそのシーンに詰まっていると思います。
4巻を読んで改めて、2人を応援したくて、大好きで、見守りたいと思うんだと私自身強く思いました。これからも見守り続けられたら嬉しいです。私にとって宝物の大好きな作品です...!
M!さん
男同士であることで直面する、逃げたくなるような現実に向き合いきった作品。表紙の泣き笑いの表情を見ているとこちらまで涙が溢れてしまいそうです。2人の旅は終わらないけれど、決して2人だけでは生きられない…。苦しみもがいた先に様々な「愛」に触れられるラストが待っています。
「BLはファンタジー」を覆した
同性で付き合うということ。それが世間に、それも自分たちが所属するコミュニティに周知されるということ。果たしてそれはいいことなのか、それとも。
陳腐な言い方ですが、とても考えさせられるお話でした。BLはファンタジーと言いますが、とてもリアルに寄ったストーリーだと思っています。好きな人間と一緒にいる、それだけのことが何故だめなのか?何がいけないのか?普段無意識のうちに目を逸らしていることを、まるで「見て」と目の前に持ってこられたように感じました。
これからもいろんなことにぶつかって、考えさせられることも、難しいことにだってたくさん出会うと思います。でも直人と太一なら、2人で乗り越えていけるんじゃないか。乗り越えていってほしいなあ。そんな望みを託しつつ、2人の行く末が明るいものであることを願ってやみません。
翔子さん
大学生から大人になっていくところ、ちょうど子どもと大人の間のような年代の同性同士のカップルがリアルに描かれていたと思います。周囲への理解、自分達の中での葛藤、そんな中で1番大切な人は誰なのか、これからどうやって生きていくのか、そういう部分がしっかり描かれていたところが良かったです。
匿名さん
相手のことを考えているからこそのすれ違い、周りからの目に悩んでいるときの温かい言葉…涙が溢れるシーンが多すぎます!私的ベスト泣けるシーンは3巻のミカりんの「友達同士が付き合うなんて当たり前のことじゃん」です!(多少違っているかもですが)
全人類に読んで欲しい、そして泣いて欲しいシリーズです
こまりふさん
ついに完結してしまいました。読み始めたとき高校生だった私も彼らと同じ大学生になりました。自分も大学生になってみて、この作品における彼らの大学生特有の生活雰囲気、考え方のリアリティに改めて驚きました。また、彼らを取り巻く環境があまりにもリアルで悲しくて「お互いを好きな気持ちがお互いを苦しめてしまう」という事実が読者の自分もつらくなるほど伝わってきました。また、2人だけで彼らの「今」があるわけではないというのがとても分かりやすくそれがまたラストの感動に大きく影響している作品でした。
ざっつさん
同性カップルという点にフィーチャーした今作もいよいよ最終巻。彼らは一旦の結論を出すことができました。彼らにとって生きにくい世の中。きっとこれからも理解のない言葉、好奇の目に苦しむこともあるでしょう。しかし少なくともそうじゃない人たちもいる。それは友達であったり家族であったり。勝手に私も救われました。無自覚な線引きという言葉が出てきましたが、作品としてのBLとは別に、LGBTの話題を至る所で目にする今日。BLの枠を超えて考えさせられました。
過酸化水素水さん
未来を感じさせる結末に涙
2人が幸せな結末を迎えられて本当に良かったです。何度も何度もすれ違ってきた2人が成長していって、ラストの自転車のシーンは胸がグッと熱くなり、2人ならどんな壁も乗り越えていけると確信しました。この先も喧嘩したりするんだろうけど、その度に絆を深めてずっと一緒に過ごすんだろうなと思います。何度読み返しても涙が出て余韻に浸れて、この作品に出会たことが幸せです。
よしこまさん
BLのリアルと向き合った作品、生きづらくてもきっとこの2人はずっと一緒なんだろうと確信させてくれる最終巻でした!
こなっつんさん
おげれつたなかせんせいの作品が大好き!非常喜歡おげれつたなか老師的作品! 畫風美, 故事精采迷人,本作品中段發展有時看了很揪心, 朋友變成同性戀人的相處, 以及面對家人朋友和社會大眾時的各種問題與障礙,但最後有美滿結局讓人很開心! 老師的作品日文版買來收藏,台湾版買來一看再看! 永遠支持老師!
(おげれつたなか先生の作品がすごく好きです!! 描写がきれいで、物語が魅力的で、作品の発展の仕方ががとても心地良いです。同性の恋人になることで、様々な問題や障害に直面しますが、最後はとても幸せなハッピーエンドです! おげれつ先生の作品は日本語版を購入した後に台湾版も読んでいます!いつも先生を応援しています!)
dolphin01さん
まだ、二人の前に障害は現れるのかも、だけど乗り越えて行ける。そう思えるお話でした。
六弁紅梅さん