BLアワード2018|ちるちる

BLアワード2018|ちるちる

ついに今年もランキング決定!!
商業BLの祭典BLアワード2018!!

BEST コミック 3位

誰かと一緒に食べると、こんなに美味しいんだ

「僕らの食卓」

ポイント:
2080pt
著  者:
三田織
出 版 社 :
幻冬舎コミックス
シリーズ:
バーズコミックス ルチルコレクション
発 売 日 :
2017/1/24

過去のトラウマやひとりでいることの寂しさ、そして食を通じて知る人のあたたかさを、時に可愛らしさを織り交ぜながらとても綺麗に描いている一冊。この人達を失ったら立ち直れないと思い悩むほどに大切な人が出来たことが、何よりも幸せなことなんだと思います。

ユーザーの声を紹介

本当の家族よりアットホームな関係

「食」を通して距離がゆっくりと縮まるほのぼのラブストーリーでした。カップルというより、家族のような安心感があり、心が暖かくなりました。豊の過去のシーンをあえてあの絵にしたことで、子供ならではの苦しみが凄く伝わりました。これからもずっと幸せに暮らして欲しいですね!
まったりんごさん

三田織先生特有のふんわり優しい絵柄と作風に心を掴まれました。今までいくらかBL作品を読んだ中で、こんなに心にじんわりあたたかいものが広がる感覚になったのは初めてでした。豊の過去も含め、穣と2人で乗り越えていくストーリーは何度読み返しても泣けます。穣がこの家庭に生まれたのが良くわかるなあ、とも思います。少しずつ惹かれあっていく描写は美しく、それでいて切なくて幸せな気持ちにさせてくれます。普段BLを読まないけれど、興味があるという人の入口にしたい作品です。
匿名さん

読んでいて、ホロリと涙が出てしまいました。
育つ過程で家族や周りから言われた心無い言葉がずっと引っかかっている人は、男女ともにいるとおもいます。
そんな苦しい記憶から開放されて幸せになる二人のお話が尊いです。
エロが無くても心に残る作品だったので、これを推します。でも、この二人のエロが見たいです(笑)
ryui80さん

BLという枠を超えて、1人の寂しさから家族の温かさまでとても綺麗に描かれている、胸キュンする作品でした。
出汁巻きさん

あたたかな愛に包まれていて胸がほっこり

暖かくて、可愛くて、美味しそうで、愛おしいけど悲しくて、切なくて、とても胸がいっぱいになったお話でした。
匿名さん

素敵な日常系BLです。「食べること」は「生きること」だと個人的にずっと思っていることです。その「食べること」が辛い思いと繋がっているのはとても悲しいことだと思いました。でも、新たな出会いより辛い思いが楽しい思いに変わり笑顔で過ごせるようになって本当に良かったです。 えにし
えにしさん

何回も読み返している作品です。落ち込んだときに読んだりして、優しい気持ちになれます。種くんは本当に可愛くて物語も素敵でほっこりします。豊と穰のカップルもピュアで好きです。この本を読んで土鍋でご飯を炊いてみました。すごく美味しくて感動しました。
yuzumikanさん

確かに大好きで大切に本棚にしまっている本は沢山あるのですが、唯一を決めなければいけないのでしたら、この本以外ないでしょう。本当に、読んだ後 こんなに心が満足するなんて、BL関係なくなかなか存在しないのではないでしょうか?タネくんに癒され、笑い泣きしながら読んで幸せな思いにひたりました。
ぼんごちゃんさん

A heart-warming and sweet story. It make me want to eat every meal together with them.

(とても心温まるやさしい物語。彼らといっしょに食卓に座ってご飯食べたい)
Luvmomoさん

気分が落ち込んでいる時にふとこの作品を読むと、暖かく元気な気持ちになり今日もがんばろうって思えるようになりました。そして優しさと思いやりを忘れずにと気付かされます。
どんな形であれおいしいご飯を一緒に食べることが出来る存在って、本当にかけがえのないものだと思います。
どうかいつまでも3人でお幸せに、と願うばかりです。
kionoさん

養子として裕福な親戚の家に入った主人公が受けた心の傷がいえるお話で、やっぱり激しさはありませんが、いつの間にか心がほっこりと温かくなるようなお話で、お気に入りの一冊になっています。また二人の気持ちの高まりに時々水を差す種ちゃんの存在が可愛かった(笑)彼の初恋は今もまだ継続中の様子が垣間見れてまたまた嬉しくなりました。
haruちゃんさん

とにかく弟くんがかわいい!いい味出してます

悲しい過去を背負った2人が出会い、癒されていく再生物語。おにぎりが無性に食べたくなる。ちみっこ種君も可愛い!欄外のカットののおにぎりかぶり付き絵最高。ちみっこだけで豊と穣のたどたどしい恋愛もかわゆかった。丸眼鏡の似顔絵を顔に当て、子供時代の話を語る豊には思わず涙が出ました。キス止まりでエロはないけれど温かな読了感に繰り返し読みたくなる。
mumchanさん

一緒に食卓を囲むという行為を通して、互いに成長していく男の子たちの物語。男同士という戸惑いや、折角出来た大切な人を失いたくないと悩む豊に、穣の父親がかけた言葉が心に突き刺さりました。豊の過去を種くんが描いたイラストで絵本風に描いたことで、悲しい過去ですが全体が重たくなり過ぎずに、穏やかで優しい作品に仕上がっていると思います。ただ癒されるだけではなく、人生の大切なことを教えてくれる素敵な作品だと思います。
nil☆さん

三田織さんの作品は間違いなく良いと確信して手に取りましたが、その期待をさらに超える物語でした。今でも何度も読み返しています。
稔と豊が惹かれていく過程が丁寧に描かれていてラストスパートは毎回泣いちゃいます。そしてお互いに悩みを抱える稔と豊だけど、種くんの存在でいつだって明るく可愛く幸せに包まれているのがたまりません!!描き下ろしの彼らの10数年後もムフフフ///で未だに続編を願う作品です!
笹丸さん